2021年1月9日 22:20
先日のブログにも登場した
映画・ゴッドファーザー3部作。
観ながら
書き留めたメモより「敵」に関する名言をご紹介。
「絶対に、敵を憎むな。
判断に影響を及ぼすからな」
親や先生に、
道徳的・儒教的・宗教的に「憎むな」と言われるよりも、
マフィアのドンに、こう言われたほうが、
スーーっと、納得できてしまう。。笑
・・・・
生き抜く力のある第三者のリアリティある言葉には、説得力がある。
身近にいる社長に言われても、入ってこないけど、
コンサルタントに言われると、スーーっと、納得してくれる社員もいる。
これと同じだ。
目指せ、マフィア・コンサルタント・笑
もうひとつ、
「友は、近くに置け。
敵は、もっと近くに置け」
敵たる存在を、自分の近くで登用する。
把握しておく。そのような極意である。
・・・・
何年も前に観た映画なのに、
今の自分に響くシーンやフレーズは、全く違っていることがある。
本や、音楽も、同じことがある。
いわゆる名作。ロングセラーには、こうゆう点がある。
自分のコンサルティングも、成果物も、ご支援先も、かくありたい。
2021年1月3日 21:36
年末、必ず観てしまうTV番組が・・・
もうひとつ、ありました!!
「大間のマグロ漁師もの」です。
写真は、マグロ番組好きなら、
誰でも知ってる「山本さん」である・笑
「3年間、釣れなかった男」
もう、本当に、とっても、いい人なんだけど・・・
発言を聞いていると、ヤキモキするのである。
「歩いていれば、いつかは当たる」とか、
「釣れたのは、運だ、偶然だ」とか、、
(ダメダメ、そんな考えだから、釣れないんだよーーー!)と
TVに向かって、ダメ出しする。
同じ大間で、儲かっている漁師さんは、ちょっと違う。
・一本釣り以外の漁の方法を他地域から学ぶ。
・最新の魚群探知機を装備する。
・マグロを高値で売るための、巨大な貯蔵庫を備えた船を建造する。
・気温、月の満ち欠けによって、潮の流れを予測して、待ち伏せする。
リスクを伴う設備投資(ハード)と、学び・分析・技術(ソフト)を、備えているのである。
そして、この儲けている漁師さん言ったことが、素晴らしい。
「マグロを知ること」
「マグロの気持ちになること」が、獲れるコツだと。
(俺がマグロなら、ここへ動く。。)と予測するのである。
時を同じくして・・・正月休み、
映画「ゴッドファーザー」3部作を、まとめて観ました。
アルパチーノ扮する2代目「ドン・コルレオーネ」が、
奇しくも、儲かるマグロ漁師さんと、同じセリフを言った。
「俺が父親(1代目)から、学んだことがある。
それは、相手の気持ちを考えることだ」
道徳的に「相手の気持ちになれ」と言っているわけではない。
社会で、生き残るためには、
「相手の気持ち」にならなければならないのだ。
だから、この言葉に価値がある。
マフィア一家・成功のコツも、マグロ漁師・成功のコツも、
人生成功のコツも、きっと、同じである。
2020年12月19日 21:24
江夏投手の系譜。。
15年前、こんな本を買っていた。
取捨選択され、定数を維持されている、私の本棚に、まだ残っている。
ということは・・・
気になっている本で、
いつか、読み返そうとしているのである。
表紙には、
若かりし、江夏投手が、王選手から、
シーズン354個目の三振を奪い、日本最多記録を達成した瞬間の写真。
日本記録は「王から獲る」と公言していたそうである。
王に対して、毎回、力の直球勝負を挑んだため、
王から最も多く三振を奪った投手は江夏(57個)だが、
江夏から最も多く本塁打を放った打者も王(20本)である。
そして、無頼派。。として、
魅力的な野球選手の名前が、書き連ねられている。
「無頼」という言葉には、
定職につかないならず者。ごろつき。という意味がある。
一方で、戦後の文学界で、派閥に属さず、
人間臭さを作風とする文豪たち(太宰治、坂口安吾、織田作之助、石川淳)を
「無頼派」と呼ぶ。
その漢字が示す通り、「頼らず生きる」という意味がある。
組織や体制に、頼って生きるのではなく、
自力で実践的な工夫を凝らし、道を切り拓いてゆく、
自主自立の精神を示す言葉である。
私は、その「業」に対して、
真摯で、素直で、一途で、貪欲なプライドを持った「無頼派」を、
このうえなく愛している。
ちなみに・・・
アリス再結成時の曲「BURAI」は、お気に入りの1曲である。
ちなみに・・・
無頼派は、総理大臣とステーキ会食は、できない。
グレートな無頼派を目指そう!
