2013年10月5日 22:36
「天才打者」前田智徳選手が、引退しました。
大好きなプロ野球選手でした。
打席での「立ち姿」を見るだけで、
アウトになっても、三振しても、満足できる。。。そんな選手でした。
私の目には、刀を持った「剣の達人」が、
刀をバットに持ち替えて、構えているように映っていました。
単なる「スポーツ」という次元をはるかに超えて、
技を探究する人が、命懸けで、仕事をしていることが伝わるのです。
イチローや、落合も認める打者としての素質がありながらも、
もっと高い基準を達成しようとし、練習の虫でもある、仕事への真摯な姿勢。
そして
一流になると、カネで金持ちチームに移籍してしまうという、
お約束となった広島カープのパターンに、はまらず
カープだけで、野球を一途に貫いた人柄。
最近、知ったのですが、
自分の野球道具には「武士魂」と書いているそうです。
以前のブログに、「サムライ」よりも「武士」・・・と、記しましたが、
ひょっとして、同じ発想かな??
フフフ・・・(嬉)
前田智徳さん、ありがとうございました。
「立ち姿」だけで、満足してもらえるほどのプロフェッショナルへ・・
己を高める努力を続ける決意を、新たにしました。
2013年9月13日 23:19
古今東西の戦史は、
現代の経営に通じることが多いので、良く勉強するようにしています。
古来、合戦で「籠城側」が勝利した例は、ほとんどありません。
城を敵に囲まれたら、基本的に「負け戦」です。
しかし、この熊本城は、西南戦争で政府軍が「籠城」し、薩摩武士団を退け、最終的に勝利しました。
実際に「籠城」で戦い、「勝った」という事実が、最強を証明している名城です。
築城したのは、加藤清正。
豊臣秀吉、子飼いの勇猛な武将です。
なぜ、圧倒的不利な「籠城」で、勝てたのか??
熊本城には、加藤清正が、数多くの実戦で経験した「超実務的」な工夫が施されているのです。
・井戸の数が、120箇所もあり、水が豊富。
・大きな銀杏の木は、籠城の際の食糧になるように、植えられている。
・壁に干ぴょう、畳床には芋づるを、仕込んでいる、これもいざというときの食糧となるように。
・石垣は、有名な「武者返し」。上に行くほど勾配が高くなり、敵が上ってこれない。
ただキレイなだけ。
実戦経験のない者が、考えただけ・・・の城ではなかったのです。
クリーニングの店舗づくりも、同じですね。
数多くの実戦を勝ち抜いた「お客様の支持を得るための工夫」が、
いたるところに施されている店舗・・・。
密かに「勝つ」ための「店舗づくり」の名手と自負しています(笑)。
2013年9月11日 23:49
出張中、某コンビニで買った、モーニング用のパン。。。
早起きして、コーヒーを飲みながら、
美味しそうなパンを買ってきて、パソコンを開いて仕事するのは、
中年オヤジの至極のときでもあります。
本日のパンは、いわるゆる「コロネ」。
パイみたいな生地のなかに、クリームが入っているヤツ・・・FU・FU・FU・好物です!!
しかし、食べてみて、愕然!!!
なんと、両端にだけクリームが入っていて、真ん中は、空っぽ。。。
買うときには、まったくわかりません。
そりゃー、両端にクリームが見えていれば、
このクルクルまかれたパイ生地の中には、たっぷりクリームが入っているだろう・・・と想像するわけですよっ!
完全にだまされたーー!詐欺だっーー!!
某コンビニのプライベート・ブランドのパンでした。。
「大手がこんなので、いいのか!」
いや・・・
意外と大手が、こんなの・・・なんですよね。
「ブランド」とか「規模」を振り回し、
売上・利益追求主義で、顧客のことは二の次・三の次。。。
クリーニング業界でも同じかもしれませんね。大手ほど品質が悪い。。顧客を泣かせる。。
コンサルタント業界も同じです。
自分自身が大手のコンサル会社に16年間勤めていたので、そうなってしまう内情・構造は良くわかります。
こんな大手に負けるな!
街のパン屋さん、街のクリーニング屋さん!
気合の入った最強の中小企業を作りましょう!!
当社が応援します。
最近、一番、怒りを覚えた出来事でした!
