2018年9月28日 21:57
芸能人は、大嘘つきじゃないと、仕事ができない。
たとえば・・・
自宅では、無添加の美味しい醤油を、
地方から取り寄せて使っている女優さんが、
添加物・化学調味料バリバリの量産品のCMに出て、
「ワタシのお料理は、この醤油が決め手♪」
とか、平気で言うのが、芸能人の仕事だ。
カッコイイ、永ちゃんだって、
「やるね、ニッサン」なんて言いながら、
間違いなく、自分はキャデラックとかに乗っている。(と思う)
CMでのコメントは、
あくまで、平社員が乗っている車に、
たまたま同乗したときの感想だ。(と思う)
もしかしたら、ニッサンで永ちゃんを送迎しただけで、
マネージャーには、怒られるかもしれない。
コンサルタントは、
芸能人的な仕事をしても良いのだろうか?
昔、こんなことがあった。
ある業界の機械メーカーが、売上アップの経営セミナーを開催。
セミナーに参加した会社の中から、機械購入の「見込み客」を発掘する。
そのセミナーのゲスト講師として、
私をはじめとするコンサルタントが「売上アップのノウハウ」をお話する。
という、定期的なお仕事があった。
好評のうちに、連続開催されていたが、
あるとき、
この機械メーカー側から、こんな要望を受ける。
「当社の機械を導入しなければ、売上アップは実現できない」
と、セミナー内で、言ってくれ。と・・・・。
実際のところ、
優秀な機械ではあるけれども。
「当社の機械を導入しなければ、売上アップは実現できない」
は、真実ではない。
どんな機械でも、何とかやれば、売上アップはできてしまう。
各社の工場スペースや仕事の内容、スタッフ、財務状況、時期によって、
適切な機械投資の方法がある。
それが、真実だ。
この機械を、他社と比較して、長所・利点・導入の注意点は、話せる。
この機械の長所を活かした、売上アップの展開例も、
生み出し、作ってきたし、紹介もできる。
「この場を作ってくれたメーカーさんに、感謝します。
機械の購入を検討するときには、このメーカーさんの見積りは、
是非、とってみてくいださいね!」とか、
「この機械、いいみたいですよ!」くらいなら、リップサービスもできる
しかし「売上アップには、この会社の機械じゃなきゃダメ」とは、
さすがに言えない。
結局、
私のセミナー内容を、
ほぼ、まるパクリして話すコンサルタントが、
この仕事を二つ返事で引き受けて、講演するようになった。
そのセミナー、それはそれで、それなりに回っていた。
ただ、
そのコンサルタントの現在や、
そのコンサルタントが担当した会社の現在は・・・わからない。
芸能人や芸人的なコンサルタントは、
たくさん存在しているから、
そうゆう仕事は、そちらへ回してもらいたい・笑
2018年9月20日 21:31
ご支援先の近くの用水路に

何か・・・いる。
魚だ!
で、なんとかして、捕まえたくなる。
普通の人以上に、血が騒ぐ。
これは、両方の爺ちゃんが、漁師だったせいです、きっと。
海・川・湖の近くにいると、落ち着く。
でも、水面を見るときは「キレイだな」よりも、
「何か、捕らえる生物は、いないか?」と、見ている。
私が、何よりも自分のDNAを実感する瞬間です。。
人は、DNAと環境に、大きく支配されている。
どんな親のもと、どうやって育ったか?
どんな地域・気候で、どんな友達、どんな通学路、
どんな学校、どんな会社に通ったか?
どんな先生、どんな上司、取引先に巡り合ったか?
これが、環境。
環境(=後天的)については、母親の影響を受けることが多い。
DNA(=先天的)については、父親の影響の割合が大きい。
自然の摂理なら、DNAは「種」で、環境は「畑」。
どの畑に種を撒いても、種が同じなら、
同じ品種の植物ができる。育ち方は畑によって違いができる。
天皇家が「男系」でなければならないのは、
つまるところ、これが理由だと解釈している。
競馬の血統も、これに同じ。
自分のDNAの特性を知る方法。
何を生業としていた、どんな性格の人なのか?
下記の3人を知れば、その人間のDNAが、大半わかる。
1)父親
2)父親の父親(父方の祖父)
3)母親の父親(母方の祖父)
私の場合、
1)三菱重工の工場系サラリーマンで、
2)淡路島の漁師で、
3)淡路島の漁師。
「仕事=死ぬかもしれないもの」
「仕事=出てみないと、結果がわからない」
「仕事=育ったものを、どう獲るか」
「仕事=自立した個人が、チームとなる」
「仕事=個人は、まず全体のために犠牲を払う」
「仕事=収入は安定系、収穫や業績により変動するのは当然」
「仕事=大きな賭けはしない」
生物やモノを、対象とした生業で、
人とは、その目的達成の手段として関わる。
さらには、この3人がどんな性格で、
どんな仕事への取り組みをしていたか?
そうゆうことがわかると、
今の自分の長所・弱点も見えてくるのです。
2018年8月25日 22:21
爽やかな夏空の日、
盛岡近郊の街で、経営者が集まっての勉強会でした。

