2020年2月16日 21:16
彼の家の本棚には、
船井総研の創業者である故・船井幸雄会長の本が、
ズラリと一式、揃っています。
暴れん坊だけど(実は)真面目な彼は、ほぼ全ての「会長本」を購入して、読んでいます。
私は・・・と言えば、
船井会長の出版する本でも、
本屋で立ち読みして、中身を精査したうえ、
「購入の価値あり」と思えば、お金を出すし、
そうでなければ、お金を出さなかった。(=不良社員でした)
本棚のなかで、目にとまったのが、この本
「退散せよ、似非(エセ)コンサルタント」
(いや~会長、こんなお下品なタイトルの本も、書くのですね~)と、
この本が出版された2010年当時は、中身を見ることもなく
タイトルを見ただけで「買わなかった」会長本のひとつです。
(申し訳ない!)
しかし、最近、個人的に、ちょっと、思い当たる出来事=
(アナタ、それで、よく自分のことを「コンサルタント」と自称するね・・・)
(根本的なことから、勉強したほうが、いいんじゃない??)
というリアル「エセ・コンサルタント」に遭遇したので、手にとって、読んでみました。
さすが、会長です、、
あの当時、手にすらとらなかった書籍を
10年後の私、しっかり、読んでいます。
本の内容は、いつもの会長本で、
似非コンサルにこそ、読んで欲しい内容でした。
驚いたのは、この本の表紙にある
「2020年の完全予測・音声ファイル」
なんという偶然か・・・
いや、これをまさに「必要・必然・ベスト」と言うのでしょう。
今年になって、エセに遭遇し、
数百冊はあろうかという本の背表紙の中から、
手に取った本がコレ。
そのタイミングが「2020年」であった。という事実。
これは、音声ファイルを聞きたい!
ワクワク・ドキドキしながら、
早速、本の中に書いているパスワードにアクセスしました。
しかし、一向にダウンロード・ファイルは、送られてこない。
さすがに、10年も経てば、もう削除されているか・・・。
諦めかけた、そのとき!!
(つづく)
2020年1月11日 21:34
同窓会で1~2年時の担任の先生と少しの時間、話をした。
「やっぱり、最近の生徒って、扱いにくいですか?」と質問したら、
「いいや、扱いにくくはないで、どちらかと言えば、従順やわ」
「オマエみたいに、ガッツのあるヤツは、いなくなったわ!
“横綱と赤ちゃんが相撲をとるみたいなもんや”と言われて、
相撲をとるようなヤツはいない。
みんな先生の言う通りにする、良く言えば素直。
悪く言えば、反発してそれをバネにするってヤツがいない」
・・・・おお・・・・
そんなことまで、覚えていてくれたのか!
世に有名な
「横綱と赤ちゃんの相撲」事件。
解説しよう。
高校3年時。進路を決める三者面談の場で。。
中西少年は、関西の私学4強「関関同立」を志望校として提出した。
しかし「学年500人中400番台の常連」の成績不振生徒であったため、
3年時の担任の先生が、
「お母さん、それは、横綱と赤ちゃんが相撲をとるようなものです」とアドバイス。
そして、それを受けた母親が・・
「先生、赤ちゃんは言い過ぎではないですか?
せめて、小学生くらいではないでしょうか・・・」と返事する。
(いや、どっちも変わらんし・・・。どっちでも、ええねん!)
(俺は、受かる自信があるねん!※自分なりの根拠しかないけれど・・・)
一応、進学校であったため、
過去5年分くらいの卒業生の校内偏差値データと、
合格した大学の偏差値データが、
わかりやすく並べられた一覧データが用意されている。
それを指し示して、先生は説得する。
確かに、中西少年の校内偏差値で、
過去5年間、関関同立に合格した人は、誰一人としていない。
「キミの偏差値ならば・・・・
大経大(大阪経済大学)か、大商大(大阪商業大学)が、圏内ですよ」
「中西、どうや、大経大か大商大。ええぞ!」
(いや、そんなの大学じゃない)
↑↑横暴であった中西少年。
大人になった今、言い換えれば、“私にとって”それは大学じゃない。
大して、大人になっていないか・・・反省。
結局、
その面談をどうやって終えたのか、覚えていない。
「横綱も立ち会いで、すべって転ぶこともある。それに期待しよう」
くらいに思っていた。
怒った記憶もなく、反骨精神を発揮したわけでもない。
(まあ、普通、そう思うよなー)程度の
いたって、楽観的なものだった。
根拠の薄い、自信だけはあった。
最近まで、部活は頑張ってきた。
部活を引退し、これからやることもないし、勉強する。
そうすれば、俺は、やれるんだ。
今まで、ロクに勉強せず、大学のことも考えずに、
この成績で済んでいるなら、逆に、たいしたものだ。
今から、みんなをまとめて追い越す!
