2014年7月5日 0:44
甲子園つながりで、ひとつ逸話。
ジャイアンツの原辰徳監督の父・原貢(はら・みつぐ)氏が、
先日、お亡くなりになられました。
夏の甲子園・歴代優勝校を見ていると、
昭和40年、突然「三池工業」という耳慣れない高校の名前が出てきます。
この前にも、この後にも、これっきりの名前。
実は、ここが原監督の父・原貢氏(31歳)が、監督として率いた高校です。
炭鉱の町の無名県立高校を、一躍、全国優勝にまで導いたのです。
その後、当時は、
まだ無名であった東海大相模の監督として迎え入れられ、
甲子園出場に導き、再び全国制覇。
息子の原辰徳が、東海大相模に入学すると、
誰よりも厳しく、息子に接したことは、あまりにも有名です。
息子への1000本ノックは、熾烈を極め、
野球部全員を引き締めるため、
見せしめとして、息子をゲンコツで殴る、蹴るということもあったという。
その後、東海大学の監督、やがて総監督へ。
選手への名言も数多い。
「今、レギュラーであることは、重要ではない。
人によって、花が咲く時期は、まちまちだ。」
「ここぞ、というときに打てる選手が、良い選手。」
「結果のためには、プロセスが大事。だから、普段から一生懸命、練習しろ」
「野球も人生も、絶対に逃げちゃいかん」
そして、
「お前も辛かっただろうが、俺もきつかった」
これが、息子・原辰徳の高校最後の試合が終わって、かけた言葉。
原監督には、
監督としてのDNAと環境が、備わっている。センスがある。
大型補強ばかりに頼って、傾いていた巨人の体質を一新し、強くし、
日本代表監督としても、世界一に。
(阪神に来てくれてもいいんだけどなー)
さて、話は戻って、経営の話。
原貢ほどのレベルで、同じ仕事をしている我が子(後継者)に接している
経営者は、果たしているのだろうか?
一般社員以上に、甘やかしていることはないだろうか?
こんなこと言うと
「昭和だ」と言われるのだろうか?
2014年7月2日 19:22
7月がスタート!
出勤途中、近くの公園で、
今年はじめての蝉の声を聞きました!
とっても新鮮な気分になれます。
あー、夏が来たんだな・・・。と。
というわけで、
書店でビジネス書を買うついでに、
こんなものを買ってしまいました。
甲子園大会も好きなんですが、
マニアとしては、
夏の地区予選が、それ以上に、好きなんです。
たとえば、、、
大阪の強豪校同士が、予選大会でぶつかれば、
甲子園大会以上の勝負が観れます。(舞洲球場に、いっちゃいます)
PL学園、大阪桐蔭、履正社、北陽、上宮、近大付属・・・
プロ注目の選手を擁する伝統あるチームが、
いっぱい存在しています。
今年の注目は、調子を崩していた
「好投手たち」が、また甲子園に戻ってくることができるかどうか?
ワクワク・ドキドキ。
夏がはじまります!
2014年6月15日 19:49
ワールドカップ開幕!
ザック・ジャパン、初戦を落としてしまいましたねー。
惜しかった!
個人的には、本田選手に注目しています。
第一印象と違って、
知れば知るほど、親近感・好感度・気になる度が増してゆきます。
本当は、とても真面目な人なんですよね!
