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トルコと日本。歴史と記憶と国民感情

日本とトルコには、友好関係がある。
私が、ここで述べるよりも、
下記に、トルコに強い旅行会社が、事の経緯をまとめています。
有名な話なので、
ご存知ない方は、ご覧くださいませ。
https://turkish.jp/blog/%E8%A6%AA%E6%97%A5%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%82%92%E5%BE%B9%E5%BA%95%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BC%81%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%88/
胸が熱くなる、友情の歴史です。

一方で、歴史には、美談もあれば、醜聞もある。
近代日本の対中国、対韓国・対北朝鮮、、その後の分割。
侵攻・占領された側から見れば、屈辱と大迷惑である。
ロシアがウクライナに侵攻したことも、
昭和の時代、日本が朝鮮・中国に侵攻したことも、
「他人の領土に入っていった」という点では、根本的には変わらない。

自分にとっての美談は、いつまでも。
自分にとっての醜聞は、すぐに忘れろ。
それは、都合が良すぎる。

大陸には「屈辱」として記憶に留める人が多いことも、また事実である。

困ったときの援助は、記憶に残る。
やられた側は、ずっと覚えている。


思い出に残るワンシーン(バスケ・良いほう編)

皆さんは、
一定期間、取り組んだことで、
思い出に残るワンシーンはありますか?

バスケの「良いほう」のワンシーンが、なかなか思い出せない。
やっと思い出せるのは、
上級生にまじって、試合に出始めた、ある試合。

エンドライン際を突進してくる相手の前に立ち、
身体を張って、相手からチャージング(オフェンス・ファウル)をとった。

「おぅぅうーーー」と、“お決まり”のPRボイスを発して、
大げさに仰向けに倒れる。
オフェンスファウルをとると、味方は盛り上がる。

また、このときの審判が、かっこよかった。
笛を吹いてから、たっぷりタメを作って「オフェーーーーンス!」と、
ポーズ&コールした。と思う。

仰向けのまま、上を見ると、
体育館の2階席に、ベンチに入っていない同級生の顔がズラリと並んでいた。

みんな、おおおーーー!って、喜んでくれていた。

2階席のみんなと、目が合ったので、
仰向けの状態で「ニターー」っと、笑いかけると、
みんな、大爆笑で、さらに盛り上がってくれた。
「何やっとるねん!はよ、起きろ!!」って、先輩に怒られたけど。

これが、覚えている「良いほう」のプレイである。

事務所から、遠回りルートで帰宅しながら、思い出していました。
キレイな夕焼けに巡り合えました。


本物の強さ、精神力を手に入れるためには?

高校バスケ部活動で一番印象に残っているプレイをひとつあげる。
としたら、
3年生、最後の試合となるインターハイ県予選。
順調にトーナメント4戦を勝ち進み、ベスト8をかけた試合で、
夏に練習試合をした県内無敵・育英高校と、再戦する。
その試合開始、直後のプレイである。

相手をかわして、ゴール下にうまく入り込んだ
快心&楽勝の、先制シュート(予定)を、
思いっきり、外した!!

優勝校・育英を倒してやる!
という気負いで、無意識のうちに、ガチガチに緊張していたのだ。

「大舞台に強い」「本番に強い」「緊張しない」
「観客がいるほうが、頑張る。※特に、敵味方関わらず、女子の観客が多いと成績が良い」
「強いチームを相手にしたほうが点を取る」
「マッチアップする選手が、自分よりもデカイほうが良い」
「チームが厳しい状況でこそ、活躍できる」
自分は、そうゆうプレイヤーだ。と、思っていたのに、
このシュートを外して、
「緊張する」ことを、初めて知る。

試合の後半から調子を取り戻し「オレに回せ、点とるから!」
なーんて、吠えてた記憶があるけど、
時すでに遅し。

試合は、ダブルスコアで惨敗。
その後も育英は勝ち続け、兵庫県大会優勝。

「本当は、弱い自分」
「本物の強さでなかった自分」に、最後の試合で気づかされた。
高校3年間のバスケ生活「振り出し」に戻る。

大後悔のプレイ。
それが一番、印象に残っている。

。。。
それまで、相手や状況によって、自分の「出力数」を変えていたのが、
最悪のダメ・ポイントだったなー。
と、帰りの電車で一人になってから、反省、猛省。。

普段から、どんな相手にも、どんな状況でも、自分の出力はマックスにする。
それに、いつも20%の遊び心を足し算する。
そんな風にしなきゃ、いざというとき、力も出ない。

