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選挙好きの独り言。。改革と痛み

経営者、幹部の皆さんには、
概して、私と同じく「選挙好き」な人が多い。

政策の行方が、経済にも影響することから、
注目せざるを得ない要素がある。
それに「お客様の支持率集め」や「消費者心理を読む」といったところが、
経営と共通するのでしょうか?
その結果を、都度「答え合わせ」ができるという点も、魅力です。

経営では、きっちりとした「答え」が出ないから、
それを「疑似体験」することができるのです。

余談としての分析が、過ぎました。
本題へ。。

「大阪だけ「独立国」のようになっていますね!」笑

大阪での「日本維新の会」の議席数を指して、
全国の(選挙好き)ご支援先から、そう言われることが多い。
大阪では「維新」が与党です。

ずっと、慢性的な赤字財政だった大阪府、大阪市を改革し、
健全化してゆく実績を、評価されての結果かな?

「改革」には、痛みを伴うもの。
実際、自分の身にも、降りかかってくる。
大阪では、そうゆう「本物の改革」を実感できます。

現に、私が、健康のためにやっているバスケットボールも、
維新の会によって、回数を減らされた。
市の施設利用、外郭団体の継続か、廃止か・・・数字検証や、
外部業者入札のため、1年くらい活動ができない期間もあって、
結局、年間の回数を減らされている。

改革には、
目先、「デメリット」が多い。そうゆうものだ。
しかし、
それも「将来、大阪が良くなるためならば・・・」と受け入れた。

でも、実は、みんな薄々、感じているのである。
・・・
こんなすごい施設を、低料金で使わせてもらって、
俺、めっちゃ、得しているよなーー。普通じゃ、無理だよね・・・。ってことに。
だから、正確に言えば「デメリット」じゃない、
ごく「普通」に戻すだけ。これが真理だろう。

既得権のある人から見れば、
前よりも「得」できなくなったんだから、デメリットには違いない。

私のデメリットなんて、ごく一部の小さなもので・・・
大阪で、どんなことが行われたのか、書いておく。
・議員・職員・知事・市長の給料・ボーナス・退職金のカットによる人件費削減
・府議会の議員定数を109から88に削減
・職員評価や処分厳格化。職員評価に相対評価を導入
・敬老パス有料化(ご老人の地下鉄、バス乗り放題を禁止)
・地下鉄の民営化
・生活保護予算の削減
・新婚世帯向け家賃補助廃止
・国民健康保険料独自減免措置廃止
・大阪フィルハーモニー、文楽協会への補助金削減
・市民センター、学習センター等の統廃合、補助金カット等々。

削減だけでなく、
成長の種も、たくさん撒いている。
大阪の街の空気や、景気は、良くなってきている。
高校無償化という、
日本が生き残るために、最も大切な「教育」に力点をおいている。

みなさんも、改革の「痛み」体感してみませんか??笑

自分の身に、少しでも降りかかると、なかなか、腹が立つものです。
「わかった、我慢してやろうじゃないか!」
「でも、その代わり・・・良くならなかったら、許さんぞ!」
「あまりに理不尽なカットをしたら、許さんぞ!」そうゆう気分になります。

大阪において、維新が強いのは、こうゆうことをやってきたから。

当社の事務所近くには、大阪市役所。
(赤い建物=中ノ島公会堂の先のビルです)
松井さんが、そのあたりで、タバコ吸ってないかなー?なんて、
キョロキョロしながら、この前を、自転車で通勤しています。

最後に、また余談(自慢)
躍進で注目される「山本太郎」さんと、その政党。
6年前のブログで、ほい、この通り。
https://cleaning-keiei.com/nakanishi/2013/10/19/
「原理原則」から生じる
「先を読む目」とか感性が、
少しだけ、身についてきたかな?


