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古事記・外伝|「見てはならぬ」の禁を破ると「永遠の別れ」

古事記を読んで、印象に残った教訓がある。

<例1>
イザナギが、死んだ妻イザナミを忘れられず「黄泉の国=死者の世界」に行く。
イザナミは「もう少し待ってくれ。まだ、会えない。見てはいけない」と言ったのに、
イザナギは、こっそり見てしまう。そこには、醜い怪物を纏った妻の姿・・・。
「見たなー!!」と、襲いかかってくるイザナミを、イザナギは、閉じ込める。

<例2>
神武天皇の祖父とされるホオリノミコトも、妻・トヨタマヒメに
「見るな」と言われた、出産の場面をのぞき見てしまう。妻は、サメの姿で出産していた。
怒って、赤ちゃんを残し、海へ帰ってしまった。

古事記(上巻)には、2度にわたり、こうゆう場面が登場する。
「見るな」の禁を破ると、「永遠の別れ」が待っている。
昔話「鶴の恩返し」と同じ事象である。

「見てはならぬ」は、見てはならぬ。
見ても、決して良いものはなく、自分の興味を満足させるだけ。
その引き換えに「永遠の別れ」がある。

現代で言えば、
携帯電話やパソコンの中身。
手紙、ハガキ、メール。
引き出し、カバン、財布。。。つまりは、他人の私物を開けて見る。という行為。
言われなくても「見てはならない」
たとえ見れる状態であっても、見てならない。

礼儀として、社会通念や、マナーとして、どうだこうだ。という問題よりも、
そうすれば、そうなる。という、ただ、それだけの普遍的な原則を知るほうが良い。
氷を融かせば、水になる。と同じように。

古事記の時代からの「原則」である。

私の持論である「ことわざ」を知れば、平均以上のレベルで生きてゆける。
と類似する、知っておくべき、教えておくべき、教訓・知性である。

インスタ映えしそうな出張先ホテルのロビーにて。


皇族の結婚と、古事記

皇族の結婚ニュースに関して、色んな意見が出ています。
ご支援先のランチタイムや息抜きタイムでも、意外に、盛り上がるテーマです。

私には、この件に関して「軸」となる考えがない。
つまりは、どこか「どうでもいいわ~、オレの生活にだけ影響させないでね!」くらいに思っている。
その分、ご支援先の皆さんの意見を、都度、都度「なるほどー」と、聞いています。
一般的なワイドショーとは、まったく異なる、鋭く、深い「物事の見方、洞察」には、
万事共通の原理原則・本質が含まれていて、本当に勉強になります。

私は、これをきっかけに、
読みやす~い「古事記」を探してきて、皇族の源流を知ろうとしました。
「日本最古の歴史書」を、四苦八苦しながら、読んだ結果。。

皇族の始祖とされる神様たちは、かなりの乱暴者で、
倫理もへったくれもない。やりたい放題なもんだなあ。との感想を持つに至る・笑

たとえば、、、
出産で妻が死んだ。その原因となった子供を、父親が剣で殺す。
持ち場を離れ、人が死ぬほどの大暴れする。原因は、疑い深さである。
姉弟げんかが原因で「引き籠り」となり、みんなに迷惑をかける。
自分の子供可愛さに、国を譲れ!と脅迫する。
多数の妻を娶るは当然。祖父の娘=叔母まで、自分の妻にする。
初代天皇である神武天皇の父は、自分の母の妹との間に、神武天皇を授かる。

現代人の常識からすれば、かなり、えぐいことをやっている。
神様は、決して、品行方正な存在ではない。
それどころか、ワガママ・ダメ人間こそ、神に近い。本能むき出しなのである。

イザナギ、イザナミから、
有名な天照大御神、ヤマタノオロチ退治のスサノオ、
因幡の白兎のオオクニヌシ・・・天孫降臨とその仲間たち~初代天皇・神武天皇以降へ。
日本のルーツを記した物語は、
神武天皇に近いほど、かつ神武以降(=中編と後編の古事記)には、
常識的で、かっこいい振る舞いをする皆さんが登場する。
正統性を、必死で、書き連ねている感、満載である。ただ、面白くはない。

てなわけで、、神の領域の日本史レベルでは、
どんなことをやっても、驚かない。

 
ロン毛のままで、ツッパリ会見してくれたら、
時を超え、一気に神の域である。

「は?皆さんの税金??そんなもん、使いませんよ!
あ、【プリンセス・マコ】ブランド作って、稼ぎますんで~!
成婚記念・限定アイテムのご注文と、結婚ご祝儀は、こちらに、アクセス!」

わっる~~・笑


オレの飛行機、オレの新幹線が・・・

コロナ禍のおかげ?で、ここ1年以上「独占状態」で乗ることができていた交通機関が、
今、満席に近い状態となっている。飛行機も、新幹線も。
コロナ前と、同じくらい。※新幹線駅の小用トイレに、久しぶりに並びました!

人流と季節の影響で、冬にかけて、コロナは、拡大するかもしれない。
しかし、私の「政策」通り、
焦点を当てるメインの管理項目を「感染者」から変更させておけば、
コロナと経済の両立は、可能である。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2021/07/03
本当に、頼むぞーーー!
・・・・前から、言うとるのに・・・サッサとやれ!遅いねん!!

