top > 成功法則かも!?


何が支持を集めるのか? ②内容よりも印象

高市総理の何が票を集めたのか?

率直に、それを学ぶため、いろんな人に聞いてみています。

主な答えは、こんなもの・・・・
・何かを変えてくれそうだから。
(ただ、「何をみて、変えてくれそう。と思うの?」と尋ねても、答えは得られない)
・否定的なことを、言わないから。
・世の中が、批判ばかりする人たちに嫌気がさしてきた。そうゆう時代になった。
・世間が、特に若い人が、オールドメディアを信じなくなったから。
・女性だから。
・中国に対して、言わなかったことを言ったことに、共感できた。
・結果、中国人が、国内に少なくなり、居心地が良いと感じる人が多いから。
・戦う相手がダメすぎた、相手が自滅したから。

いろんな答えが、返ってきます。
きっと、みんな正しい。

そのなかでも、私が注目したいのは、
「元気で、明るい、前向きな感じがするから」という答え。

確かに、
過去の首相連中と比べても、明るい印象がある。
(歴代首相で対抗うる人がいるとすれば、小泉純一郎くらいか?)

現在のライバル党首と比べても、明るい。

そういえば、
近年、躍進している党首は、基本「笑い顔」である。
国民民主党の玉木さん。参政党の神谷さん
維新の吉村さん、、(でも吉村さん、最近、顔がこわばって、政治家らしくなってるな・笑=危険だ)

メラビアンの法則。というものがあります。
人は、話している内容、そのものよりも、第一印象(見た目と声)で決まる。というもの。
数値化データとしての内訳は、
視覚情報(見た目)55%、
聴覚情報(声)38%、
言語情報(話の内容)7%の割合で、相手の印象が左右される。という心理法則です

能記と所記。でも説明できる。
能記とは、言葉や文字で、内容をあらわす。
所記とは、実際そのものイメージ。

シニフィアン(能記)と、シニフィエ(所記)。
フランス人の哲学者で、言語学の大家、フェルディナン・ド・ソシュールの提唱による定義。
「能記」よりも「所記」が、印象づける。

主義・主張や、政策・内容よりも、
なんとなくの「印象」である。

身だしなみが大事、とか、
挨拶、笑顔、アクションが大事、とか。
よく言われることではあります。
が、
販売に関わる人は、今、一度、きちんと学んでゆきたい。


自民党・3分の2の大勝。その要因は? ①包み込み戦略

衆議院選挙は、予想の通り。
いや、予想以上に、自民の圧勝となりました。

以前のブログにも書いた通り、
個人的には、高市総理には、大いなる危惧を抱いています。
(その理由は、また後日・・・)

しかし、個人的な好き嫌いは、置いといて、
客観的な情勢判断から「選挙に勝つ」という現象が起こることは、
予想しえたし、そこに学ぶことも多い。

勝因について
売上アップ、マーケティングの専門家としての見解は、
政党の「一番店」である自民党が、
一番店の最も王道の戦略=「包み込み戦略」をとった。ということ。

すべての政党(=二番店以下)が「消費税を減税する」という政策を打ち出したなか、
その「強み」を打ち消してしまう、公約を掲げた。

「消費税を下げる」という公約は、おそらく、政権与党・初のことである。

包み込み戦略とは、
競合店にあるもの(=強み)は、自店にもある。
競合店にないものまで、自社にはある。
という状態を作り出しておくこと。
これは、一番店のための戦略です。別名、モノマネ戦略。
(ちなみに、二番店以下は、これをしてはいけない。「包み込まれ」て、死んでしまう)

一番店が、一番店であり続けるための、
一番店のための正統派戦略です。

生まれ故郷の加古川にて。

この地は、私が小さいころから、
ずーーっと「トカイ」さん。御年78歳。当選回数12回(落選2回)。
「何度も選挙で申し訳ない、申し訳ない、これが終わったら、あと4年は大丈夫だから」と、
握手して、回ってました。


選挙には行け。その理由を伝えておく

日本も、ほんの百年前まで、
「僕らにも選挙権が欲しい!」と、闘争している国だった。
99%の庶民には投票の権利がなかった。
女性には権利がなかった。
投票できるのは、高額納税者のみ(全人口の約1%と言われる)

1890年(135年前)25歳以上の男性で直接国税15円以上を納める者のみ(人口の約1%)。
1925年(100年前)普通選挙法により25歳以上の男性すべてに選挙権。
1945年(80年前)男女平等普通選挙。20歳以上の男女に選挙権。

「ない」ときは「欲しい!」と言うのに、
いざ、手に入れると、使わない。
・・・じゃあ、なくても良いじゃないか?
と、取り上げると、怒り狂う。。
(程度の悪いガキが、おもちゃを欲しがるのと同じである)

先輩方が、勝ち取った権利に思いを馳せながら、
きちんと味わって、行使する。
選挙権を勝ち取った親世代(おじいちゃん、ひいおじいちゃんの代)からの
「温度」が伝導し残っている時代・世代は、投票率も高かった。

