2026年1月3日 19:15
「昨年は、どんな1年でしたか?」と問われると、こうお答えします。
「これまでの人生のなかで、最も【資本主義】を感じた年でした」
これから、
もっと感じることになるであろう、
そのはじまりではないか?と思っています。
新年、あけまして、おめでとうございます。
資本主義とは、その名の通り「資本」=「お金」を、
個人や集団の考えや行動の原則としていること。
一般的で、身近な資本主義。といえば、
まず、仕事と給料=お客様からいただいたお金の一部が給料となること。
需給のバランスによる価格変動(お米、野菜、季節料金等)、
サブスク(固定収入)、
セルフレジ(効率化)、
ネットに出てくる広告(無料、時間消費の収益化)、
新商品と廃番品(価値の競争)、
時給・給料の格差(これも、需給バランス)、
高級時計&高級車と普通品(欲望)・・・等々があります。
私の普段の仕事、クライアント先を勝たせること。は、
まさに「資本主義」真っ只中です。
昨年、これまで以上に「資本主義」を感じたこと、
私のまわりに起こった出来事を列挙してみます。
1)まず、出張で泊まるホテルの料金高騰。
それに、海外での買い物、飲食代金の高額化。
「円=日本」の弱さを、つくづく、本当に、情けなく思う。
2)レトロな「いい感じ」のお店、建物、路地が、なくなってゆく。
再開発である。そのあとキレイな巨大ビルができる。
雑多な前のほうが良かったのになあ。。「資本主義」に、そうゆう情緒はない。
3)ご支援先を含む周辺で、
大資本に「買収される」案件が、増えました。何度か間近で関わりました。
こちらが「買収する」という話の数十倍、数百倍の規模感です。
これまで戦ってきた競合店が、大資本に買収され、今度は、戦う相手が変わる。ということは日常茶飯事です。
4)当社が居を構えていた大阪・北浜のビルは、
オーナー企業の意向で、売却されることになり、事務所の退去&移転を余儀なくされました。

さようなら。ライオン橋、中の島公会堂、バラ園、大阪証券取引所。。。
5)「ファウンドリー」というお気に入りのケーキ屋さん、
(百貨店にも入っていて、行列もできる人気店、という認識でした)が、
昨年の秋、全店舗一斉閉店。
大丈夫なのか?何が起こった?と、心配して、調べてみましたが、
実は「グラマシーニューヨーク」や「オードリー」「タルティン」という「作られた」ブランドを展開する、プレジィールという会社(100年前は米穀商、製麺製粉業からの転進)の1ブランドでした。
※グラマシー・・・は、恥ずかしながら・・・
「有名な店舗が出店してきたもの」思っていました。
壮大な虚構(嘘)と経済合理性の優先。資本主義である。

この「高さ」と「ボリューム感」、
果実とクリームのバランスの良さに魅了されておりましたが。
さて、こうゆう資本主義を、どうやって生きてゆくか?
(つづく)
2025年12月27日 19:10
今年、同じく鬼籍に入った映画監督・篠田正浩さん。
吉田義男さんと、同じようなことを言っておられました。

↓↓
勝者はいつもにこやかで自慢話ができる。
敗者はいつも苦い水を飲まされる。
この苦い水を飲んでいる人のほうが、歴史の本質、真実をじかに体験している。
勝者は、有頂天になって見逃してしまっている。
人間としておごってしまう。そのときには自分も見失ってしまう。
負けて絶望することは、たやすい。
イマジンして希望を持つことは、それより困難だけれども、
人間はそれに向かって生きてゆく。後退は許されない。
歴史に逆回することはできない。
前に向かって新しい歴史を刻むしかない。
↑↑
正直、
私とクライアントは、勝つ=勝者であることが、ほとんどである。
敗者になることが、ない。
だからこそ、このことを、ちゃんと肝に銘じておきたい。
本質、真実を見つめ、有頂天にならず、おごらずに。
希望を見出し、後退せず、新しい歴史を刻む。
・チャレンジ=目標を大きく持ち、「そこに達しなかったこと」を
「負け」と感じとるようにしたい。
・小さな失敗、ミス、後悔を「負け」と感じ取りたい。
・法人を構成している人の「負け」を、しっかり感じとりたい。
そのように「負け」を感じて、
いつも油断なく、謙虚な姿勢で臨むようにしたい。
2025年12月21日 19:08
吉田義男さんも、現役時代を知らない阪神の名選手。
「牛若丸」と呼ばれた華麗な守備で、阪神のショートとして。
監督としても1985年「バース・掛布・岡田」の阪神を優勝に導いた。

