2019年3月23日 21:37
窮地のとき、兵は、指揮官の姿を仰ぎ見る。
幹部・リーダーが知っておくべき「鉄則」です。
兵が疲れているとき、委縮しているとき、
攻め込まれているとき、不利なとき、
指揮官の精神状態が、どうゆうものなのか、味方に見せてやらなければならない。
いくさは、指揮官にとっての「命がけの演技」である。
日清、日露戦争の軍人・秋山好古(よしふる)の逸話。
敵優勢、鉄砲の弾が襲う中、身を隠すことなく、
平然と水筒の酒を飲みながら、馬上、前線へ出る。
その様子を、部下はこう振り返る。
「顔つきも変わってなければ、様子も変わらない。恐怖もあせりも困惑もなく、
ちょうど酒客が、盃をかたむけつつ、満開の花でも眺めているようであった。」
荷が集まり過ぎた、工場内。
お客様が行列をなし、日販30万円を超える日の店舗。。
まさに、クリーニング店にとっての「戦場」である。
そうゆうとき、スタッフは、指揮官(リーダー)の姿を見ています。
「命がけの演技」で、乗り切っていただきますように!
以上、本からの抜粋でした。
本を読むと、
現在にも通じる原理原則、哲学をたくさん学べます。
本の「折り曲げ」箇所は、
全て「自分の生き方=仕事」の血となり、肉となっています。
2019年3月9日 21:48
社会人1年目だったころの、昔話。
大学時代の同期が、仕事帰りに集まると、
決まってスーツに輝く「社章」の見せ合いが、始まる。
「社章」は、会社のプライド。
社章をなくした場合は、罰金10万円、ボーナスも減額、出世も遅れる
・・そのくらい大切なものと、心得よ!
そう教えられたんやー、と、誇らしげに、話していた。
ところが、
入社した経営コンサルティング会社・船井総研には、
社章がない。。
だから、「社章」の存在自体、同期に見せてもらって、初めて知った。
欲しくなった!!
軍人の「勲章」みたいで、かっこいい。
子供がママにすがりつくように、
当時の白髪の総務部長に聞いた。
「なんで、フナイには、社章がないんですか!」
「大学の同期は、みんなつけていて、かっこいい」
「ボクにも、欲しい!!」
すると、往年の名コンサルタント・白髪・総務部長は、
こう教えてくれた。よく覚えている。
コンサルタントは、目立っちゃいかん、
影の存在なんや。
出入りしていることが、知れたら、
クライアントのライバル会社が、
マーケティングの対策をしてくる。
「あの会社に、フナイが味方したらしい!」となると
みんな、恐れるんや。
だから、
うちには、社章がないんや。
・・・
このセリフ、
なぜか、私に「ど・ストライク」でした。
(おおー、それ、めちゃめちゃ、かっこええやん!)
(思い描いてた、そのものの会社やん!)
以降、
同期の集まりで、社章の話題になると、
私は、意気揚々と、「ない」理由を話す。
でも、みんな「ある」ことのほうが、好きみたいで、
「ない」を「かっこいい」と思うのは、
少数派であることも学んだ・笑
「社章がない」ことの、誇り。
「影」であることの、誇り。
「敵に回すと、恐れられる存在」であることの、誇り。
今でも変わらず、あの頃のまま、
いや、あの頃以上に、
ずーーっと、持ち続けています。
社章がないなら・・・と、
スーツの裏側に、名前の代わりに「言葉」を入れてます。
最新のスーツには「一諾千金」の言葉。
「男子が一度、了承したことは千金にも換えがたい価値がある」という意味です。
依頼を受けたからには、「千金」の活躍で、お応えします。
2019年3月3日 21:09
「当事者をして、進行せしむる」
経営も、会議も、コンサルティングも、これが究極の姿です。
誰かに「やらされる」のではなく、
自分で「やる」。
現場の当事者同士で、良い方向に進める。
ラグビーの試合の進め方には、
そうゆうところが、ある。
根底にあるのは、
自立した人間同士の信頼関係。
先日の「ラグビー・ブログ」で、
言いたかったのは、そうゆうところです。
2019年2月9日 22:31
出張先のホテルの浴室にて。
シャンプーのボトル・キャップ部分に、
テープが巻かれていて
「安心して、お使いいただけます」とある。
ん?
どうゆう意味だ???
湯船に浸かりながら、
しばらく眺めていて・・・
意味がわかった!
「何か、違うモノが混入されてしまう心配は、ありません」
そうゆう意味なんだ。。
変な客が、キャップを開けて、イタズラするかもしれない。
今まで、考えたこともなかったけど・・・急に怖くなってくる。
水で薄める、シャンプーにリンスを入れる、、くらいなら、まだ可愛いけど、
唾をペッって入れる、脱毛薬を入れる・笑、、とか、もしかして、あるのかーー!?
スタッフさんが、間違ったものを入れるかもしれない。
いやいや~
「リスク管理」だなあ。
「俺は、そんなことをしない」
正確に言えば・・・
「この人間性の低い、俺ですら、そんなこと、しない」
「だから、フツーの人は、そんなことしないだろう」
と思って、対応していると
「そのフツー」が、
通じない人が、たーーくさん存在している。
こうゆうことが、身の回りで、
時々、起こる。。
そのたび、然るべき対処をし、勉強した。
リスク管理とは、そうゆうことだなあ。
もちろん「俺様」のフツーが、人に迷惑をかけることも、ある。
自分の考えや行動を、スタンダードに置いては、ダメなんだ。
めちゃめちゃ悪意ある人間、
欲の深い人間、倫理観のない人間の気持ちになって、
彼ら、彼女らが、嫌がる対策をしとかなきゃ、ダメなんだ。
・・・
あー、ヤダヤダ・・・
そこまでして、会社を大きくする必要って、あるのか??
そうゆう考え方の自分も存在する。
でも、やんなきゃ・・・。
大多数の「フツー」及び「フツー以上」の人を、守るためだ。
で、気がつくと、
ボディソープで、頭を洗ってしまっていました。
やっぱり、一番のリスク=自分やわ!!
そうゆう結論(オチ)です。
2019年2月3日 22:02
ご支援先クリーニング店の、
バックヤードに、お客様から頂いたお菓子が。
クリーニング店で「お客様からのいただき物」は、
接客満足度のバロメーター。
素晴らしい接客をしてくれている証明です。
嬉しくなります!
そして、
店長がみんなと情報を共有してくれています。
ただ・・・
普通のレベルなら、これでいいけれども、
この店、この責任者と、目指しているレベルから見れば、
80点。
あと、20点分、足りないところがある。
さて、何か、わかりますか??