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一人前のコンサルタントになりたければ、24時間、働くべし。

前職の船井総研に入社したころ
幹部、先輩が、言ってたことです。

土曜日、働くのは当たり前。
日曜も、寝るときも、遊んでいても、24時間、仕事から頭を切ってはいけない。

「コンサルタントは、百戦錬磨の経営者に対して、
実務支援をして、経営者がやってきた以上の数字成果を出さなければならない仕事」

「経営者が、これまで、その会社のために捧げてきた時間、
勉強してきた以上の時間を費やして、追いつくしかないやろ!
オマエに、実力がないから、そうするしかないわな」

22歳の自分の中に、
ストーーンと腑に落ちて、納得した言葉でした。

そりゃ、そうだろな。

経営者が10年間、週に6日、1日8時間、仕事してきたとしたら、24960時間を費やしている。
ここに追いつくためには、24時間・365日、仕事をしたとして、3年かかる。

でも、本当に、
先輩から依頼された仕事だけを、
相手のお客様が見えない状態で、ひたすらこなし、
プライベートの約束すらできない状態・・・ってのは、辛いもんでした。

「日曜日は、予定があります」なんて、言えない。
友達が集まる・・・と聞いても、絶対に行けない。合コンも無理。。

入社してから3年間(自分で開拓したクライアント先が10社くらいになるまで)は、
ありえないくらいの仕事量を、先輩から仰せつかり、
家に帰れず、会社に泊まり込み・・なんて、しょっちゅうでした。

「マイ寝袋」は、いつでも机の下に準備していました。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(事務所にて・・・ライフガード)
少しだけ、忙しい日が続きますが、
青春の味・ライフガードを飲んで、頑張ります!
あの頃の時間的、精神的な大変さと比べれば、今の忙しさは、パラダイス♪♪

・・・しかし、ライフガードは、
相変わらず凄い色、していますねー、
健康志向のご時世に、ブレないこの姿勢がいいなー!


クリーニング店経営者は、この時期、一番忙しくしていなきゃ!

コンサルティングが忙しくなると、
「何を食べた・・」という内容が、多くなるこのブログ。。

繁忙期前のこの時期。
コンサルタントは、1月~2月が、最も忙しいのです。

ということは・・・
儲かっているクリーニング店の経営者は、
この時期、とても忙しい・・・。ってことです。
品物の量が少ないから・・・・・と、遊んでいては、ダメなんです。

繁忙期は「体は自由だ」という経営者のほうが、儲かっている。
そうゆう会社にしないと、儲からない。

その代り、ヒマな時期、誰より忙しく「仕掛け」る仕事していないとダメ。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(立体感)
刺身は「mm単位の厚み」に、繁盛のポイントがあります。
それに、商品を提供する時の「立体感」が、とても大事です。
普通じゃないものを作ってこそ、一番商品ですね。


地球や世界のことをマクロに感じる

最終日、ようやく行くことができました。
大英博物館展。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(神戸市美術館)
本当は、イギリスで観たいなー。

数万年も前からの人類が、残している足跡を、
間近で体感することができると、不思議な気持ちになります。

ここ数百年で起こっていることは、
人類の歴史のなかで見れば、極めて異例であること。
考えられないほどの急激な変化が、産業革命以降の100年間で、
爆発的に起こっている・・・ということ。

直感ですが・・・少しくらい進歩を止めても、
地球全体で調和を図る方向に向かわなければ、
とんでもないことになる気がします。

私のような「クライアントの売上アップと繁栄」にしか興味のない、
極めて俗世的な男にも、そうゆうことが五感で伝わりました。

もうひとつ。
展示物のうち、特に紀元前=1000年以上前のものの半分くらいは、
死者を弔うときに、使われていたものが多いのです。
紀元前(といっても、人類史上からすれば、最近です)までは、
いわゆる副葬品が、とても価値あるものなのです。

死者を弔うこと、死への恐怖と考え方が、
とても重要な意味を持っていたことにも気づきます。

最近、日本では「直葬」という、
「棺に入れて、火葬場で焼くだけ」という送り方が、増えています。
今、約20~30%程度が、そのように死者を葬っているのです。

これも、ちょっと異常な文化になってきているのでしょうね。
マズイ・・・。良くない・・・。

 
ちなみに・・
世の中が、縄文時代に戻ったとしたら、、、
結構、生きてゆける自信は、あります。(笑)
根拠はありませんが。
狩猟とか、部族間抗争とか、
飢えと寒さをしのぐ知恵とか・・・そうゆうの、たぶん得意!

