2023年7月22日 21:39
スポーツの話が続く。<サッカー版>
今年、元スペイン代表・無敵艦隊の司令塔・イニエスタは、
自ら神戸のチームを離れる決断をしました。
試合出場の機会が減ったこと。が、その理由です。
皮肉なことに、
チームとしてのヴィッセル神戸は
「イニエスタを試合に出さない」というプレースタイル(高い位置からプレスをかける、運動量重視)のほうが、勝つことができている。
現在、上位争いをしている。
先日のブログの通り、
神戸のみんなは、イニエスタが大好きである。
来日して、初の日本一にも導いてくれた。
しかし、今、
イニエスタの存在がなくても(ないほうが)、チームは勝てるようになった。
彼を中心としたサッカースタイルとは、
異なる方法で勝てるようになった。
皮肉な結果。ではあるが、
チームにとって、理想である。
イニエスタの終焉は、
役目を終えたコンサルタントの終わり方、花道の理想形でもある。
こちら、大阪。ガンバ大阪のホームスタジアムにて。
Jリーグ・元年。以来のサッカースタジアムを、堪能してきました。
一体となった応援が、すごいですね!
野球で言えば、千葉マリンや、横浜ベイスターズの応援が、こんな風ですかね。
2023年7月16日 19:56
「神戸は、他所から来た人にとって、とても住みやすい土地だ」
と、隠れ家バーのマスターは言う。
平尾誠二さんも、京都出身、伏見工業⇒同志社大学も京都だけど、神戸に住んだ。
多くの神戸製鋼ラガーマンたちも、地元を離れ、神戸に住んでいる。
思えば、
イチローも、愛知県出身だけど、渡米してから、
日本での練習や生活は、オリックス時代の神戸に戻る。
先日、ヴィッセル神戸を去ることになった、サッカーの元スペイン代表・イニエスタも。
神戸在住の人は、ほぼ全員が、街中でイニエスタに会っている。
(複数情報アリ、間違いナシ!という偏見・笑)
センター街を歩いていた。公園で家族と座っていた。六甲アイランドにいた。
IKEAで買い物していた。モザイクにもいた。飲んだ帰りにすれ違った。等々。
「それさ、髪の薄い小柄な、ただの日本人のオッサンやろ?」と、ツッコミを入れる。
が「いや、あれは本物だった!」と、みんな口をそろえて言う。
<イニエスタの影武者=日本人のオッサン>。。本当に、いるんじゃないかなー。
そのくらい目撃情報が多い。
イニエスタも、神戸の街に馴染んでいた。
最終試合の盛り上がりも、こうゆう話を知れば、納得できる。
街を愛し、人から愛されていた。
神戸は、平清盛以来、外に開かれた港町。
そうゆう歴史的要因も、多分にあるはずである。
珍しい人やモノが、次から次に港に入ってきて、定着してゆく。
そして、神戸に住んでいる人は、関西の中では、ハイソな人種&カラーなので、
たとえ、街で有名人を見かけても、距離を置いて、そっとしておく。
(ちょっと、プライドが高めなのである)
だから、有名人も過ごしやすい。
これが電車で30分移動しただけの「大阪」の場合、
握手だ、サインだ、写真だ、SNSだ、と、自分のしたいように、触りくちゃにされる・笑
神戸の人は、まず、そうゆうことをしない。
その地域の歴史、環境要因による人の性向、文化の違い。
各地できっとありますよね。
仕事で全国に行きますので、また、こうゆうことも書いてゆきたいと思います。
2023年7月15日 13:26
ミスターラグビー・平尾誠二さんが愛した神戸のバーにて。
~「隠れ家」好きの私ですが、このお店は、本当に「隠れ家」です。看板すら出していません。
時々、このオリジナル・カクテルも飲んでいたそうです。
メニューにはない、このカクテルを作ってもらって、ご満悦。。
私の「ラグビー好き」起源は、小学・高学年のときに、さかのぼります。
お正月、家族でラグビー中継を観ていました。
当時は、社会人の優勝チームと、学生の優勝チームが、決戦を行う方式。
松尾雄治が看板選手の「鉄の男たち」無敵の新日鉄釜石に、
同志社大学の平尾、大八木、林らが、挑む。
当時、新日鉄釜石が連勝記録を更新中。
そして、松尾が引退間近。製鉄所で仕事もしながら、ラグビーをする社会人。
私は、勝ちそうな社会人を応援していたわけです。
が、大学生なのに、たっぷりと髭をたくわえ、
これで本当に21とか22歳か??と思える、オッサン風貌の同志社の選手たちが、
社会人王者「鉄の男たち」に、毎年、挑む姿にも、心奪われました。
↑同志社大学時代の平尾さん21歳。11歳の中西少年もカッコイイーーと、憧れた。
私が、同志社大学に進学したのは、偶然です。
髭を生やしているのは、必然です。当時、観たこんな映像への憧れから。
平尾さんは、写真の通り、ハンサムで有名です。
それを褒められると、
「サウジアラビアに行ったら、こんな顔、普通やで!どこにでも転がってるで!」
と、このバーで、カラカラ笑っていたそうです。
2023年7月9日 21:21
先日のブログの続き
<個人的見解>
グランフロントよ・・・・
キミから、年々、相対的な魅力が失われてゆく。残念でならない。
・テナントが埋まれば、それで良いのかい?