西暦2025年間のうち、日本人に選挙権がある時代は20分の1。
過去20分の19に生きた人は、主に封建領主制の中「選べない上意」のもとで生きてきた。
そのスパンでの歴史も味わい、幸せを感じて、行使する。

「行っても、何も変わらない」
「誰にも、どの党にも、魅力を感じない」
「誰がなっても、結局、同じ」
「どうゆう世の中になっても、文句は言わない、従う」
そうゆう理由で、投票しない。選挙に行かない人も多い。

それはそれでよい。
でも、投票にだけは、ちゃんと行け。

候補者の名前を書かず、白票で投票しても良いし、
自分の名前を書くでも良い、
「こんな政治家を望む」という歴史上の人物の名前を書いても良い。
バトンを受け継ぐ人類の使命でもある。

今回の大阪の選挙、
僕だけじゃかなったみたいです、
過去最多の「無効票」を記録した選挙だったそうです。


「なんとか・ファースト」への違和感 ~その先へ

多くの場合、「身内」がファーストとなるわけです。
すると、長期的な戦略でなく、短期的な戦略をとる。

目の前の得をとる。ということになる。
長期的なメリットというのは、
次の世代、あるいは、それ以降に繰り越しとなる。
自分たちの知った話ではない、と。
他に危機があろうと、
自分たちが、安全で得して居心地よければ、それでよい。という考え方になる。

「ファースト」をかざす人、
「政治力」のある人、というのは、必ずしも、全体のことを考えているわけではない。

権力を維持、延命しようとする。
楽しく、誰も不幸にせず、無理もせず。
しかし、その先には、滅亡がある。

じゃあ、キミは、何ファーストだよ?
って、言われたら、ない。
それがないほうが良いと思っています。

敢えて言うなら、
「一人でも多くの人の幸福」である。

近江商人の「三方よし=売り手よし、買い手よし、世間よし」の精神である。
「政党よし、国民よし、国家よし」
「子供よし、大人よし、老人よし」
「今よし、5年後よし、50年後よし」
↑しかし、こうゆうのは選挙ではウケない。

「俗なもの」を理解しながら、
「知識や理想や能力や柔軟性」も持ちながら、
時代に合わせて、かつ先を読んで、
より多数者の幸福を実現していく。

やるんだよ!って言ったら
おお!やろうぜーー。って、なるようなリーダーが必要です。


ちなみに「ファースト」は、対象が明確でなければ、効力を発揮しない
「都民」「アメリカ」・・と。「日本人」は、まだマシ。
「生活者」は、不明確すぎる。
誰も(私は生活者だ)と思って生きてないでしょう。

あえて、
もし立民からコンサルを依頼されたら・・・
今回の選挙は、「株を持っていない国民ファースト」とでも、書き直してやるけどなー。
(株価は○倍になりました、カネを刷ったからそうなった、副作用が物価高です。
 株を持っている人は多少の物価高もいいでしょう。でも、株を持っていない人はどうですか!日経平均5万円が関係ありますか?)
対立構造を煽って、それに準じた公約を掲げて、議席を得る。
妄想コンサルでした。


扇動演出者か、価値創出者か。能力の違い

A:議席数を確保すること。=選挙に勝つこと。
B:日本が良い国になること。=問題を解決すること。未来をつくること。

この二つは、似ているようで、別物である。
本質的には「同じであるはず」なのですが、そうでない。
Aだけが異常に突出して上手な人がいる。
もっとも、極端な例が詐欺師である。


今回の衆議院選挙に打って出た判断は、
「A:議席数を確保する」という一点においては、戦略として正しいだろう。
しかし、
それは同時に、
「就任してすぐ、支持率が高いうちに解散すればよい」という安易な前例を残す、
危うさも孕んでいる。

余談・・・今回の選挙で勝つ、ということは、
相撲で言えば、立ち合いの変化(当たらずよける)で勝つようなもの。
バスケで言えば、インチキ速攻(守備に戻らずゴール前で待つ)でシュートを決めるようなもの。
勝てばよい、決めればよい、もちろんルール内だが・・・尊敬はされない。

 
これは商売でも同じである。
たとえばフランチャイズビジネス。

A:FCの入会者数を増やすこと。=集客すること。
B:FCに入会した人が儲かること。=継続的に利益を生み出せる、事業として成功させること。

これもまた、長年見ていると、
別物であることが多数である。

入会者が増えることと、
入会者が幸せになることは、必ずしも一致しない。

A:短期の数字を追う能力。人を信じさせる演出者。
B:長期の価値をつくる能力。人から信頼される実践者。

両方を兼ね備えなければならない。

私は、個人としては、圧倒的にBである。
が、仕事として、Aをしたい人のプロヂュースも行うし、
Bとなるための設計・サポートも行う。





TOPへ戻る