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New!!逆転は消える!?・・・親ガチャと競馬

今回は、扱われる「馬側」からも
「馬・優先主義」を見ておきたいと思います。

過去2回のブログは、
乗る側、管理する側からの視点のブログでした。

結論、
「自分を優先される主義」に甘えるな。
それに甘えると、
勝ち組(=もともと才能ある者)が、勝ち組で終わる。
もともと才能なき者は、ずっと、負けたままで終わる。

根拠は、以下の通り。

1980年代から1990年代の競馬界では、
デビュー前、安い価格で取引された馬も、成功することができていました。
オグリキャップ、タマモクロス、バンブーメモリー、スーパークリーク、
イナリワン、ナイスネイチャ、テイエムオペラオー、マヤノトップガン、サクラバクシンオー・・・
彼らはいずれも1000万円前後以下と推定される取引価格。
セリで売れ残って破格安値だったり、価格さえもつかず引き取られた馬たち。
でも、18億円~5億円を稼ぎ出し「名馬」としての名が残る。

一方、2000年代から2010年代、
安く買われたにも関わらず、活躍した馬で名前が思い浮かぶのは、
キタサンブラック、モーリス、メイショウドトウ。。くらい。
キタサンは、500万円以下が、18億円。圧倒的な資本効率を誇ります。
しかし、近年、安値から出世した「名馬」の数自体は、減っています。

これが、昔の「スパルタ」調教=鍛えて強くする。と、
今の「馬なり」調教=能力を引き出して強くする。の違いか?
その相関関係は不明。
しかし、事実は、上記の通りです。
同時に、
超高額で買ったのに、まったく活躍しない馬も、近年、増えました。

安値馬の活躍度、投資対効果の比較。
今昔について、
大きく明確な理由=相関関係は、実は、他にあります。
「血統と育成」の進化。それに伴う巨大化・画一化です。
・血統が良血(サンデーサイレンスからディープインパクト)に集中。
・生産から育成する牧場の企業化(社台&ノーザングループ等)
走る血統の馬が、設備の優れた牧場で英才教育を受けたのち、
調教師が運営する厩舎に預けられて、デビューする。

安い馬=つまり「走らない親」から「個人牧場」で、生まれた馬は、
その数自体も減り、逆転も起きにくい状況となっています。

このような背景に「馬・優先主義」は、抜群にマッチしました。

・・・・
馬は「どこに生まれたか」によって、
(今や、ほぼ全馬にサンデーサイレンスの血が流れています)
一生が、決まってしまう時代になったのです。

人間にも、今、「親ガチャ」という言葉があります。
似ているかもしれません。
優秀な両親(血統)のもとに生まれ、
良い家・食事・習慣・教育・友人に恵まれて育った人と、
そうでない人。普通の人。

「自分が優先される主義」は
「生まれ」が良い者に、大きな追い風になる。
「生まれ」が悪い者から、逆転のチャンスを奪う。

馬も人も同じ。

でも、人間には、この仕組みに、早く気づき、
「自分が優先される環境」に、甘んじることなく、
自主的に厳しく、外部からも猛特訓を受けることで、能力を高めて、
逆転を狙うチャンスがあります。

今回、言いたかったのは、そうゆうことです。


先日、初の女性G1騎手となった、今村聖奈騎手。
失敗もあったけど、こうして地方競馬場で力をつけ、晴れ舞台オークスでの勝利。
おめでとうございます。
(ちゃんと、成功を先読みして、写真を撮る・笑)
G1騎乗馬は「ジュウリョクピエロ」
近年、本当に珍しい、小さくても頑張っている個人牧場生まれて、
かつ、個人の馬主さんの所有馬。
購入価格は公開されていませんが・・・
おそらくそれほどの高値ではないはずの馬の勝利でした。



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