top


気骨ある、堂々とした、懐の深い「昭和」の経営者

東芝の「利益水増し」による、粉飾決算事件。
伝統ある上場企業が、、、信じられないことです。

しかし、
今回のニュースや記事で見る情報と、
自分自身、上場コンサルタント会社に所属していた経験を総合すると、
この内幕は、容易に想像できます。

上場企業は、
利益追求優先で、株価を上げることが、
至上命題となります。

経営者、幹部、従業員が、
目に見えない「株主」のために、無理に、無理を重ねてゆくのです。
そして、しわ寄せが行くのは「お客様」や「取引業者」。
値打ちのない高いモノを買わされたり、「協力」させられたりするのです。

 
創生期の東芝には、尊敬する名経営者が、名を連ねています。
150724_1016~01
石坂泰三さん、1949年~57年。
土光敏夫さん、1965年~72年。

二人とも、経営の王道とも言える「正論」を貫き、
筋の通った、強く、優しい経営者です。

50年たてば、東芝の社風も変わってしまうのでしょうか?

襟を正さなければなりません。

その場の売上・利益を上げるのが上手い人とか、
IT族とかヒルズ族とか、秒速で稼ぐ・・・のも素晴らしいのでしょうが、
私自身は、根本的に、こんな「昭和」な経営者が、好きです。

東芝事件も、何かの自分への「メッセージ」ととらえて、
もう一度、彼らの本を読み返す機会にしたいと思います。


ステキな「のぼり台」

のぼり台
クライアント先のクリーニング店様での取り組みをご紹介。。。

「やぼったい」ものしか、
世の中に存在しない、のぼり台。

こうしてプランターと一体化させる工夫をして、
雰囲気の良いものに、改造されていました。

近くで見ると、こうなっています。
のぼり、のぼりスタンド

とっても、ステキです!
こんな工夫が、大好きです。


バイカラー錯視とアモーダル補完

150714_1026~01
その他の代表的な錯覚をご紹介してみたいと思います。

「バイカラー錯視」は、
同じ大きさの長方形を、
横に分割した場合と、縦に分割した場合。
縦に分割したほうが、
長方形自体が、縦に長く見える。

縦縞のシャツのほうが、痩せて見えたり、
上下同じ色合いのスーツを着た人の、背が高く見えるのは、この効果です。

   
「アモーダル補完」は、
隠れている部分を、人の脳が勝手に想像してイメージするというもの。
写真の場合、
左は、太く見え、
右は、細く見えます。

クリーニング店の活性化の現場でも、
店舗、スタッフの写真を掲載するときや、
店内レイアウトを決めるときに、良く活用する手法です。


錯覚をマーケティングに活かす

150714_1025~01
人間である限り、自然と脳が「騙されてしまう」錯覚には、
いくつもの種類があります。

たとえば・・・写真の上。
「デルブーフ錯視」は、
外側に、少し大きい円を描いた円のほうが、大きく見える。
というもの。

写真の下。
「ミュラー・リヤー錯視」は、
2本の同じ長さの線を引き、両端の矢羽根の向きを変えると、、、
上の線が長く見えて、下の線が短く見えています。

このような原則は、
店舗デザインや看板、店内の内装、
チラシやダイレクトメールなどの制作にも、活かせます。


色の錯覚「ムンカー錯視」

150718_0746~01

写真のハートの色合い。
特に、下のハートの色は、左右が違うように見えますよね?

実は、同じ色なのです。
「ムンカー錯視」と呼ばれる錯覚です。

周りの色から、
同じの色あいの色に影響される「同化」。
反対の色あいに影響される「対比」により、
違う色に見えるのです。

 
現実よりも、少し良く見せるための工夫。
消費者に、どう見られるかという視点の工夫。

このような「錯覚」をマーケティングに活かしてこそ、
売上は、上がってゆくのです。

「良い商品・良いサービス」を提供しているクリーニング会社が、
必ず繁盛しているかと言えば、そうではなく、
「良さそうに見える」クリーニング会社のほうが、繁盛しています。

マーケティングには、錯覚が必要なのです。

このような手法を、
身に付けておくことが、必要です。

  
「本当に良い人」が、
異性にモテるかと言えば、必ずしもそうではない。

現実は、
「良い人そうに見える人」のほうが、異性にモテる。。。
そんな感じです!





TOPへ戻る