2014年6月22日 9:16
台風の日に、木が倒れた。
なぜ、倒れたのだろうか?
「強い台風が来たから」・・・これは、きっかけ(契機)である。
「根が腐っていたから」・・・これが、本当の理由(真因)です。
混同してしまいがちなので、
特に「仕事」で会話するときには、精密に分けておきたいものです。
スタッフとの会話のなかでも、ここを混同すれば、噛みあいません。
「お客様アンケート」の質問項目の
「なぜ、当社にクリーニングをお出しいただいているのですか?」との設問への回答にも、
「契機」と「真因」が、入り乱れてしまいます。
「チラシが入っていたから」
「近くにお店があったから」
「一番安心できそうだったから」
「シミがキレイに落ちると聞いたから」
「友達のすすめにより」等々・・・。
契機と真因を、わかりやすく知るのに適した
アンケートを行うことが、成長への原動力となります
世の中で起こるあらゆる出来事に関して
「契機」と「真因」を、毎回・毎回、あやふやにしないことが大切なのです。
「契機」も大事だし、
「真因」も大事。
しかし、
繰り返しミスが起きる、
成長が足踏みしている会社や人には、
どちらかと言えば、「真因」を追究する習慣がありません。
出来事の理由を「きっかけ=契機」だけで、
結論付けてしまっていることが多いのです。
本当の理由は、なんだったのか?
根本的な理由は、なんだったのか?
それは「契機」なのか「真因」なのか、
明確に仕分けてみましょう。
「それは、なぜか?」を、3回。
自分に聞き、他人に聞き、真因を追究してみましょう。
2014年6月12日 15:04
濃厚で美味しい、ニューヨーク・チーズケーキ!!
5月で退職したスタッフさんが、
手作りケーキを持って、
わざわざ挨拶に来てくれました。
彼女は、当社でアルバイトしながら、
夢を実現するために、エステ・スクールに通っていました。
このたび卒業して、エステ系の仕事に就くことになったのです。
「うちは、一度入ったら、辞められない会社やからな!」と、
わかまま言って、引き留めていましたが、これ以上の無理は、言えません。
新しいスタッフが入るまで、職探しもストップして、
当社で、働いてくれました。
サンキュー、ありがとう、感謝です。
考えてみれば、
退職後に、わざわざ改めて、挨拶に来てくれる子は、
ほとんど、いなかった。。
もちろん、彼女の性格や素養もあるのでしょうが、
それにも増して、彼女と一緒に、働いてきたスタッフのみんな、
幹部として支えてくれている「アネゴ」たちの存在が、
これまでとは比較にならないほど、優秀で気合の入った人材であることが、
こうして「退職後、挨拶に来てくれるようになった」主たる理由なんだ。
と、思います。
(俺は、特に何も変わっていない・・・。だから、それしか理由が見当たらない。)
スタッフさんと、幹部さんに、
恵まれているな、頑張ってくれているな。
と、こんなことからも、改めて実感します。
エステちゃん、数年間、みっちり仕事と経営を勉強してきてから、
日本売上アップ研究所・エステ部門を作るように!
日本最強のコンサル会社が、プロデュースする直営エステ店を作ろう!
道は分かれても、まだひとつの道に戻る。
同じベクトルを向いて、
明るく、きちんと働いてくれているスタッフ全員が、
ジジ・ババになっても、
安心して、お金の不安なく、活躍できる場を作る・・・・。
本気でそれも考えながら、経営しています。
最後に、、、佐伯の雄姿を、
ニヤニヤ・目に焼き付け、帰ってゆきました。
NYCC(NEW・YORK・CHEESE・CAKE)。
俺の分だけ、トウガラシ入り・・・とか、じゃなくて、良かった!
2014年6月8日 9:06
具体的に、、、
ずっーと、成長を続けている、65歳(でも、やんちゃな)
大先輩社長さんのことを、少しご紹介します。
たとえば、仕入れた資材のうち、捨てなければならない部分。
予め、カットして納品してもらう。
廃棄処分料金が、もったいないから。
これだけ聞けば、「ケチに感じる」社長だけれども、
スペアの「機械」は、購入している(中古品ではあるが・・・)
機械の故障で、生産がストップすることに備えているわけです。
一般に出回っている資材は、その都度、安く仕入れる。
でも、ネームバリューのある商品は、高くても買う。
しかも、すべて買い占めてしまう。
「当社しか扱っていません」と、他社が売れない状態にして、売るために。
師事していた、船井幸雄氏は、よくこんなことを話していました。
「社長と名のつく人は、全員、ケチである」
「逆に、それでなければ、優秀な経営者と言えない」
「だから、君たちコンサルタントは、何でもカネを使う方向での、いい加減なアドバイスするな」
「いつもは、ケチだけど、将来の売上のために、お金を出すときは、ドンと出す」
これが、結果的に、長期間に渡り、周囲に、お金をたくさん払える経営者。
「いつもは、気前が良くて、ドンと出すべきときに、出さない」
これが、最終的に、スタッフを困らせる経営者。
経営者の真理です!
2014年6月6日 13:33
コンサルタント生活・20周年を迎えようとしています。
・・・芸能人か!(笑)
これまで、数多くの会社・経営者・コンサルタント・外部業者と、
本気でお付き合いをさせていただいて、観察してきたという点においては、
誰にも負けない自信があります。
20年という短い期間だけでも、
業界・地域には「栄枯盛衰」があるものです。
今、調子よくやっているけれども、いずれ衰退してゆく企業や人。
今は、ウダツが上がらないけれども、伸びてゆく企業や人。
長く成長を、続ける企業・人。
アップダウンが、大きな企業・人。
可能な限り、真実にせまった結果、
私の「主観の客観」により、
時代が変わっても、安定的に成長している中小企業の特長を、
原則・ルールとして、把握しています。
これらのうち、ひとつが、
「ハイコスト・ローコストの使い分けに、モノサシとケジメがある」というもの。
お客様に見えるところ、ハイコスト。
お客様から見えないところは、ローコスト。
たとえば、店舗や看板には、お金をかけるが、
バックヤードには、お金をかけない。
売上につながる部分は、ハイコスト。
売上につながらない部分は、ローコスト。
このような「メリハリ」を持っています。
2014年5月24日 21:36
京都市内で、
ご支援先の新店候補物件を探索中・・・。
偶然、発見しました!
「任天堂」発祥の地。
旧本社なのでしょうか。
歴史ある看板プレートに「時流適応」の大切さを感じます。
ゲームウォッチ・ファミコン・ゲームボーイ・DS等、
「テレビゲーム」で有名な任天堂。
このプレートにも、刻まれているように、
元々は、花札・カルタ・トランプ等を製造販売する会社でした。
創業が明治年間と言いますから、100年以上の歴史を持つ企業。
「財界活動は、行わない」
「数々の多角化に失敗した経験から、異業種への進出は行わない」
「時代に柔軟に対応するため、社訓や理念を設定していない」
独自の路線をすすんでいることでも、有名です。
環境に適応して、常に新しいものを生み出し、
「変わってゆくこと」を是とする企業文化。
本気で100年続く会社を目指すならば、
その変革の歴史も、見習わなければなりません。
プレート・・・英語で書かれているほうもあります。
なぜか、かっこいいです!
「記号的」に見えるからかな?