そして、この日、甲子園では、
金足農業が決勝進出をかけて、日大三高と準決勝を戦い、
見事、勝ち上がりました。
秋田から参加していた経営者様の会社が、金足農業のご近所。とのことで、
「金農が勝ち上がってから、お客様が、全然来ないんだー」
「まあ、従業員も、仕事しないでテレビを観てるから、
仕事が来ても、できないんだけどね~・笑」
「うちの従業員に、金農出身の子がいるから、
明日休ませてあげて、甲子園に行くための応援バスの空席を手配している」
なーんて、やっていました。勉強なんて、気が気でない。
そして・・・
テレビや新聞では、あまり伝えられていない
色んな「裏話」を教えてもらいました。笑
吉田君の実家は梨農家・・・とか、
1番打者のイケメン・菅原君のお父さんも金足農業野球部OBで、
菅原君入学と同時に、金足農業のコーチをしている・・・とか。
そのなかのひとつ・・・
剛腕・吉田投手は、
2年生だった昨年の夏、県大会決勝・明桜戦で5回OKの敗退。
そこで、「野球を辞めるんじゃないか?」というほど、
とても落ち込んだそうです。
しかし、そこから、監督・コーチが、
「もうそのくらいで良いのでは?」とセーブをかけるほどの「走り込み」を始めて、
今の球を投げることができるようになった、ということも、教えてもらいました。
そもそも「県大会・準優勝」の成績で
「落ち込む」という感性自体が、素晴らしい!
大きな挫折からのスタートは、
昨年の夏、一塁手がベースを踏めずに、
まさかの逆転負けを喫したところから、
スタートした大阪桐蔭も同じ。
「順調に行かなかった」ことを、どう感じて、とらえるのか?
そこから、どうやって動くのか?
プロセインの参謀・モルトケの言葉に重なる。再掲しておきたい。
↓↓
青年の失敗こそは
彼の成功の尺度である。
彼は失敗をどう思ったか
それから彼はどうしたか。
落胆したか、引退したか
あるいはさらに勇気をふるって
前進したか。
それで彼の生涯は決まる。
2018年8月18日 22:05
お盆中、
若者に人気のショッピングスポットを、
ブラブラと「売上アップのネタ探し」に。
気になるネタを、
色々と仕入れることができました!
その中のひとつをご紹介。。。
「モノを仕入れて、売る」=小売りのスタイルに、
「モノを作って、売る」=製造のスタイルを、ミックスした
セミ・オーダースタイルの店舗の存在と繁盛ぶり。
これが、個人的に気になりました。
消費の性向の変化=消費のライフサイクルから、
単純に解説すると、
「みんな持っている商品だから、私も欲しい」から、
「私の好み・価値観に合う商品を、選ぶ」となり、
「この世にひとつの私だけの商品が、欲しい」となってきた。
そんなライフサイクルの原則に対応し、
具現化する売り方が、今後、主流になってくるのではないか?
そう感じました。
オーダー対応できる・・・ということをPRするため、
機械を導入している店舗も!

アウトドアグッズのLLビーンは、トートバッグのセミオーダーに力を入れている。

ベビー用品の専門店は、名前やワンポイント刺繍をいれることができる。
2018年8月10日 21:26

惜しくも、0対1で敗戦後、
スタンドを掃除する、母校の野球部生徒たち。
恒例行事になっているそうです。
色んなメリットがある。
礼儀や作法を教える。
所属組織や皆のために尽くす。という人格形成の側面。
親御さんは、こうゆう部活動に入れたくなるだろう。
春の<21世紀枠>に選ばれたい。
(ボランティア活動とかしていると、推薦される)という打算的な側面。
さらには、
高校野球好きな「中立層」ファンの獲得にもつながる。
野球では、スタンド全体が「ある特定のチームを応援する」という雰囲気に変わることがある。
負けているときや、チャンスのとき、
一生懸命なチームを見ると、そうなってくる。
「どちらを応援しているわけでもないが、野球が好き」
そうゆう、中立・中間的立場の人の動きが、一番、パワーを持つ。
大衆心理の恐ろしさです。
商売や仕事も、同じなわけです。
暑い日が続くけど・・・・
スタッフさんが、1日2回、店の前に出て、
向こう側の道路、並び隣の道路まで、掃除する。。。というのは、
同様の「メリット」が生まれます。