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日本人とは何か?②「名こそ惜しけれ」

司馬さんは、
日本人を知るうえで「武士」の存在も挙げています。
武士を「人間の芸術品」と呼んでいます。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(日本人とは何か)
明治以降、飛躍的なスピードで先進国の仲間入りができた、その理由は
「汚職しなかったこと」
「公の意識が、横溢していたこと」
これを“痛々しいほどに清潔であった”と、表現しています。

このような高い倫理観は「武士」に由来している。

「名こそ、惜しけれ」という精神。
名を汚すようなことはしない。恥ずかしいことはするな。
これが、武士の価値観。

鎌倉時代、武士が初めて政権を獲得しました。
武士とは、貴族による律令制から、地方へ逃げ出して、
自ら農地を開墾した「百姓」が、武装化したもの。

素朴なリアリズムに裏打ちされた「百姓の政権・鎌倉幕府」により
自分の土地を認めてもらった恩義に対する
「名こそ、惜しけれ」の精神。

「名前を汚すような、恥ずかしいことをしてはならない」
「公のために、働く」
これも、日本人が日本人たる所以。

所属する会社や組織であり、
会社を信じて依頼をいただけるお客様であり、
身を置く業界であり、地域であり、
ひいては、日本全体へとつながる
「公」への奉仕と「名こそ惜しけれ」の精神。

司馬さんは、
書籍の中に「今でも、一部の清々しい日本人にみられる・・・」と記しています。
その一部に入っているだろうか。。


日本人とは何か?①「外から取り入れ、アレンジする」

クリーニング経営コンサルタント中西正人(東求堂)
最近「価値観」について、考えています。

そもそも「日本人とは、何者なのか?」ということを、
司馬遼太郎さんの史観から、引用したい。

島国に生まれた日本人は、
「素晴らしいもの」は、他からやってくると信じていた。
古くは大陸から。明治維新以降は西洋から。
外への「好奇心」でもって、それを取り入れてきた。

神道も、仏教も、キリスト教も、受け入れる。それぞれの価値を認める。
「一神教的価値」を持たない民族である。
それは、元々、日本に「八百万(やおよろず)の神」という価値観があったからである。
自然物そのものを信仰し、山にも、岩にも、川にも、草木にも、神が宿るから、全ての神様を立てなければならない。
それによる「無思想」という思想で、
何でも柔軟に取り入れてきた。

外国からの文化を、取り入れるだけでなく、日本独自の形へと工夫を重ねる。
室町時代に代表される「枯山水」は、
外来の庭園文化の池や水を、砂で表現したもの。
住居は、書院造、床の間、障子、襖、畳。茶道も華道も、独自の文化となった。

つまりは、
「良いものを、柔軟に、外から興味と敬意を持って取り入れること」
「さらに良く使えるように、自分なりに工夫してアジャストさせること」
これが、日本人の特質である。


セブンイレブンとミスタードーナツ

クリーニング経営コンサルタント中西正人(ドーナツ、どーなる)
左が、セブンイレブンのドーナツ。
右が、ミスタードーナツのドーナツ。比較してみました。

主力商品「チョコ・オールドファッション」の場合。
セブンは93円、ミスドは140円。その価格差1.5倍。

サイズは、ミスドの方がひと回り以上大きい。
形状は、ミスドが上のほうが大きくなっていて(逆山型)、セブンは下に向かって広がっている(山型)
重量は、ほぼ同じ。(※実験サンプルでは、セブンのほうが少しだけ重かった)
食感と味は、ミスドはクリーミーで、軽いサクっとしたもの(年配層・子供層向けか?)。セブンはドッシリとした食感を重視。ザクっという食感(若年世代向けか?)
・チョコの量と味は、ほぼ同じ。

単純に商品そのものが、どちらが美味しいか?
どちらを食べたいか?と言われれば、
当初、まずくて食べられたものではなかったセブンのドーナツが、
品質面で追いついてきている。と判断せざるをえません。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(ワイシャツの価値創造)
ミスタードーナツも、品質を上げて、対抗策を打っています。

しかしながら、今年の3月末の決算発表で、
ミスタードーナツの売上は、約10%のマイナス。
ここ数年で一番悪い数字となっています。

クリーニング店は、ここから何を学び、何を実践すべきか・・・
そんなことを、業界紙「全国ドライ新聞」様の次回号に、
1面ぶち抜きで連載させていただいております。

是非、ご一読くださいませ。


「大船に乗る」のが、苦手でして。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(コンサルタントに出張)
「大きな船に乗る」ということに、不信感を抱くようになったのは、
いつのころからだろう・・・。
少しだけ、思い当たる幼き頃のちょっとした事件はある。

大型ジャンボ機よりも、
こんなプロペラ機に乗っているほうが、安心できるのです。

たとえ揺れようとも、うるさくても、
音楽とか聞けなくても、
「自分で飛んでいる」という感覚が、あるほうが納得できるのです。

大きな構造物の中にいると、
もしも何かが起こったとき、
自分では、どうしようもない部分が大きすぎるという不安もあります。

プロペラ機なら、墜落しても、
自分で、なんとかなりそうな余地がありそうな、気がするだけ。
なすべきことを行えば、
生き残れそうな根拠のない自信が、ちょっぴり、ある・・・ということ。

大きな組織の場合も同じ。
自分の力で、何とかできる余地がある大きな組織なら、不安はないけれども、
その余地がなくなり始めると、不安を覚える。
前職の船井総研を辞めた理由のひとつは、これ。
プロペラ機が、何台も、なんとなく同じ方向に向かって飛んでいたような会社が、
「全員をジャンボ機に乗せる会社」になってゆきそうな気がしたから。
確かに、そうしたほうが会社としてのメリットは、大きい。
上場会社は、株主のために株価を上げることが、主目的となるから、そうして当然。

 
本当に、どうでもいい話でした。

一見、安全に見える「大船」に乗るよりも
一見、危険そうな「小船」に乗り込んだほうが、
自分の力が、作用していることを実感できるし、そのほうが安全なんじゃない?
という、変わった男の変わった価値観のお話でした。


現状維持は、退化である!

クリーニング経営コンサルタント中西正人(小物アイテム)
カフェでのランチ。。
盛り付け方法や、器が進化しています。

経営において、
昨年と同じことをやっているのは、退化と同じです。
現状維持は、退化と同じ。

なぜなら、
競争相手は進化しているし、お客様も進化している。

「勝ったら、変えるな」
=うまく行ってるなら、そのままのカタチを維持することが定石。
という視点があることも事実。

ベースは変えずとも、
アレンジやバージョンアップを加えて、進化させることが大切です。





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