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ワンポイントの不思議な威力

「中西さん、ユニークな色の自転車に乗っていますね~。」
ブログに、ちょこっと自転車の写真を掲載すると、
目ざとく反応してくる「マニア読者」がいて、イチイチ絡んでくる。

らしくない。とか、
ダサい。とか、
オンナの影響か?とか、言いたいらしい。

確かに・・・
個人的には、一般的なものが、好みである。

スーパーの前に停めてるだけで「コイツ、ここで買い物してる」って、
知られることは、私の人生においては、デメリットのほうがはるかに大きい。

もうひとつ大事な「好み」は、
役所に撤去されても、泥棒に盗られても、苦にならない「お値段」である。

最近は、自転車も値上がりして、1万円じゃ買えなくなった。
中古部品を組み立てている、いい感じのジイさんの自転車屋は、廃業した(涙)

低価格ライン=2万円以内で、
最小限の力で、それなりに走る。と判断した機種のなかでは、
あの、くすんだブルー色のものしかなかったのである。

そして、自転車の一部に、
このワンポイントが入っているから、買った。
もし、何もなければ、買っていない。

ここに、アメリカ国旗があしらわれていても、買っていない。
イギリス国旗でも、買っていない。
日本でも、中国でも、スペインでも、ブラジルでも、ノルウェーでも・・・買っていない。

フランス国旗なら、、
お、もしかしたら、買うかもしれない。
ドイツなら、、ううーーん、この色とは、合わないな。

もし同じ価格で、ロゴによる「品質保証」があったとしても。
このくすんだブルーに対して、
・ブリジストンのロゴが入っていても、買わない、
・シャネルのロゴが入っていても、買わない、
・ベンツでも、アルマーニでも、ビアンキでも、ナイキでも、買わない。

なんだか、妙な「感性」である。
無意識に刷り込まれた、ヨーロッパ崇拝?
イタリア車センス崇拝?
ツールドフランス??

間違いなく、何かが、作用している。
なんとなく、わかってくれる人もいるかもしれない。
なぜ、イタリア国旗なら、買ってしまうのか?

こうして「ワンポイント」が、購入の決め手になる場合もあるから、
マークや、組み合わせを、研究する。


項羽と劉邦、どっちのタイプ?

めちゃめちゃ強い項羽が、
だらしなく弱い劉邦(漢の高祖)に、最終的に負ける。そうゆう物語。

何度か目に読んだ当時のメモが出てきました。
文字起こしして、まとめて、残しておきます。

↓↓
●敵を許し治める。
>〇徹底的に殲滅し治める。

●他の勢力を味方にして戦う(目的を達成するためなら、こだわらない)
>〇自社精鋭部隊で戦う(出自・筋目を重視する)

●行政文書と地図を得る(将来の統治や戦争のため)
>〇財宝を得る(目先の利益) ※秦を滅ぼし、都・咸陽に入ったときの行動。

●将軍が多数いる(韓信、彭越。ひと癖あるが、自分以上に戦争に強い人物)
>〇独断で決め、動かす(自分を最強化する、自分の意に沿わないとか、自分以上の人物は切る)

●知恵者の意見・助言・提案を聞く(張良を生涯、軍師とする)
>〇知恵者の意見・助言・提案を聞かない(軍師・范増を追放してから、没落が始まる)

●自らを弱者と位置づける(弱い相手と戦う、負けそうならいったん逃げる)
>〇自らを強者と位置づける(強い相手と堂々戦う、負け=死)

●が劉邦。〇が項羽。
↑↑

歴史は繰り返す。

あなたは、劉邦的?
それとも、項羽的?

私?
「范増×張良×韓信」でありたい。目指している。
すなわち、
クライアント先が、劉邦的であっても、項羽的であっても、天下を取らせる。
実際に軍を率いても、圧倒的に強い。
そうゆう存在を目指している。


精神力の話。ウオタニ先生とスギモト先輩【回想録】

ウオタニ先生は、中学バスケ部顧問の若い先生。
大ボス顧問・前川先生(=通称:オヤジ)の子分で、
若くて、かっこよくて、毎日、練習に来てくれる実務コーチ(=通称:ウオちゃん)。

スギモトさんは、中学3年生。
学年。。いや、校区で一番のワル。
バスケ部に、籍を置いている。

喧嘩が、バリバリに強いらしい。
「誰かを、ボコボコにした」「不良中学のワルを土下座させた」
「今、停学中」って、ニュースが、人づてに聞こえてくる。

制服は、もちろん、ダボダボの「ボンタン」。
バスケの練習着=学校の体操服ズボンも、どこでどう入手するのか、ダボダボ。

中学1年のバスケ部員のボクらに対して、
オラオラしてくることは、一切ない。
意外に「怖い」という雰囲気もない。
部室の奥のほうで、静かに笑って話している。
怒っているところも、暴れているところも、見たことがない。

しかし、目は「ホオジロザメ」のような目をしている。
つまりは・・・・
ホンモノの怖い人なのである。笑
「その世界のお偉い人=ホンモノ」って、そうゆう風だ。って、言いますよね。
小モノほど、オラオラって、威嚇する。
この原則、中学1年生で、身をもって理解できていました。

