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堕落の始まり、誰と組むか?

ボクシングつながりで・・・
先日「マイク・タイソン」の栄光と没落をテーマにした特集番組が、放送されていました。
テレビを観ながら、書いたメモをご紹介。

マイク・タイソン
スラム街で育ち、51回の逮捕歴。
少年院の更生プログラムでボクシングと出会い、
教師から紹介されたジムで、名トレーナー「カス・ダマト」の教えを受ける。

カス・ダマトは、
自分の時間のほとんど全ては、ボクシング練習生のために使う
とても練習熱心なトレーナー。

ボクシングの技術とともに、人としての在り方を教えた。
・目標を持て、目標がなければ、全てが遠ざかる。
・物を欲しがり過ぎてはいけない、堕落はそこから始まる。
・自制心を手に入れろ、自分の心と戦い、自分の心を支配する。

ダマトのタイソン評。
「史上最高のボクサーになる。
もし彼が、努力を続けられればだが。」

タイソンのために、専門家によるサポートチームを作り、
ボクシングに集中できる厳しい環境を与える。
ダマトは、タイソンが世界チャンピオンになる1年前、1985年に死去。
以降、チーム・タイソンがサポートし、1986年~9度の防衛に成功。

1988年、モデルの女性と結婚。
彼女の意向により、ギャラの取り分を巡り、チーム・タイソンを告訴。チーム解散。
同時期、大物プロモーター「ドン・キング」が、タイソンと契約。
ダマトは生前「ドン・キングには、絶対に近づくな」と言っていた。
そのモデル妻とは、結婚から1年で離婚。
すでにタイソンのまわりに、「イエスマン」ばかりが集まり、私生活も乱れる。
リング外での事件が増え、以降の没落は、ご存知の通り。。

示唆に富んでいる。
そのまま、ビジネスと人生に当てはまる。
・ダマトの言葉。技術と同時に、人としての在り方「目標の大切さ」「物欲=堕落」「自制心」。
・仕事で、誰と組むか?誰を周りに置くか?の重要性。
・プライベートでも誰と組むか(=結婚相手)の重要性。
・「最大の強み」をなくしても、勝ち抜くことができるよう備えておくこと。。。

何年か前の写真
「ノックアウト・ダイナマイト」内山高志選手と!
最近では、山中選手や、井上選手と並び、大好きなボクサーです。

この直後の防衛戦で敗退してしまうので、
チャンピオンとしての貴重な一枚。
しかし思えば、、、
ここから、敗戦の道がスタートしてしまっていたのか??
考えすぎか。。。


弱点を長所に。こんな視点でアドバイスしています。

とある会社の受付スタッフさん。
社長と臨店したら、
茶髪だった・・・。

あとで聞けば、有力取次店オーナーさんの娘さん。

確かに、そんな雰囲気を醸し出していたし、
社長も注意したくてもできなさそう・・・。

でも、身だしなみルールに違反しているスタッフさんだ。

何とかしなきゃならない。

「髪の毛、黒くしよっか!」
そう言うのは簡単だ。
しかし、それが、この店と会社と本人と社長に、好影響を与えるだろうか?

このときの私のアドバイスは、こんな感じ。
「〇〇さん、髪の毛のことだけど・・・」
「髪留めの色、オレンジにしよっか!」

店舗のイメージカラーと、制服の色に入っている「オレンジ色」を
髪留めにしてもらい、茶髪にあわせたら・・・
なかなか、顔と茶髪と、店舗全体の雰囲気に、似合ってくるのだ!!

すると、
「黒にしましょうか?」とスタッフさん本人から言ってくれた。
「そうですね!黒にしてもいいし、茶髪にオレンジ髪留めでも、この店にぴったりマッチして素敵ですよー」
「どっちでもいいけど、どっちかにすると、お客様へのイメージ抜群に良くなって、売上も上がりますよ」

 
これ、
わかる人にはわかる、
まあまあ、奥の深~いノウハウなんですよ・笑

ここで公開しても良いのかな??って内容なのですが、
セミナーで発表するにも、DVD化するにも、現場での再現性が低く、
現場でこのアドバイスができるのも、誰にでもできるわけじゃなく、
直接の売上にもつながらないので・・・書き留めておきます。

汎用化できるようルール化するとすれば、
「短所と長所は同居している。
大迷惑をかけない短所であれば、それを可能な限り戦力にする方法を考えよう!」

そんなところかな。

ご支援先からの帰り、きれいな夕日。


「実業団でやってるの?」

バスケの試合の昼休憩。

「フォトジェニックな1枚を!」と、カシャッ!

