2018年10月12日 7:45
ご支援先に貼り出してある、このグラフ。
「年計表」と言います。
別名、移動累計。
5年~10年単位で、
売上や点数、シェア、借入額等々が、
どのように推移しているのか?一目瞭然でわかります。
通常の月単位や、昨年対比の売上比較で、
実績を確認することも大切ですが、
その場合、季節変動や突発的な出来事に、
数字が大きく左右されるので「全体のトレンド」が見えないことがあります。
年計表は
「自社(商品)の真の実力を知るグラフ」
「中長期トレンドがわかり、戦略のもとを作るグラフ」
と言えます。
年計の出し方は、簡単です。
毎月、年間売上を出してゆけば、完成します。
たとえば・・・
2018年10月の年計売上は、2018年10月~2017年9月の売上。
翌月、
2018年11月の年計売上は、2018年11月~2017年10月の売上。
これを毎月繰り返して、作成してゆくのです。
何の項目を「年計」するのか?
そこから何を読み取るのか?
そして、どう動くのか?
「売上アップの真骨頂」が、ここにあります。
※
最近、ブラックな愚痴や、どうでもいいネタのアップが多かったけど・・・
今日は、真面目にやったぞー!
2018年10月7日 22:58
おお!!
事件か!
白骨化遺体。凶悪犯。逃亡中??
こうゆうオチです。帽子かぶっています。
・・・
先日のセミナーで、ゲスト講師の方が、
こんなことを言ってました。
「成功する社長は、どこか、お茶目だ」と。
無茶は言うけど、トコトン最後まで、エラそうにはしている人はいない。と。
このトラック運転手さんも、
この会社も、成功してる雰囲気が漂っています。
2018年10月6日 21:05
最近、ある団体から、講演依頼を受けました。
この団体が考えている
「これが、この業界の会社の売上アップの道だ」
という内容が、
事細かに書かれていて、
その内容について、事例をまじえて、話して欲しい。とのご依頼。
ただ、困ったことに、
その内容の大半が、「それをやったら、間違いなく会社が衰退する!」と、断言できる
=ご支援先では、絶対、やらない。という方向の内容ばかりなのです。
さあ、困った・・・。
もし私が「芸能人」なら、
ニコッと笑って、自信満々に「こうすれば、売上が上がりますよー」って、
何食わぬ顔でお話して、講演料をもらって、帰ってくる。
(僕も、僕の支援先も、絶対そんなことはしないけどねー)と思いながらも、
「そうゆう仕事だから」と割り切って。
講演内容を信じて、実行した人に対する責任は持たない。
いや、待てよ・・・
俺って、やっぱり「芸能人」かな??とも思ったけど、
最近、女子高生に「キャー可愛い!」と言われることもないし、
芸能人ではない。
なので、
事情を正直にお話した。
「お考えの内容についても、お話はさせていただきますが、
それに取り組んで、で永続的に売上を伸ばしている会社は、ありますか?ないですよね??
業界の皆さんのために、売上アップの本質的な内容についても、
少なくとも半分の時間は、お話させてください」と。
「急ぎでお願いします」
「どうしてもこの内容で」と、依頼されたので、
何とか希望に沿うことができるように、
何度も、講演内容の推敲に時間を費やした。
しかし、その結果・・・
「出演は、見送りになった」
電話1本、うちの事務所にかけてきただけで、終わった。
あれだけ、メールのやりとりをしていたのに、直接の連絡は、ない。
きっと、
窓口の人も、色んな方面と調整するのが、大変だったのだろうけど。
3つ気持ちが、残った。
1)良かった・・・
ホッとした。
あの内容を話させられたら、
自分のやっていることに、嘘をつくことになる。
ほんの少しはあるだろう「当社に依頼すれば、必ず永続的に売上が上がる」イメージに
傷をつけなくて済んだ、という気持ち。
2)不安・・・
あの団体が、本気で、あの内容が売上アップの道だ・・と考えているなら、
もう、この業界に未来はない。
あの団体が、これからも需要を減らし続けるのだ。
3)しまった・・・
依頼されたからには、少しでも力になろう!と、
無料で一生懸命に対応してきたのに、この始末。
だったら、もっと、遊んでやれば良かった。。。
<案1>
中西正人としての出演は、無理です。
コンセプトが違いすぎます。
でも、中西にも見えるような別人「裏キャラクター」
「コテサキ・ギリナシ・パクリ・ニワカ・コンサルちゃん」の出演ならば、
その内容で、講演可能やで~。
売上が上がらないことなのに、売上が上がりますー!って、
先生面して、自信満々で話せるで~。
パンフレットにも、その名前を使ってや~。
と、返事してやれば良かった。
<案2>
「わかりました、その内容、素晴らしいですね!」と依頼を受け・・
当日の講演で、放送事故的な講演にしてしまう。。という手もあったかな。
「こんな内容が、売上アップの方向だと考えている団体には、未来がない!」
「そして、この内容に惹かれて、聴きに来たアンタらも、見る目がない!ダメだ!」
「これまで、業界の需要を減らしてきたのは、この発想自体に原因がある!」
「そもそも、この団体の上層部の会社は、売上が伸びているのか?」
※ここで、エライさん、一人ごと、質問に行く。ネチネチと「岩盤」まで掘る。
「自分の会社の売上を伸ばすことができていない人に、
トップを任せても、業界の需要が拡大するはずがない!」
「今からでも遅うない!ワシが、目を覚まさせたる!