結果、同志社大学に奇跡的に合格。
関関同立のなかでも、最も難易度が高い大学だ。
加古川東高校の
過去の校内偏差値と合格大学偏差値のデータに
ポツンと「異常値」が記録された。
史上最低偏差値で、同社社大学に合格した男だ。
先生方は驚き、
友達は、みんな怒っていた・笑
「なんで、オマエが同志社やねん!」と。
※
3年時の担任の先生は、同窓会には来ていなかった。
1、2年時の担任が、当時のことを覚えていてくれていて、
ついでに裏話も教えてくれた。
当時、俺らにも「成績」があってな。
浪人させたら、ポイント0や。
国公立の有名大学なら、高ポイント。。と
大学のランク別にポイントが決まっている。
とにかく、どんなランクの大学でも、現役合格させたら、
僅かばかりでも、ポイントがつくんや。
中西の場合は、ポイント1でいい。0よりはマシ。
と、思われていたんやな・笑
2020年1月5日 22:56
正月3日。高校時代の同窓会が、5年ぶりに開催されました。
今回も、なじみの旧友や、
顔は知っていたけど初めて話す友達と、
まる1日、時間を過ごしました。
今回、感じた事。。
先生や恩師って、凄いです。
1~2年の担任の先生は、
なんと、顔を覚えてくれていました。
すれ違ったときに「おう、中西!」と。
これには、本当に感動しました。
・・・
私は、先生とは、距離を置くタイプの生徒だったから、
「自分のことなんて、覚えてはいないだろう」と思っていました。
1学年で、500人も生徒。
それが、先生の教職歴30~40年間とすれば、15000~20000人。
そのなかで、
積極的に関わりを持とうとせず、
成績も下位だった生徒のことなんて、覚えていないだろう・・・と。
でも、自分が思うよりも、
先生は、自分のことを、覚えてくれていました。
不愛想に距離を置いていた、中西少年に対しても。
英語教科で、1年だけお世話になった先生に至っては、
「中西・・・」「おう、中西正人やろ!」と、フルネームを覚えてくれていました。
「大きい体やのに、字が小さいんやー」
「小さくて、濃い字を書いていた」=その通りです!!(笑)
「俺は、筆跡も覚えてる」と、言ってました。
本当に凄いなあ・・・
プロだったんだなあ・・・
果たして、自分に、こんなことができるだろうか?
そうありたいなあ。
周りに恵まれて、育ててもらったことを実感しました。
※
他の教訓もアリ。。笑
ここではマズイこともあるので、
ご支援先にて、お話します。
2019年12月22日 13:23
昨日「アーモンドアイ」を、あれだけ絶賛しておきながら・・・
今日の有馬記念は、「サートゥルナーリア」から、買いたい・笑
高校の同級生が、
サートゥルナーリアの一口馬主であること。
今年の春、皐月賞に続き、ダービー制覇も、確実と思われていたのに、
まさかの敗戦。。呆然としていた彼に、今年最後のハッピーを!
その馬主同級生くんから、この前、忘年会で
80回ダービー記念のネクタイをもらったこと。
(今回、馬券を外したとしても「ネクタイ代」だ~)
サートゥルナーリアの母は、日米両方のG1オークスを制した名牝シーザリオ。
事務所近くの老舗天ぷら屋さんの親父さんが、
このシーザリオの子供「シーリア」つまりは、サートゥルのお姉さんの
一口馬主になっている。。
奇遇にも縁が重なった。また、話が盛り上がるだろう。
サートゥルナーリアの戦績は、7戦5勝。
デビュー以来、快勝を重ねてきたが、勝てなかった2敗は「大敗」である。
この2敗がともに「東京競馬場」でのレースだから、
“東京競馬場のコースに入ると、馬が興奮しすぎて、勝てないのではないか?”
“いや、東京の左回りコースが苦手なのではないか?”
競馬ファンの、推理とも、憶測とも、期待とも、つかない噂が、流れている。
有馬記念は、右回りコースの中山競馬場。。。
きっと本来の走りを見せてくれるだろう。これを「希望的観測」という。(笑)
でも、もし勝ったら・・・競馬界のミステリーとなる。
ダービー記念のネクタイをもらったから、
ダービー馬・レイデオロも、買っておこうかな?
歴史は繰り返す・・・菊花賞組・ヴェロックス、ワールドプレミアも、気になる。
頑張っているキセキを、今年も買ってあげようか??
出走16頭中11頭が、G1のタイトルを持っているという
実力馬揃いの令和初の有馬記念。楽しみです。
注)私の競馬予想は、当たらないことで、有名である。
2019年12月7日 22:47
先日のブログ、
アスリートのセカンドキャリアを支援する、という活動に関連する備忘録。
今年、広島カープの現役から、一人の選手が去った。
「庄司隼人」という選手。
高校野球マニアなら、知っている名前かもしれません。
高校野球には、たくさんの名場面があります。
テレビで何度も放映される有名なシーンもあれば、
人それぞれに「自分の中」だけの、印象的なシーンもある。
今回、ご紹介するシーンは、そんな「自分の中」だけのシーン
菊葉橘高校のスター選手であった庄司選手は、
現・ソフトバンクホークスの看板選手・今宮健太(明豊高校)と
3回戦で、激突する。
互いに投手として快速球を投げ、大会注目の打者でもある。
投手として打たれたら、次は打者としてやり返す。
打者として打ち取られたら、次は投手としてやり返す。。この応酬。
対戦時の、この二人の表情が、とっても良い表情をしていました。
負けん気、勝負を楽しむ、相手と仲間をリスペクトする。。
そうゆう感情が、入り混じった、
最高の表情をしながら戦っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=BJE7iT86jOs
高校野球って、いいですねー。
「俺もやるほうだけど、オマエも相当やるな・・・」
この二人のような表情になれるような、
仕事がしたいなあ。
そう感じました。
庄司選手は、プロ生活約10年。
一軍で活躍できたのは、ほんのわずかの期間でしたが、
その記憶は永遠に。
次のステージでの成功を祈っています。