しかし、
このあとの最終戦で、膝をグキリ!
人生で初めて「あらぬ方向」に曲がったし・・・。

あー、やってしまった。
ちょうど、去年のこの時期、指を骨折したんだなー。

パターンは、まったく去年と同じ。
「チャーーーンス♪」と思える局面で、
味方が猛スピードのパス出す。それを無理して受けようとした。

きっと、仕事でも、同じ。
色気を出して、無理にとろうとすると、俺はこんな目に合うんだろうな。
暗示してくれている。

敵は、外のライバル会社じゃない。
自分の中にあるんだ。。。2年連続で、怪我をしないとわからないダメ人間。
神様が「お前はまだわかっていない!」と、教えてくれている。

 
そして、もうひとつ。
(実は、これを記録しておきたかった)

整形外科に行って、診てもらったとき、
先生が、こう尋ねた。
「実業団でやってるの?」
・・・
だってーーー!!

ほほほーーーう、ボクを見て、そう思っちゃったのですね、先生!!

だから、怪我をしているのに、ブルーじゃない。

 
リップサービスだったりして?
もしかして、マニュアル化されてたりして・・・。

「客層別・相がを喜んでしまう、わざと間違った質問」
クリーニング受付でも、なんか特集できそうですねー。


ほ~ら見ろー、言わんこっちゃない!


休日の各駅停車の新幹線は、こんな感じ。
だーれも乗車していない、貸し切り状態。

細かくは書けないのですが・・・・
最近、
「もう!あのときアドバイスしたことを無視するから、やっぱりそうなる!」
ってことが、連続して起きている・・・。

本日は、その後始末に急行。。。

むちゃくちゃになったあとからの立て直しは大変だーー。
ほんと、頼みますぜ~。


郷中教育 男旅・その4


もうひとつ、旅の目的があった。
西郷・大久保らの「英傑を輩出」した出身地域に行くこと。

薩摩の武士階級には、独自の教育方法がありました。
「郷中教育(ごじゅうきょういく)」と言います。

幕末・薩摩藩には、約30の「郷中」と呼ばれる「町内会組織」があり、
子供たちの教育は、そこで行われた。
教師はいない。
同じ町内に住む年長者から年少者が集まり、
先輩が後輩を教え、後輩が先輩を敬い育つという、自治的な教育制度です。
郷中内では。家柄の違いはなく、みな平等に扱われた。
午前中は、歴史書を教科書に読み書き、
午後は体を鍛える鍛錬。剣術、馬術や討論もしたそうです。
基本方針は、義を実践すること。嘘は言わない。負けるな。弱いものいじめをするな。心身を鍛錬せよ。質実剛健たれ。

そのなかでも「加治屋町」という数百メートル四方の町(郷中)からは、
西郷隆盛・従道の兄弟
大久保利通
東郷平八郎
大山巌、山本権兵衛
樺山資紀、村田新八、篠原国幹、吉井友美・・・といった英傑が巣立っている。

司馬遼太郎は、この奇跡を
「いわば、明治維新から日露戦争までを、一町内でやったようなものである」と評している

 
企業にも、それとなく「郷中教育」のような風習がある。
仕事上の役割としての関わり方、プラス
先輩と後輩の関りが、多かれ少なかれ、存在している

そして「加治屋町」のように「優秀な人材を輩出する部署」も存在している。
ある店舗、ある部署からは、
次の店長、次のリーダーが、どんどん出現してゆく。

「加治屋町」のような「人材輩出」部署には、こんな特徴がある。
・平均以上の成績を上げている「ハイ・パフォーマンス・チーム」である。
・自由な空気がある。
・年長者、次の年長者が、仕事&会社好きである。
・非公式の時間でも、関わる時間が長い。

こんな部署風土からは、人財がたくさん輩出される。

「加治屋町」郷中も、他の郷中と比較して、そうゆう雰囲気があったのかな?
西郷や、大久保の郷中の先輩・師って、どんな人だったのだろう?
郷中教育は、誰が考えて、どうやって始まって、終わったのだろう?
現在のスタッフ育成に導入できることは、ないのかな?

男旅は、
また来年、あればいいなあ。

「温故知新」の旅は、終わらない。





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