小中学生のころは、特に抜きんでた存在ではなかった、サッカー少年が、
海外でプレイし、ワールドカップで優勝することを、夢に見て、
誰にも負けない努力を重ねて、成長している姿。
そんな彼を見ていると、素直に
「自分も、やらなきゃ!」という気持ちになれます。
彼みたいに「有言」じゃなく、
「無言」で、頑張っている選手や社会人も、たくさんいるんだろうけど。
このワールドカップ出場決定会見は、絶品でしたね。
12分手前からが、彼の「凍りつくコメント」と独壇場。
今野先輩への「ダメだし」や、各選手へのコメントは、
「1年間、自分を磨いて、ワールドカップで集まろう!」の熱きメッセージ。
分度器の角度を「夢・目標の設定」とすれば、
彼は、分度器を、90°(=ワールドカップ優勝)に設定して、
人生の全てを、その実現のために費やしているんだと思います。
結果、75°くらいの結果になるかもしれない。
でも、
最初から20°に設定しているよりは、成長度合いは、高くなっている。
もうひとつ。
初めは、小さな差(Y軸・対辺↑)である。
でも、時間(X軸・底辺→)が進行すればするほど、その差は、大きくなる。
「ココロの分度器」を、
どの角度に設定しているのか??
本田選手を見ていると、そこがとても勉強になります。
そうゆう男が、どんな人生を送るのか、とても楽しみに、注目してしまうのです。
サッカーの本田選手や、
野球のイチロー選手、ゴルフの石川選手が、
「小学生のころ書いた作文」は、とても有名です。
本棚をごそごそやって、
中西少年の作文も、読み返してみました。
・・・「駄目だ、こりゃ」・・・
厳しい現実。
いやいや、今からでも間に合うぞーーー!
2014年5月7日 19:00
ここ天王寺には、
愉快な大先輩たちが、どこからか集まってきます。
「ジャンジャン横丁」という商店街のなかに、
大繁盛している将棋と囲碁があります。
猛者たちが、腕を競いあう・・・。
言葉を交わさなくても、盤上で相手を感じる世界。
商店街を抜けたガード下では、
「ゆず」??
熟年男性ユニットが、懐メロを歌い上げる・・・。
MCも、バツグンに上手い!
観客 :「青い山脈、歌って!」
ゆずA:「あ~~、その歌ね~、コイツ(ゆずB)歌詞、時々、忘れるけどいいかい?」
ゆずB:「最近、ちょっと、ボケが始まっててな~。許してや~。
ワシ、おもらしもするかもしらんから、気ぃつけてや~。近づいたら、危険やでー」
で、始まったら、実は、めっちゃ上手いの!
途中で、観客から、手拍子と歌声が。。。
みんなを巻き込んで、ビシーっと、歌い切りました。
人間、歳をとると、
女は、元気が増してゆく。
男は、元気がなくなってゆく。
介護施設を見ていても、
女はワイワイできるのに、男はジトーッとテレビや新聞を見ている。
男は、歳をとるほど、コミュニケーションをとるのが、下手になってゆく。。
でも、
ここ通天閣周辺のじーさんたちは、別物です。
男の楽園。。。「ジジイ」が、小学生に戻れる街。
「歳をとったら、こんな街に住んで生活もしてみたいな~。」
若いころから、なんとなく、そう思っていた理由が、
今回、判明した気がします。
大阪にお立ち寄りの際には、この素敵な街を訪れてみてくださいませ。
2014年5月4日 18:38
GW中も、仕事で外出です。
新店の候補物件を「見ておいて欲しい」と、
依頼されていた案件。。
スケジュール的に、このGW休暇でしか、見に行くことができません。
でも、ちょっとだけ、さぼって・・・。
だって、世間様は、お休みだし・・・。
駅での乗換えを口実に、下車して、久しぶりに、街をブラブラ歩きました。
ここは、大阪市民の心を揺さぶる街・天王寺!
やっぱり「阿倍野ハルカス」よりも「通天閣」が好き。
大阪の串かつ屋には「ソースを2度つけてはならない」という、
「鉄の掟」ともいえる仕組みがあります。
※イメージできない方は、ネットか何かで、調べてみてくださいませ。
でも、こんなデカく看板にしているのは、この街だけ。
満席で、店の外まで、行列しています。
常識を逆手にとった、この大胆さ・・・。
「遊び心」と「余裕」が、さらにお客様を惹きつける!
なかなか、やりますね。