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妄想でもいいから、言い続けてろ

コメントが好きなTVタレントさん・シリーズ第二弾。
ダウンタウンの松本人志さん。

少し違った角度から本質をついたコメントが、いつも勉強になるのです。

松ちゃんのコメントが切れてる
「ワイドなショー」と
「クレージージャーニー」は、常に観たい番組。

「クレイジージャーニー」は、
毎回、様々な「クレージー」な旅人たちが、ゲストとして登場し、
その体験を、映像とトークで紹介する番組。

・世界の危険地帯に潜入して体当たり取材を行っている人。
・装備を限界までなくして、食料は現地調達している登山家。
・世界の未開・未踏の洞窟を探検する洞窟探検家。
・アフリカ民族の生活に溶け込んで、素顔を写す写真家。
・北極点、無補給単独徒歩到達を目指す北極探検家。。。等々。

・・・・
私は「実際、自分で動いて、何かを一生懸命やっている人」のことが、
大好きなんだろうな~。と改めて痛感します。

ゲストのトークコーナーで、彼らに共通しているのは、
派手な言葉や、面白い事を話す話術は、何もないのに、とても味わいがあって、魅力的なこと。
※松ちゃん、設楽さん(バナナマン)、小池さん(栄子さん)が、そこを引出します。

出張帰りの飛行機からの風景とともに・・・
クリーニング経営コンサルタント中西正人(クライアントクリーニング店からの帰り)
日本人で世界を転戦するエアレースパイロット・室屋義秀さんの回で、
印象に残った言葉を書き留めておきます。
室屋さんは、ガンダムの主人公アムロ・レイに憧れて、パイロットになったそうです。
借金をして自分で飛行機を購入し、チームを作り、訓練し、
初優勝することができたときのインタビューにて。

記者質問:
「子供のころの自分に、伝えたいことって、何かありますか?」
室屋さん:
「想いっていうのは、力を持っていると思う。想いとか言葉って、
言い続けていると実現性を帯びてくるので・・・・“妄想でもいいから言い続けていろ”と言いたいです」
「夢は叶う、というより、叶うまでしつこくやり続けるものです」


我慢して、続けたほうがいい。もう一歩先に行けるから。

人材採用とか、マネジメントにからめて・・・
マツコ・デラックスさんの「マツコ会議」という番組の中でのコメントをそのまま紹介。

トーク相手の、ギャル系の素人女性。
「やってる仕事が、嫌になりそうになったら、どうしたらいい?」との質問に対して。

マツコさん
「あのねー、これ、絶対みんなあるんだけど・・・
 諦めないで、ずーっと続けていると、もう一歩先に行けるのよ。
 だから、イヤだと思ってもいいから、我慢して続けてると、その先に行けるの。
 それで、我慢できない人は、その先に行けずに、終わっちゃうの。
 いっぺんは、我慢したほうがいいと思うよ。
 何度も何度も、これは違うと思ったら、辞めてもいいけど。
 違うと思っても、絶対、続けたほうがいい。」

 
マツコ・デラックスさん、大好きなんですよねー、実は(笑)
コメントが、とても的確!

出演番組があると、
ついチェックして観てしまう・・・。

いつか、からんでみたいな~。
自分が、、なんて言われるのか・・・興味あり!

「クズ男ねー」って言われるか?
「コイツ、一筋縄でいかないタイプよ」と言われるか?
「お~い、もう帰っていいぞー」と言われるか・・・?笑


少年の仕事、大人の仕事

クリーニング経営コンサルタント中西正人(新幹線より水田)
クライアント先からの帰りの列車の車窓から見えた、水を張った田んぼと夕焼けの美しい風景。
田園風景がまだまだ残っていた地方都市で、育った私にとっては、ホッとする景色です。

 
歩いて片道30分の通学路には、
田んぼが広がり、ため池があり、用水路が流れていました。

ザリガニがいて、カブトエビがいて、ゲンゴロウがいる。
カメやメダカやフナもいる。
カエルは、アマガエルやトノサマガエルはもちろん、
“ショッカン”と呼ばれていた、巨大な食用ガエル「ウシガエル」も。。
今、考えると、非常識なほど大きなオタマジャクシで・・・・でも、それが標準サイズでした。
ヘビもいる。
種類はシマヘビとアオダイショウが主流なので、噛まれると、痛いが毒はない。

捕まえたり、追いかけたり、攻撃したりしながら、通学する。
あまりヤリスギると、農家のオジサン、オバサンに注意されるし、
寄り道すると、先生にも怒られる。そんなことにも配慮しながら。

夏になると、通学路以外の場所で、
カブトムシ・クワガタ、キリギリスなんかを捕まえる。

どこに行けば、たくさん獲れるか?
どこまで近づいて、どんな方法なら、効率よく獲れるか?
それらを、素手で触る勇気があるか?