が、その後、阪神タイガース「暗黒時代」への扉を開けてしまう。
1985年優勝の翌年3位、翌々年1987年には最下位に。
そこから15年間、
ずーっとBクラス(6球団のうち4位以下)、1度だけ2位がある。
その間にも、監督として再登板するも、2年間で5位と6位。
吉田さんは、天国と地獄を味わった。
生前のインタビューより
↓↓
私の野球人生を振り返りますと、1985年に優勝できたことは、
ものすごく大きな思い出です。
同時に、翌々年に最下位になっているんですよ、勝率3割3分1厘という。
この屈辱は、やっぱり誰にも言えないもの、すごく厳しいと言いますか。
でもね、僕は自分で「天国と地獄」と、言ってるんです。
やっぱり、両方味わうことによって、監督業のやりがいというか、
生き甲斐じゃないですかね。
勝つということは、喜んでいただけたということで、
それこそ気持ちの良いものですよ。
しかし負けるということは、勝負の世界ですから当然ですが、
批判され、自分は苦しい。
それは仕方ないですけど、途中で投げたら、僕は負けだと思う。
勝負に負けることが、
人生に負けたことには、つながらないと思う。
↑↑
ジェントルマンで、誰にも優しく、寛容であった吉田さん、
阪神ファンに愛された人物でした。
2025年12月20日 19:46
小山正明さんの全盛期、
阪神タイガースには、「村山実」というエースもいました。2枚看板でした。
サドベック投法と言われるダイナミックなフォームで、
闘志を剥き出しに、剛球を投げ込んでくる名投手。
途中でパ・リーグに移籍した小山さんよりも、村山さんのほうが有名。知名度は上です。
脱力系のフォームから「針の穴を通す」コントロールで
20勝以上をあげる小山さんとは、対極の存在。まさに「両雄」でした。

村山実、通算222勝147敗(プロ14年)
小山正明、通算320勝232敗(プロ21年)
剛球・闘志の村山200勝、
制球・精密の小山300勝。
どれだけ球が速くても、
プロの打者は、一球の「失投」を見逃さず、打ってきます。
100勝分の差は、きっとそこにもあります。
レベルの高い競争になると、剛球、速球。よりも、
「試合に勝ち続ける」ためには、コントロールの良さ。が、大事なのです。
(もちろん一定以上のスピードや技術は必要。という前提で)
コンサルタントにおける「コントロールの良さ」とは何か?
経営者における「コントロールの良さ」とは?
それは、失投=「致命的なミスを犯さないこと」です。
一発、二発、どーんと当て、業績を上げて(短命に終わる)のではなく
人を荒く、ぶん回して使う(使い捨て)でもなく、
長期的に、連続して。丁寧に、安定的に、
お客様の支持=売上を積み重ねること。
派手な剛球、快速球は、拍手を集め、注目も浴びる。
(かく言う私も以前は「剛球・速球派」の投手が好きで、憧れもしていました)
しかし、勝ち星を積み上げるのは、
いつも「当たり前」を外さない投球である。ということに気づきます。
仕事も経営も同じ。
評価されにくいが、最も価値があるのは、
「致命的なミスを一度も犯さずに、攻めること」
小山さんの「300勝の仕事」に学んだことです。
2025年12月7日 19:01
高校バスケ部の顧問の先生です。
兵庫県高校バスケ界ではかなり名声と力のある先生でした。
葬儀にも参列してきました。

高校2年4月からは、別の高校に転任されたので、
実際に面倒を見てもらったのは、高校1年生のときだけ。
昔ながらの猛練習でした。とても怖かった先生でした。
(正直、1年で転任には、ホッとした・・・)
私が、中学校3年生のとき、
中学バスケの試合会場に来ておられて、
「エラいさん席=本部・招待席」に、どかっと座り、試合を観戦しておられました。
私が「加古川東高校」を受験することを知っていた、
中学のバスケ部顧問の魚谷先生が、
本部席の紺野先生にご挨拶に行ってくれました。
そこから戻ってきて、
「中西、加古川東の紺野先生が来てたから、お前が受験すること、伝えておいたぞ」
「センターには、特に来て欲しい。と言うとったで」
「とても影響力のある先生やから、受験のプラスになるかもしらん。がんばれよ!」
もちろん、その当日の試合は奮起。(でもそれほど活躍はできていなかったはず)
・・・
たぶん、実際に受験で「下駄をはかせてくれた」ということは、ないと思います。
今、考えれば。
しかし、当時、
紺野先生の存在と、魚谷先生の言葉が、
高校受験勉強の期間、どれだけ自信になったことか!!
自分だけの最強の「御守り」でした。
「少しくらい試験の点数が悪くても、バスケ加点で通してくれるだろう」という
根拠のない「思い込みと自信」につながっていました。
きっと、両先生は、そんなこと、忘れていると思います。
ちょっとした行動、声掛けが、人の自信につながることがある。
当時の感謝と恩返しに。
私も、できるだけ目標に向かう人への「応援」をすることにしています。