2017年4月23日 21:30
とある葬儀社の仏壇部門の営業マン。。
店舗に、お客様がご来店されて、香炉を探している気配。
営業マンは、すーっと、近づいてゆく。しかし、
2、3の会話を重ね、滞在時間5分程度で、何も買わずに、帰っていかれた。
どんな状況だったのかを、聞いてみる。
そのとき、営業マンから出た言葉、、、「下見だったのかなー」
営業マンが、絶対、口に出してはいけない言葉。
私の!!!(カチン!)ポイントに触れる言葉。
「仏壇店」という極めて足を運びにくい場所に、わざわざ来てくれているお客様には、
「何かを解決したい」という気持ちがあるに違いないのです。
何も買わずにお帰りになられる・・・ということに対して、
「売れる営業マン」は、こう考える。
自分の能力、接客技術に「何か、問題があったのかな?」
「どうしてだろう?」「こんな風にすれば良かったかな・・・」。
それを、毎回「下見だったのかなー」と、お気楽に、終わらせていては、
永遠に、彼は、売れる営業マンには、なれません。
ちゃんと、「営業の仕事」をしようぜ!
「店番・レジ打ち」で、給料をもらっているわけじゃないんだから!
何も買わずに、帰っていってしまうお客様に対して、
自分原因主義:「自分の何かを変えれば、売れたかもしれない」と考える。
他人原因主義:「今日は、相手に買う気がなかったからだ」と考える。
お盆商戦を前にして、
売れるための思考回路と、
具体的な売れるためのステップを伝授して、コンサルティング終了。
でも、こうゆう営業マンが、
だんだん売れるようになってゆく過程を見るのが、
とても嬉しいのです!

桜のステキなマイ・隠れ家・カフェより。
2017年4月20日 22:19
全国のご支援先を訪問していると、
空港や駅で、美味しそうなものが、たくさん売られています。
試食ができないのに、
数ある商品のうち「この商品を買ってみよう!」と購買決定するのは、
POPの説明書きや、陳列方法、パッケージや、ネーミング。。
本当に美味しいかどうかは、実際に食べてみないとわかりません。
やっぱり、ファースト・オーダー(初回注文)のためには、
「マーケティング力」が、とても大切なのです。
「美味しければ、売れる」
「サービスが良ければ、売れる」という「先輩方の儒教的な教訓」は、
半分(=リピーターを増やすという側面)は、正解だけれども、
半分(=新規顧客を増やすという側面)は、不正解。
新規顧客を増やすためには、
「マーケティング力の優劣」が、まず存在して、
次に、何度も注文してもらえるために「商品力」が、存在する。

それにしても・・・
面白いか、面白くないか、
これが基準で、買ってしまうのは、、。
関西人の性(さが)
2017年3月22日 8:24
先日のブログの続き。
周年式典には、
女子ソフトボール日本代表の宇津木妙子・元監督が、
基調講演に来られていました。
その講演会を聞きながら、書き留めたメモを、転記しておきます。
・「負けず嫌い」が、自分を成長させてくれた。
小学生のとき、先生との個人面談を終えた親から
「アンタが、恥ずかしい」と言われ、奮起した。皆さん自身はどうか?皆さんの子供は?
・「自分の得意分野で一番になる。」と決めてから、道が拓けた。
足だけは速かったから、足を活かして、塁に出ること。
声を出すことは、誰にでもできるから、大きな声をたくさん出すこと。
・企業チームは、強いだけでは成立しない。
地域に「愛されるチーム」にならないと、生きてゆけない。
挨拶をする、子供たちに教える、清掃活動をする・・・。
・毎日、選手と挨拶をすること。
スタッフの感情が、わかるようになってくる。
・監督として赴任後、早く選手を把握するためには、個人カードを作る。
家族構成や、中学・高校の球歴、得意・不得意、性格、技術。
・監督時代、シドニーオリンピックでの逆転負け。
「レフトのエラーで敗北した」という宇津木さんの発言に対して、
選手たちが反論「あれは、みんなのエラーです!」→その瞬間が「チーム」となった瞬間。
・組織に属する者は、その「組織の目的=勝つこと」のために、
どうすれば良いか考え続け、その方向に行動すること。
仲間内の愚痴だけでは、何も生まない。意味がない。
納得できないことは、先輩にも言うし、監督にも言うべきことは、言ってきた。
組織のために、自分が果たすべきことをやっていれば、何でも言える。
「やっていない」者ほど、愚痴になる、正面から言えない。
・意見が対立するときには、
根気よく意見を言い合い、やることをひとつ決める。
2017年3月19日 22:16
ご支援先クリーニング店様の
80周年式典にご招待いただきました。
知り合ってから、かれこれ20年近くのお付き合いになります。
年商規模は、あの当時から、飛躍的に伸び、
共に学んできた仲間のクリーニング店も、みんな成長した姿で、一堂に会しました。

やっぱり、
「拠るべきノウハウ・原理原則」と
「共に学ぶ仲間」の質によって、人生は決まるんだなあー。と実感。
「技術系」に行くのか、
「売上系」に行くのか「利益系」に行くのか、
はたまた「ゴルフ系?」「家庭サービス系?」「組合系?」
それを選択するのは、すべて自分自身です。
追記・・・
思えば、成長したクリーニング店の経営者様は、みんな
経営の実権を、親から譲ってもらうのが、早かった。20代・30代でした。
こちらのご支援先では、お母さまが、長く経営に携わっておられ、
時折、「〇〇(社長のお名前)!!」と、
ケンカ腰(に聞こえる口調)で、やり方に対して異論を唱えていたけれど、
その場の、それ以上は、何も言わなかった。
「そうかい!じゃ、好きにしな!」
で、あとは何事もなかったように、普通に戻る。
息子である社長も、激しく反論しながらも、
それを参考にして、さりげなく経営に反映させていた。
そばで見ていて(お母さまも、息子さんも、えらいなあ・・・)と、
ずーっと思っていました。
2017年3月17日 22:10
苦手・・・というわけじゃないけれども、
それほど好んで食べないもの。=トマト。
でも、こうして色んな種類を並べられると、食べてみたくなる。

どんなものでも、
同一カテゴリーのものが、多アイテム集まると、
いっぱしの「商品」に見える。
これが「アイテム・パワー」です。
たとえば、
ネクタイが1本だけ置いてあっても、なんてことないけれども、
ズラリとカラフルに展示されていると、買ってしまう。
ご支援先の例で言えば・・・
「ミニ畳=卓上サイズの小さな畳」も同じ。
色んなカラーや、縁(ヘリ)のデザインが並んでいてこそ、売れる。
1枚だけ「ミニ畳」を置いても、なんの変哲もない。
食事の際に出される「おしぼり」の使い終わった後の姿さえ、
すべて、写真に撮って、並べて展示してみれば、「アート」になるかもしれない。
折れたバットも、潰した空き缶も・・・。
「アイテム・パワー」によって、
つい、トマトを食べてしまったお話でした。
※
トマトの味は、好きなのです。トマトソース、最高です。
食感が・・・苦手でして。。
きっと「あるもの」を食べたときの食感と、まったく同じなのです。
その「あるもの」とは・・・!?
ご興味のある方は、聞いてくださいませ。
以降、トマトを食べることができなくなっても、よろしいのならば!・笑