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繁盛店と普通店の違い ~「骨を折って」得たノウハウ

骨折してみて、賢くなったこと<Ver・2>

包帯グルグルの右手を見て、
知り合いは「どうした?」と、声をかけてくれます。

毎回「ついに、落とし前をつけさせられました・・・」等々と、何とか笑いをとろうと、切り返します。
「悪いこと、、やっちゃいました?」
「ええ、指だけで済ませてもらえて、良かったです・・・」

  
一見のコンビニや、飲食店等で、見ず知らずのスタッフさんから、声をかけられることがあります。
驚くことに、、
それは、必ず「繁盛店」なのです!
フツーのお店では、まず、声をかけられることはありません。

大阪の繁盛天ぷら定食屋「まきの」のホンダ君は、眉毛をカットした怖そうなザ・板前君。。
そんな彼が「スプーンで食べますか?」と、大小2つのスプーンを用意してくれました。

同じ「まきの」のアオキさんは、年配のお母さん。。
ホンダ君のスプーンで食べ始めていたら「フォークのほうがええんちゃう?」と、フォークをくれました。

大阪某所のセブンイレブンのマエダさんは、
「指、お怪我されたんですか?」「大変ですね・・・」
買った品物を渡しながら、話しかけてくれた。
ネームプレートには「マネージャー」という肩書。

仙台の焼肉の繁盛店・仔虎で、牛丼ランチを食べようとしたら、
ハギノさんが、「スプーン、どうぞ」と、にこやかに置いていってくれた。

葬儀葬祭業経営コンサルタント中西正人(お客様への気遣いの一言)
ラーメン好きなら、ご存知の「二郎系ラーメン」の繁盛店・ラーメン荘「伝説を刻め」
水のセルフはもちろん、箸・レンゲ・おしぼりは1か所ドサッとまとめて置いてあり、
そこに自分で取りに行くシステム。
食べ終わったら、おしぼりを捨てることまで、お客がするというルール。
そんな超・ローコスト・オペレーション・システムのお店なのに、
アンちゃんが、「スプーンどうぞー!」と、持ってきてくれた。

 
・・・・非常に、考えさせられる。。
繁盛店だから、こんなスタッフさんが育ったのか?
こんなスタッフさんだから、繁盛店になるのか?

後者である、と考えるほうが、
きっと、売上を上げることのできる経営者、幹部、スタッフだろう。
自分がすぐにできることを、選択する思考回路を備えているからです。

包帯を巻いた人がいたら、声をかける。
助けになることをしてあげる。。。
そうゆうことを、スッとできるスタッフ、できる素養のあるスタッフを採用し、
そのような教育しているから、繁盛店ができるのだ。

そうゆうことができるから、
より責任ある役職となり、収入が増えるのだ。
責任ある役職になったから、それができるのではない。

それが、できない子を入れて、
何もしない・させない店が、世の中の大多数を占める「普通~普通以下の店」となってしまう。
何も勉強しないし、教育もされないと、
結果、そのスタッフたちも「普通以下の人生」を送ることになる。 

 
「これは、骨を折らないと、わからなかった、実地に基づいた極上のノウハウだ!」

・・・
思いっきり、強がっています。


「遊び」は、心を広げる

先日のブログの答えは・・・
おそらく・・・
自然と「間接チュー」ができる! ということじゃないかな!?

ひとつのお猪口に、1種類のお酒が入っているから、
全種類、飲むためには、
「あ、これ美味しい。飲んでみて!」とか
「こっちは、少し、辛口だねー」なんて、言いながら、回し飲みする必要がある。

クリーニング経営コンサルタント中西正人(遊び心)
しかも・・・このようにお猪口の底が尖っていて、机には置けない構造だ!
手で持っているか、土台に置くしかない。
むむーー、絶妙だ。。。
「ほら、これ、飲んでみて!」な~んて、
鮮度の高い「間接チュー」ができるんじゃないかー!?
等々、深読みしすぎるオヤジの妄想は、続く・・・。

今度、親父さんに、聞いてみよう!

いずれにせよ、   
店主さんの「遊び心」が、垣間見えます。
「遊び」は、心を広げてくれます。
「仕事」は、心を深めてくれます。

そう言えば、、
機械には、工学的な「遊び」が、必ずあります。
代表的な例は、車のブレーキやアクセル。
操作が、動作に影響しない範囲を作っておくものです。
これがないと、ちょっとしたことで、急ブレーキがかかったり、猛発進したりして、
ドライバーに、とんでもないストレスがかかるし、危険です。
パソコンやエレベーターのボタンにも「遊び」がある。
クリーニング機械のペダルやボタン、ハンドルにも!

