2021年5月16日 21:14
ヒトや生き物に関する番組が、好きです。
生物本来の姿を通して、生物の基本形と、
ヒトがヒトたる所以。。を知ることが、面白いのです。
先日、ライオンの生態の特集をしていました。
ライオンのオスは、基本的に、何もしない。
子育ても、エサを獲るのも、メス・ライオンの役割。
同じ生物なのに、ヒトとは、ちょっと違うんだなあ。。
現代、特に日本においては、
エサ(=生活を支えるカネを稼ぐこと)を獲ることは、
男の仕事と言われているもんなあーー。
(俺もライオンみたいになりたいなあ~)なんて、思っていました・笑
メスたちが、仕留めた獲物を、
オスは、あとから、ノソノソ出て行って、食べている。
そんな、
オスの役割は、ただひとつ。
群れの「縄張り」を、守ること。
縄張りに入ってこようとする他の放浪オス、
他の群れのオスと、本気で決闘して、追い払う。
メスは、その「縄張り」の中で、狩りを行う。
たぶん・・・
オスの最も根本的な存在理由は、
日々のエサの獲得よりも、
「体を張って、群れを守ることができるかどうか」
「安心な“狩り場”を、作ることができるかどうか」
そうゆうところにある。。と、同じ「生物」であるライオンから学ぶ。

お、おう。。そうだけど。。
改めて、言われると、ドキッとくるなあ。
初心に帰ることができる扉です。
2021年5月15日 22:43
事務所の下にある「バラ園」は、
上から「眺望」=大きな角度をつけて、見ると、
全体像をつかめる。で、ちょっとした優越感がある。

現場で「同じ目線」=角度を低めにして、見ると、
迫力がある。リアリティが違う。
バラの香りが一面に漂っている、人の反応も良くわかる。
自分以外の人が、どうやってバラを見ているのか?もわかる。

「時間」を変えて、朝一番に行くと、
とても新鮮で、この公園を独占している気分を味わえる。

「距離」を縮めると、個別の色や香り(嗅覚)を感じ、
「ほほう。。やっぱり、キレイなバラにはトゲがあるんだなあ」
なんて、ことも確認できる。
触れてみれば(触覚)花びらの冷んやり具合も、わかる。

バラ・サイドから見たら、俺や周りの風景は、どう映っているんだろ?
(おかしなヤツがいる・・・)と警戒されているかな?
このように、対象物を、
どの位置から見るか?=「視座」を変えると、楽しみ方が数倍になる。
売上を上げるためにも、
人生を成功させるにも、大切な要素だ。
視点=どのポイントを見るか?
視野=どこまでの範囲を見るか?
視座=どの位置から見るか?
2021年5月2日 22:46
赤ちゃんが、泣き止まない。
そうした場合、
これが、気に入らないのか?これが好きか?と、
おもちゃを持ってきて、あやすけれども、泣き止まない。
挙句の果てに、これは遺伝だ、
父母に似ているからだ。という理由をつけはじめる。
しかし、実際には、おむつにピンが刺さっていた、
それが痛くて、泣いていたのである。
若き日のアレクサンドロス大王は、
気性が荒く、誰も乗りこなすことができなかった名馬ブケパロスを、見事に乗りこなした。
ブケパロスが、自分の影に怯えている(=ピン)に気付き、
馬の向きを、太陽の方向に変えて、落ち着かせたのです。
さすが、哲学者・アリストテレスの教えを受け育ち、
後に、大帝国・マケドニアを建設した人物である。
本当の原因となる「ピン」を見つけることが、大切なのです。
実は、言葉を発しない、
赤ちゃんや、動物のほうが、本当の原因を、探しやすい。
言葉を発する人間は、
本当の原因を、自分も知らないままに、あるいは、意図的に誤魔化して
別の原因を作り出して、主張してくる。
コロナ対応も、経営も、同じである。
「恐怖」と「リスク」は、別物にして、とらえなければならない。
決めつけないで、ピンを探す「観察」から。
2021年5月1日 22:21
4月末のブログの続きのようなテーマで、書いておきます。
現在、私のご支援先で、
毎年、12か月のうち、約半分の月で、過去最高売上を叩き出し、
そのため、売上のカウントは、昨「年」対比でなく、
昨「月」対比で、比較していて、
スタッフ1人当たり営業利益は、
ここに書けないくらいの数字を達成している「A社」があります。
このA社と、私が、お付き合いを始めることになった経緯は、
私の別のご支援先「B社」で作成させていただいた「1枚のチラシ」を、
A社の幹部が見て、「このチラシ、どうやって作っているのか?」と、
B社の社長に尋ね、B社の社長が「手の内」を快く教えてあげたことが、きっかけでした。
B社が出している「チラシ」を、
「これは、只物ではない!」と、感じとったのです。
たった1枚のチラシから「これは、普通じゃない・・・」を感じ取る会社、
行動に移せる会社。
それが、これほどの高い業績を残せる理由のひとつでもあります。
どうやって、
この「嗅覚」を磨いているのでしょうか?
自分が「良い」と思ったものや、「悪い」と思ったもの=感性・感覚と、
実際の数字=理性・データとの「答え合わせ」の連続が、これを可能にします。
あるいは、逆ルート。
今、卓越した数字を出している対象を、
自分の感性・感覚で、「継続的」に、見ること、体験すること。
それにより、一過性に終わるもの、そうではないものを、見極めることができます。

