2023年3月19日 21:09
前回ブログからの続き。。
「処刑相当」の社員が在籍していても、
なぜ、F総研の売上・利益は、伸びているのか?
何と言っても、10年前の戦略転換が大きい。
年間1億円を稼ぐ「スター・コンサルタント」を、10人育成して10億円。
というマーケティングから、
年間2000万円を稼ぐ「普通・コンサルタント」を、50人育成して10億円。
というマーケティングに、切り替えたからである。
そして、「普通」を率いる「マネージャー」を作る。
一部の優秀な幹部が、
「バカでもチョンでも」稼げる仕組みを作り、それを「売る」
スターは不要。本を出版する、なんて、とんでもない。
約30年前、私が入社した当時は、20人の同期が入って、
3年後には、私を含めて2人(1人は女性スタッフで秘書になったから、実質、私1人)となった。
おそらく、
今のF総研は、3年で半分以上は残る(残す)会社になっているはずである。
売上構造を見ると、「建設・不動産業界」と「医療・福祉・介護」で、
コンサル部門の売上の約半分を稼ぐ。
当社のコンサルティング領域と重なりそうな「専門サービス」は11億。
全部合わせて11億だから、当時と比べると、下がったのかな?それほど変わらず?
十分、勝負できている範囲だ。
建設・不動産と、医療・福祉・介護と、士業、、
・・・・業界規模の大きなところ、マーケットの大きなところを、得意としている。
F総研が、得意とする業界は、10年単位で、切り替わってゆく。
私の在籍当時、年配の経営者さんからは、こんな風に言われていた。
『フナイさんと言えば、スーパーマーケットやホームセンター、
衣料品等「流通業界」に強いのが、特長だったでしょう。
それが、なんとも情けない。
「家具」「宝石」「お菓子」が主力になって、それも今は下火で、
今の主力は「リフォーム」「パチンコ」「リサイクル」ですか・・・』
そして、
今は、「建築・不動産」と「医療・福祉・介護」が2枚看板である。
売上を上げたいなら、これは、正しい手法である。
1)一騎当千を期待せず、一騎当十。くらいを、数多く。
2)対象となる顧客層は、絶えず変える、
3)イケる!と見た顧客層を徹底的に開拓する。
最近の新興・弁護士事務所のマーケティングに似ている。
法廷で、勝つこと・負けないこと。よりも、
稼げるマーケット(過払い金、相続)を次々変えて、拡大して、スタッフをそろえて
顧問料を稼ぐこと、最優先に。
うちは、違うけどね。。
あくまで、少数精鋭、一騎当千を目指し
「勝つこと・負けないこと」最優先で行きます!
2023年3月18日 21:29
前回のブログ後半から、
やや「ブラック」モードに入ってきました。
(季節の影響??暖かくなって活動開始?)
ここで、一気に、ブラックモードに突入してみたい。
私のご支援先が、
古巣・F総研の会員制勉強会に参加した。
ある社長:
「うちの売上利益、財務状況で、こんな大きな金額の投資をして、大丈夫ですかね?」
コンサルタント:
「それは銀行が判断するから、銀行が融資すると言えば、心配しなくて、いいんですよ」
別の社長:
「この勉強会でオススメしておられた(他のクライアント先で当たった)というチラシを、
御社提携の印刷会社で制作してもらい、投入したのですが、反応が悪かったです。」
コンサルタント:
「地域性でしょうかね。では、次・・・」
もはや、地に落ちた。。
もちろん、これは一端のみであり、良い事例もたくさんあるはずである。
F総研の会社自体の業績は、好調キープ。
わずかの株を持っているので、株主総会用資料が送られてくる。
売上は、私が在籍していたころの2~3倍になった。
売上をコロナ前に戻し、利益は過去最高に。
コロナ後の業績好調企業の典型的なパターンである。
マーケティングを怠らず、コロナをきっかけにスリム化に成功している。
が、しかし・・
上記のような内容のアドバイス、発言をする人々と、
同じ「職業」とは、思われたくない。
当時も、今も、、
本物でありたいと思っているコンサルタントの前で、
こんな発言をしようものなら、もう「ギトギトに残酷な処刑モノ」である。
2023年3月12日 19:36
その1
この夜、見つけた、
最も威力のありそうな、費用対効果・バツグンの看板。一等賞は、これ!