アメリカの大リーグ中継を見ていると、驚く。。
観客が、マスクなし・密状態・声を上げて、わいわい騒いている。

もし、この冬、それなりに、コロナ対策が奏功すれば、
来年は、インバウンド再開もある。

クリーニング業界は、この秋、復活のチャンス到来である。
どうやら、出張も増えている。外出も増えている。最近、肌で感じる。
2019年の売上数字に戻すこと。を、至上命題として、
諦めることなく、取り組んでゆきましょう!


組織の理屈と、注意すべき点

ちなみに、
太平洋戦争下の日本軍には、「空軍」という組織はなかった。
海軍・陸軍に、それぞれ付属した「海軍・航空部隊」「陸軍・航空部隊」として存在していた。
アメリカは、日本との戦時下、「空軍」を、実質的に独立させ、
陸軍、海軍と同等の指揮権・発言権を持ち、活動している。

  
組織の権益を代表すると、その役割を果たすため、
その組織が属する全体にとってのマイナスなことを、
「正義感を持って、熱心」に、やるようになる。

組織の存続・維持自体が最優先事項となってしまう。
本来、組織は、組織を作った者の目的を達成するために存在している。

たとえば、
軍艦の数を減らされると、
艦長のポストがなくなってしまう。
うちの艦長たちの行き場はどうなる?可哀想だ。
だから、海軍は平和条約には、反対する。
海軍が属しているはずの「国全体」のことは、二の次。となる。

陸軍の手柄によって、戦争に勝つと、
今後、陸軍が、主導権、発言権を持つことになりそうだから、
陸軍を戦地に止めておいたまま、空軍によって攻撃させる。
国自体が戦争に勝つことは、二の次となる判断をする。

これが、組織の理屈である。
組織を運営する側、組織のトップに立つ者が、最も注意すべき点である。
組織には、長所がたくさんある。
ただ、弱点となる「代表的な特性」は、知っておくべきである。

個人も同じ。
最低でも、もう一層上のレベルでの判断をしなければならない。

「全体のプラス」という組織の本来の目的を見失うことのない「組織」と「個人」。
そのコントロール。
現代の会社においても、これは、生き残りの必須条件である。


究極の3択問題。陸・海・空|戦争妄想

前回に引き続き、私の「戦争」妄想・・・
もし、自分が徴兵されたら、陸・海・空軍。どこに所属すれば良いか?
こんなバカなことまで、青少年期から、真剣に考えている。

この無益で、くだらない想像。
きっと自分だけだろう・・と、誰にも言えずに、約40年間、過ごした。
最近、ある凄腕コンサルタントが、まったく同じテーマを設定し、
考えていたことを知り、妙な、嬉しさがこみあげてきた。
「変人」同士だから、長く知り合いでいられるのかな?笑
このような妄想癖が「凄腕」たる条件であれば、なお、嬉しい。

陸軍なら、
地面を行くから、なんとか生き残る可能性は、見いだせそう。
しかし、上官が厳しそう。
陸軍には、なんだか、頭の悪い、すぐ怒る暴力上官が多そうなイメージがある。
「キ、サ、マ~!歯を食いしばれ!」
それはまだしも、知能の低い上官に、無謀な突撃を命じられたら、どうしよう?
↑↑この場合のシミュレーションもしている・笑
汗まみれ、泥まみれ、虫刺され、病気。食糧難。重い荷物を運ぶ。
人を殺すことが、直接的で、目に見える。かなりデメリットが多い。

海軍なら、
戦闘が始まるまでは、比較的、普通の生活ができそう。
上官は、物分かりが良さそうなイメージがある。
個人的に、海が好きだし、格好も良い。
人を殺す場面は、間接的であり、目にしなくて良い。
ただ、船が沈没したら、泳いで生き残らなきゃならない。
何日も、飲まず食わずで、漂流して生き残れるか??
知恵と工夫の余地が少ない。ただ、運と体力勝負の世界で死と戦うことになる。

空軍なら、
自分の腕に自信があれば、出撃しても、
生きて帰ってくることができる。
しかし、その腕前が、自分にあるだろうか?
まず、背が高いこと、身体が大きいことは、乗務に不利だ。
飛行速度を落とす原因になる。軽量で、反射神経の良い人が向いている。
落ちたら、確実に死ぬ。実戦でなく、訓練で死ぬこともある。

まさに、一長一短なのである。
うーん、やっぱり、陸軍かなー。
でも、格好つけて海軍とかに行ってしまいそう・・・。
いや、海軍はダメだぞー。なーんて、妄想をしています。

ちなみに、
この知り合い凄腕コンサルタントの答えは、ズバリ「陸軍」であった。
理由は、上記に同じである。これまた、嬉しかった!

まあ、それだけの話です。

  
ご支援先にて、打ち合わせ中、出していただいた缶ジュース。

「どれでも、好きなの、どうぞー」
おおー、どれも、懐かしいなあ。

究極の3択=陸・海・空のようである。





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