電車のレールや、大きな建物や橋にも、
「緩み」や「すき間」を作っておくことで、
熱や湿度、振動による素材同士の摩耗を防ぎ、全体が壊れないようにしている。

いわゆる「安全装置」として「遊び」は、不可欠なのです。

人や組織も、これと同じ。

一人の人間のなかに「遊び」部分は、やはり必要で、
これがない人は、自分にも周りにも、ストレスがかかって、危険。
一見、しっかり強そうでも、パキン!と壊れてしまう。

組織(集団)の中には、「遊び」の役割の人がいないと、全体がうまくまわらない。

「遊び」について、少し真面目に考えてみました。


我慢して、続けたほうがいい。もう一歩先に行けるから。

人材採用とか、マネジメントにからめて・・・
マツコ・デラックスさんの「マツコ会議」という番組の中でのコメントをそのまま紹介。

トーク相手の、ギャル系の素人女性。
「やってる仕事が、嫌になりそうになったら、どうしたらいい?」との質問に対して。

マツコさん
「あのねー、これ、絶対みんなあるんだけど・・・
 諦めないで、ずーっと続けていると、もう一歩先に行けるのよ。
 だから、イヤだと思ってもいいから、我慢して続けてると、その先に行けるの。
 それで、我慢できない人は、その先に行けずに、終わっちゃうの。
 いっぺんは、我慢したほうがいいと思うよ。
 何度も何度も、これは違うと思ったら、辞めてもいいけど。
 違うと思っても、絶対、続けたほうがいい。」

 
マツコ・デラックスさん、大好きなんですよねー、実は(笑)
コメントが、とても的確!

出演番組があると、
ついチェックして観てしまう・・・。

いつか、からんでみたいな~。
自分が、、なんて言われるのか・・・興味あり!

「クズ男ねー」って言われるか?
「コイツ、一筋縄でいかないタイプよ」と言われるか?
「お~い、もう帰っていいぞー」と言われるか・・・?笑


スタッフ採用・・・面接試験のある日

クリーニング経営コンサルタント中西正人(スタッフ募集)
新人スタッフを募集しています。
過去の色んな反省から、求人~面接の方法を、見直して、実施中。

・採用広告~面接・育成のメイン責任者を、社長から現スタッフに移行してみました。
・試験に、ひとつ追加事項を入れました。
・当社の(ゆがんだ?)仕事への考え方、世間とはズレた「当社の常識」を、伝えることにしました。
・・・・その他、諸々。

   
真剣に、対策を考えてくれるスタッフ。
面接希望者を迎える準備をしてくれるスタッフ。
いつも可愛い手書きの案内板を書いてくれるスタッフ。
日曜日にもかかわらず、面接に同席してくれるスタッフ。。とても感謝しています。
 
「あー、嬉しいな~」と思った、ちょっとした出来事も。

面接開始前に、「歯磨きしてきます」
なんて、やってるし・・・。

面接希望者への対応の基本姿勢を、理解してくれているんだな~。と、嬉しくなりました!
クリーニング経営コンサルタント中西正人(スタッフ募集)

今回の募集で、新人を入れるか、入れないか・・・
それは、人物次第で、わかりません。

今回の採用活動は、
スタッフのみんなが、こんな動きをしてくれただけでも、価値があると思います。


モネ展・・・「守破離」と「連作」

ゴールデンウィークの最後、
なんとか滑り込んだ「モネ展」の写真をアップです!
いまごろ・・・
クリーニング経営コンサルタント中西正人(守破離をモネに)
絵画は、小中学生のころ、少し得意だったので、好きなのですが・・・
(某都知事のように、コレクションして、転売という趣味はアリマセン!)

印象派の巨匠・モネが、どうやってビッグになっていったのか?
その時々、どんなことを考えていたのか??ということに、想いを馳せながら、観覧していました。
職業柄でしょうね、、、

まず感じたことは、
彼も仕事の基本である「守・破・離」を、実践していたんだな~ということ。

モネと言えども、最初から、自分の書きたい絵を描いて有名になったわけではなく、
若いころは、「カリカチュア」という人物の性格や特徴を際立たせた人物画。
ちょっと風刺だったり、面白くデフォルメを入れて描いた漫画スタイルの風刺画。
これを書いて、生計を立て「上手」と評判になっていたそうです。

現物を観ましたが、本当に上手で、楽しい!
当時、実在の「ターゲット」となった人物を知っていたなら・・・そりゃ、ウケただろうな~と思います。

この「面白人物画」を足掛かりに、師匠・ブーダンに出会い、風景画を書くようになり、
やがて「印象派」の巨匠へと成長してゆくのです。

まずは「相手の手段となりきることで、受け入れられる」ということが出発点。
これは、著名な芸術家であっても、仕事の基本なんだ~。

  
もうひとつ、感じたことは、
円熟期以降の「連作」について。
「水蓮」や「国会議事堂」「橋」「積みわら」等々。
ひとつのテーマを、色々な季節や、天気、光のもとで、何枚も描いているのです。

しかし、後期の「水蓮」なんて、
もはや「モネのじいさん、テキトーに描いただろう!」と
ツッコミを入れたくなるような、ワガママな筆。。。

「これでも“モネ先生が描いた”というだけで、売れたんだろうな・・・」なんて、意地悪に観ていました。

 
ボクも・・・
どっかの時点で「連作」みたいなのしたほうがいいんだろうな。
「ワイシャツ」の看板。「工場直営」の看板。チラシに、DM、ホームページ、求人広告。。。

で、死後に「中西正人と仲間たち、売上アップの世界」を、京都市博物館とかでやってもらうの。

コンサルティング先の成績、
社長や幹部たちのプロフィール、インタビュー。
店舗や販促物の事例も、展示されて・・・。
死後、博物館でそんな展覧会ができるよう、丁寧にしっかりと仕事をして行こう!!
そうゆう思いとなった「モネ展」でした!





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