2020年12月12日 22:27
最近、何故だか、野球愛が、とまらない。。笑
ひとつ、ふたつ、続きますので、ご容赦を。
クライアント先のなかに、野球好きの社長がおられて、
必ず、コンサルティング中のうち1時間くらい「野球」の話になる。
晩年は「フィールド・オブ・ドリームス」のように、郊外に野球場を作り、
そこの管理人をして、過ごしたいそうである。。
何とも、ロマンチックで、羨ましい!
ロマンチックな「夢」の一部をお手伝いさせていただいていることに、
誇りとやりがいを感じて仕事をさせていただいています。
そんな話を聞いたせいか、野球の話が続く。。
先日「ホームランを打たれた、最も美しい写真」として、
2年生の桑田投手を、紹介しました。
今回は、打者の立場から、
「最も美しい三振の写真」について。
野球ファンの中で語られる、
「最も美しい」とされている三振写真は、こちら・・・・

長嶋さんの現役時代の三振である。
立教大学から、鳴り物入りで、巨人に入団。
ルーキーイヤーのデビュー戦、あの金田正一投手から、4打席連続三振を喫する。
しかし、金田さんは、長嶋さんの積極果敢さ・気迫・スイングスピードから、
この初対決のルーキーに「怖さ」と「可能性」を感じ取ったそうである。
失敗するにしても、
このくらい正々堂々、気迫を見せての、失敗したいものである。
部屋に飾っておきたくなるような「勇気をもらえる」1枚でもある。
しかし、長嶋さんの三振は、
かっこ良過ぎる・・・笑
私は、無念さが滲み出る、
情けないくらいの三振らしい三振が、良いのです。
そこで、推挙するのは、この三振。。

1979年の日本シリーズ第7戦、近鉄対広島。。
有名な「江夏の21球」の最期の打者・石渡茂さんの三振である。
スクイズを、カーブの握り・即時判断で外された、有名なシーンの後、
2アウト・2ストライクと追い込まれる。
しかし、ヒットが一本出れば、逆転もできる場面。
江夏のカーブに、絵にかいたような腰砕けの三振をしてしまう。。

近鉄ファンであった少年時代は、「カーーーッー!!」と、
見るのも嫌なシーンであったが、、
今は、とっても味わいある、ナンバーワンの三振だと思っている。
2020年12月6日 21:20
木内監督への追悼番組で、
1984年の夏、
取手二高に敗れたPL学園・桑田投手(桑田真澄さん)のコメントが流れていました。
取手二高の選手たちは、
三振したのに、なんで歯を見せて、笑って、許されるんだ??
グラウンドで、笑うなんて、PLの野球の常識では、許されなかった。。
そうゆう野球に衝撃を受けました。と。
実は、
この話には、
あまり知られていない裏話がある。
書き留めておきたい。
高校2年生の桑田投手は、決勝戦で、取手二高と対戦し、敗北する。
三振しても笑って、ベンチに帰る。
外野フライを打っただけで、大騒ぎで喜んでいる。
そんな野球に負けたことが、不思議でたまらず、
その年の秋、
PL学園の寮を抜け出して、
取手二高へ行ったのである。冒険心、好奇心もあっただろう。
PLでは密かに大騒ぎになったそうである。
茨城で、学校を見て、練習を見て、
選手の家に泊まり、親交を深める。
桑田は、振り返る。
「同じ山の頂点を目指すのにも、
色んなアプローチの方法があることを知った」と。
高校二年生にして、
この行動力と大胆さである。
後のプロ野球での活躍も、うなずける。
故・野村克也監督は、
以前、桑田投手をこう評していた。
「この人は、どこを切ってもプロ。プロ中のプロ」と。
ちなみに・・・桑田投手が、
1984年、夏の甲子園で決勝ホームランを打たれたこの写真。。

私は、投手が打たれた写真のなかで、
もっとも印象に残る、美しい1枚だ。。と思っている。
2020年12月5日 22:19
注目したきっかけは、
ほんの些細なことであった。
「この監督、オッチャン(=父の兄)に、似ている」
少年のころの夏休み、
高校野球中継を見ていたとき、ふと、そう思って、口にした。
親戚一同、納得してくれた・笑
それが、その年、
桑田・清原のPL学園を破り、優勝した取手二高、
翌年から常総学院の監督となる、木内幸男監督であった。
小学生のときに所属していたソフトボールチームの
ブルーのユニホームの高校が好きだった。
「横浜商業」や「岡山南」その系統のブルーのユニホームの
「取手二高」の監督でもあるから、愛着がわいた。