頭のどっかで、
(そうゆう時代に、戻っても全然、俺、オッケーよ~。)
なんて、自分もいるんだと思います。


残心(ざんしん)

先日の「ボクシング談義」にからめて、
少しノウハウ的な話もしておきましょう!

「勝っても、ガッツポーズをしないこと」について。

日本には「残心・ざんしん」という言葉があります。
武道や芸にある言葉で、
事が終わってからも、注意を怠らない状態のことを言います。

剣道、柔道、弓道、空手では、
技が決まった後も、身構え・気構えを、すぐには解きません。
相手に対する感謝や尊敬を示し、奢らない・・・という精神性。
戦った相手が、また反撃してくるかもしれないので、気を抜かないということにも、由来しているそうです。

茶道には「出迎え3歩、見送り7歩」という言葉があります。
出迎えるときよりも、見送るときを大切にしよう・・という気配りです。

客人を見送る際は、角を曲がって見えなくなるまで、目を切らない。
襖や障子は、音を立てず、そっと閉める。
帰ったからといって、ぺちゃくちゃ話さない。
さっさと、茶道具を片付けてしまわない。
一人になってからも、帰っていった客人のことを、そっと思い出す・・・。という行為が、
「余韻の美しさ」だと言うのです。

私は、接客の場合も同じように、考えています。

「いらっしゃいませ!」
「ありがとうございました!」を、
大声張り上げて、研修したり、実践したりすることも、ひとつの方法なのでしょうが・・・。

日本古来の「残心」を大切にする所作を、現場に植え付けることのほうが、
永続的かつ安定的に、
売上を作ることができる「接客力」が会社の文化として育つもの、と信じています。

ですから、クリーニング店様にも、
そこに重点を置いた接客ノウハウをお伝えしています。

 
中学生ながら、
浜田剛史さんのボクシングに、
武道の「残心」を感じていたのだと思います。


恭賀新年 2016年 取り組むべきこと

クリーニング経営コンサルタント中西正人(年始の挨拶)
新年、あけまして、おめでとうございます。

今年は、クリーニング業界にとっては、
2017年4月からの「消費税10%時代への準備イヤー」であり、
「人材確保難の年」となります。

消費税が5%から8%となってから、今日まで売上を落としているのは、
「近所で、安い」という理由だけで、使われていたお店です。

逆に、消費増税対策のリニューアルを実施してきた店舗。
増税(=お客様が払う税込クリーニング代金が高くなる)までに
「料金=総支払い金額が高くなっても、お客様が集まる店を作る」
「高い価格にも耐えうる店を作る」という視点で
その会社のテイストや競合状況に応じた
リニューアルをしていただいた店舗の売上数値が好調です。

消費税8%が10%となり、
もう一段階、ふるいにかけられることになることは、確実です。
再来年の春以降に向けて、動き出しは、今年から。

 
人材不足の状況は、まだ継続するものと思われますので、
採用・育成・定着の一体となった仕組みづくりが、急務です。
・シフトが埋まらないので、定休日を作る。営業時間を短くする。
・幹部社員がシフトに入り、本来やるべき仕事ができない。
・勤務時間に、しわ寄せが来るスタッフのモチベーション低下、離職。
・人を入れても、すぐに辞めてしまう。
・採用広告を出しても、応募が来ない。
・新規店舗があるのに、スタッフがいないので、オープンできない。。。
このような「根本的課題」を解決するためには、
「当たる採用広告」を作るだけでは、焼け石に水です。

下記の2つのことに、取り組む必要があります。
1「収益性の高い会社を作ること」
・・・売上・利益を上げて、“時給の土俵”に乗る。「最低賃金クラス」では、人は集まらない。
2「組織&人事・教育制度の再構築」
 ・・・新人~幹部のやるべき事の明文化

上記の「根本的問題」を、「収益性の良さ」により、
アタマ数だけは揃えることができている、
大手チェーンの店舗には「質の悪いスタッフ」が、並ぶようになってきています。

2番目の「組織・人事・教育」=人財力が、ライバルとの差を生み出し、
それが、売上につながりやすい時代となってきています。

いつの時代も、
変動期(=大変な時代)は、
逆転のチャンスです。





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