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必ず、特定の商品を2個注文してもらえる巧者POP

何、食ったブログ、第三弾は、居酒屋さんより。

この貼り紙POPは、まことに「巧み」である。

こう書かれるとねー。
注文してしまいます。

しかも、この手書き感が、増幅させる。
欲張らないで「2個」を、全員からご注文いただく。

・・・・
当社の汗抜き仕上げは、お一人様、2個限定です。
熟練職人の勤務時間の縮小、資材の不足と高騰につき、ご協力をお願いいたします。


活車海老、のごとく「活・熟練職人」と書くも良し!

的なことに相当しますよね。


マフィアの愛したお菓子

何、食ったブログ・・次は、大阪の百貨店より。

「マフィアが愛した・・」と言われると、、ね。
デザイン・センスと、フレーズだけで、買ってみたくなる。

オヤジ心、そそられてしまうのです。

「ヤクザが愛した饅頭」でも
「ギャングが愛したポップコーン」でも、なんか絵にならないですよね。

なぜだ?
ヤクザやギャングって、
だいたい見た目で「それモン」とわかる。

マフィアのほうが「それモン」とわかりにくい。から??

より地下に潜ってて、秘匿性が高そうな感じ?
むやみに、ひけらかさない感じが、いい感じに思える??

映画でも「ゴッドファーザー」や「アンタッチャブル」のほうが、
「グレート感」があるんですよね。「仁義なき戦い」よりも。

中身も、お洒落でした。

しかし、
マフィアは、本当に愛していたのか??
たぶん、愛していない。

イタリアのお菓子を売るためのマーケティングの一環である。

御社の商品、何に愛されたことにしましょうか?


一番店のお手本メニュー。上から下まで。

どうでも良い事の中に、ヒントがある。
時々、このブログにあらわれる、何、食べたシリーズ。

こちらは、通りがかりに、ふと入ってみたお店。

何と・・・「天ぷら」と「刺身」を同時に、丼のうえに乗せるという「暴挙」?
よくばり丼・1200円

定食として、別皿でセットされるのは、
上級ランチとして、広く認知されるところでありますが。

歌手で言えば、矢沢永吉と松山千春を、
デュエットさせた、というようなものである。

そして、
注目すべきは、この「よくばり」の下にある。
野菜天丼480円。

腹ペコで、お金に余裕のない学生君のためのメニューが、ちゃんと存在しているのです。

かっこつけてない、チャラくない、
お客様に密着して、
地道に積み上げるこのお店の姿勢が見て取れます。


裏面は、こうなっています。


男よ、成果を上げろ! ルックス評価も上昇するぞ(ハロー効果)

クライアント先の女性スタッフさんと
「イケメン・プロ野球選手は誰か?」という会話になった。

驚いた!!

山本由伸、近本光司、山田哲人。
佐々木朗希、大谷翔平。。という名前が出てくる。
実際「プロ野球 イケメン」とネット検索しても、そうゆう名前が連なっている。

私の感性では、
「え??」「は?」という選手の名前が並ぶ。

「いやいや、ちょっと待ってください」
「顔の話をしてるんですよね?」
「顔・限定の話ですよ」

確かに、顔、悪くはないですよ・・・。性格も良さそうですよ。
でも、顔は、普通くらいでしょうよ。

「じゃあ、聞きますけどね。
 僕の首から上を、カパッ!と、チカモトに取り換えたとしたら、イケメンですか?」
「中身も首から下も、僕です。顔だけ、チカモトです。」

30盗塁しない。毎年15勝以上しない。トリプルスリーしない。
160km投げない。100億円稼がない。
この通り、性格は悪い。変人かつ変態として。
それでも、イケメンですか?

女性陣のこのイケメン判断を、バイアス(先入観・偏り)と呼ぶ。
バイアスの中でも「ハロー効果」=何かの際立つ優れた要素だけで、
全てを総合的に高く評価してしまうバイアスのこと。
いわゆる「過大評価」である。

「顔」を評価するのに、
その判断に「顔以外の要素」を、多分に入れてくる。
純粋な「顔だけ」で判断をしていない。
いや・・・正確に言えば、バイアスがかかって判断できないのである。

つまり、
男よ、仕事で成果を出すべし!
それ以上のメリットも、たくさんあるぞ。
ということである。

 
「じゃあ、中西さんの言うイケメン選手は、誰ですか?」

よくぞ、聞いてくれた!
古くは、カープの高橋慶彦だ。
渡米した選手なら、ダルビッシュ。
今、日本国内なら
断然、ソブエ=祖父江大輔である。

中日の中継ぎ投手、本当に良く頑張る投手。
毎年毎年50試合に登板してるんですよ!3試合に1試合、これを10年間。

どうですか、めちゃめちゃ、かっこいいでしょ。

この、捕手のサインをのぞき込む表情と目力なんかね、
僕が女性なら、これだけで、打ち取られてしまいますよ。

ほら。ソブエです。

じゃーーん!!

