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大人の階段。。出てくる脂/消えゆく脂

「脂が乗り切っていますね!」

皆様への売上アップ策の提言&サポート、
先読み予測、本質的改善策が、
ズバっ!と、効いているから、
そう言っていただけることが、ここ数年、増えてきました。

とても、嬉しいことです。

その一方で、
手先から「脂分」が、なくなってきた。

近年、ビニール袋は、難敵である。
入口部分を、スムーズに剥がすことができなくなってきた。

着実に、のぼっています。
大人の階段。


そして、大二病。面接のコツ

中二病と同じように、
大学二年生から、かかる病気「大二病」というのもあるらしい。

A:社会のあり方について、SNSにコメントしたりする。
B:現代美術やアート、クラシックなどに、触れたがる。
C:一人でカフェにいること、一人で旅に出ることに、酔う。
こんな特徴があるそうである。
上記、A~Cには、全てあてはまらなかった。

別のある本には、こんなことも書いてあった。
1)部屋に「チェ・ゲバラ」のポスターを貼る。
2)関西弁を使う。
3)カラオケで「バンプ・オブ・チキン」を歌う。

2)もともと、関西弁である。
3)私の大学生当時の「バンプ」といえば「ダ・パンプ」だった。
「チキン」のほうはいなかった。
どうゆうことだ?
調べてみると、バンプ・オブ・チキンは、曲の中に
「オー・イエー・アーハン」というシャウトが、多いそうである。
そして、歌詞や曲調には、
「人間は1人で生まれて死んでいく、そんな絶対的な寂しさがある。
それでも、誰かと分かりあいたいし、手を繋ぎたい」
そうゆうメッセージが一貫して存在するらしい。
大二病にかかっている子は、目を細めて、バンプを熱唱するそうである。

問題は、1)である。
これは、思い当たるふしがある。

大学3~4年のときの部屋の中である。
ゲバラはいない。
が、
ジェームス・ディーンがいて、
坂本龍馬がいて、
トウカイテイオーがいて、
矢沢永吉タオル。
そして、
自分もしくは、友達が書いたと思える「謎の手書き」画用紙・・・
「二兎追わねば、二兎を得ず」
「押してもダメなら、もっと押せ」

これは・・・・ある種、テロリストの部屋である。
明らかに危険人物だ。

就活のとき、人事部に見られていたら、
きっと、誰も採ってくれなかったに違いない。

ただ、一生懸命、何かになろうとしていたことは、理解できる。
空想や恋愛の世界=アニメ・フィギュア・アイドルに生きず、
歴史とリアルに近い場所で、足りないものを埋めるべく、生きようとしていたこと。
それだけが、せめてもの救いである。

入社試験では、リモート面接を、おすすめする。
そして、下記、項目を入れてみてください。

「自分のお部屋に移動していただき、中をぐるーっと映してもらって良いですか?」
本人の奥底が、見える可能性が高い。


恐ろしい中二病。それ以前とそれ以降

「中二病」とは、
自分をよくみせるための背伸び。
自己顕示欲と劣等感を交錯させた、ひねくれた物言いなどが典型で、
思春期特有の不安定な精神状態による言動。
とのこと。

●アーティストが売れると「売れる前から知っている」と主張。
●洋楽を聞き始める。
●独自のファッションを好む(眼帯、包帯、黒づくめ)
●「何か」になりきる。空想の世界を、現実に持ち込み境がなくなる。
●ほかの人と違う、自分のマイナー趣味をアピ―ル。
●「でも」「っていうより」「いや、違う」などの言葉を多用する。
●オラつきたがる。本人にとっては「かっこいい」つもりで、注意してもムダ。
●ポケットに手をつっこむ。ちょっと反抗的でワルっぽく見える。
●ケンカしたことないのに、ケンカじまん。
こんな具体的特徴があるらしい。

自分を振り返ると・・・
・人と異なることを良しとする。
・想像の世界に生きている。あたりは、当てはまっていたなあ。
オラオラ系ではなかったはず。
やっぱり、当てはまっている。いわゆる思春期というヤツである。

ベストテンの流行歌でなく、佐野元春。
それに、ハウンドドッグや聖飢魔Ⅱを、見つけてきて、聴くのである。

ダウンタウンは、TVで観るのでなく、
深夜ラジオのほうでトークを聴くことに価値を見出す。

通学路は、別の独自ルートを日によって変える。

あぶない刑事、を好きになり、
スタイリッシュで、ユーモアがあり、仲間が自立かつ連合し、
多少、上司の言うことを聞かなくても、
本質的な成果を上げることができる、とういう人間に憧れをいだく。

中二病は、恐ろしい。
「後遺症」が、ずーっと続く。
自分を含む、オッサンどもを見ても、未だ中二病の後遺症の中の人、多数。
人格を形成する大切な時期と言える。

↑↑
また、懲りずに、観に行こうとたくらんでいます。
『大丈夫、俺たちは成長していない』だって。。その通り!