部活動・引退後の
大学受験、就活、仕事にも、活きてくる教訓である。

 
インターハイの組み合わせが決まったとき、
「あーー、何でこんなところで、育英と当たるんやー」
「育英以外なら、どのチームとでも勝負になるのに。。」
「顧問の先生、くじ運、悪すぎやろ」って、思ってたけど、
2度にわたって、最強チームと戦えたことは、
今となっては、本当に良かった。と、心底、思います。

チャップリン曰く・・・
人生は、近く(クローズアップ)で見ると悲劇だが、
遠く(ロングショット)から見れば喜劇である。


県内最強チームと戦った高校バスケのこと

高校2年の夏休み。新チームとなって3か月。
兵庫県の優勝常連チーム・育英高校との練習試合が組まれた。

何と、前半の前半(今でいう第一クオーター)は、24対4で勝っていた。
しかし、前半途中から、
スラムダンクで山王工業がやっていたオールコートプレスでの
猛攻が始まり、追いつかれる。前半を何とか、1ゴール差で折り返す。
練習試合に参加していた、強豪他チームたちも、「異変」に気づき、一斉に集まってきた。

が、スラムダンク映画の「湘北高校」のように、
何度も粘ることは、できなかった。
結局、55対78で、敗戦。

強豪校の本気スイッチが入ったときは、本当にヤバイ。。
狙われて、生き残るのは、至難の業である。

私のご支援先の一番店には、かくあってもらいたい。
=本気スイッチが入ったら、ライバル店に生き残りの道を与えないほどの、圧倒的な強さを持つ。
と、支援している。

当時のスコアブックより。。
この試合でも、17得点、10リバウンド。
そこそこ頑張っていたことをPRし、残しておく・笑
(つづく)


ホームズの推理とコンサルタント

シャーロック・ホームズの推理は、こんな風である。
 
<例1>
ホームズは、入れ違いで、
依頼人と会うことができなかった。

しかし、依頼人が、事務所に忘れていった「パイプ」を見て、
「この依頼者は、がっしりした男、左利き、歯は丈夫。
大雑把な性格。収入に不自由していない。
このパイプを大事にしているから、すぐ取りに戻ってくる」と推理する。

1)吸っていた煙草の種類が、高級なものであることから、収入を予測。
2)パイプ底の位置に焦げ目があることから、マッチに加えて、
 ランプやガス灯でも火をつけていることを推理。性格を予測。
3)パイプの右側部分が、焦げていることから、左利きであることを予測。
4)琥珀の吸い口が、歯で凹んでいることから、筋力を予測。
5)買ったときの値段よりも、高くつく修理を2箇所していることから、
 大事にしている。だから、取りに戻ってくる。と予測

<例2>
別の事件では、手掛かりとなる「帽子」を見て、
「知性が高い。3年前までは裕福で洞察力もあった、最近の羽振りは良くない。
生活は荒れ始めている。もう奥様には愛されていない。ほとんど外出しない。
運動不足。白髪交じりで、数日以内に散髪をした。
ライムクリームの整髪料を使っている。家にガス灯はひかれていない」と、人物像を予測する。

1)帽子のサイズが大きい、脳の容量が大きい。⇒知性を推理
2)3年前の高級な流行デザインを買っている。
⇒これを買う人ならば、今の最新を買う。以前は、裕福。最近はそうではない。
3)帽子購入後、自分で注文して紐をつけている。
⇒風で飛んでしまわないよう用心してのことだから、洞察力に優れている。
4)帽子についたホコリの量が多い。
⇒そのまま出かける主人を放っておくということは、奥様は愛されていない。
5)帽子についたホコリの種類が、屋内のもの。
⇒外に出かけることが少ない、運動不足と推理。
6)帽子の内側の匂い。⇒整髪にライムクリーム。
7)帽子の内側に、髪の切れたあと。⇒最近、散髪した。
8)帽子に蠟のあとが複数個所。
⇒玄関に灯りがないから蝋燭で入る、ガスを引いていない

「なんで、わかるんだ!?」
相棒のワトソン博士は、いつもホームズの推理の正確さに、いつも驚いている。

もちろん、物語の中の話である。
が、、
こうゆうホームズの観察力・推理力に、中学生の中西君は、しびれていた。

(またも、つづく)





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