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細かいルールよりも、本質的な原則を大切に。。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(少年よ大志を抱け)
北海道大学のキャンパスを望む風景、、、今年の冬に、出張したときの写真です。

北海道大学と言えば、、、初代教頭のクラーク博士。
「ボーイズ、ビー、アンビシャス!」
かっこいい台詞に、いつも、胸が熱くなります。

実は、クラーク博士の言葉のなかで、
「ボーイズ、ビー・・・」よりも、大好きな名言があります。

それは、、、「紳士たれ」という言葉。

北海道大学の前身・札幌農学校を設立するにあたり、
「学校の校則をどうするか・・・」と意見を求められたとき、
クラーク博士は、「この学校には、〝紳士であれ〟の一言があれば、それで十分である」と、答えたそうです。

アレコレと、細かいルールを決めて、それに縛られるのではなく、
何が良くて、何が間違っているのか・・・を、自分で決めることを求めているのです。

自由であることと、自分の責任は、同じ重さです。

細かなルールに、縛られるのが、自分はとっても、嫌だった。。
だから、スタッフも、そんなことで、縛りたくない。

ただ、原理原則に、
基づいて、自己責任で行動しなくてはならない。

そうゆう組織で、動いてゆくのが一番いいんだよなー。と思います。


AとBという対立する意見から、もっと良い案Cを生み出す。

これなくして、良い仕事はできない。

Aという意見と、
Bという意見が、対立する。
そこで、議論を深め、
その根底にある本質を踏まえたCという案を出す。

これを「否定の否定の法則」とか「らせん的発展」と呼びます。

AはBを否定するだけ、、、それじゃ発展しない。
BはAを否定するだけ、、、それじゃ発展しない。
AとBの中間をとろう、、、それも薄まるだけで、案に鋭さが出ない。

AもBも、相手の意図を理解しつつ、
本質が同じで、まったく別物の、もっと良いCを生み出そうとする。

仕事に限らず、人生の基本ではないか?とすら思います。

  
これは、ドイツの哲学者ヘーゼルが提唱している
「弁証法論理学」というもの。

Aを、テーゼ(命題・正)としたとき、
Bは、アンチテーゼ(反対命題・反)となる。
Cは、ジンテーゼ(統合命題・合)である。

AとBの対立・否定こそが、より良い発展へのスタートとなるのです。

日本語で言えば、止揚(しよう)
=ドイツ語の「aufheben、アウフヘーベン」という言葉でも、あらわされます。
「棄てる・否定する」という意味と
「保存する・高める」というふたつの意味があります。

AもBも、
否定されて新しいものが生み出されるとき、
全てが捨て去られるのでなく、
内在する要素のうち、前向きな要素が、新しく高い段階Cへと発展する。

さて、
彼が、ヘーゲル。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ヘーゲルの弁証法)
すごい哲学を発見してくれたものです。
如何にも、頭良さそうな前頭部。。。
ヘーゲル、ハーゲル。


ジーさんが、日本一元気でいられる街

ここ天王寺には、
愉快な大先輩たちが、どこからか集まってきます。

「ジャンジャン横丁」という商店街のなかに、
大繁盛している将棋と囲碁があります。
猛者たちが、腕を競いあう・・・。
言葉を交わさなくても、盤上で相手を感じる世界。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(囲碁センターの集客力)

商店街を抜けたガード下では、
「ゆず」??
熟年男性ユニットが、懐メロを歌い上げる・・・。
MCも、バツグンに上手い!
観客 :「青い山脈、歌って!」
ゆずA:「あ~~、その歌ね~、コイツ(ゆずB)歌詞、時々、忘れるけどいいかい?」
ゆずB:「最近、ちょっと、ボケが始まっててな~。許してや~。
    ワシ、おもらしもするかもしらんから、気ぃつけてや~。近づいたら、危険やでー」
で、始まったら、実は、めっちゃ上手いの!
途中で、観客から、手拍子と歌声が。。。
みんなを巻き込んで、ビシーっと、歌い切りました。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ゆずの前世)

