2018年3月18日 21:02
船井総研で、サラリーマン・コンサルタントをしていたころ。
自分の成績と、収入の関係には、こだわっていた。
特に、生意気盛りの20代の後半。
これだけの成績を収めたら、
このくらいの給料はもらえるだろう。
あの先輩は、このくらいの成績で、こんな動きをしていて、このくらいの収入だ。
じゃあ、俺はどのくらいに評価してもらえるのか?
今よりも、もっと、とんがっていた。嫌な社員だっただろうな~~。
ただ、、、
お金そのものについては、実際に振り込まれているかどうかは、一度も確認したことがない。
現ナマは、見なくても、問題なかった。
評価のほうを気にしていた。そうゆう意味では「リアリスト」ではない。
自分の成績も、会社の売上も上がっているのに、
年収が減ったこともある。
所属チーム、部署が予算未達だったから。
それでも個人の労働分配率(粗利に占める給料の割合)は20%台前半の好成績。
「なんでやねーーん!」と怒る。
素行に問題あり社員や、成長の悪い社員を
「どこも引き取るところがないから、オマエのところで面倒見てやってくれ」
と言われ、自分も「それを乗り越えてこそ男だ」と思って、自分の部署のメンバーにした。
だから、
当然、チームとしてのパフォーマンスは下がる。
「1年間奮戦してきたのに、結局、内容じゃなく、数字しか見ないのかーーー!」
そんなとき、船井幸雄会長が、ボーナス支給日、
全体の会議の場で話していた言葉に、救われた。
「こんなに頑張っているのに、ボーナスはこれだけか・・・と思う人もいるでしょう。
俺は、実力に比べて、もらい過ぎているかな?と思う人もいるでしょう。
でも、長い人生をトータルで見れば、
プラス・マイナスゼロになるようにできています。
実力よりもボーナスのほうが低い人は、
後で必ず、たくさん戻ってきます。
今、実力よりも、もらい過ぎた人は、
後で、その分だけ損をするようになります。
早く、その金額に見合う力をつけるようにしてください。
世の中には、色んな会社や仕事があり、
もっと努力をしている人がたくさんいます。」
船井総研では、社内のデキる社員を集めて、チームを作り、
楽に稼げる業界をコンサルティングすれば、成績は上がり、収入も上がった。
それが最短距離で、多くの社員はそうしていた。
ダメの烙印を押された社員も、受け入れる、
色んな業界のコンサルティングを行うという、私のスタンス。
ここを評価してくれる先輩も、いてくれた。
「中西、今は、大変かも知らんけど、
世の中全般、人生トータルとしては、オマエのやり方のほうが、正統派やで。
会社の中の常識だけで生きるなよ」
こんなことを語ってくれる先輩方がいたことに、
当時も救われ、感謝した。
そして、今、その通りになりつつある。
良かったなあ~と思っています。
いつもの支援時間よりも、ちょっと早めに終わりましたので、
夕日が見える時間に、空港に着きました。
ふと、そんなことが頭をよぎり、書き留めておきました。
2018年3月17日 22:12
地方の公共施設が会場となっている勉強会。
入口看板に、
「ロゴ入り」で社名を書いていただいていました!!
この、ちょっとしたお気遣い、とっても嬉しいです。
ありがとうございます。
こんなことをしていただける主催者様だから、
ご自身の会社も、仲間も、お客様に支持されるのでしょうねー。
余談、、
ロゴのような
「右上がり」には、独自のこだわりがあります。笑
例えば、
ご支援先の販促物を作るとき、
タイトル回りによく使うことがある、ちょっとした「吹き出し」
・・・文章の端に、ちょこっと付け足すスペース・・・ わかりますよね??
これを「右下がり」にデザインしてくるデザイナーや印刷会社には、
毎回、「ここ、右上がりにして!」と校正を出します。
だから、私が最後まで校正した過去のチラシやDM、ポスター等の販促物には、
「右下がり」のスペースは、一切、ないはず。
「右上がり」デザインか、
「右下がり」デザインか・・・
普通の人からすれば、同じかもしれない。
デザイナーさんは、スペースの加減や、なんとなく・・・で決めているかもしれない。
私のなかでは、同じように見えて、同じでない。。
ただのゲン担ぎで、
販促物の効果自体には、それほど影響はないだろう。
ご支援先の社長ですら
「そこはどっちでもいいですよ、中西さん」と言ってくれるかもしれない。
でも、
社長の心に、ピッタリ寄り添い、
少しでも、売上を上げてもらいたい!
