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退散せよ、似非コンサルタント ~故・船井幸雄会長・10年前の本

彼の家の本棚には、
船井総研の創業者である故・船井幸雄会長の本が、
ズラリと一式、揃っています。
暴れん坊だけど(実は)真面目な彼は、ほぼ全ての「会長本」を購入して、読んでいます。

私は・・・と言えば、
船井会長の出版する本でも、
本屋で立ち読みして、中身を精査したうえ、
「購入の価値あり」と思えば、お金を出すし、
そうでなければ、お金を出さなかった。(=不良社員でした)

本棚のなかで、目にとまったのが、この本
「退散せよ、似非(エセ)コンサルタント」

(いや~会長、こんなお下品なタイトルの本も、書くのですね~)と、
この本が出版された2010年当時は、中身を見ることもなく
タイトルを見ただけで「買わなかった」会長本のひとつです。
(申し訳ない!)

しかし、最近、個人的に、ちょっと、思い当たる出来事=
(アナタ、それで、よく自分のことを「コンサルタント」と自称するね・・・)
(根本的なことから、勉強したほうが、いいんじゃない??)
というリアル「エセ・コンサルタント」に遭遇したので、手にとって、読んでみました。

さすが、会長です、、
あの当時、手にすらとらなかった書籍を
10年後の私、しっかり、読んでいます。

本の内容は、いつもの会長本で、
似非コンサルにこそ、読んで欲しい内容でした。

驚いたのは、この本の表紙にある
「2020年の完全予測・音声ファイル」

なんという偶然か・・・
いや、これをまさに「必要・必然・ベスト」と言うのでしょう。

今年になって、エセに遭遇し、
数百冊はあろうかという本の背表紙の中から、
手に取った本がコレ。
そのタイミングが「2020年」であった。という事実。

これは、音声ファイルを聞きたい!
ワクワク・ドキドキしながら、
早速、本の中に書いているパスワードにアクセスしました。

しかし、一向にダウンロード・ファイルは、送られてこない。
さすがに、10年も経てば、もう削除されているか・・・。

諦めかけた、そのとき!!
(つづく)


横綱と赤ちゃんの相撲


同窓会で1~2年時の担任の先生と少しの時間、話をした。
「やっぱり、最近の生徒って、扱いにくいですか?」と質問したら、
「いいや、扱いにくくはないで、どちらかと言えば、従順やわ」
「オマエみたいに、ガッツのあるヤツは、いなくなったわ!
“横綱と赤ちゃんが相撲をとるみたいなもんや”と言われて、
相撲をとるようなヤツはいない。
みんな先生の言う通りにする、良く言えば素直。
悪く言えば、反発してそれをバネにするってヤツがいない」

・・・・おお・・・・
そんなことまで、覚えていてくれたのか!

世に有名な
「横綱と赤ちゃんの相撲」事件。

解説しよう。

高校3年時。進路を決める三者面談の場で。。
中西少年は、関西の私学4強「関関同立」を志望校として提出した。

しかし「学年500人中400番台の常連」の成績不振生徒であったため、
3年時の担任の先生が、
「お母さん、それは、横綱と赤ちゃんが相撲をとるようなものです」とアドバイス。
そして、それを受けた母親が・・
「先生、赤ちゃんは言い過ぎではないですか?
せめて、小学生くらいではないでしょうか・・・」と返事する。

(いや、どっちも変わらんし・・・。どっちでも、ええねん!)
(俺は、受かる自信があるねん!※自分なりの根拠しかないけれど・・・)

一応、進学校であったため、
過去5年分くらいの卒業生の校内偏差値データと、
合格した大学の偏差値データが、
わかりやすく並べられた一覧データが用意されている。
それを指し示して、先生は説得する。

確かに、中西少年の校内偏差値で、
過去5年間、関関同立に合格した人は、誰一人としていない。

「キミの偏差値ならば・・・・
 大経大(大阪経済大学)か、大商大(大阪商業大学)が、圏内ですよ」
「中西、どうや、大経大か大商大。ええぞ!」

(いや、そんなの大学じゃない)
↑↑横暴であった中西少年。
大人になった今、言い換えれば、“私にとって”それは大学じゃない。
大して、大人になっていないか・・・反省。

結局、
その面談をどうやって終えたのか、覚えていない。
「横綱も立ち会いで、すべって転ぶこともある。それに期待しよう」
くらいに思っていた。

怒った記憶もなく、反骨精神を発揮したわけでもない。
(まあ、普通、そう思うよなー)程度の
いたって、楽観的なものだった。

根拠の薄い、自信だけはあった。

最近まで、部活は頑張ってきた。
部活を引退し、これからやることもないし、勉強する。
そうすれば、俺は、やれるんだ。
今まで、ロクに勉強せず、大学のことも考えずに、
この成績で済んでいるなら、逆に、たいしたものだ。
今から、みんなをまとめて追い越す!

