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将棋の打ち手「悪手」「良手」

将棋の世界では、
「打ち手」について、呼び名がつけられている。

【悪手】(あくしゅ)。
一発で、形勢逆転。
自らを不利に落としてしまう一手。
その場面で打つべきでない、まずい手。

対義語は、
【良手】(りょうしゅ)
なかでも、
一気に相手を追い込み、自分を優勢にする手を【最善手】という。

・・・・
値下げするか、値上げするか。
この相手に、払うべきか、払うべきでないか。
雇用するか、しないか。
攻めるか、守るか。
投入のタイミング、内容。
出店の場所、内容。
発言、メール文章。
・・・・
「自分がこう出れば、相手はこう考え、こうする確率が高い」
「それに対して、自分がこうする」
「すると相手は、こうするか、こうするか、あるいは、こうする」
「その3つの可能性に対して、自分はこう準備しておく」

プロ棋士の場合は、
局面によって、数十手先まで、読んでいるという。

私たちの、仕事やプライベート。つまりは、普段の生活で起きている時間、
すべての自分の言葉と行動は、
その都度「一手」である。
自分の言動に対して「3手先」くらいまでは、読むようにしておきたい。

相手の気持ちと出方を考えず、その場で自分のやりたい言動を行うと、
=「悪手」となる確率が高い。
相手の気持ちと出方を考え、中長期的視点で、自分のやりたいようにやる方向となる言動を行うと、
=「良手」となる確率が高い。

が、しかし、
わかっていても「悪手」を打つことがある。
だって、にんげんだもの。

少なくとも仕事上は、将棋のような人生を。


50歳の身体にとって、間違いなく<悪手>であろう、
天下一品の新発売「こってりMAX」

<悪手>加減を、最低限にとどめるため、
数週間前から、この日に照準をあわせ、
「一手」ごと、逆算しながら、食事を調整してきました。

見た目は、普通だけど。
(⇒「注文、間違えてるんじゃないか!」とのクレーム予防のため、専用の器にしてるんですね)

持ち上げた麺に、
スープが、うまくからまないほどの「固形」ぶり。
「細麺」を選ぶほうが良いかもしれません!


羽生と藤井

30代が限界。と言われる棋士の世界。
52歳となった羽生善治が、今年、王将戦で藤井颯太と対戦した。

羽生は、
2021年、低迷。
2022年から、復活。
低迷後「AI将棋」の勉強を本格的に始めて、復活の糸口をつかんだ。という。

王将戦の結果は、2勝4敗。藤井の勝利。

藤井は、幼いころから、AI将棋に学び、強くなる。
「AI将棋の申し子」とも、言える。
勝負は「角」を重視する定型の戦法を、毎回、用いる。

羽生は、遊び心とゆらぎ。を大切にする。
その日ごと、色んな戦法で、勝負を挑む。

その羽生は、1996年の時点で、
将棋名鑑の質問項目に「2015年には、AIがプロ棋士に勝つ時代が来る」と答えていた。
将棋ゲームのCPUモードが、全然、弱かったころ。
青春時代の私も「信長の野望」や「ファミリースタジアム」で、
CPUモード相手に、楽勝で勝てていた時代があった。

戦法に、ロマン・憧れ・好感の持てるのは、羽生である。
しかし、最強であるために、
AIを学習ツールとして、包み込んで活用する、
藤井が「強さを手に入れた過程」に、学ばなければならない。


さあ、夏がやってきました!
水鉄砲勝負は、AIで戦えるか?
遊び心とゆらぎとアイデア勝負か?


「経営者・商売人」と「サラリーマン・公務員」の違いについて

商売人は、仕事が増えると、嬉しい。
サラリーマンや公務員は、仕事が増えると、困る。(という人が多い)

商売人は、仕事を作り出し、産み出し、仕事する。
サラリーマンや公務員は、仕事を与えられて、こなすことが仕事。と思っている。

だから、仕事へのスタンスが、根本的に違う。

 
経営者は、給料は「払う」もの。
サラリーマンや公務員は、給料は「もらう」もの。

お給料へのスタンスも、根本的に違う。

以上、わかりやすく、まとめてみました。

 
では、どうすれば、
私のようなサラリーマンの息子。かつ、自分もサラリーマンである人間が、
経営者のマインドに近づけるのか?

