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「是非に及ばず!」小さな意地と、良い仕事

「是非に及ばず!」

歴史好きなら、誰もが、ご存知のセリフ。。
謀反の相手が、明智光秀であることを知らされたとき、
織田信長が発したと言われる言葉。

  
9月4日、昼から夕方にかけて、関西・東海地方を台風が襲う。

台風被害で、夜、帰れなくなることは、わかっていても、
その日の朝の新幹線が、動いていれば、
ご支援先のもとに、お伺いするのが「筋」というものだろう。
「仕事」というものだろう。

お客様には、自分の都合は、関係ない。

「夜、電車が動かなくなる可能性が高いから、本日のコンサルは、中止で・・・」なんて、、
絶対、言えない! 
・・・言いたいけど・笑

ということで、
朝から出張で、クライアント先へ。
家を出る前の心境が、「是非に及ばず!」でした。

良いも悪いも、考える余地なし、
目の前の事実に向き合い、やる!しかない。

そして、、
降りた駅では、黄金の信長公がお出迎え。
「よく来たな!待ってたぞ!!」とばかりに。


やっぱり、帰りの新幹線は、動かず。帰れず。

「男、かくあるべし」
「コンサル、かくあるべし」
みたいな、小さな意地(世の中的には、ほとんど価値がない)を通すから、
この日に代表されるごとく、痛い目にあうことも、多い。。

でも、そうゆう「くだらない意地」を張ることが、
「良い仕事」を生み出す、力のひとつにもなっている。

この台風の日のコンサルは、とても内容の濃いものでした。
ご支援先が、ぐーーんと、売上アップしてくれれば、
不自由した時間なんて、どうってことないのです!


何か、かなり大きなものが、倒れたところでした。。
本当に、凄い台風でした。


高校野球マニア・考 100回記念大会

大阪に戻ってくると、暑い日が続いています。
夏には「フローズン」が、欠かせません!

ということで、大好物に、
エスプレッソ・ショットを追加して
・・・タリーズでダラダラしながら、高校野球メモを書き留めておく・・笑

1)金足農業の吉田君、甲子園の決勝戦で12失点KO・・・
 これも、次のステップアップの糧とするだろう。=プロで楽しみ

2)その吉田君、審判団(高野連)から準決勝で注意を受ける。
 チームメイトとかわす「侍ポーズ」を慎むように!と。
 にもかかわらず、決勝戦でも、変わらず続けていた。
 好感が持てる。=プロ向きな性格。やっぱり楽しみ。

3)秋田には、実は、もう一人の怪物がいる。県大会準優勝・明桜高校の山口君。
 昨夏、吉田君に投げ勝った145km投手で、打者としても非凡。
 でも、怪我により1年間(今年の夏も)投げれなかった。
 この先に期待。素敵な「物語」となる可能性がある。

4)吉田君に注目が集まるけれども、大会ナンバーワンの投手は、、
 やっぱり大阪桐蔭の柿木君だと思う。
 常勝を課されたチームのエースとして、完璧な投球と素材。

5)大阪桐蔭の根尾君は、本当にすごい!2番手投手としてエースのサポート、
 5番打者として4番のサポート、そして自分のポジション。
 勉強もできる、移動中は本を読む・・・
 クリーニング・スタッフでもこうゆう人材がいれば、本当に強い組織となる。

6)「日本文理の夏は終わらない!」「荒木大輔、鼻つまむ~」
 「甲子園は清原のためにあるのかー」「59歳、蔦監督の青春」「勝負しません!」
  数々の名実況が生まれる甲子園。
  私の今年一番は、
 「フジワラーーーーーーーーッ、ストライック!」
 大阪桐蔭の4番でセンター・藤原君のバックホームのときの実況。
 普通はここ「バックホーーーーーム」だけど「フジワラーーーー」でした!

7)最後に・・・
 如水館高校・迫田監督の解説は、今年も「忖度」なし、ストレート解説・笑!
 「この人、変化球は打てませんね」
 「前の回くらいから、限界です。このピッチは、早めに代えた方がええです」とか・・・笑。
 そんな迫田監督がベタ褒めだった選手がいる。
 近江高校の2年生捕手・有馬君。
 「投手のボールを受けたとき、
 あれだけ良いミット音をさせるキャッチャーを、近年、見たことがない」と。
 有馬君の「生・ミット音」、聞いてみたい・・・。
 2年生だし、まだ試合がある。滋賀だし・・・地方大会に行けるな~。
 野球マニアの新たな目標ができました。

すみません・・・グダグダと・・・
経営や、売上アップのことについても、
ブログでオモテには出しませんが、このくらいマニアックに追及していますので、、
今回は、ご容赦くださいませ!!


