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ポスターという個別性は、発注者の普遍性を示す。

「選挙ポスターの掲示板を見ておけ。で、感想を聞かせろ」
偏屈オヤジから、19歳に対して、また(大変、迷惑な)宿題が出された・笑

ズラリと並ぶ各党・各候補者のポスターは、
衆議院の場合とは異なる、参議院選挙の華。楽しみ方のひとつである。
※なぜ華か?わからない人は、「公民」の教科書で、衆・参の選挙制度の違いのおさらいを・・・

もちろん、
ポスター1枚で、選挙の勝ち負けが左右されるわけではない。
しかし、このポスター1枚に、作った人の本質があらわれる。

「個別性は、普遍性」という大切な原則である。

「ポスター」という1つの事象に、各陣営の本質・意図・見識があらわれている。

私は、コンサルタントという職業柄、
「商品力」を相手に伝える「販促力」のうち「広告ツール」としての、出来栄えはどうか?という視点でも、
これらのポスターを通して、その党と候補者の本質を見ている。

今回のポスターたちも、なかなか、面白いぞ!

で、ポスターへの評価と見解を、19歳と互いに戦わせる。
「なるほど、キミはそうゆう視点かー!」
「ちょっと待て、それはどうゆうことや??」を知り、また、強く、優しくなる。

・・・・
選挙ポスターと言えば・・・
小学生のころ、通学路の選挙ポスターの中で、適切なターゲットを決め、
鼻の穴を大きくしたり、
額にヤクザマーク(=手術の縫合後)を入れていた。
相合傘も作っていた。
(これらは選挙の妨害罪にあたるので、良い子は真似しないように)

誰をどうすれば、一番、面白いだろうか?と、
小学生なりに、真面目に考えながら、やっていた。
最小限の追加で、最大限の効果。が、主義だった。
この基本思想は、40年経った今でも変わっていない。
が、
あのころの選挙ポスターの「楽しみ方」から、
私は確実に成長している・笑

これ、面白いなあー。とか、
どれがいい?とか、言いながら、
子供たちに、楽しみながら、政治に興味を持たせてみては?


大胆な予測


2月と3月の死亡者数の上がり方の「異常値」
やはり、ワクチン3回目、4回目のブースター接種に比例している。

4月が前年対比、同じくらいになっている。下がったように見えるが、
これは、
1)接種数のペースが、減ったこと。
2)昨年、ここからワクチン接種が始まっていること(既に平年よりも高い水準)
が原因である。統計の「妙」である。

今後、順次発表されてゆく死亡者数を大胆予想したい。

異例の「昨年を下回る数字」の月が、たくさん出てくるであろう。
ただ、ワクチン接種がすすまなければ。という条件がつく。

 
国家=全体と言うものは、そうゆう部分がある。
生命と財産を守るための「リスク」説明はしないほうが良いことがある。
全容を隠しておく。
見る人が見れば、昨年春からのグラフ推移の変調には、すぐ気づくものである。

円安にも、注視してゆく。
2024年の新券発行にあわせて、何かしてくるはずだ。
でなければ、普通、国家財政がもたない。

個人として、対策をしておく。


会社から仕事をもらうのではない、自分が会社に仕事を持ってくる

酒販店に到着して、
3たび、入社してからの1ヶ月のことを話す。
その日、3度目の公演。さすがに、自分で飽きてくる。

で、たとえば、このお店ならば・・・ということを
「先輩方がやってること(やっているで、あろうこと)」と
「自分が下働きでやっていること」に分けて、そのままを、お話しした。

入社後からつけているノートを持って、旅に出ていたので、それも、見せた。

先輩が、クライアント先でヒアリングしている(であろう)内容を、聞き取りした。

すると、コンサルティングを受けたい。という話になった。が、
どうすれば良いのか、わかならいので、
いったん、名刺を交換して、後日連絡ということに。

すっかり夕方になってしまい、
「これからどうする?」「ここに泊まっていけ!」というお誘いを、
お気持ちのみ、ありがたくちょうだいして、室戸岬に向かう。

その前に・・・約束の「定時連絡」を会社に入れなきゃならない時間。
緑の電話ボックス。テレフォンカードを入れて、電話をかける。
ものすごい勢いで、テレカの度数が減ってゆく・・
(当時、船井総研はフリーダイヤル契約すら、していなかった・笑)

 
1つ上の先輩が、祝日にもかかわらず、やはり、出社していて、電話に出てくれた。
「えーーーー!?今、四国なのー??」
「実は、明日、来てもらおうと思ってたんやけど・・・」
(↑大阪を離れて、正解や!笑)

でも、
コンサルティングを受注できそうだ。という話をすると、
ちょっと、空気が変わった。その先輩よりも、先に受注する訳である。
「それは・・・○○さん(=猛者上司たち)に連絡して、行ってもらうようにしたほうがいいね」「伝言ノートに書いておくよ」

というわけで、
主任の先輩にくっついて、支援同行させてもらうこととなり、
依頼書の「担当者」欄に、主任と私、2名並列で、名前を書いてもらった。
これが入社1年目、入社して2ヶ月目での「初受注」である。

 
初受注は、
会社の力で、仕事がとれたのか、
個人の力で、仕事がとれて会社に貢献できたのか??