食べ物の恨みは、怖いんだぞーー。
2013年8月11日 21:14
スポーツ新聞の
この「詳細な打撃成績・投手成績」が好きです。
「むむー、上位5名が、外国人選手とは・・・。セリーグの日本人バッター、情けない!」
なーんて、感想を持ちながら、詳しい成績を、マニアックにみてゆくわけです。
データ分析が、身に沁みついているのでしょうね。
「長打率」ってのがあります。
ヒットのうち、2塁打以上のヒットやホームランの占める割合のことです。
ヤクルトのバレンティン選手・・・これはすごい .723!!
これは、ありえないくらいの数字~。これからもパワフルな打撃に注目です!
「出塁率」ってのもあります。
ヒット以外に、フォアボールやデッドボール、エラーなどで出塁した率のこと。
どれだけ、チームに貢献しているか?ということのあらわれですね。
「出塁率」から「打率」を引いた数字が、1割以上の選手をピックアップしてみる。
セリーグは、
バレンティン、阿倍、鳥谷。。。
パリーグは、
ヘルマン、栗山、ジョーンズ。。。
打率の高い選手や、長打力のある選手は、敬遠の四球もあるから、
鳥谷や栗山、ヘルマンの「選球眼」は、すごいってこと。
「得点圏打率」とは、ランナーが2塁や3塁にいるときの打率。
つまり、チャンスに打てる、勝負強さがわかります。
「得点圏打率」と「打率」を比べてみて、5分以上「得点圏打率」が高い選手は、
セリーグは、
ルナ、ブランコ、新井。。。
パリーグは、
ヘルマン、李、松田、嶋。。。
外国人のほうが、チャンスに強い傾向にあります。
どんな選手が、勝負強いのだろう???
同じように
投手成績も、、、
「防御率が低いのに、負け数のほうが多い投手」には、どんな特徴があるのか??
逆に「防御率が良くないのに、勝ち数が多い投手」は?
こんなことを、考えながら、データ数字を見ます。
クリーニング店の数字成績も、こんな風に見ています。
2013年7月17日 6:46
飲食繁盛店レポート第二弾、
名古屋のご支援先からの帰り・・・味噌煮込みうどんの繁盛店に。
船井総合研究所時代、
隣の部署だった飲食業界やパン業界のコンサルタントに、
「努力しても味が普通でしかない、空間センスも悪い、、、
そんな飲食店・パン屋の活性化法は、これしかない!やってみろ!」と、適当な提案をして、
良く笑われていた、素人なりの活性化法が、以下の3つ。
「多種類の調味料や小物が、使い放題」・・・で、しかも、美味しい!
「ご飯・小鉢は、おかわり自由」・・・で、しかも、自分から言わなくてもいい!
「ジャンボ●●」・・・味が普通のものしか作れないなら、とにかくデカくしろ!
この「味噌煮込みうどん」屋さん、この3条件のうち2つに当てはまっていました。
値段は少し高め。
味噌煮込みうどん自体は、、、美味しいのですが、
それほど「明らかな違い」は、味音痴な客である私には、わからない。
しかし、
ご飯、お漬物が、おかわり自由。
なくなりそうになったら、声をかけなくても、すぐに店員さんが来てくれる。
お漬物は、籠に山盛りのものを持ちながら、
「お好みのものはありますか?」と、好きなものを重点的に、好きなだけ入れてくれる。
そしてお漬物用の「薄口しょうゆ」が、びっくりするくらい美味しい。
1人前で、約2000円と、
普通のうどん定食よりも、高かったけど、
満腹感・満足感・充実感、この上なし!
席数58席に対して、ホールスタッフ8人。
7~8席に1人のスタッフと、「スタッフ密度」かなり高め。
しっかりお金をもらって、
それ以上の商品・サービス提供をしてゆく
(まるで家の子供に、食べさせるように・・・)
という商売のスタイル。
味噌煮込みうどんを、食べ終えると、、、
「デザートはいかがですか?」と、
3種類のカード型チラシを持ってスタッフが、やってきました!
むむー、なかなか
やり手のお店ですね!
味だけでの勝負に限界を感じる「弱者」が、
「強者」となるために、知恵と工夫を重ねてきた・・・それが、読み取れるお店でした!
さて、クリーニング店で言えば、
どんなことをやってゆけば良いのでしょうね!