そんなことまで、会社も先輩も、教えてくれない。

まず、自分には、
元々その素養が備わっていないことに、気づき、理解し、
学んで、訓練しようとしなければならない。

サラリーマンであっても、
・仕事が増えると、嬉しく思う。
・仕事とは、売上・利益を創造することである。
・自分が、会社に売上を与えること。
・身銭を切って、仕事や会社、人に払うことを、厭わない。
・理想的な経営者マインドを持った人の思考や行動をマークし、モノマネする。

私も「真に」頭と身体が一致して、
「経営者マインド」に変わってゆくのに、入社後5年以上はかかった。

サラリーマン&公務員であっても、
日本の平均年収以上の給料がもらえる「幹部」「リーダー」となるには
こうゆう「経営者マインド」を持つことは、必須条件である。
なぜなら、まだ資本主義社会であるから。

 
船井総研・所属のサラリーマン・コンサルタント時代
(※給与形式は「サラリー」でも、マインドは“自分が会社を養ってゆく”と思っていたけど・・・)
我が子については「サラリーマンDNA」を植え付けてしまわないように
つまりは、将来の苦労がないように、
下記の「環境」を与えるよう、自分の行動に気をつけてきた。

1)家の中でも、休日でも、楽しそうに、仕事している姿を見せる。
2)嬉々として、仕事に出かける。※「行かなきゃ・・」とか言わない。
3)もちろん、会社、仕事、仲間への不平不満、マイナス発言は、一切、言わない。
4)仕事の現場に、機会があれば、一緒に行く。
5)遊びに行くときも、繁盛店をからませる。面白い店舗、陳列を見ると、写真を撮る。

私の父親は、1)~4)については、できているサラリーマンであった。
良き「環境」であったことに、感謝である。

写真は。。全然、関係ないです。
カフェで見つけた、気になる謎の人形


コンサルタントに不可欠なDNA=経営者マインド

大学を卒業して、就職した(株)船井総合研究所。
大阪・梅田の繁華街の外れにある、
この茶色ビルの7階と8階がフロアでした。

正面には、ちゃんとした出入口があるけど、定時の開閉。
だから、正面出入口を使うのは、ランチのときだけ。
夜遅くまで仕事して、
泊まり込みが、週に2日程度あるので、
この裏側が、コンサルタントの卵の若者達にとっての「メイン出入口」でした。

船井総研には、こんな定説?があり、
新入社員の私に、先輩が教えてくれました。

【船井総研では、経営者や商売人の子供でないと、使い物にならない】
【サラリーマンの子供で、大成したコンサルタントは、いない】

現に、古くから船井総研と取引のある会社の社長さんからは、こんなことも言われた。
「中西君は、どこの会社のご子息なの?」
「えー!?中西君、商売人の息子じゃないの?それなのにフナイさんに入社したの??」
「あー、それは・・・・、大変だねー、苦労するね~・・・・」
※それほどの激務であり、フナイで、耐えられず、モノにもならなかったとき、
 帰る実家があれば(経営修行をさせてもらったと思えば)
 その数年間は無駄にならない。という意味が、ここには含まれている。

 
私は、サラリーマンの息子である。

この「定説」に対して、反発していました。
「アホ、ボケ!なにゆうとるねん、ジジイ!」
「そんなもん、今までの小者どもの話やろ、俺は、違うんや。」
「てか、今頃、そんなこと言うな。じゃあ、そもそも、俺を採用したヤツが悪いやろ!」
「ふん、俺に、経営者の子供以上の才能を見出だしたから、採ったんやろーが」