ヒヨコくん、
夕日がキレイな海の道を、共に渡る。。
GW前のご支援先からの帰りの写真です。
今年のGWは、1日~5日まで、お休みできています。
2021年4月17日 21:19
コロナ禍で、観客の少ない、応援の声もない甲子園には、
球場全体に、鋭い打球音、ミットの捕球音が響き、
選手たちの試合中の声も、良く聞こえる。。唯一無二の体験ができました。
楽しみ方・その2
外野手・捕手の「カバーリング」に注目。
内野にゴロが飛ぶと、一塁に送球してアウトが成立。
この送球が、逸れた場合に備えて、
毎回、ライトが、一塁の後ろまで回って、カバーに入ります。
キャッチャーも、毎回、ダーーッと打者を追いかけるように走って、カバーに入ります。
キャッチャーは、本当に重労働だなあ。と、痛感します。
これらは、テレビには、まず映ることがありません。
送球によるミスが起こる確率は、
1試合のうち、1回あるかないか程度。
でも、そのほんのわずかな可能性に備えて、カバーに入る。
この日の観戦の中で、
「カバーリング」を最も徹底していた高校は、
奈良県代表の「智辯学園」です。
ライトは、ショート・サードにゴロが飛ぶたび、全力ダッシュで、
一塁の後ろまでカバーに走る。そして、全力ダッシュで、元の守備位置に戻っていく。
ライトは、軽めに走る高校が多い。
(逸れたら2塁に進塁されるのは、仕方ない。でも3塁には行かれないように)
くらいで、カバーしている。
しかし、智辯学園のライトを守る選手は、
(もし逸れたら、2塁でアウトを狙ってやる!)そんな勢いで
カバーリングをしていました。
で、内野ゴロが飛ぶたび、それを楽しみに観ているオッサン。
(おーーー、また、ダッシュしとるわ~~。。)拍手!
ほんのわずかなミスの可能性にも備えて、
全力を尽くす。
強豪校ほど、このことを、やっている。
チームのため、万一に備えた、無償でできる習慣奉仕である。
会社の経営に当てはめれば、どんなことがあるだろう??
ちなみに、この智辯学園。。
一般的にどの高校も、試合終了後は、道具を片付け、背負い、
ベンチ前に整列し、一礼してから、球場を後にします。
が、
智辯学園の場合、道具を全部、降ろしてから、
仏教系の学校らしく、合掌して、一礼をします。
なんか、コンセプトが、しっかりしているなあ。。。
最近、プロの世界にも、たくさんの人材を輩出していることと、つながりがあるのかな??
などとも、考えるのです。
この「智辯学園」と「天理高校」が夏の県代表を争わなければならない。
和歌山では「市立和歌山」と「智辯和歌山」が戦わなければならない。。
全部、出してあげたいなあーー!

※「名物」とされている甲子園カレーは、、普通の味です。その割に高額です。。(笑)
汚い食堂だったころのほうが、100倍、美味しかったです。
(この食堂のカレーは、掛布選手が大好物で、試合が終わった食べに来ているんやで)
と、聞いて、食べていたころのカレーの味が、最高の甲子園の味です。