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調教師から厩務員へ 国枝栄さん

大相撲に続いて、今度は、競馬。。

競馬の「調教師」とは、
馬主(オーナー)から、馬を預かり、
育てて、レースに出走し、勝たせることが仕事です。

馬を飼育する「厩舎」を運営して、人気の調教師の場合、約80頭。
大多数の厩舎が、50~60頭くらいの馬を預かっています。
厩舎には、主に馬のお世話(掃除、エサやり、ブラッシング、運動など)をする「厩務員」や、
馬のトレーニングを行う「調教助手」あるいは「専属の騎手」が、所属しています。
JRA全体で、
調教師=厩舎の数は、200近くとなります。

いわば、「厩舎」は、
オーナーから経営をまかされた「会社」や「レーシングチーム」のようなもの。
調教師は、そこの経営者・リーダー。ということになります。

今回のブログは、
最近、定年で現役を引退した「国枝栄調教師」について。

歴代調教師のなかでも、
通算勝利数で10位にランキングされる「名伯楽」
2頭の三冠牝馬「アパパネ」と「アーモンドアイ」が、代表管理馬です。
このように、牝馬を育成することに定評があり、
「牝馬の国枝」と言われていました。

その国枝調教師が、引退後、
厩務員ヘルパーとなった、というニュースです。

 
いわば・・・
会社の経営者が、
1パートスタッフとして、現場で働くようなもの。

世に知れたスーパーの経営者が、
毎日、とある1店舗で、1従業員として、
レジ担当や、鮮魚のバックヤードで魚をさばく仕事に就くのと同じことです。

このニュースに関して、
書き留めておきたいことがあります。
(つづく)


寄り切りの技/上は柔らかく脱力。下はどっしり落として前に。

もうひとつ、大相撲より。
「寄り切り」という、決まり手の極意について。

「押し出し」「上手投げ」「つり出し」「うっちゃり」・・・
数ある大相撲の決まり手のなかで、ダントツの1位が「寄り切り」
「寄り切り」で、勝った通算勝利数を見れば、
1位、貴乃花。2位、北の湖。3位、千代の富士。。名横綱の名が並びます。
まさに「王道」の技。

この技の極意は、
下半身を、強く。
上半身は、だらっと、脱力。

上半身は、
相手にあわせて「遊び」を残す。
それが一番、相手の力が出なくなる。
相手の力を受け流す。
上に、力を入れると、相手が押し返しやすい。引かれやすい。
「上は力まない。力むと、相手の力をもろに受ける」
「預ける感じ」「乗せる感じ」と、元・稀勢の里=二所ノ関親方の解説。
腕も、相手を振り回す「主動力」でなく、
あくまで「支点=操作点、ハンドルのようなイメージ」である。

一方、下半身は、
重心を落とす。足裏全体で土俵をとらえる。
動かない土台を作り。脚と腰で、前に出るイメージ。
押すのではなく、相手を「運ぶ」という作業。
「腕で押そうとしない。腰を落として、前に出る」
「下半身で、前に出続けることが、寄り切り」

まとめると、
上半身:柔らかい → 崩されない・対応できる
下半身:強い → どっしり前に出続けられる
「安定しながら、圧をかけ続ける」状態が、王道の技の極意。

経営やマーケティングに当てはめてみる。
上半身=戦術・現場対応・販促 = だらっと柔軟に。
下半身=理念・システム・品質・財務= どっしり固定。


強い相手を倒すヒント

続きまして、
大相撲より。

現役、最多の金星を誇る、玉鷲関。
なぜ、金星(=横綱に勝つこと)を獲れるか?
その秘訣を語っていました。

横綱は「型」が決まっているから、逆に、やりやすい。
作戦を立てやすい。
守りに入らず、負けてもともと。思い切ってゆける。

強い相手ほど、戦略が立てやすい。
中途半端が負ける。

ベースを大事にしながら、
そのうえに
いつも「遊び心」や「余裕」があること。

マーケティングも、
経営も、まったく、これに同じ。





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