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北浜聖人

そういえば・・・
当社にも、
困っている人を助け、私に「道」を教えてくれる
聖人・スタッフがいる。

そのスタッフは、会社の備品を買うために、
歩いて3分ほどのドラッグストアに買い物に行ってくれた。

事務所に帰ってきて、
お釣りを数円分、多くもらっていることに気づいた。

彼女は、
「数円でも、レジがあわないとスタッフさんが困るだろうから」と言って
相手が、間違って渡したお釣りを、わざわざ、また歩いて、返しに行った。

当然、相手にとても喜ばれたそうだ。

ちなみに、私は、釣銭が多いことを聞かされたとき、
「ええんちゃう?もらっておけば??」と、彼女に言った。
(お恥ずかしい!)

私の根底には、
「相手が間違ったものだ。こちらが、わざわざ返しに行く必要があるか?」
「自分が動いた時間の人件費を考えれば、こちらのほうが高くつくじゃないか?」
経済性のみを優先した、ダメ人間の発言。。
彼女の言動に、ハッ!と気づかされたものです。


北浜聖人。
美味しいコーヒーと、スイーツ。
爽やかな景色に囲まれて、事務所にいます。


「道」を教えなければ、繁栄はない

近江聖人・中江藤樹は、日本における陽明学の先駆者。
陽明学は「知行合一」を唱える学派。
知っていることを、実行してこそ、学問の価値がある。という思想です。

有名なエピソードを、ひとつ。

ある武士が、藩から預かっていた大金を、旅の途中でなくしてしまった。
慌てて、心あたりを探したが、見つからない。
「藩のお金を紛失したとあっては、自分の命だけでは済まされない・・・」と、
途方に暮れていると、その宿を、馬子が訪ねてきた。
馬の鞍についたままになっていた財布に気づき、
「持ち主は、今頃、困っているだろう」と、わざわざ、道を戻って、届けにきたという。
武士の側が、感謝の気持ちに・・・と、礼金を渡そうとするが、馬子は受け取らない。
「あなたは、一体、どうゆう人ですか?」と聞けば、
「ただの馬子です。家の近所に中江藤樹という先生がいて、そこで教えてもらっていることを、実践しただけです」
「人のものを盗ってはいけません。傷つけてはいけません。困っている人がいれば助けましょう。
ということを思い出しました」と。

 
「落とし物」が、自分のもとに返ってくる確率は、
日本は外国に比べて、圧倒的に高い。
外国から来た人や、海外暮らしが長い人から、こんな感想を良く聞かされる。

正確なデータは、調べていないので、よくわかりませんが、
そうゆう傾向は、あるのかもしれない。

売上も利益も仕事も、人が行うこと。
人が、こうゆう「古くからある定石。当たり前で、普通のこと」=「人の道」を、
再認識できるといいな。

中江藤樹、曰く
「家をおこすも子孫なり、家をやぶるも子孫なり。
子孫に道をおしへずして、子孫の繁昌をもとむるは、足なくて行くことを願うに等し」

家は、会社。
子孫は、後継者やスタッフさん。。と置き換ることができますね。

 
「道」を教える。。
そんなこと、教えなきゃならないのかーー。教えなきゃならないんだろうな。。

このようになりたいものです。


私の秘かな愉しみ・・・


ブラウン管に映るこの人・・・誰だかわかりますか??

毎回、自ら監修した精巧なカマキリに扮し、
自分の言葉で、熱く、熱く、昆虫への思いを語る。
野に出て、昆虫を捕まえ、
「自分がもし昆虫だったら・・」という実験材料になる。。

年に何度かしか、放送されませんが、
いつも楽しみにしている、めちゃめちゃ面白いテレビ番組。

録画したものを、夜中、
ウヒヒ~、ウヒヒ~って、観ています。

番組タイトルは、
「昆虫、すごいぜ!」

 
「香川照之、すごいぜ!」という内容です。

・・・
香川照之がどんな人なのか?知らないちびっ子が見たら
面白さは、半減するのかな~~。同じくらい面白いのかなー。
是非、リサーチしてみてください!!


ラインとスタッフ

最近の皆さんの不祥事ニュースを見ていて思うこと。

学力トップが、
組織のトップに向いているかどうか、
それは別問題。

リーダーには、偏差値や合格点のように、
数値化できない部分が必要。

会社の場合も、同様で、
要員(スタッフ)と、
指揮官(ライン)は、異なる能力が必要。

接客力に優れたスタッフや、しみ抜きの上手なスタッフが、
指揮官に向いているかどうか?と言えば、別問題。

夏の気配の海辺の隠れ家より。


「なりたい自分」になれる会社に

入社したときから「子供が欲しい」と言ってたスタッフに、
子供が授かりました。
6月の出産予定ギリギリまで勤めてくれて、退職。

明るく、前向きで優秀なスタッフさんだったので、
会社としては、とても惜しい。

でも、そうゆう退職理由なら、嬉しいことです。

仕事部分だけでなく、
人生トータルで、良い影響を与えるように関わってゆきたい。
当社としっかり関われば「なりたい自分」になれる。
内外共に、そうゆう存在でありたい。

だから、
彼女の人生の目的のひとつであった「出産」を
当社に在籍しているときに実現できたことは、とても嬉しいことです。

以前のブログでもお伝えした、
人格・品性・本性があらわれる「去り際」も、
きちんと丁寧に、期待以上の引き継ぎをしてくれました。

そんな彼女だからこそ、
「なりたい自分」を実現できたのだろうと思います。

 
こちら、とある繁盛店のスタッフ募集。
心が温まります。

以下、余談、、、
そんなこんな、、、を総合的に結びつけて考案した「成功するかどうか、確信の持てない」作戦を、
快く「やってみましょ!」と実行していただける、ご支援先にも恵まれている。

で、
今日、その作戦がヒットしている!という報告をいただいた。

気分よくゴールデンウィークに!





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