世間知らずで生意気盛り、
そして、弱いからよく吠える22歳は、そう抗っていた。
で、「まあまあ」って、なだめてくれる、良き同期がいた・笑

「どうして、サラリーマンの息子ではダメなんですか?」と、先輩に質問する。

レベルの低い人たちは、こう答える。<前例&他人依存権威主義>
「前から、そう言われてるから」
「役員の●●さんが、そう言ってました」

ちょっとコマシな人物は、こう言ってくる。<現象論>
「一線で活躍している、○○さんも、○○さんも、経営者の子供でしょ?」
「あー、○○さんは、例外かー。でも、この先、どうなるかわからないし・・・」
中西「××さんは、ご実家が有名な老舗ですけど、ピンボケで、サボり魔ですよー」笑<反例>

それなり腕の立つコンサルタントは、こう答えていた。<原因論>
「コンサルタントは、経営者が相手だから、
 経営者の気持ちがわかる人でないとダメ、
 サラリーマンの子供には、経営者の気持ちがわからない」
「両親が一生懸命、働く姿を見て育った商売人の子供は、やっぱり違う」

つまりは「経営者マインド」が、備わっているかどうかが問題だ、と言う。
確かに、そうかもしれない。
が、この程度の答えまで。

現象・原因を、理論的・体系的・原理的な裏付けを用いて
前回のブログ「DNA」「環境」のように、
説明してくれる(私のような)先輩がいたなら、きっと納得できただろう。
私は、もっと早めに「経営者マインド」を、持つことができたかもしれない。

(つづく)


受け継がれる血脈。ヒトの一生は、DNAと環境と自らの努力

競馬をすると「血統」にも、視野が広がる。

スピードがある馬の子供は、やはり、スピードがある。
スタミナがある馬の子供は、やはり、スタミナがある。
病気や怪我に強い、弱い。も、受け継がれるし、
馬体のサイズや毛色も、受け継がれる。
時々、例外も出てくる。これがまた、面白い。

父系の血統を重視する理論が、サイアーライン(メールライン)
・父
・父の父(=父方の祖父)
・母の父(=母方の祖父)の特性が、確実に引き継がれる。

一方、母系を重視する理論もある。
ファミリーライン(メアーライン)という。
仔馬段階で「走りそうな馬」を買うときは、ここを見るほうが、確実だと言う。

ヒトの一生は、
「DNA」と「環境」と「自分の努力」によって、決まる。
3つの割合は、当然「自分の努力」の量により、変動する。
努力しなければ「DNA」と「環境」に支配される。
その努力すら「DNA」と「環境」に支配されている。という論もある。

血統とは「DNA」である。
ヒトの場合も、
身長、骨格、顔つき、肌の色、、様々な影響を受ける。

自分の父、母が、
どんな人柄で、どんな特徴を持ち、何を生業としていたのか?
さらにその父母も、かなり大事である、
つまり両方の祖父母は、どうであったか?さらにその先は??

ヒトの場合も、
馬と同じく、確実に、影響を受けていることがわかる。

色んなヒトに、ヒアリングした結果、これは、ほぼ当たっている。

そのDNAを、ちゃんと理解し、
大切にして、生きてゆくと、成功する。
自分の代でかなわなくとも、
その先の代が成功する素の「血筋」を、今、作っている。と考えることもできる。

・・・・
先日、
クライアント先・出店の交渉相手となった、某スーパーのテナント開発部門の女性。
「本当は開発じゃなくて、鮮魚売場が希望なんです」とのこと。
中西「珍しいですね~、開発のほうが人気ありそうなのに」
女性「魚とかさばいて、お客様にお渡ししたくて、スーパーに入社しました」
中西「もしかして・・・お父さんや、お爺さんに、それ関係の人がいますか?」
女性「そう言えば・・父方の祖父が北海道のホッケ漁師でした!」

ほら、やっぱり。。
また、この原則、当てはまったな・笑

・・・・
昔、付き合ってた女の子。。
おじいちゃんが、刑務所の看守。
そう言えば、監視力がパンパなく凄かった・笑

 
前も書きましたが、
経営者のご子息は、血統に裏打ちされた「良血馬」である。
商売のセンス、肝っ玉。
ものづくりへの造詣。人をまとめる力。進取の気性。
こうゆうことを知り、
自分の努力の幅を広げ、才能を開花させてもらいたい。





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