売上アップの本質を、よーーーう、聴いておけ!」と、打ち合わせにない講演をする。
伝説になるチャンスだった。
惜しい!!
定期的に、吐き出す、毒。
腹黒~い「本当のボク」に、
お付き合いいただき、ありがとうございました!
せめてもの償いに・・出張の機内からの美しい風景を、どうぞ!
2018年9月28日 21:57
芸能人は、大嘘つきじゃないと、仕事ができない。
たとえば・・・
自宅では、無添加の美味しい醤油を、
地方から取り寄せて使っている女優さんが、
添加物・化学調味料バリバリの量産品のCMに出て、
「ワタシのお料理は、この醤油が決め手♪」
とか、平気で言うのが、芸能人の仕事だ。
カッコイイ、永ちゃんだって、
「やるね、ニッサン」なんて言いながら、
間違いなく、自分はキャデラックとかに乗っている。(と思う)
CMでのコメントは、
あくまで、平社員が乗っている車に、
たまたま同乗したときの感想だ。(と思う)
もしかしたら、ニッサンで永ちゃんを送迎しただけで、
マネージャーには、怒られるかもしれない。
コンサルタントは、
芸能人的な仕事をしても良いのだろうか?
昔、こんなことがあった。
ある業界の機械メーカーが、売上アップの経営セミナーを開催。
セミナーに参加した会社の中から、機械購入の「見込み客」を発掘する。
そのセミナーのゲスト講師として、
私をはじめとするコンサルタントが「売上アップのノウハウ」をお話する。
という、定期的なお仕事があった。
好評のうちに、連続開催されていたが、
あるとき、
この機械メーカー側から、こんな要望を受ける。
「当社の機械を導入しなければ、売上アップは実現できない」
と、セミナー内で、言ってくれ。と・・・・。
実際のところ、
優秀な機械ではあるけれども。
「当社の機械を導入しなければ、売上アップは実現できない」
は、真実ではない。
どんな機械でも、何とかやれば、売上アップはできてしまう。
各社の工場スペースや仕事の内容、スタッフ、財務状況、時期によって、
適切な機械投資の方法がある。
それが、真実だ。
この機械を、他社と比較して、長所・利点・導入の注意点は、話せる。
この機械の長所を活かした、売上アップの展開例も、
生み出し、作ってきたし、紹介もできる。
「この場を作ってくれたメーカーさんに、感謝します。
機械の購入を検討するときには、このメーカーさんの見積りは、
是非、とってみてくいださいね!」とか、
「この機械、いいみたいですよ!」くらいなら、リップサービスもできる
しかし「売上アップには、この会社の機械じゃなきゃダメ」とは、
さすがに言えない。
結局、
私のセミナー内容を、
ほぼ、まるパクリして話すコンサルタントが、
この仕事を二つ返事で引き受けて、講演するようになった。
そのセミナー、それはそれで、それなりに回っていた。
ただ、
そのコンサルタントの現在や、
そのコンサルタントが担当した会社の現在は・・・わからない。
芸能人や芸人的なコンサルタントは、
たくさん存在しているから、
そうゆう仕事は、そちらへ回してもらいたい・笑
2018年9月22日 22:44
私のDNA的観点から言えば、
「後継者」は、最強の遺伝子を持つ可能性が高い。
勝手に名付けている「後継者・最強説」です。
その「業」の経営者DNAを、
少なくとも3分の1は持っている。
2代に渡るなら、3分の2。
あとは、それを磨くか、磨かないか?
自分の才能を「磨こう」とする行為そのものが、
すでに成功を手中にしている。それだけで、価値が高いものです。
世襲は悪いことではない、
DNA的な「センス」が備わっているから。
でも、本人や、周囲の環境が、
せっかくのそれを、磨くことを怠ると、
どうしようもないダメ・ボンになってしまう。
英明な経営者が、
2代続けば、強い会社となる。
3代続けば、盤石の体制が出来上がる。
これは、色んな中小企業の決算書を見て、社史を聞いて、導き出したルールです。
歴史もそれを証明している。
北条早雲から始まる「小田原・北条氏」
早雲、氏綱、氏康と名君が3代続き、100年間にわたり関東地方を支配。
最近、ご支援先でも、
20代、30代の後継者が、
頑張ってきています。ぐんぐん育ってきています。
親戚のオジちゃん・・みたいな感覚で。
でも、決してエラそうに接することなく、
礼儀を持って
その後継者の有益な「手段」となるよう、
心がけ、実務を応援しています!