そうよ!その通り。
それがなきゃ、生きていけないよ。普通以上の収入はムリでしょうね。
「オレのコンサルティングは、クリーニング業界で一番、業績が上がると、勝手に思っとる!」
その2
そして「ヒロスエの実家」を、ミーハーにチェックして帰る。
このビルの地主(元・金物店)
お母さんが、この一角で雑貨屋をしている・・とのことでしたが、
すでに廃業?見つけられず。泣
その3
昨日のブログの「かつおのタタキ」店舗のなかで、
老舗に挑む業態(後発でも、先発を追い越す)として、
コンサルタントが評価するのは「明神丸」である。
http://myojinmaru.jp/
、
「明神丸」にそっくりな店構えとネーミングで「龍神丸」という店舗が、
全国のイオンに入っている。
http://www.pierthirty.co.jp/shop/index.cgi?c=zoom&pk=69
明神丸に聞いてみると「当社とは一切関係ない」とのことでした。
・最大限、好意的に表現すると「なりすまし」
・普通に言えば、「パクリ」
・最大限、軽蔑すると・・「 」やめておこう・笑
龍神丸の運営企業は、ここ。
http://www.pierthirty.co.jp/shop/index.cgi?c=category#tabs-1
どうやら、そうゆう会社っぽいですね。
詳細・経緯は不明ですが、
もしヒントをもらって、ここまでそっくりに実施してるなら、
ちゃんと、筋を通しましょうね。
社長同士が会ったら、どんな話をするんだろう?
店長同士が会ったら、どんな顔をしてるんだろう?
店員は、知ってるんだろうか?
「誰とでも、面と向かって、胸に曇りなく会って話せる」ってことは、
「何店舗もあって、お金を持っている」ってことよりも、
ずーっと、大切で、第一優先なことなんだと思います。
それに、日本全体で言えば。
発案者、発明者の知的財産権を認め、報いるシステムを作ることが、
生産性を高め、競争力を高めることになる。
2023年3月11日 20:06
ここは、南国・土佐高知。
若いころから、何度も訪れた、龍馬のふるさと。
出張中、夜の商店街を、ぶらぶら一人、放浪歩き。
地方には、面白い店舗が多い。
独自の進化を遂げている店舗がある。
人口減少の中、生き残りをかけて戦った痕跡と、現在の姿には、
「ゆるゆる・ぬくぬく」の都会の企業にはないアイデアがあふれている。
だから、大好き。勉強になる。
今日は、高知の名物「カツオのたたき」をテーマに、
店舗を観察してゆく。
どの店舗が、儲かっているかな?
坪効率が高いかな?
どんな経営者かな?と、思いを馳せながら。
それでは、商店街の奥のほうから、順番に。。
いつものように、本質は語らず、上っ面だけを、記録しておく。
ほう、素材を獲りに行く「乗り物」の名前を、屋号にしたか!
思えば、「○○農場」とか「○○製麺」とか、あるもんね。
そのうち、「ヤンマーCT340」「クボタ GM64」って、出てくるかな?
呼び込みは、藁焼きの実演と、漁師の顔と名前、船の写真。
次、これはチェーン店だな。地域性を加味した屋号。
呼び込みは、、炙られているカツオの姿と、メニュー表。
上記のライバル店を、一生懸命、真似しよう。としている姿勢がみられる。
おお。。地元・高知出身の戦国武将の名前。
ゆかりある武将の家名を、屋号にした。あえて山内家じゃないわけだ。
呼び込みは、賽銭箱とか、、
ん?店内に鎧武者が着座している!