中小零細企業の魂「一番商品」


住宅街のなかにある
大繁盛の中華料理屋さん。

四川麻婆豆腐が、一番商品。

一番商品とは、
他店を圧倒するシェアを持つ単品。
これを持つことが、商店の活性化の近道です。

「この店に来れば、コレを注文しなければ!」という商品。
まずは、インストアシェア(自社内での売上構成比)26%以上の商品を作る。

 
この「一番商品」を目指して、お客様が来店し、
平日も土曜も、行列ができるこのお店。

日曜日が、定休日です。
静まり返った住宅街の店の前で、スキンヘッドのマスターが、
マイカーであろう白のベンツを洗車している姿を、良く見かける。

「あの麻婆豆腐で、買ったんだろうなー」
「クルマ、好きなんだろうなー」

なぜか、よく目が合う。
ニヤッと笑って、
軽く会釈をして、通り過ぎる。

魂の一番商品を、毎日、腕を振るって作り、
その分、自分の好きな事も、しっかりやる。
中小零細魂を見ると、嬉しくなる。


ヒーローとの出会い。それも自分次第

少年期の友達の話を、もう少し。
小学生のとき「スーパーヒーロー」がいた。

成績は、オール5。
イケメンで、背が高い。
運動神経バツグン。小学6年間+中学3年間。いつもマラソンで兵庫県1位。
友達も多くて、好かれている。

1~4年生のときは、別クラスだったから、遠目で見ているだけ。
5~6年生で、同じクラスになって、
友達になれた。

どちらかといえば劣等生だった自分は、
少しでも、彼みたいになりたい。
(彼の友達に、ふさわしい人間でいたい)と
5年生以降、運動も、勉強も、頑張った。
どこかのスイッチが入った。

もちろん、彼には、全然、かなうわけがなかったけど。

せめて、
同じ塾に行き、同じクラスで勉強した。
持っている筆箱も、同じような筆箱にした。
彼の頬っぺたの下が、
やわらかくてビニョーーンと伸びるから、それすらも、マネしたい。と、
自分の頬っぺたの下を、つまんでいたら、
なんと、、伸びるようになった!笑

高校・中学の友達が集まった草野球大会で、
憧れの彼とも再会。
陸上部なのに、野球も驚くほど、上手!
今、地元チームの監督もしている。
やっぱり、ヒーローだ。(笑)

確認したいことがあった。
ほっぺの下が、伸びるか、どうか?
やっぱり、今でも、
頬っぺたの下は、伸びていた。

偶然なのか、必然なのか、
小学校の高学年で、ヒーローの彼と普通の会話ができたこと。
そして「少しでも近づきたい」と思ったこと。
今の自分がある大きな要因だ。

ちなみに、中学生でバスケ部に入ったのは、
体育のバスケの授業で、彼が「上手いなあ」と言ってくれたのが、
自信になったからだ。

いつ、何処へ行き、誰と出会い、
何を感じて、どう動くか?

これも、自分次第。

そうゆう「ヒーロー」との出会いがあるかもしれない勉強会。
あと1か月くらいで、締め切りです!
https://cleaning-keiei.com/fc/


消費税10%への対策について

中小企業の現場で、コンサルティングしていると
「消費税を10%に上げるなんて、本当にしていいの?」
「“経営力のない中小・零細は、死ね”と言ってるに等しいよ?」
「対策、間に合うの?準備不足では?」
「上げる前にやることが、山ほどある」と、痛切に感じている。

私は、消費税を上げるなら、
上げるで、かまわない。

クライアントが生き残るための、対策を完璧に準備する。
ただ、それだけで、
現に、今、進行中である。

一番困るのは、「また延期する」となって、
立てた対策が、無駄になってしまうこと。

現場としては「ハッキリさせてほしい」それだけである。

今回、(に限らず、いつものことだが)
消費税を上げるかどうか、の意思決定は、国の将来のためではない。
この夏の選挙で議席を獲ることが、第一の目的。

結局のところ、彼らは、
消費税を上げても、延期しても、どっちでも良いのである。
選挙に負けなければ、それでいい。
そのあと、なんでもできる。

「予定通り、消費税を上げます!」と言ったほうが、
「一貫している。有言実行で、信頼できる」と、票が集まるのか?