一抹の不安要素すら、排除して、現場に落とし込みたい。
そんな思いから、、
「右上がり」には、こだわりがあるのです。
2018年3月10日 22:31
1月、2月忙しい・・・とわかっていた。
でも
今年は、3月になっても、おかげさまで、忙しい状態が終わらないーー・笑!
てな、わけで、、ブログの文章量も、短めになる。
更新も、まとめてしまう。
週に2回を決めたのに、1回でいいやーって、ごまかしてしまう。
ある種、趣味・・・とも言える
街をブラブラ、いつもと違う道を通りながら、
良さげな「隠れ家」を見つける行為は、続けています♪
お、こんな店ができている!
近づいてみると・・・
いいな~~。自分の店にこの看板をつける勇気!
今度、行ってみよう。
「ご注文は?」
「ハンバーグ定食!」「・・・という訳でもない」って、ゆーてみよ!
当社も、クリーニング専門。という訳でもない。です。
色んな業種をやっています。
だからこそ「うまいもん」を提供できる。
2018年3月4日 22:40
「〇〇、こんなんじゃダメだろー!」
社長を呼び捨てにして、ズバッとダメ出しするのは、
社長のお母さま。
夕方、工場の仕事を終えて、事務所に顔を出す。
いつも肩にタオルを巻いている。
全力で仕事してきた感が、全身から沸き立つ。
髪は、短髪。チーター(水前寺清子)のような。
「ナニ、言ってんだ、これはこうゆう意味でやってんだよ!」
息子である社長も、負けずにやり返す。
目の前で、数分間、激しい言葉が飛び交う。
「そうかい、じゃあもう、好きにしな!」
この親子バトル、
いつも決まって、お母さまの、この言葉で終わる。
驚くことが、いくつかある。
この言葉を発したあとは、まったく何もなかったかのように
ごく普通の会話に戻る。
あれだけ罵倒しあっていたのに、お互い、ジトジトあとを引かない。
カラッとして、今までの喧嘩が、嘘のような平常になる。
そして、
言いたいことを言って
「好きにしな!」と言ったあとは、本当に、好きにさせる。
息子も、母親の言うことを、少し勘案しながら、施策を決めている。
最後に、
暴風雨のような親子は、バトル中も、そばにいる私を、絶対に巻き込まない。
「ねえ、中西さん」とか「中西さんは、どう思う」とか、
「だいたい、アンタがついていながら・・・」とか、一切ない。
仲裁の必要なく、完結させる。
まして、1対1を、2対1にしよう・・なんて気は毛頭ない。
私には「すみませんねー」と言いながら、やりあっている。
場所は、群馬。
「上州名物・かかあ天下と空っ風」という有名な言葉がある。
養蚕で栄えた群馬では、勤勉で働き者の女性が多く、発言権も強かった。
からっ風とは、激しく、乾いた「赤城おろし」。
吹き荒れるのは日中の一時で、夕暮れには、止んでしまう。そして晴天をもたらす。
まさに、この言葉の通り、上州名物の親子喧嘩だった。
お母さまの訃報。
同じ地域にある、ご支援先の葬儀社さまから、
ご連絡いただき、知ることとなりました。
ご冥福をお祈りします。
もう、この素敵な「上州名物」を目にすることはできない。
でも、私たちの胸のなかには、
学ばせていただいたことが、生き続けている。
2018年3月3日 21:35
ひとつの木から、紅白2つの梅が咲く。
ご支援先の庭先にて。
そして、後ろには、松の木。。
紅白と松。
日本流・めでたいことの総集編!
とても良いことが起こりそう。
嬉しい気持ちになります。
※
元々は、白い梅の木で、白梅しか咲いていなかったそうです。
社長のお母さまの説によると、
隣の紅梅の木から、遺伝子が飛んできて、この枝にだけ移った・・・とのこと。
うーん、本当かなー・笑