2020年12月12日 22:27
最近、何故だか、野球愛が、とまらない。。笑
ひとつ、ふたつ、続きますので、ご容赦を。
クライアント先のなかに、野球好きの社長がおられて、
必ず、コンサルティング中のうち1時間くらい「野球」の話になる。
晩年は「フィールド・オブ・ドリームス」のように、郊外に野球場を作り、
そこの管理人をして、過ごしたいそうである。。
何とも、ロマンチックで、羨ましい!
ロマンチックな「夢」の一部をお手伝いさせていただいていることに、
誇りとやりがいを感じて仕事をさせていただいています。
そんな話を聞いたせいか、野球の話が続く。。
先日「ホームランを打たれた、最も美しい写真」として、
2年生の桑田投手を、紹介しました。
今回は、打者の立場から、
「最も美しい三振の写真」について。
野球ファンの中で語られる、
「最も美しい」とされている三振写真は、こちら・・・・
長嶋さんの現役時代の三振である。
立教大学から、鳴り物入りで、巨人に入団。
ルーキーイヤーのデビュー戦、あの金田正一投手から、4打席連続三振を喫する。
しかし、金田さんは、長嶋さんの積極果敢さ・気迫・スイングスピードから、
この初対決のルーキーに「怖さ」と「可能性」を感じ取ったそうである。
失敗するにしても、
このくらい正々堂々、気迫を見せての、失敗したいものである。
部屋に飾っておきたくなるような「勇気をもらえる」1枚でもある。
しかし、長嶋さんの三振は、
かっこ良過ぎる・・・笑
私は、無念さが滲み出る、
情けないくらいの三振らしい三振が、良いのです。
そこで、推挙するのは、この三振。。
1979年の日本シリーズ第7戦、近鉄対広島。。
有名な「江夏の21球」の最期の打者・石渡茂さんの三振である。
スクイズを、カーブの握り・即時判断で外された、有名なシーンの後、
2アウト・2ストライクと追い込まれる。
しかし、ヒットが一本出れば、逆転もできる場面。
江夏のカーブに、絵にかいたような腰砕けの三振をしてしまう。。
近鉄ファンであった少年時代は、「カーーーッー!!」と、
見るのも嫌なシーンであったが、、
今は、とっても味わいある、ナンバーワンの三振だと思っている。
2020年12月5日 22:19
注目したきっかけは、
ほんの些細なことであった。
「この監督、オッチャン(=父の兄)に、似ている」
少年のころの夏休み、
高校野球中継を見ていたとき、ふと、そう思って、口にした。
親戚一同、納得してくれた・笑
それが、その年、
桑田・清原のPL学園を破り、優勝した取手二高、
翌年から常総学院の監督となる、木内幸男監督であった。
小学生のときに所属していたソフトボールチームの
ブルーのユニホームの高校が好きだった。
「横浜商業」や「岡山南」その系統のブルーのユニホームの
「取手二高」の監督でもあるから、愛着がわいた。
言うに及ばぬ「木内マジック」とスマイル&親しみある茨木弁。
(もちろん、それは甲子園の試合での話。練習では、怒号と罵倒の嵐である)
常人では、思いもつかない奇策を「根拠のもと」実行する。
・好投手相手に、バント作戦なしの強振策で、点をとる。
・先発メンバーの大半を、レギュラー選手でなく、控え選手に入れ替える。
・この回の攻撃は、三者凡退でいい、すぐに終わらせろ。という謎の指示。。。
「指揮官にとって最も必要なことは、部下を知ること。
全国で一番長くグラウンドにいるのは、オレだと思ってやってきた」
そこにマジックの根拠がある。
そして、
監督を引退する会見のときの言葉と表情を、
今でも覚えている。
確か、、「どうしてここまで続けることができたのですか?」という記者の質問に、
「子供が好き、野球が好き、、(ひと呼吸おいて)勝つことが好き(ニヤリ)」
と答えていました。
自分に重ね、共感する。
「クライアントが好き、コンサルティングが好き、、・・・勝つことが好き(ニヤリ)」
この3つが、大好き。であるがゆえ、
考え抜いた末「マジック」が生まれる。
甲子園通算22回出場、40勝19敗、全国優勝3回。
名監督のご冥福をお祈りします。
皆さんは、
「スタッフが好き、クリーニングが好き、、・・・勝つことが好き」ですか??