言うに及ばぬ「木内マジック」とスマイル&親しみある茨木弁。
(もちろん、それは甲子園の試合での話。練習では、怒号と罵倒の嵐である)
常人では、思いもつかない奇策を「根拠のもと」実行する。
・好投手相手に、バント作戦なしの強振策で、点をとる。
・先発メンバーの大半を、レギュラー選手でなく、控え選手に入れ替える。
・この回の攻撃は、三者凡退でいい、すぐに終わらせろ。という謎の指示。。。
「指揮官にとって最も必要なことは、部下を知ること。
全国で一番長くグラウンドにいるのは、オレだと思ってやってきた」
そこにマジックの根拠がある。
そして、
監督を引退する会見のときの言葉と表情を、
今でも覚えている。
確か、、「どうしてここまで続けることができたのですか?」という記者の質問に、
「子供が好き、野球が好き、、(ひと呼吸おいて)勝つことが好き(ニヤリ)」
と答えていました。
自分に重ね、共感する。
「クライアントが好き、コンサルティングが好き、、・・・勝つことが好き(ニヤリ)」
この3つが、大好き。であるがゆえ、
考え抜いた末「マジック」が生まれる。
甲子園通算22回出場、40勝19敗、全国優勝3回。
名監督のご冥福をお祈りします。
皆さんは、
「スタッフが好き、クリーニングが好き、、・・・勝つことが好き」ですか??
2020年11月29日 21:34
「コロナ・マニア」の真骨頂を、
少しだけ、披露。。笑
最近は、入店・入場の際に、
検温される場面が、増えてます。

検温するスタッフさんに、余裕がありあそうなとき、
私は、こんなことを聞いてみることにしている。
「ぼくが、37度以上だったら、どうするの?」
・・・・
ちょっと意地悪で、ややこしい客だが・・・・笑
何でも面白がって。こうして聞いてみるのである。
これも、コンサルティングに活かすためである。
まともな返事が、返ってくることは、
ほぼ、皆無である。
「おかげさまで、そのような方は、これまで、いらっしゃいませんで・・・」
と、笑って、誤魔化す。。
80%以上が、この類の返事。
20%くらいは「サッサと行けよ、この変人。。」と、笑顔でスルーしようとする。
<いや、それは、質問の答えになってない>
「もし、37度以上だったら、どうするの??」と、もう一度、聞く。
この質問に、曲がりなりにも、
それなりの答えが返ってくることは、30%程度である。
つまり、70%以上の店舗では、検温はしているが、
明確な対応策は、決まっていない。
いや、、正確には、
決まっていても、現場に浸透していない。。という可能性が高い。
現場に、実施事項の意味、
正しい対応方法を、浸透させることの大切さ、困難さを、知る。
どんな会社でも、どんな実施事項も、同じである。
残り、30%の対応方法には、具体的な参考事例がある。
37度以上なら、
入店をお断りする方針の店舗もある。その「お断り」方法がある。
37度以上でも、
入店をお断りしない方針の店舗もある。その入店のさせ方もある。
2020年11月28日 22:59
私は、自称「コロナ・マニア」で、
3月ごろから、
会う人には、必ず「知り合いに、コロナ出た??」と聞いて、情報収集している。
コロナに関する身体な影響、社会的な影響、
保健所、病院等との対応方法、、すべて聞いている。
信頼できる筋のTV番組や映像、文献には、
ほぼ、すべて、目を通している。
もちろん、
もしも、ご支援先から、
コロナ感染者が出たときの対応方法を、アドバイスできるよう、
備えておくためである。
最近は、身近でも、
かすっていたり(濃厚接触者に認定、感染者と同席していた)や
友人や従業員が遭遇したり、、ということが、増えてきました。
経営者は、
ちょっとした「面倒」に遭遇してこそ、
一人前。。的なことがある。実際、そうである。
わけのわからないクレーム客に対応してこそ、一人前。
不義理で、非常識なスタッフに遭遇してこそ、一人前。
税務署に入られてこそ、一人前。。。
これからは、
社内にコロナ感染者が出て対応してこそ、一人前。である。
細心の注意を払うが、
それでも、そうなるときは、なる。
税務署が来る、くらいの感覚で、コロナが来た。と思って欲しい。

街を覆っている雲のようなコロナ禍が、
早く晴れ渡りますように!