だからこそ「思春期」と言われる中学生で、
どんな音楽に出会うか、どんな本に出会うか、
どんな部活、勉強、生活を体験するか、
どんな友達、先輩、先生に会うか。
それらを自分が、どうとらえて、
どんな影響を受けるか? とても大切。

で、その準備は、実は「中二まで」で決まっている。


桜の季節に。ドベでも必ず道は拓ける

今年も、桜の季節がやってきた。
大好きなのは、葉桜の時期。
「散る桜」
今年も、散歩がてら、近所に出かけました。
良い感じの場所を見つけ、スタバを買って、ゴロリンコ。

ナニ?
らしくない??
そんなことはない。どちらかと言えば、お洒落やナチュラルを愛するほうである。

春は、新生活スタートの時期。
生意気にも21歳となった愚息君は、この春、大学院へ進む意思決定をした
猛者たち(=学部の成績上位者たち)が集まる最難関・研究室に入るらしい。
「なぜ、その最難関・研究室を選んだか?」との質問に、
「一番、力がつきそうだから」との言葉を残し、身を投じた。

うむ、その思考、大したものだ。
(落ちこぼれたとしても、褒めてあげよう)
(ドベになっても、キミなら、必ず道は拓けるだろう)
(人の創り出した物に、理解できぬ物はない!)
大先輩からも、素晴らしいアドバイスをもらった。

21歳当時、学生の私では、ビビりまくって、恐ろしくて、
何よりも、ラクをしたくて・・
そうゆう意思決定はできなかった。

一部、超えられているが、さらに、超えていった。

「愚息」と謙遜して呼んだものの、なかなかの逸材だな。

おかげで、私も、
ちょっとした男同士の関わり方、成長について、
仮説ながら、自信を持って語ることができる。

また、そのうち、色々書きます。


反実仮想・訓練 ~活車海老と小宇宙

例の「稀少入荷」車海老たちが、水槽に入れられている。

美味しく飲み食いしながら、
「あのさ、もし自分が、水槽の中の車海老だったら、どうする?」

一見、無意味でアホ。
だが、実は大切な「反実仮想」問答がはじまる。
「反実仮想」とは何か?以前も紹介した。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2018/01/25/

1)座して(いや、プカプカして)、穏やかに死を待つ。
・・・待て。本当に、それで、良いのか?

2)底で死んだふりをして、捨てられて、生き残る。
・・・待てよ。。不良在庫から調理しないと、もったいない!という経済合理主義の料理人だったら、
早く料理にされる可能性があるぞ。

3)ピンピン暴れて、抵抗の意志を示す。
・・・待てよ。動くと、上の方に行ってしまう。
時間合理主義の料理人だったら、手っ取り早く、アミですくわれてしまうかもしれない。

4)自ら腕(足か?)か片目を切って、明らかな不良品となる。
・・・オレを商品として出すと、お客様からクレームが入るようにしておいて、生き残る。
痛いけど、生きるためだ。海老になれば、痛くないかもしれない。

5)2)と3)の組み合わせは、どうだ?
死んだふりして、アミにすくわれたところで、ピン!と跳ねる。
地面に落ちて、捨てられて、生き延びる。
・・・でも、捨てられて、料理人の手から逃げ延びたところで、、海水がない。。
かなり苦しみながら、死ぬことになりそうだ。

6)ならば、ひと思いにスパッとつかまって、仲間を少しの時間でも生かし、
ヒトに美味しく食べられたほうが、良いか??感謝はされるぞ。

こうゆう思索をしていると、
申し訳なくて、食べることを、ためらうようになる。
人の「業」。命をいただいて生きていることを痛感する。

車海老の水槽が「小宇宙」に見えてくる。

もしかして、人間社会も、同じじゃないか??
ごちゃごちゃ、やってるけど、結局、ポン!と召されてゆく。
水槽の中と、人間の世界は、大して変わらないかもしれない。

だからこそ、
現世を自分のやりたいように。悔いのないように。
誰かに喜んでもらえるように、全力で。
全ては、ある日、ポンと召されてゆく日のために。

 
「どんな順番で、海老をつかまえるんですか?」と、料理人君に質問する。
変なヤツだと思われたみたい。
しばらく考えてから、
「美味しそうなヤツからです!」と。
・・・ミシュランの覆面調査員と思われたかな?

フッ、模範解答だけどな・・
本当か??
嘘つけーー。それじゃ、店の経営、成り立たないだろうよー。

「目があったヤツ」から始末していってるだろ?
キミ、結構、ワルっぽい顔つきをしているぞー。

きっと、
この水槽の中には、放り込まれてから、幾多の危機をかいくぐり、
何年、生き延びている。
そんな長老・海老も、いるんだろうなー。
「その海老は、この中で、誰だと思う?」
「なぜ、そう思う?その理由は?」
酔っ払いオヤジの面倒なトークは、尽きることがない。。

 
大地震が来ても、中国軍が来ても、
感染症が来ても、大不況が来ても、
大丈夫なように、こうやって反実仮想・訓練をしておく。
だから、
ライバル店が来ることくらい、何てことない!





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