甲子園・開幕直前・特集

また、巡りくる夏の日に、心ふるわすボクがいる♪
甲子園。今年、100回大会。

今年の出場校を見ると、
東から出場するチームには、伝統校・常連校が多く、
西から出場するチームには、新興校・久々校が目立つ。
ほとんどのチームに「注目選手」が存在していて、
どこが勝ち進んでも、不思議はない。
どこが負けても「もう少しこのチームを見たかった!」と思うだろう。
そして、
夏には、予想もしない「怪物」や、好チーム・好勝負が現れる。

中でも注目は、ドラフト候補が3~4人、
才能と努力で鍛え抜かれた
圧倒的な強さを誇る大阪桐蔭に、どのチームが勝てるのか?
桐蔭選手は「常勝」のプレッシャーを跳ねのけるか?という点。

史上最強・大阪桐蔭に対して、
史上最強の「執念」を見せるのが、智辯和歌山と高嶋監督だ。

ちなみに、
今年、春の選抜大会では、決勝で大阪桐蔭が、智辯和歌山に勝って優勝している。
この大会、
決勝戦まで苦しい試合の連続だった智辯和歌山の選手の
勝利インタビュー・コメントは、一貫していた。
「大阪桐蔭に勝つためにやっているので、
ここで負けるわけにはいきませんでした」
まだ、対戦するかどうかもわからない大阪桐蔭を、全員が名指し。

この夏の和歌山予選の決勝を、7対6でサヨナラ勝ちした後の
高嶋監督のコメントも、かっこいい。
大阪桐蔭に向けて・・・
「ヘロヘロやが、先に決めたからな。待っとるで」

(この2日後、大阪桐蔭は23対2の大勝で、甲子園出場権を獲得する)

智辯と桐蔭、今の3年生世代は、
5戦して、いずれも接戦で、大阪桐蔭が勝っている。
智辯は、昨年の夏以降、公式戦で大阪桐蔭以外に負けていない。

「執念」は実るのか?

マニアの楽しみは尽きない。


同級生の友達の息子が、母校の主将・・・そんな世代になりました。
母校の地方大会、0対1、惜敗の試合後・・・球場の外に集まる選手たち。

直接シャッターを向けることができず、
でも、胸をうつ青春を残しておいて欲しい。と
車のバックミラー越しのショット。


数字で見る「実力差」余計なおせっかい ~ワールドカップ・日本考

決勝トーナメントのベルギー戦を観戦して・・・
結果は、3対2。途中まで2点差をつけて勝っていたから、
メディアでは「惜しい」「よくやった」となっています。

確かに「よくやった」。そこは、否定しない。

でも、素人ながら、試合を観ていて感じたことは、
実力差が、あまりにも歴然としている。。。
動かしがたい現実を目の当たりにした。ということ。

まるで、
良く統率され、訓練された中学生の代表チームと、
ゴリゴリのプロ級オッサンチーム(ノーサインで、自由に守り、攻める)が、
試合をしているようにしか、見えませんでした。

バスケの試合でも、時々あるのです。
前半、健闘に、健闘を重ね、リードを奪うも、
後半、相手を本気にさせてしまい、ボコボコにやられてしまう・・・という試合が。

相手は遊んでいるつもりはないけど、実質、遊ばれている試合。

この自分の感覚が、正しいのかどうか?

思索と妄想が始まる・・・笑
数字で、検証してみました。

子供のチームと大人のチームの試合のような違い・・・
ということで、何が基準になるだろう?と考えました。

各国代表選手の平均年収データがありました。
ベルギーは、平均で、7.66億円
日本は、平均で、1.51億円  =年収差は、5倍。

平均年収レベルで比較すれば、ちょうど、
サッカーで言えば、J1のチームとJ2のチームが試合をするくらいの差。
プロ野球なら、1軍と2軍が試合をするくらいの差になる。
1軍が負けたら、大恥です。

全部、調べてみようーー!となり、
各チームの平均年収と、全試合の対戦結果を比較してみたのです。
(ヒマなんかい??)