「・・・・・」
「うーん・・・まあ・・」
「中西さんのストライクゾーンも、相当、偏っていますよ」

「どう偏っていますか?」

「何というか、、時代遅れなんです」
「今は、中性的な感じがいいんですよ」

「そうですか、うすうす、感じてはいました。。」
「でも、僕は、断然、ソブエ派です!!首から上だけ、ソブエになってもいいです」

こんな風にして、
現代人の感性とのすり合わせ訓練をしている。


プロ野球・地元の高校生【採用】のアレやコレや

前回ブログで、
「横浜高校から横浜DNAベイスターズ入団」ルートについて書きました。

地方に本拠地を置く球団が、地元高校出身の選手を採る(獲る)あえて、採る。としたい。
それは、
安定的に地元に根ざした人気(=収入)を得るためには、大切な要件です。

たとえば、
北海道日本ハムファイターズは、北海道の高校から。
楽天は、東北地方から。
中日は、愛知を中心とした東海地方から。
広島は、広島を中心とした中国地方から。
ソフトバンクは、福岡を中心とした九州から。。といった風である。

地元高校出身の選手が主力に育つと、球団に不動の人気が出る。
指名選手の出身校を、割合的に見ると(地元採用枠)は、やはり存在しそうである。

一方、マイナス点もある。
1)新戦力を獲得する段階で、地元重視がすぎると
「長期的なチーム強化の視点」や「実力本位」で、採れなくなる。
2)入団後、地元のつながり・しがらみが多いので、時に「関係者」がいちいち現場に介入してくる。
(球団幹部の○○さんの関係者のご子息だ、だから、試合に出さないと・・・という圧力や忖度、それによる不協和音)

「地元選手を指名せず、見送ること」にも、かなりのプレッシャーがかかる。
ドラフト上位(1位~3位)で、
地元の有望な高卒選手が、他球団に採られてしまう。これは、仕方ない。

たとえば、横浜高校の松坂がドラフト1位で、横浜以外に入団。
横浜のファンも「これは仕方ないね」と、あきらめる。
岩手から大谷が1位で、日本ハムへ。とかも同様である。

しかし、
ドラフト下位(4位以下)で、地元の高校球児が、他の地域の球団に指名されて、
その後、「日本代表クラス」になるまで活躍すると、
スカウト力=選手を見る目について、地元ファンから大ブーイングが起こる。
「フシ穴」のレッテルを貼られてしまう。

「なーんで、地元やのに、採らんかったんや、
 4位まで、残っとったんやでー。
 うちのその年のドラフト1~3位で活躍してる選手、おる??
 採っとったら、今頃は・・・。。はあ、どえりゃーことやでー」

上記のファンの声の通り、
球史に最も「やらかした感」が残るのは、中日のスカウトである。
古くは、名古屋電気の工藤公康を、6位で西武に。
愛工大名電のイチローを、4位でオリックスに。
蒲郡高校の千賀は、ドラフト外の育成枠でソフトバンクに。
2度、3度までも・・・。
「家が中日新聞をとってなかったのでは?読売新聞を購読していたんじゃないか?」
そんな都市伝説的・憶測も流れる。
中日は親会社が新聞社。この点で、読売巨人と強烈に対立している。
名古屋経済界とのつながりが強く、独特の文化がある。
(この話も、マニアックで長くなるので、また、後日・・)

実は、地味にソフトバンクも、やらかしている。
古くは、熊本工業の前田智徳を、4位で広島に。
近年は、都城高校の山本由伸を、4位でオリックスに。
八重山商工の平良海馬の、4位で西武に、採られている。
「AUか、ドコモを使ってたんじゃないか?」

ただ、中日と違う点は、
完全なるお膝元「福岡」では、やられていない。
その分、ファンからの当たりは「ソフト」である。

また、大学や社会人を経てからの入団については、
ファンは寛容な傾向にある。

地方に本拠地を置く球団のスカウトたちの<高校生・地元採用>、
なかなか苦労が多そうです。





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