・テナントって、お金だけかい?
・そこに、コンセプト(概念)や、愛があるのかい?
・育てる。という気持ちはあるのかい?
・見つけて、定期的に家賃を払わせて、自分だけ生き残ったら、それで良いのかい?
もちろん、それが「テナント商売」であることは、100も承知だ。
誰かの「成長」をつなぎあわせて、生きてゆく。
でも、それだけで良いのか??
おれは、寂しいぞ。
そこに残っているブランド店の商品を、買う気が起こらない。
どれだけの高粗利をとってるんだ?って、裏が見えるしなあ。
キミの10周年は
「撤退店舗の屍の山」の上に立つものである。
私がコンサルティングするなら「10年目の鎮魂祭」として、
撤退店を集めたイベントを、1年間にわたり開催することを、提案する
(もちろん、出展費用は、無償に近くして)
サブタイトル
「誰や?“ゾンビ・フェスタ”って、悪口ゆうてるヤツは?」
真面目に、楽しく、やる。
社員に「リピーター」の大切さを知らせるため、
テナント商売に「魂」を吹き込むために、やる。
梅田界隈を、勝手に「おれの庭」と呼び
家で起きたままの姿、Tシャツ・スウェットに、サンダルで
自転車で乗りつけ、手ぶらで徘徊し、
着飾った人々に紛れていることを「至極の贅沢」としている「庭の主」にとって、
SCのうつろいと栄枯盛衰は、
仕事のため、時流を知るための、定点観測地点として、最適な場所。
いつも、勉強している。
2023年7月8日 21:30
大阪駅前の商業施設・グランフロント10周年。
この10年間で、半分以上のテナントが、入れ替わっている。
パナソニック、NTTドコモ、
GAPグループまとめて全部、近畿日本ツーリスト、
今回の改装では、名だたる会社も撤退していった。
近隣で新たに大規模開発がおこなわれるため、そちらに移る可能性が高い。
<今回、増えたテナント>
・子供連れ、親子連れ対応の店舗。(=富裕客層・大商圏対応)
・ショールーム的な店舗。(ここにある=信頼おけるんだぞ!)
・目的買い商品、ブランド系の店舗は、根強く残り、
空いたテナントへ面積を拡大し、大規模化を図っている。(=一大拠点化)
<今回、減ったテナント>
・ギフト需要系の店舗。
・条件の良い場所、1~2店舗で成功した「注目」(と言われていた)店舗。
特に関東圏で成功した店舗を誘致したもの。
・どこにでもある商品で、ちょっと、シャレただけの店舗。
<総合的に見て>
・ネット販売との融合は、不可欠になる。店舗で見て、ネットで購入。
ネットで見て、店舗で見て、ネットで購入。
純粋な「販売のための店舗」としては成り立たない、ショールーム機能を付加することは不可欠。
・一般オーナー企業が、店頭販売だけで、採算を合わせるのは、
困難な場所&地代家賃。ということが、わかってきた。
(つづく)