人間、歳をとると、
女は、元気が増してゆく。
男は、元気がなくなってゆく。

介護施設を見ていても、
女はワイワイできるのに、男はジトーッとテレビや新聞を見ている。
男は、歳をとるほど、コミュニケーションをとるのが、下手になってゆく。。

でも、
ここ通天閣周辺のじーさんたちは、別物です。
男の楽園。。。「ジジイ」が、小学生に戻れる街。

「歳をとったら、こんな街に住んで生活もしてみたいな~。」
若いころから、なんとなく、そう思っていた理由が、
今回、判明した気がします。

大阪にお立ち寄りの際には、この素敵な街を訪れてみてくださいませ。


テナント物件を視察する途中、大阪の象徴・通天閣の周りを散策。

GW中も、仕事で外出です。

新店の候補物件を「見ておいて欲しい」と、
依頼されていた案件。。
スケジュール的に、このGW休暇でしか、見に行くことができません。

でも、ちょっとだけ、さぼって・・・。
だって、世間様は、お休みだし・・・。
駅での乗換えを口実に、下車して、久しぶりに、街をブラブラ歩きました。

ここは、大阪市民の心を揺さぶる街・天王寺!
やっぱり「阿倍野ハルカス」よりも「通天閣」が好き。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(天王寺の駅に降り、物件調査)

大阪の串かつ屋には「ソースを2度つけてはならない」という、
「鉄の掟」ともいえる仕組みがあります。
※イメージできない方は、ネットか何かで、調べてみてくださいませ。
でも、こんなデカく看板にしているのは、この街だけ。
満席で、店の外まで、行列しています。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ソースお断りの看板)
常識を逆手にとった、この大胆さ・・・。
「遊び心」と「余裕」が、さらにお客様を惹きつける!
なかなか、やりますね。


お金の絡むプロの世界・お金の絡まないアマチュアの世界・・・その違い

先日のブログ「内海はじめました」のなかの、東尾投手のインコース攻めと
関連した経営者・幹部の話を少しだけ。

 
鳴り物入りでプロ野球の世界に飛び込んだ
アマチュアNO1投手が、
なかなか活躍できないことがある。

その原因のひとつは、打者の体、ギリギリを通る
インコースにボールを投げ込むことができないからだ・・・
という説を、聞いたことがあります。

アマチュア時代は、スピードとキレだけで打者を抑え込み、
インコースに投げなくても、
アウトコース中心の投球で勝つことができていた。
しかし、プロの世界では、それが通用しない。

「打者にぶつけてしまうかもしれない」
「怒られるかもしれない、怪我させてしまうかもしれない」
そんな「勝つためのリスク」を冒さなければ、
プロの世界では、生きてゆけないということなのです。

 
話は、戻って経営者の話。
「この広告表現は、オーバー過ぎるので、文句言われるのでは?」
「新しい仕掛けをして、クレームが出たら、どうしましょう?マズイです・・・」
「商談相手に断られました、これ以上言うとマズイので、諦めます・・・」

大きな会社の従業員や、公務員さん、
会社が儲かっているうちの中小零細企業の「ボンちゃん」なら、
こんな言動で、フツー以上に生きてゆけるかもしれません。

守られているから。

でも、サバイバルを勝ち抜く必要がある
中小企業の社長・幹部が、この調子では、死へまっしぐらです。
清く正しく、お行儀よく・・・・
(相手打者には嫌がられないように)
もちろん、誰だって、そうしたい。
そうして、身を委ねているほうが楽だ。

正論とか、常識とか、規則とかの
内角高め=「ギリギリを突く」ことも、必要なのではないでしょうか。

「会社が、死んでしまうかもしれないんだ・・・」
そんな危機意識を、ちょっとは、持ってほしいな。。。
そう思うことが、たまにあります。

   
ただ、こんな経営者は、
本当に、性格が優しくて、
大好きで尊敬できるんです・・・。

ちょっとだけ、
東尾投手みたいな「したたかさ」や「勝負師」の側面も
学んでみては、どうでしょうか?





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