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下位者(力不足の人間)の戦い方

まったく実力のなかった中西少年が、なぜ逆転合格できたのか?
なぜ、赤ちゃんが横綱に勝てたのか?

先週ブログをアップしたところ、ちょうど受験シーズン。ということで、
いつも記事を読んでいただいている親御さんから、
ご質問をいただきました。少し、まとめておきたい。

1)根拠のない自信。「合格できない場合」のことなど、この時点で一切考えていない。
2)だから、楽しみながら、プラス思考で勉強していた。
3)同じ目標、同じ方向を目指す友達がいた。
4)良い予備校講師を、自分で選んだ、そのセンス(夏期講座、直前講座)
5)入りたい大学の出題傾向を徹底調査。それ以外の勉強は一切しない。
6)勝負どころで、一気に攻める。

今、振り返れば、マーケティングにおける「弱者の戦術」を、
誰に教えられることなく、高校3年生で、やっていたことになる。

経営に置き換えると、こうゆうことになる
1)「思いは実現する」
2)「プラス発想」
3)「良き友との競争」
4)「良き師を見つける」
5)「選択と集中、ベンチマーク法」
6)「1点突破・全面展開」

小さなお店が、大きなお店に挑むときの原則と、ほぼ同じ。
「絞り込み」や「集中」が、大切なのである。

ちなみに、
6)勝負どころで一気に・・・は、こうゆう戦術でした。

関関同立の試験日は、2月前半にありました。
そこに、9日間連続で、試験を受けるスケジュールを組んだのです。
名付けて・・・
「下手な鉄砲も、数打ちゃ当たる」作戦。

内訳は、同志社2。立命館3。関西学院2。関西2。
さすがに9回試験を受ければ、バカでも1つくらい合格するだろ・・・。
勝負所はここだ、一気に攻める。と決めた。
目的は「浪人せず、関関同立のどれかに入ること」である。
念のため、リスク分散で、関関同立は4分割。
受験代はかかるけど、浪人するよりも、はるかに安い。と、親を説得。
9日連続の体力とメンタルは、
体育会のおかげで問題ない。これだけは、強味だから、それを活かす。

結果、8戦3勝。
残り1つ、9戦目は・・・最初のほうに受けた試験の合格通知が、
9日目の朝に届いたため、パスしました。


今「強者」へのコンサルティングよりも
「弱者」を「強者」へ導くコンサルティングのほうが多いことと、
無縁ではないように、感じます。

出張の合間、飛行場での待ち時間、漆黒のアイスコーヒーをいただく。





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