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名こそ、惜しけれ。「筋違い」「恥ずかしいこと」は、したくない

法律や契約に反さなくても、
やってはいけないことがある。
1億円積まれても、やらないこともある。

逆に、
ルールに反していても、やることがある。
損をしてでも、やること。がある。

所詮、
法律もお金も、人が作ったものである。
それを超えたところに、根本的な判断基準がある。
人の根本的な部分である。

船井幸雄会長は、それを
「良心に従って行動する」と言っていた。

私は、
自分のやっていることが、
恥ずかしいことではないか?
筋が通っているか?

その行動や発言を、
あとで、自分の家族、子供が知ったとして、恥ずかしくないか?
自分が同じことをされたら、どう感じるか?を基準にしている。

 
自分が一時的に、いい思いをしても、
必ず、倍になって、返ってくる。

自分の代で、うまく誤魔化せたとしたら、
子の代、孫の代で、そのツケを払うことになる。

かといって、
決して、聖人君子的な人間ではない。。
でも、Not a Goodman, but a Fineman 的ではあるはずだ。

 
赤い色の中の文字は「CANCEL 欠航」の文字。

緊急事態宣言下、誰もいなくなった空港を歩きながら・・・
ふーーと、なぜか、そんなことを考える。

「名こそ、惜しけれ」
武装農民を起源とする鎌倉武士=日本人たる所以の精神である。

そうゆうことも、大切にしてきたから、
こんな状況の中でも、ありがたいことに、仕事があるのだ。。と思いを新たにする。


エディ・タウンゼントさん「勝ったときはいいの、負けたときが大事」

ボクシング好きとなるきっかけは、
中学生のころ、お留守番中、
偶然「浜田剛史」の試合を観たことだった。
(・・・・これは、以前のブログにも書いているので、ご参照ください)

そのあと、中西少年、中学3年生のとき、
井岡弘樹が、当時、世界最速・18歳で、世界チャンピオンになる。
その井岡のトレーナーが、エディタウンゼントさんである。
18歳のチャンピオンと、外国人のお爺さんトレーナー。

世界を獲った後、井岡の初防衛戦。
エディさんは、病気にもかかわらず、車椅子で会場へ向かうも、
体調が急変し、病院へ運ばれる。

井岡は、そのことを知らないまま戦い、12回TKOで、なんとか初防衛に成功。
エディさんは、勝利の報告を受けたその夜、天国へ旅立つ。
まるで、映画のような現実に、心を熱くした。

数多くの日本人ボクサーを育てたエディさんの名言をご紹介。

「チャンピオンになれるか、なれないか。それは、ほんのちょっとの差」
人が練習を止めた時、もう少しだけ練習した奴、
苦しくて負けそうになった時、もう少しだけ頑張った奴だけが
チャンピオンになれる。

「負けたときが大事なの。勝ったときはいいの。
世界チャンピオンになったら、みんな喜んでリングに上がりますね。
でもボクならない。一番最後にリングに上がるの。
よかったね、おめでとう、というだけよ。
夜、ドンチャン騒ぎありますね。でもボク騒がない。
ナイスファイト、また明日ね、といって帰るの。
でも、負けたときは最後までいます。病院にも行くの。
ずっと一緒よ。それがトレーナーなの。わかります?」

選手を、愛情あふれる厳しさで、励まし育む人だった。


事業の目的、顧客ターゲットは、何か??

井岡つながりで・・・

こちら、井岡一翔のおじさん=父の弟・元世界王者の井岡弘樹さんが、
経営しているボクシング・ジム。
大阪の繁華街・ミナミの外れにあります。

強いチャンピオンなんて、ほぼ、育てる気はなく、
一般向けに、ダイエットや楽しさ・健康を目的とした、ボクシングジムを作り、大盛況となっています!!

ボクシング引退後、スタートした「井岡ジム」には、元々、井岡一翔も所属していましたが、
2013年=一翔・大躍進中の最中、
トレーナーでもある兄(井岡一翔の父)に譲り、
自分で「井岡弘樹・ボクシングジム」を立ち上げたのです。

何たる商才か。。

誰をターゲットにするのか?
自社の事業は、何なのか?
この設定が違えば、マーケットが拡大する。

お手本のような事例である。

※看板のつけ方、立地選定も・・・なかなかのものだ。。


神・・達人の域まで、まだまだ道遠し

我が師匠は、井岡の姿を。。。

  
「神だ」

と、言った。

「強くなることを極めると、神様の姿になるんやろうねー」

そこまで、言ってもらって、私は、ようやく、理解ができた!
大爆笑で、感心した。

ドレッドヘアは、大仏様や仏像の頭に、そっくりだし、
タトゥは、異国の神を思わせる。

いや、さすが・・・・である。

世の中、広しと言えど、あの井岡の姿を「神」と見た人が、どこにいるだろうか?
さすが、達人である。
(アレをそうとらえたアナタこそ、神ですわ・・・)
恐ろしくて、言えなかったけど。。私は、そうツッコミかたった!笑

 
私の「事実をそのまま受け入れ、肯定的にとらえる」訓練の道、なお遠し。。。

もちろん、すべてが肯定ではない、批判もする。
だが、それは、余程のことである。
批判は、建設的批判を行うものである。


井岡一翔の試合とタトゥー「事実をそのまま、肯定的にとらえる」

年末・TV三昧レポート・・・笑
「ボクシング」の部。

井岡一翔と田中恒成の試合は、とても、良い試合でした。
前評判の高い、若い挑戦者の攻撃的なチャレンジに、
ベテランの域になった井岡が、熟練の技で応戦。

結果は、井岡の鮮やかなKO勝利。
敗れたとは言え、田中の前に出る姿勢とスピードには、
大きな未来を感じさせた。
※何回か前のブログに書いた、長嶋さんの三振のようなものを感じた。

井岡と言えば、
連戦連勝・無敵のチャンピオンであったところ、
結婚したオンナで失敗、意味不明の引退、トレーナーであったオヤジとの決別、
敗戦を経験、、紆余曲折を乗り越えての4階級制覇である。
とても、感動的だった。

そして、井岡の身体に入れたタトゥーと、ドレッドヘアには、驚いた!
思えば、日本人ボクサーでは、初めてのことだった。
きっと、眉をひそめた観客も多いだろう。
その後「ルール違反」と、取り沙汰されています。

私は、人も、物事も、
まず、あるがままを「肯定的」に受け入れることを、
仕事でも、プライベートでも、是としていて、訓練しているので、
その姿を見ての感想は・・・
「おお~~、こりゃ~、どっちが井岡か、わからんなあ~」

若い挑戦者でなく、オヤジの井岡のほうが、イマドキの若者っぽい姿で、
田中の顔つきも、若いころの井岡に、どこか似ているのである。

そして、年明け
・・・偶然、我が師と、この井岡の試合の話になった。
井岡は強かった、田中も強かった、良い試合だった。という点では、
もちろん、一致であった。

「井岡の姿に、驚きませんでしたか??」
と、質問したところ、驚愕の回答。。。

さて、師匠は、どんな感想を言ったか?
また、来週のブログに書きたいと思います!





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