「知恵」と「勇気」、「観察力」と「行動力」で、捕獲してくる。
そして、意気揚々と、引き揚げてくる。

生き物を、たくさん獲ってくる子が、一目置かれていた。
「この生き物を獲るのだけは、めちゃめちゃ上手い!」なんて子もいた。

 
メンコやビー玉も、
自分の腕前で、友達から、ふんだくってくるものだった。
親から金を貰って、店で買ってくる友達が「商品の供給源」・・・笑
弱くて、負ければ、遊べない。
あまりにも調子に乗ると、みんなにやられる。

「男の仕事」って、
太古の昔・狩猟時代も、
子供の頃の男の子の「遊び」も、
なんだか、同じですよね。


名馬は、悍馬(かんば)より生ずる

北斗市郊外の山林で行方不明になっていた7歳児君、
見つかって、本当に良かった!!

4kmも離れた自衛隊の演習場にたどりつき、
鍵のかかっていない施設を発見し、何日間も、水を飲んで過ごしていたと言います。

車や人に、石を投げつけて「お仕置き」された・・・ということですが、
そんなお子様だからこそ、
こうして生き残るパワーみたいなものが、あったんだろうなー、なんて思います。

 
「名馬は、悍馬(かんば)より生ずる」
悍馬とは、気が荒く、制御しにくい暴れ馬。のこと。

「悍(かん)」という字には、気が強い、荒い。性格が、激しい。という意味があります。
・精悍(せいかん):顔つきや態度に、勇ましく鋭い気性が現れていること
・剽悍(ひょうかん):素早く、荒々しく、強いこと 
・・・こんな熟語にも、あらわされています。ちなみに、訓読みすると「悍(おぞ)ましい」です・・・。

良く走る馬は、「悍」なる性質を持っていることが多い。。ということ。
この少年、うまく育てれば、きっと将来有望です!

今回の騒動。置き去りにする親父の「悍」なるDNAと育て方が、
子供のDNAにうけつがれ、きちんと作用しているという、この家族の顛末なんだろうな・・・。
周りに迷惑をかけたこと、嘘ついちゃったことは、ダメですけど。

でも、本当に無事で、良かった。。

 
長所と短所は、表裏一体。
「優しい」には、「優しい」の長所と短所。
「おとなしい」には、「おとなしい」の長所と短所。
「スボラ」には、「スボラ」の長所と短所。
「明るい」には、「明るい」の長所と短所。
「しっかり」には、「しっかり」の長所と短所。。。

そうゆう個性を、人様の役に立ち、
一人前以上に、稼ぐことができるようにしてゆくのが、人材育成なんだろうな。


「屋」と「家」に関する私的見解・・・洗濯家の夢

サントリーのビール
「醸造家の夢~マスターズドリーム~」
効率や生産性ではなく、ただうまさだけを追い求めた・・・とあります。
クリーニング経営コンサルタント中西正人(洗濯屋から洗濯家へ)
市販のビールの2倍以上の価格。

どうでしょうか?
「洗濯家の夢~クリーナーズドリーム」を、作ってみませんか?

ところで、、、
「なんとか家」と「なんとか屋」には、
ニュアンスに、微妙な違いがありますよね。

わかりやすい例で、言えば・・・「政治家」と「政治屋」
政治家statesman・・政治で、政治の本来の目的を究める人
政治屋politician・・政治で、お金を儲けて商売する人

この場合、「屋」のほうは、少し揶揄して、使われています。

職業をあらわす呼称で、主に「家」が使われているのは、
作家
画家
音楽家
歴史家
小説家
教育家
脚本家
・・・
カッコイイけど(どうやって食ってるんだろ?)というイメージがつきまとう。

対して「屋」が使われているのは、、
花屋
魚屋
酒屋
パン屋
仏壇屋
葬儀屋
・・・
越後屋・笑
・・・若干、悪そうなのである・・・。

完全なる私見ですが、、
「家」とは、専門的に「深く」ひとつの道を究める人。
「屋」とは、大衆向けに「広く」商いの道を究める人。

やっぱり「広く」「深く」、いかなきゃならない・・・と思うのです。

まずは、完璧に「屋」に徹する。
自分や家族が、食べないとね~。カッコ良くても、迷惑かけちゃ駄目ですよね。
でも、ずっと、それだけを追及していると「尊敬」はされない。
どこかの段階で「家」の要素
・・・業そのもの本来の目的に、真摯に取り組む。。ということも必要なのでしょう。

サントリーさんだって、
スタートから「醸造家」じゃないですもんね。
元の社名は「寿屋」と言い、
量産品の赤玉ポートワインを売るワイン屋さんからのスタートです。





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