「消費税を延期します!」と言ったほうが、
「そうだ!フトコロが痛む、消費税は払いなくない」と、票が集まるのか?

その空気を、今、必死に読んでいる。作ろうとしている。

確か、前回の延期のときには、
アメリカから偉い学者を連れてきて、
「彼が、そう言ってるから・・・」と、延期の口実を作った。
日本人に効く、わかりやすい手口だった。笑

さて、今回は、「世論」をどう読んで、どう打ち出すのか?
そのことについて、トランプからの指示は、どうだったのか?
トランプ訪日以降の動きを見ていると、どうも、指示は「予定通りでもOK」だったっぽい。

中小企業の社長が、
自分の会社のことを気に掛けるのと同じ感覚で
この国の「経営」を考えている人が、中枢に増えて欲しい。
自分の保身のことばっかり考えて、
果たすべき仕事をしない人間を、減らして欲しい。

・・・・
なーんて、書いていたら、自民党がマニフェストを発表しました。
「消費税10%は、予定通り」と明記。
オッケー!!
これで、クライアント先で、対応策を実行できる!

さて・・・
野党は、どう出るか?
私なら、上記の視点により
「消費税は上げない!(下げます、もアリ)」
を主軸に、展開&準備して、戦うだろうなあ。

「老後2000万円、必要」とか問題にしている場合じゃない。
そんなこと、当たり前だわ。。
フツーの国民の常識じゃないの??
選挙に行く、フツー以外じゃない年配層を意識しての戦略なのか?


マーケティングの基本(やりたいこと、やならければならないこと)

プロ野球選手には「登場曲」がある。
投手なら、マウンドに上がるとき。
打者なら、バッターボックスに入るとき。
自分の名前をコールされた後、球場に、登場曲が流れるのです。

選手は、それぞれ、
好みの曲を設定しています。

「もし、自分がプロ野球選手で、登場曲を設定するなら、どんな曲にするか?」
ゴールデンウィーク中、時間があると、バカな妄想を始める。

もし、自分なら・・・
直感的に出てきたのは『演歌』である。

今、ほとんどの選手が、
かっこいい系の曲だから、差別化できるのではないか?
野球好きのオヤジ世代への、バカ受けを狙う。
そして、女子も「意外といい曲ね」なんて、言ってくれる。

1)お客様が盛り上がり、喜んでくれること
2)他の選手と差別化できること
3)自分の集中力が上がり、良い仕事ができること

上から順に優先順位で、3つの最大公約数を探りたい。

美空ひばりさんの「川の流れのように」とか、どうだろう?
サブちゃんの「まつり」でもいいなあ。

ご当地ならではの曲にしても、いい!
大阪のチームなら「浪速恋しぐれ」や、やしきたかじんの「なめとんか」でも。
千葉ロッテマリーンズに入団したら、氣志團の「ワンナイトカーニバル」で、
楽天イーグルスに入ったら、もちろん、さとう宗幸の「青葉城恋唄」だ。
広島カープなら「仁義なき戦い」のテーマだ!チャララーン、チャララーン・・・

で、最終的には、
大阪出身、今は亡き河島英五さんの「野風増(のふうぞ)」にしたい。と思う。

♪いいか~、男は~、生意気くらいが、丁度いいー
♪いいか~、男は~、大きな夢を、持てーー

実は、この3つの着眼点が、重なるように、物事を決めることは、
マーケティングの基本中の基本なのです。

「お金を払ってくれる人が、喜んでくれること」
「同業他者と、差別化できること」
「やっている自分が、楽しいこと」

優先順位は、自分と相手の力関係によって、変わってくる。





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