※そして、マニアは見抜く、これは真田幸村の鎧ですが・・・
(大阪の陣では、共に戦い、お世話になりました!)盟友を偲んで・・って意味か?
さらに、お次は、地名が屋号。
(室戸ジロー)ってことは、「足摺タロー」が、どこかにあるのかな?
それとも、近年、売り出し中の地鶏「土佐ジロー」に、かぶせてきたか?
呼び込みは、、この不愛想な魚・笑。
無表情で、こっちを見ていた。もしかして、君がジローかい?
そして、豪壮なお城のような店構え。歴史押し。
今度は、山内家が出てきたぞ。
長宗我部家のあと、高知を治めた山内家(=二十四万石)と、
丸三葉柏(まるにみつばかしわ)の家紋。
この家紋は、後に、高知出身・三菱グループの創業者・岩崎弥太郎により
三菱のロゴ=スリーダイヤの元となる。
呼び込みは、龍馬の隣で「お龍さん」の顔ハメ看板。
土佐犬(コロナ対策済)+名物・長尾鶏(おながどり)・・・
土佐名物フルコースで迎える。
その向かいには、
そのまんま「土佐市場」というお店。明るいサンプルケースを全面に押し出す。
呼び込みは、燃え盛る藁焼き職人パネルに、
現物の酒瓶。サンプルケースを演出する。
そして、商店街から中に入った場所には、
3~4階建ての巨大ビル「司(つかさ)」。
全国に展開している土佐料理専門店の本店。
ブランドチェンジし、土佐料理・祢保希(ねぼけ)としても展開している。
呼び込みは、巨大ビル店舗そのものと、龍馬の特大パネル。
わずか、300m程度の商店街のなかに、
栄枯盛衰の法則、店舗づくりの法則のエキスが詰まっている。
2023年3月5日 19:52
来週9日から、ワールド・ベースボール・クラシックが、始まります。
ここは、野球マニアとして、ひとつ。
今回の注目は、メンバー構成。にあります。
ベテランのダルビッシュ、中堅の大谷翔平など、
実績はもちろん、野球のことが大好きで、
野球への取り組み姿勢、研究態度が、優れている選手と、
20代前半の、未完成ながら、これからに期待できる選手を多数選出。
現役のお手本と、直接、身近に接する機会をもうけたように感じる。
将来の日本野球界までも、見越したメンバー構成。
脈々と受け継がれてゆくに違いない。
若手選手は、ここぞとばかり、
先輩に食らいつき、質問攻勢・マークして、学んでもらいたい。
ダルビッシュの面倒見の良さに、甘えるなよ。
今回のWBC代表に呼ばれた人、呼ばれなかった人、、
この差は、将来、とても大きいでしょうね。。
てことで、
長期的には、絶大な効果があるけど、
意外と、短期的なWBCでの結果は出ないかも??
コロン!とやられちゃうことがあるかもしれないぞ。。
なんて、思っています。
ダルビッシュも、若いころは、バリバリ・ヤンチャだったし、見る目もなかった。
でも、野球道に、真摯に取り組んできた。
その結果、今がある。
10年以上前、日本シリーズのゲスト解説に、
ダルビッシュが出ていたときのトークを聞いて、
野球への造詣の深さ、的確さに、驚いた記憶がある。
どのベテラン解説者よりも優れていた。現役選手ながら、落合・野村レベルだった。
それまでマスコミを通して感じたイメージとは、まったく異なるものでした。
パドレスが、6年契約(42歳まで)を結んだ理由も、納得ができる。
コーチ的存在としても、残ってもらいたいのだろう。
若かりしころのダルビッシュのブログの表紙。
「俺のブログも、こんな表紙にしたい!」とリクエストし、保存しておいたものです。
まだ、諦めていません。笑