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結婚の格言「男と女」。賢人からのメッセージ

以前のご支援先、現・勉強会メンバー様、ご子息の結婚式。

あんなに可愛く、無邪気で、笑顔が素敵な小学生が、
そのまんま大きくなって、
美しい奥様と共に、目の前に。
とても、感慨深く、嬉しい!

式のはじめ、来賓挨拶に立った方は、
ドイツの作家・ゲーテ
「人間の最大の罪は不機嫌である」という言葉を引用して、祝辞を送った。

私が、賢人の言葉を引用するとすれば・・・・だな。
ドイツときたから、同じドイツ生まれの物理学者・アインシュタインの言葉を送ろう。
FU・FU・FU・・・

「男は結婚するとき、女が変わらないことを望む。しかし、女は変わる。
女は結婚するとき、男が変わることを望む。しかし、男は変わらない。
お互いに失望することは、不可避である。」(アインシュタイン)

物理学者のほうが、原理的・本質的である。
文学者は、満たされた空想世界で、詩的である。

原理を知って、結婚生活を送って欲しい。
賢人の発見した、多くの人に当てはまる原理を、知ると、知らぬは、大違いである。

「そりゃ、当然でしょ。変わるわー!!」
結婚後10年経たずに、女性は(開き直って)そう答える。

男は「え~、それって、詐欺じゃないですか~~」と、嘆く。

めでたい席で、こうゆう本質を言い出しかねないから、
私に「挨拶」は、絶対にさせないでください。
仕事での講演会とは、まったく別物。
ゆっくり式を見て、祝い、食べるのが、大好きです。

 
さて、新婚カップルが、
お互いに失望せず、
共に生きてゆくためには、どうすれば良いのか?
ちゃんと、考えよう。答えを出そう!


英国女王の国葬と円安と。。

エリザベス女王の国葬は、ご覧になられましたか?

世界最高の儀礼式でした。

参考になる点や、感動することが、
たくさんありました。

オレも、棺を何かの旗で包んで欲しいなあー。ってことから、
棺を担ぐ人の一糸乱れぬ、完ぺきな動き。
そして、セントジョージ礼拝堂で女王の棺が地下に降ろされていく際の
女王専属の奏者による、バグパイプの音色と、退場の姿。。

これを見れば「安倍さんの国葬と比較して、どうこう・・」などと
比較すら、する気になれない。
モノが違い過ぎる、とは、こうゆうことです。

   
最近の日本の円安と関連して、英国女王の葬儀に、思いを巡らせる。

日本で、江戸幕府が成立するころ、
イギリスは、スペイン無敵艦隊をやぶり、世界の覇権を握る。
ポンドと金が世界の基軸通貨であった。
第二次世界大戦以降、基軸通貨がアメリカ・ドルとなり、
その当時から、ポンドの価値は、7分の1になった。
今、日本の円の価値が下がっている。円安である。

国自体の国力=経済力が衰えると、
「ブランド価値」で生き残らなければならない。
そうゆう国は「ブランド」となる、国葬儀としなければならない。
そんな背景も多分にあるだろう。
日本も「国力低下」を前提とすれば、今後、参考にしなければならない。。

英国のブランド・期間限定ショップ。洗練されていて、カッコイイですね。


スーツで取り戻すものは?

ちょい悪オヤジのためのファッション誌より。。

ほほう、「スーツで色気を取り戻せ」とな。
オーケー、わかった。

でも、
俺は、売上を取り戻す。

「スーツで売上を取り戻せ!」だ。

さあ、やるぞー


親父を超える大武将となってくれ!

クライアント先のご子息が、
ゲーム「信長の野望」で、遊んでいると聞き及び、
ご子息、本人に質問しました。

「今のキミの力を、武将の4つの能力値であらわすとしたら、どのくらいの数字なんだい?」

信長の野望(戦国時代、封建主義社会)で
各武将の力は、以下の4項目で評価されている。100点から、20~30点まで。
・統率 兵隊を率いる力
・戦闘 戦いでの強さ
・知略 頭の良さ
・政治 領地を治める力

「うーん、全部60点で。。戦闘力だけ70点くらいかな?」
なんと、控えめな解答。

「パパの戦闘力は、どのくらいなの?」
「パパは、そりゃもう、90点くらいはあるな」
「うそだ~~あ」
「いや、ほんまやで!」

なーんて、コンサルティングの合間に、やっていました。

今のキミの力で、自己評価が60点なら、すごいやん。
まだまだ、伸びる余地がある!ってことやな。
自己の過大評価をしてない。将来、有望や。

ところで、キミは「北条家」でゲームを開始したらしいけど・・・
キミのお父さんが3代目・北条氏康とすれば、キミは4代目の北条氏政かい?
氏政は、家を滅亡させるし、能力も低いけど、大丈夫かい?
それとも、お父さんは2代目・氏綱で、自分こそが、氏康かい?