結果、同志社大学に奇跡的に合格。
関関同立のなかでも、最も難易度が高い大学だ。

加古川東高校の
過去の校内偏差値と合格大学偏差値のデータに
ポツンと「異常値」が記録された。
史上最低偏差値で、同社社大学に合格した男だ。

先生方は驚き、
友達は、みんな怒っていた・笑
「なんで、オマエが同志社やねん!」と。


3年時の担任の先生は、同窓会には来ていなかった。
1、2年時の担任が、当時のことを覚えていてくれていて、
ついでに裏話も教えてくれた。

当時、俺らにも「成績」があってな。
浪人させたら、ポイント0や。
国公立の有名大学なら、高ポイント。。と
大学のランク別にポイントが決まっている。
とにかく、どんなランクの大学でも、現役合格させたら、
僅かばかりでも、ポイントがつくんや。
中西の場合は、ポイント1でいい。0よりはマシ。
と、思われていたんやな・笑


先生への感謝(今更・・ですが) 

正月3日。高校時代の同窓会が、5年ぶりに開催されました。
今回も、なじみの旧友や、
顔は知っていたけど初めて話す友達と、
まる1日、時間を過ごしました。

今回、感じた事。。
先生や恩師って、凄いです。

1~2年の担任の先生は、
なんと、顔を覚えてくれていました。
すれ違ったときに「おう、中西!」と。
これには、本当に感動しました。

・・・
私は、先生とは、距離を置くタイプの生徒だったから、
「自分のことなんて、覚えてはいないだろう」と思っていました。
1学年で、500人も生徒。
それが、先生の教職歴30~40年間とすれば、15000~20000人。
そのなかで、
積極的に関わりを持とうとせず、
成績も下位だった生徒のことなんて、覚えていないだろう・・・と。

でも、自分が思うよりも、
先生は、自分のことを、覚えてくれていました。

不愛想に距離を置いていた、中西少年に対しても。

  
英語教科で、1年だけお世話になった先生に至っては、
「中西・・・」「おう、中西正人やろ!」と、フルネームを覚えてくれていました。

「大きい体やのに、字が小さいんやー」
「小さくて、濃い字を書いていた」=その通りです!!(笑)
「俺は、筆跡も覚えてる」と、言ってました。

本当に凄いなあ・・・
プロだったんだなあ・・・

果たして、自分に、こんなことができるだろうか?
そうありたいなあ。

周りに恵まれて、育ててもらったことを実感しました。


他の教訓もアリ。。笑
ここではマズイこともあるので、
ご支援先にて、お話します。


競馬ミステリーの誕生か?

昨日「アーモンドアイ」を、あれだけ絶賛しておきながら・・・
今日の有馬記念は、「サートゥルナーリア」から、買いたい・笑

高校の同級生が、
サートゥルナーリアの一口馬主であること。
今年の春、皐月賞に続き、ダービー制覇も、確実と思われていたのに、
まさかの敗戦。。呆然としていた彼に、今年最後のハッピーを!

その馬主同級生くんから、この前、忘年会で
80回ダービー記念のネクタイをもらったこと。
(今回、馬券を外したとしても「ネクタイ代」だ~)

サートゥルナーリアの母は、日米両方のG1オークスを制した名牝シーザリオ。
事務所近くの老舗天ぷら屋さんの親父さんが、
このシーザリオの子供「シーリア」つまりは、サートゥルのお姉さんの
一口馬主になっている。。
奇遇にも縁が重なった。また、話が盛り上がるだろう。

サートゥルナーリアの戦績は、7戦5勝。
デビュー以来、快勝を重ねてきたが、勝てなかった2敗は「大敗」である。
この2敗がともに「東京競馬場」でのレースだから、
“東京競馬場のコースに入ると、馬が興奮しすぎて、勝てないのではないか?”
“いや、東京の左回りコースが苦手なのではないか?”
競馬ファンの、推理とも、憶測とも、期待とも、つかない噂が、流れている。
有馬記念は、右回りコースの中山競馬場。。。
きっと本来の走りを見せてくれるだろう。これを「希望的観測」という。(笑)
でも、もし勝ったら・・・競馬界のミステリーとなる。

 
ダービー記念のネクタイをもらったから、
ダービー馬・レイデオロも、買っておこうかな?

歴史は繰り返す・・・菊花賞組・ヴェロックス、ワールドプレミアも、気になる。
頑張っているキセキを、今年も買ってあげようか??

出走16頭中11頭が、G1のタイトルを持っているという
実力馬揃いの令和初の有馬記念。楽しみです。

注)私の競馬予想は、当たらないことで、有名である。


こんな表情で仕事がしたい!今宮VS庄司

先日のブログ、
アスリートのセカンドキャリアを支援する、という活動に関連する備忘録。

今年、広島カープの現役から、一人の選手が去った。
「庄司隼人」という選手。
高校野球マニアなら、知っている名前かもしれません。

高校野球には、たくさんの名場面があります。
テレビで何度も放映される有名なシーンもあれば、
人それぞれに「自分の中」だけの、印象的なシーンもある。

今回、ご紹介するシーンは、そんな「自分の中」だけのシーン

菊葉橘高校のスター選手であった庄司選手は、
現・ソフトバンクホークスの看板選手・今宮健太(明豊高校)と
3回戦で、激突する。
互いに投手として快速球を投げ、大会注目の打者でもある。
投手として打たれたら、次は打者としてやり返す。
打者として打ち取られたら、次は投手としてやり返す。。この応酬。

対戦時の、この二人の表情が、とっても良い表情をしていました。
負けん気、勝負を楽しむ、相手と仲間をリスペクトする。。
そうゆう感情が、入り混じった、
最高の表情をしながら戦っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=BJE7iT86jOs
高校野球って、いいですねー。

「俺もやるほうだけど、オマエも相当やるな・・・」

この二人のような表情になれるような、
仕事がしたいなあ。
そう感じました。

庄司選手は、プロ生活約10年。
一軍で活躍できたのは、ほんのわずかの期間でしたが、
その記憶は永遠に。
次のステージでの成功を祈っています。





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