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ボクのアナタの、五輪ベスト3は?・インタビュアー=質問者の大切さ

まもなく、東京オリンピックが開幕しますね!
僕ら、中年や、ご年配の皆さんにとっての「オリンピック」に対する思入れや感覚と、
若い世代のそれには、大きな開きがあるようです。

「各競技の世界大会とか、いつでもやってるし・・」
若い世代にとっては、「世界」が身近なものとなり、
あくまで、それらの一部が「オリンピック」という位置づけのようです。

ところで、、、
皆さんの「夏のオリンピック・ベスト3」は、どんなシーンですか??

私は、勝ったシーンよりも、
負けたシーン。そして、そのあとの言動が、断然、印象に残っています。

2つについては、過去、このブログでも触れています。
(二人とも、試合には負けたけど、そのあと、しっかりメシが食えています)
負けを知る、挫折を経験する。それは、真の成長の糧となります。

●柔道・篠原信一さんの疑惑の判定での、銀メダル。
⇒言い訳しない「弱かったから、負けたんです」のコメント。

●霊長類最強女子・吉田沙保里さんの敗戦。
⇒涙、涙、、「申し訳ない」のコメントと、インタビュアーの質問である。
※以下-部が、インタビュアーさんの質問。

―すばらしい試合でした。今の気持ちを振り返ってください。
「たくさんの方に応援していただいたのに、銀メダルで終わってしまって申し訳ないです」

―そんなことないですよ。素晴らしい戦いでした。
「日本選手の主将として、金メダル取らないといけないところだったのに、ごめんなさい」

―決勝戦、非常に厳しい戦いでしたが、あえて敗因を挙げるならどのあたりでしょうか?
「自分のやっぱり気持ちが、最後は勝てるだろうと思ってたんですけど、取り返しのつかないことになってしまって…」

―そんなことは誰も思ってないと思います。ご家族のほうに行きました。どんな言葉をかけられましたか?
「泣かんでいい、大丈夫だと。ここまで連れてきてくれたんだからありがとう、というふうに言ってもらいました」

―でも最後は応援団に向かって手を振りました
「もうこんなにたくさんの方に遠いところまで来ていただいたので、
日の丸の旗や声援がものすごく聞こえてきたんですけど、最後自分の力が出し切れなくて、申し訳ないです…」

―日本中拍手を送っていると思います。素晴らしい銀メダルでした。お疲れさまでした!
「ありがとうございます」

インタビュアーは、
NHKの三瓶 宏志(さんべこうし)さん。

当事者の「良い点」を引き出し、皆を「良い方向に動かす」もの、
それは、インタビュアー=質問者である。

経営、職場でも、
家庭の子育ても、まったく同じ。
営業成績の発表を聞いたとき、何かやらかした報告を受けたとき、、
質問者の質問内容こそが、大切である。本人も、皆も良くなる、質問とは何か?
吉田さんへのインタビュアーを思い出して欲しい。

大阪なおみさんも、
もし、試合後インタビューで三瓶さんのような人と巡り合えば・・・
会見拒否なんて、、少しは・・とも、思う。

おお~っと
単純に、オリンピック前、自分の気持ちを盛り上げよう!
若い人にも、オリンピックって、いいよー!って、伝えよう。。って気持ちで、
ブログを書き始めましたが、またまた「教訓」めいた内容になってしまいました。

完全にオヤジ化してるなー。ダメだなー・笑。





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