信長の野望を、ゲームで楽しみながらも、
領土を拡大した当主の息子=つまりは「自分」に相当する後継者には、
歴史上、先代よりも能力値の劣る武将が多く、家を滅亡させる可能性が極めて高い。
だから
「ボクは、そうなりたくない。努力するぞー!」
「氏政にも、秀頼にも、なりたくない!」
って、感じてくれたら、それが一番の理想です。

真田家のように、幸綱→信綱・昌幸→信之・幸村・・と、
3~4代にわたり、優秀な武将を生み育てた例もある。

まずは、子供社会(学校社会)で、
下に書いた4つの能力値を、高め、磨いて欲しい。
先日のブログ「重ね合わせ」の技術である。

子供の社会(学校社会)において、
「信長の野望・4つの能力値」を置き換えると、こうゆうことである。
・統率 リーダーシップ(みんなのリーダー的役割を担う)
・戦闘 体力、運動(スポーツができる、健康である、体力がある)
・知略 勉強、学力(テストで良い点をとる、通知表の成績が良い)
・政治 友達、家族との人間関係(みんなに好かれる、先生ともうまくやる)

成人の社会(資本主義社会)においては、
・統率 スタッフを率い、個々を活躍させる力
・戦闘 売上・利益を獲得する力
・知略 継続的に、自分の仕事知識・能力を更新する力
・政治 会社や家庭、組織内部を整える力。外交・提携力。

歴史に興味がないのなら、
自分が、ポケモンのキャラクターだったら?
デュエルマスターズだったら?・・・どれになりたい、なりたくない。
どのくらいの能力値に相当するだろう?そこからスタートでも、全然OK。

 
後継者の育成は、家(中小オーナー企業)の存続と繁栄において、
古今東西、もっとも大切な要因である。
そして、その教育は、幼少期・少年期から、とても大切である。
こうして、コンサルティングの合間に、
少しの時間でも、ご子息との会話をさせてもらえることは、
私の上記、歴史認識により、
会社の未来のために「最も大事な時間である」と、子供相手に、本気で関わっています。


何か、いつも面倒なことを言ってくる、変なオッサンだなあ・・・と思われながらも・笑
毎回、会うたび成長している姿が、とても嬉しいのです。


国葬。経営者・幹部の意思決定の学び、時間と空間を超える

歴史を知らない人は「今の自分の気持ちと常識」で、行動を決定する。
そして、間違う。
先日のブログに書きました。

現在、世を騒がす安倍元首相の「国葬」についても、
歴史を勉強すれば、何が問題なのか?
どうすれば良かったのか?
反面教師として、この騒動自体が勉強になる。

まずは、日本における国葬の歴史を調べてみよう。
総理経験者として、前例となるのが「吉田茂」の国葬である。

1)吉田茂と安倍晋三の人物、功績、態度の比較。

2)当時の国葬の決定方法。
佐藤栄作首相は、各野党に対して、事前に「国葬」の打診を行い、内諾を得ている。

そして、最も大切なことは、、、
3)送る人の気持ち、熱量。
佐藤栄作は、心底、吉田茂を敬愛し、
「国葬」というかたちで、その恩と功績に報いることをしたかった。
(と、伺い知ることができる)
だから、超法規的措置として、野党に頭を下げ、国葬の実現に奔走した。

4)死去から国葬まで10日間。
熱が冷めないうち、たくさんに知られる前の短期勝負、これも良かった。

・・・・・
安倍首相、殺害当時の世の中の空気感。
自民党内での位置づけ、政局。
これを機に、弔問外交がどうのこうの。。
そうゆう「今の自分の気持ち・常識」
さらに、その「気持ち」も、打算・役割で、決断するから、
今のこうゆう事態になる。

歴史を振り返り、勉強すれば、
岸田総理は、自分がやるべきか、やるべきでないか。判断ができたはずである。
今、国民に説明をしても「打算と役割」だから、響かない。

総理の国葬の歴史を勉強すれば、
まず、言い出しっぺ=岸田総理の故人への熱い気持ちが、ベースになきゃ話にならない。
それが、野党への協力依頼。という行動にあらわれる。
そんなことが、見えてくる。

そもそも、
誰かのお葬式って、そうゆう気持ちが根本かつ始源である。
始源は、送る人と送られる人。
1対1の思い、ハートである。
アタマだけでなく「すとん」と心まで全部落ちると、全身からにじみ出るものがある。
それが、人を動かす根本になる。

コンサルタントとして「葬儀」に関わる人間として、私的見解も、少し入っている。

 
「費用が13億円??
カネが問題なら、俺が出す。一生かけて払う。それでも、彼を国葬で送りたいんだ!」
今から、国葬世論を挽回させたいなら、このくらいの覚悟がなきゃ、無理だろう。

 
繰り返します。
歴史を知らない人は「今の自分の気持ちと常識」で、行動を決定する。
そして、間違う。

経営でも、周囲の変化によって、
こうゆう場面に遭遇することが、山ほどある。
その場の空気、自分の気持ち・今の小さな常識に流されてはいけない。

時間(=歴史、未来)
空間(=他社、他業界、他国、他人)
これを勉強し、意思決定すれば、間違うことは、最小限で済む。
 


以下、おまけ。中西探偵のゲス推理。。。
岸田総理に国葬を、強く進言したのは、麻生太郎。と言われている。
麻生さんは、吉田茂の孫でもある(吉田の三女が、麻生太郎の母)。
本人は吉田茂とも交流があった。
・・・
吉田じいさんは「国葬」だった。俺も、目の黒いうちに、ひとつ噛むことができるぞ。
あのときは、凄かったからな
・・・
偉大な祖父への憧れ。

政府内で、最も国葬を身近に感じている人間が、麻生さんであることは間違いない。
身内が国葬をしている=その分、実現も身近に思える。

ネットニュースによれば、「理屈じゃねーんだよ!」と、岸田総理を恫喝したという。
これは、ある種、正しい。かもしれない。
「彼を国葬なんて、理屈では通らない。それを通すだけの気概を持って、事にあたるべし」
という、意味合いでの発言ならば。。

「聞く総理」は、それを、その場で聞いて、
歴史を紐解くことをせず、
麻生太郎の言葉の背景、真意も調べず、浅知恵で決めたのではないか?





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