結果、、
62試合のうち、
平均年収が、1円でも高いチームの戦績は
36勝14敗12分(PK戦による勝敗はカウントしない)
勝率58%、不敗率(勝ち+引き分け)77%。

さらに細分化してみる。
全62試合のうち、平均年収差2倍以上のチームが戦った試合は、38試合。
2倍以上の「格差」をつけた年収が高いほうのチームの戦績は、
25勝4敗9分。

平均年収差が2倍以内のチーム同士で、戦った試合は24試合。
年収差2倍以内で、年収が高いほうのチーム戦績、
11勝8敗5分。
勝ち負けの差が、圧倒的に縮まっている。

つまり、年収差が2倍までなら、十分勝負になる。。という結論。
それ以上、開いている場合には、勝つことはおろか、引き分けることも、難しい。

結論として、もし日本が「本気」でワールドカップ上位に入りたいなら、
上位常連国(=年収レベル8~5億円クラス)の、
せめて半分の年収がとれるくらいの「市場価値」のある選手を揃えること。
そうすれば、ベスト8~優勝の可能性もある。

現在、日本選手の平均が1.51億円だから、
平均で、この倍額。
そのくらいの値打ちある選手が揃わないと、
ベスト8の土俵には、上がれない。

代表監督を誰にする・・・外国人が良いか?日本人か?というレベルの問題でなく、
根本的に、協会自体が、そこを目標とした戦略を立てるべく、
広く海外や、異業種スポーツに、学ばなければならない。
明治維新後、海外に学び、国力を欧米に追い付かせたように、

現場経験のある、優秀な若い人材にまかせてゆけばどうだろう?
・・・
中田英寿とか、、
文化人的な活動とか、旅に出るよりも、そうゆう仕事をしてもらうと良い。
宮本キャプテンや、長谷部キャプテン、本田圭祐を中心にチームを作り、
ミッションを与えれば、やり遂げるのでは??


サッカー・ワールドカップ ~脇役好きの性格は、どこから来るのか?

ゴレンジャーで言えば、青レンジャーか緑レンジャーが好きだし、
赤影で言えば、白影が好き。
ルパン三世なら、昔は五右衛門が好きで、最近は次元が好き。
ワンピースなら、サンジが好きで・・・不動の1位はシャンクスだ。
北斗の拳なら、雲のジューザ。。

普段、サッカーは観ないけれども、
ワールドカップだけは、特別。
素人目にも、ボールの動きに無駄がなくて、
毎回、攻撃が意味のあるタームになるから、断然、面白い!
負けそうになったときの
ブラジルの「本気」攻撃なんて、もはや芸術に近い。

そして・・・・世界の「強者」が集まる。
その中でも、かーーっこいいな~と思えるのは、
チームの看板選手を支えたり、コンビになっていたりする選手。
青or緑レンジャー的な選手。

ウルグアイのカバーニ。。。大会ナンバーワンでカッコイイなー!と思った選手。

渋い・・・プレイも繊細かつ豪快。
ウルグアイは、悪童・スアレスが有名だけど、その相棒的な存在なのです。
そして、笑うと、可愛い!

ブラジルでは、このコウチーニョって人が、すごいな!

ネイマールも、喜怒哀楽があって、楽しいけど、
コウチーニョのプレイがお気に入りです!

決勝進出を決めたフランスでは、
なんと言っても、19歳・エムバペのスピード&テクニックが主役。
でも、個人的には、
カンテって選手が好き。「努力の塊」感が出ている。

日本で言えば、長友選手みたいな存在なのかな?

この「脇役好き」な傾向は、どうゆう精神状態からくるものだろう??
でも、幼少期から、そうなのです。
精神分析してみたい。きっと、どこか歪んでいるのだろうな・・・。

確か・・・
まだ、小学生に上がる前、
ゴレンジャーのヘルメットが欲しかった。
いつも一緒に遊んでいた、仲良し3人組の
てっちゃんが、まず赤レンジャーのヘルメットを買ってもらい、
次に、かずひこくんが、青レンジャーを買ってもらった。
残ったまーくんは、緑レンジャーになるしかなく、
複雑な気持ちで、遊んでいた。そうゆう記憶は、ある。
緑である自分を、肯定的に、納得させて、遊んでいたのかな??
それが、こうゆう人格の元になってるのか?

あのとき、赤いヘルメットを買っていたら・・・
今頃、正統派路線を歩んでいただろうか?
でも「5色の中から、どれを選んでもいいよ」と言われて、
当時のまーくんは、赤を選んでいただろうか?
わからない。

まーくんの親は、
おもちゃ類を簡単に買い与える人ではなかったから、
結果として、緑になったのは、必然の流れである。
子供ながらも、そうゆう事情は、わかっていた。

もしも、このとき
桃レンジャー・ヘルメットを買っていたら・・・
今頃、新宿2丁目で、皆さまのお越しをお待ちしていたかもしれない・笑





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