スギモトさん、喧嘩が強いだけあって、バスケも上手で、レギュラー選手。
でも、練習には、時々しか来ない。
何ひとつ変わることなく、大事な試合の日でも、時々しか来ない。
※「ホンモノ」なのである。

試合前、先輩たちは「今日は、スギモト来るかなあー」って、
そうゆう基本的な心配していたことを、良く覚えている。

先生の立場からすれば、
お世辞にも、褒める点など、どこにもないであろう先輩でした。

ある日の練習中。。まずいプレイがあり、
ウオタニ先生の「お説教タイム」が始まった。
きっと、ボクらが、何か委縮したようなプレイをしたんだろうと思う。

そのとき、ウオタニ先生は、全員を前にして、こう言った。
「お前ら、スギモトの精神力を、見習え!」
「どんなに怒られても、何を言われても、ホゲーーーーと、
聞いているのか、聞いてないのか、わからんような、あの精神力。
お前らには、あのくらいの図太さ、精神力がないのか!!」

目からウロコ。。。
え!?スギモトさんみたいに・・・・??
え、あ。。あれで、いいんだーー⤴⤴

確かに、スギモトさんは、先生に怒られているとき、
全く反抗的な態度をとらない(少なくとも部活のときは)
表情ひとつ変えず聞いている(聞いていない可能性が高い・・・)
「どこ吹く風」と、聞き流している。

「精神力」のはき違えかもしれないです・笑

でも、真面目で優しい繊細な性格だった中西少年に、
間違いなく、発想の転換が新しい局面へ・・・コペルニクス的転回、
良いきっかけ=脱出の道を与えてくれた、ウオタニ先生の一言でした。
あれ「精神力」ってゆうのかーーー。あれでいいのかー!

今でも、海洋生物番組や、
水族館でサメの目を見ると、スギモトさんを思い出す。

傷つきやすい。
打たれ弱い。
考え込んでしまう。
そんな性格でお悩みの方の参考になれば!
と思って「回想録」でした。


手のひらの上に置くように

クライアント先近くの空港の風景。

国際線もある主要空港ですが、ご覧の通り。

オミクロンととにも、また人がいなくなった。

何度か出された緊急事態宣言中ほどのレベルではないが、
昨年10~今年1月前半までの人出と比較すれば、歴然の差。

さて、ここから、何が起こるか?
すぐに対応すべきことは?
何が増えて、
何が減るのか?
私は、私の仲間はどうするか??

以前からブログに書くとおり「人災」要素も強い状況である。が、嘆いても仕方ない。
これを知りながら=手のひらの上に置きながら、
クライアント先が、躍進できる対策を打つ。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2020/04/18/
「儲けのチャンスが、また、やってきた」ということである。


現場と数字。コンサルタントの訓練風景

継続的に追いかけている「日本の死亡者数の推移」
最新数値・11月分の発表がされました。

ワクチン接種数と「死者数」の関係に着目してきましたが、
やはり「仮説」は、正しかったかもしれません。

5月以降、ワクチン接種人数が、毎月2000万人近くとなり、
それと共に、日本の死亡者数は、
過去に類を見ないほどの「昨年対比・伸び率」を記録する。

ワクチン接種は、
10月になって、800万人。
11月は、170万人へと減少。全国民の80%が接種を終える。
それに比例して、死亡者伸び率も、ご覧の通り減少をたどった。

念のため、
2021年分(2020年との比較)の死亡者数推移を掲載しておく。

その前の年がこちら。どれだけ異常な死亡者数が続いてきたか。ということがわかる。

現場と数字を、真剣に行き来きすると、真実が見えてくる。
これと同様に、経営についても「先読み」する。

このブログに予測を定期掲載してきた通り、
細かい数字予測まで、ドンピシャ!的中ってわけにはいかない。
でも、大きな方向性=
まっすぐ行くか、右に曲がるか、左に曲がるか。
そのくらいの予見判断は、できるようになる。
見えてくるようになる。その「練習」を公開してきました。

※右に曲がる「角度」までは、当てるまでの能力はまだない。ってことですね・笑

出店で言えば、、
損益分岐点ギリギリくらいの店になるか、損益分岐点に達しない店になるか、
損益分岐点を超える店になるか、そのくらいの見通しは立つ。

マーケティングで言えば、、、
この手法は、現状維持で良いのか、強化・展開すべきか、撤退・縮小すべきか、その見通しが立つ。

マネジメントで言えば、、
この人を、このままのポジションか、責任を持たせるか、責任を下げるか、その見通しが立つ。

3択だけど、この意思決定を、たった3回繰り返すだけで、
3×3×3=27通りもの「運命」に分かれる。
3戦3勝のトップで人生を進むか、3戦3敗の最下位になるか。。。まさに天と地。
27通りあれば、半分以上の10位以内くらいにはつけておきたい。

ちなみに、、
「凄腕」の皆さんから注目されているこのブログ。。
2021年の死亡者数推移の件は、
大躍進中の某有名企業の総帥も、注目していたそうです。
このブログをご覧いただき「実は、私も着目していました」と、早い段階で個人的にご連絡をいただきました。

やっぱり、やってるんです。。
普段から、こうゆう練習を!





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