80%は会社の力である。
でも、20%の個人の自力と運で、お客様と出会えた。

偶然に、偶然が重なった、まがいなりの初受注は、
・自分自身が、何かしら動くことで、仕事にありつけること。
・仕事もプライベートも境目なく、過ごしていれば、必ずチャンスは巡ってくること。
・会社をステージとして、自分が演じて、お客様を満足させること
(会社から仕事をもらうのではない、自分が会社に仕事を持ってくるんだ。それができなきゃ、一生、ハードな下請け仕事)
そんなことを、学び体験しました。

当時は、なんとなく感じていただけ。
徐々に、体験が生き方として、沁みついてくる。

会社にかかってくる電話を、ひたすらとり続ける。とか、
先輩からどこかクライアントを譲ってもらう。とか、
誰かにお膳立てしてもらって、仕事をもらう。とか、そうゆうスタイルではない、
実力が無いなりに、少しだけ
自分のスタイルが通用したことが、嬉しい初受注の体験でした。


迷う者、道聞かず。旅と人生の共通点

腹が、、、、減った。

とりあえず、このあたりで、うまい飯屋を探そう。
地元情報誌を、立ち読みして探そう。。と、
田舎町のショッピングセンター風・施設の本屋に行った。

しかし、情報誌に旨そうなお店は掲載されていなかった。
いかにも、観光客相手の「嘘くさい店」しか、掲載されていない。

そこで、書店の店主に聞いた。
「あの、大阪から来たんですけど、
このあたりで美味しいお昼ご飯を食べれるお店は、ありますか?」

旅(=人生)の名手のやり口だ・笑
「わからないことは、知っていそうな人に聞く」
知っていそうな人の探し方に、観察眼とセンスが問われる。
で、声をかける行動力が大切である。
「迷う者、道聞かず」

すると、店を教えてくれた。
丁寧に、道を教えてくれたうえ、
電話して、ランチの営業確認&予約までしてくれた。
「今から、こうゆうお兄ちゃんが行くから~」と。

現地に行ってみると、社会人1年目が行くにしては、
敷居の高そうなお寿司屋さん。
一瞬、たじろぐ。
が、せっかく電話してもらったんだから、入ってみよう。

カウンターに座り、大将&奥様と、お話をする。
どうやら、すし店の大将と、書店の主人は、同級生(悪友)であるらしい。

バイクが好き、龍馬が好き、四国が好きであること。
コンサルタント会社に入ってからの約1ヶ月間に起こったこと。を話した。

「何というコンサルタント会社に就職したの?」と聞かれて、
船井総合研究所と、答えると、
「ん?? なんか聞いたことがあるぞ?」という反応。

(いやいや、、、そんなことはない。。)
当時は、今よりも、もーーーっと、無名の会社である。
「船井総研です!」と、電話をかけると、
「社長!!フナイ証券さんから電話ですーー」なんて、ことは当たり前。
 ※財テク、株をしてる社長、多かったんだろうなー。
「あなたーー、フナイ商店さんから電話よー」とか、
「あ、あの格安電化製品のフナイ電気さんの子会社でしょ」とも。

「心当たりがある」と言って、
寿司屋の大将が電話をしたのは、商工会議所の職員さん。
すると、
「船井総研、知っている」
「去年、商工会議所で、講演を依頼した」
「そのときの講師の話が、良かった。面白かった」

電話を代わってもらって、少し話をしたら、
「今から、寿司屋に行く」とのこと。

「いやいや、ぼく、入社1年目。
 しかも、1ヶ月働いただけ。
 来てもらっても、困るから、来ないで」と、言ったけど、
、、、
来た。。。

入社当時、一番最初に買った、いわゆる「船井本」。

まだ、本棚に残しています。


山中伸弥教授の書籍や番組からの備忘録

IPS細胞の発見は、
各種部門の遺伝子情報のロックを解除して、見つける正攻法ではなく、
各部門共通で解除する方法があるのではないか?という発想で、
2万種類の遺伝子から24個の遺伝子をセレクトし、
その中の4つを埋め込み、開発した。
それは、偶然に近い「奇跡」だと言う。

ずっと考えていれば、
あるとき、突然、ひらめくことがある。
実験好きで、結果にワクワクできるかどうか。が大事。

眠りながら、夢の中でも、研究や実験をしている。
現実世界の中で、授業中の生徒に「あの実験どうなった?」と尋ねる。
「先生、そんな実験してませんよ」
夢と現実の境が、わからないようになるらしい。

この部分だけは、私も同じ・笑
クライアント先の出店案件や、改装案件、販促物が、完成した!
と思ったら、それは夢の中でのことで、
現実は、まだ、だった。とか、クライアント先の売上成績も夢の出来事だった。いうことが、しばしばある。
私は、起きて生活しているうちに、自分で気づく。
山中教授は、最後まで自分で気づかない。このあたりが天才と凡人の違いなんだろう。

 
あきらめないで、やり続けること。
人間は「全能性細胞」である、何にでもなれる。

いかにも生意気な斎藤教授(京都大学の後輩教授)とのトークは、最高に面白い。
前向きに「食らいついてゆく」後輩って、実に、好感が持てる。
斎藤教授の活躍にも、これから、注目したい。

なぜ、私が山中教授に、惹かれるのか?
関西人で、ユーモアがあることも要因かもしれない。
が、研究者でありながら、リアリスト(現実主義者)であることが、
共感の最大ポイントであろう。
目の前の患者の回復、症状の改善につながる研究。
それにしか、興味がないのである。
研究のための研究、名誉のための研究、
自己の栄達のための研究ではないことに、惹かれている。

最後に、山中教授が語っていたプロの条件を、書き留めておく。
↓↓
自分が何もわかっていないことを、わかっていること。
そして、それを乗り越えるよう、ずっと努力できること。

ソクラテスの言うところの「無知の知」である。
正確に言えば「不知の自覚」である。





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