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人の話しを聞くことで、売上アップ

クリーニング経営コンサルタント中西正人(佐和子さんの聞く力)
定期的に観ているテレビ番組のひとつ
「サワコの朝」
阿川佐和子さんが、毎回ゲストと対談する30分番組。
大好きな女性タレントさんです。

大阪では、土曜日の朝から放送されています。

阿川さんには、インタビューのとき、大切にしていることがあるそうです。
「誠意を持って、面白がって、相手の話しを聞くこと」

昔、阿川さんが、
作家の城山三郎さんをインタビューしたとき、
城山さんがニコニコしながら、
「阿川さんの父と娘の関係はどうなんですか?」
「阿川さんも大変なのですね」という逆質問から始まって、
「どうして?」
「あなたは?」
「それで?」
「面白いねー」という反応に、聞き手であったはずの阿川さんが、
つい、自分のことを話し続けてしまった・・・という経験から学んだことなんだそうです。

自分が話すことは、最低限に。
相手を「受け入れる」姿勢を大切に。。

ビジネスの世界でも、まったく同じです。
スタッフさんとのコミュニケーションや、営業の場面でも。

「聞く力」という阿川さんの書籍は、
このへんのことを含め、うまくまとまっている本です。

とても参考になりますよ。


苦痛を苦痛し、喜悦を喜悦す

クリーニング経営コンサルタント中西正人(冬の仕事)
出張にて・・・新幹線で、雪国を通過中。

毎年、寒い時期になると、思い出す言葉があります。

「苦痛を苦痛し、喜悦を喜悦す」「苦楽超然。」
1900年代前半、日本で確立した精神療法「森田療法」の創始者・森田正馬・東京慈恵会医科大学名誉教授の言葉です。

若い頃「鬱・うつ」の治療を受けたことのあるご支援先の社長さん
(今、とても素晴らしい会社経営者となっておられます)に、
7~8年前に、教えてもらいました。

「苦しいときは、ただその苦しさを感じ、嬉しいときは、ただ嬉しさを感じる」
その状態の「あるがまま」を、受け入れることで、
神経症を治してゆく、というのが「森田療法」の真髄だそうです。

社長の話によれば、
森田療法は、WHOが幾度か見学に訪れたことのある特色のある治療法で
「薬を使わない」ことが特長なのだそうです
京都の東福寺の近くにある三聖病院で、それを実践していて、
一般に開放されている講座もあると、聞いたので、
当時、私は、早速、行ってみました。
すると、そこは独特の空間でした。
古い小学校の木造校舎のような建物の中庭に、草木が生い茂り、池があり、
そこに泳ぐ金魚を、患者さんらしき人が、じーっと動かず眺めている・・・。
「しゃべる人は、治りません」という手書きの貼り紙・・・。

まるで、禅の講釈のような内容を聴きましたが、
内容は、ほとんど理解できず。。。

うーん、つまるところ、
「嬉しいときに、嬉しさにひたるように、
苦しいときには、苦しさにひたればいいんだろうなー」と、
神経症と無縁な私は、
そんなお気楽な解釈で、実際の生活に取り入れることにしています。

寒いのは、大の苦手。。。
「寒いの、嫌だー、あー、寒い、寒い!!」と、やりたいところを、
「寒冷を、寒冷す・・・。寒冷を、寒冷す・・・
ただ、寒さがここにあるだけなんだ。。。
冬らしくていいもんだ、この寒さは、夏じゃ味わえないよな。
やっぱり冬は、こうじゃなきゃな~」
自分ができる防寒対策をやったあとは、こう思っています。

 
さて、もうすぐ
「花粉症を花粉症し、花見を花見する」季節がやってきます。

花粉症は、進化した人間の証なんだぞー!


チラシ、出店、リニューアル、求人・・・・

クリーニング経営コンサルタント中西正人(チラシ添削、リニューアル)
昨日は、事務所にて・・・
・春のチラシ・販促ツールの校正、4件
・既存店リニューアルの図面校正、2件
・新店の看板&店内図面校正、1件
・新価格体系のチェック、1件
・求人広告のラフ提案、1件
・スタッフ向け会議内容のチェック、1件
その他、各種メール返信10件くらいに、
当社の業務、数件。。。

ヒュー♪♪♪しびれます!

しっかり儲かっていただくために、
脳ミソがぐちゃぐちゃになるくらい考えて、本気かつ真剣に、アドバイスします!

  
全ての提案やアドバイスについて、
「自分の店・会社のつもり」です。

その店舗、その広告、その出店判断、その言葉、、
自分が経営者として、お金を出して、実行するつもりで、コンサルタントやってます。


感性って、たとえばこんなこと。

あるスタッフさんが、こんなことを話してくれました。

「私は、クリーニングの受付が忙しくなってくると、
イライラしていたのです。
顔や態度にも、明らかに出ていたと思います。

あるとき、飲食店に行きました。オーダーバイキングのお店でした。
大繁盛していて、店員さんは、てんてこ舞いの状態でしたが、
ニコッと、とても穏やかな表情と動きで、お客様対応していました。

私はそれを見て、忙しいときの自分の接客を、とても反省しました。
“私の接客対応と、全然違う。この店員さんを見習おう!”と思いました」

 
もし100人が、同じ経験をしたとして、
このように感じることができる人は、何人くらいいるでしょうか?

ただ、ご飯を食べることだけしか考えず、
なーんにも、感じない人もいれば、
「この店員さん、素晴らしいな」と、感じたとしても、
自分の仕事に、とり入りいれるところまでは、至らない人もいます。
店員さんの仕事と、自分の仕事を、結びつけることができる感性レベルにあっても
「仕事内容が違うから」など、
何かの「条件付け」をして、自分の可能性を、自分で閉ざしてしまう人もいます。

前述のブログで言うところの
思想とか哲学とかが、その人の人生を決定づける・・・ということは、
きっとこんなことなんだろう、と思います。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(夜の仕事場所)
夜のカフェで、仕事しながら・・・ふと感じたことです。


技術、、その先にあるもの

清原選手の覚せい剤事件。
野球ファンとしては、とてもショッキングです。

でも、一方で「やっぱりな・・」という感覚があることも事実。
周りを威嚇するような容姿や言動、肉体の改造・・・。
「ちょっと違うな~」なんて、感じていました。

「野球中継は、解説者で選ぶ」という私が好きな解説者のひとり、
野村克也さんが雑誌に書いていた内容が、とても勉強になります。

以下、雑誌からの抜粋メモより。

↓↓↓
若いころの清原から、何か物足りないものを感じていた。
清原のプレーから、状況判断をしているとか、
頭を使っているとかが、全く伝わってこなかったからだ。

清原は、野球に対する思想、哲学が何もない、天性だけでやっている。
野球の指導はコーチの役割。
監督の仕事で大切なことは、人間教育、社会教育。

野球は、技術力には限界がある。
その先は頭で考える。そこからが、プロの世界。

技術の先には、頭脳と感性が必要。
しかし、清原は若いころに、それを教育されていないから、考えない、感じない。
「人間の最大の悪は、鈍感である」の言葉の通り。

覚醒剤は悪いと知りながら、手を出すのは鈍感以前の問題。
若いときの教育が欠落している。

清原は、天才だから、こうなった。
苦しまない、考えない、センスだけでやってきた。
野球哲学・思想を、きちっと考えるということをしてこなかったのではないか。
せっかくの良い素材が、
周りに恵まれなかったということではないか。
↑↑↑

この視点は、スタッフ育成にも通じるものがありますね。

自分が、そうならないよう、
周りが、そうならないよう、勉強しなければなりません。





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