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消費増税目前 ・・・参議院選挙・考察

参議院選挙も、無難な結果に終わり、
いよいよ経営「現場」の一端を担う者として、
「消費増税」を、どう追い風に変えるか・・我々の出番!

と、その前に、、
ちっさなころから、いつも大好き、選挙予想と速報テレビ・笑
結果をおさらい。

自民
66→57(-9)

公明
11→14(+3)

立民
9→17(+8)

国民
8→6(―2)

共産
8→7(―1)

維新
7→10(+3)

社民
1→1(±0)

れ新
1→2(+1)

N国
0→1(+1)

無所属
4→9(+5)

どこが負けて、どこが勝った?
なんだか、みんな「それなり」の結果だなあ・・・
ん??
合計すると、±0にならないぞ。
+3だ。
増えているじゃないか~!

なんと、昨年、参議院の定数を増やす法案が通っていたらしい。
皆さん、ご存知でしたか?
これだから、私は政治を信用できない。結局、自分たちの党利党略を優先させる。
人口減少社会なのに、なぜ、議員は増える?

思い返せば・・・
自民党が選挙に大勝して、政権復帰できたのは、
定数削減に関する、こんな党首同士のやりとりがきっかけだ。消費税も、からんでいる。

民主党・野田総理(当時)
「消費税を上げると国民に負担をお願いしているから、
国会議員も定数を削減する。それに自民党が、賛成するなら、解散します」

自民党・安倍総裁
「今、この場で、約束しますよ!」

確か、こんなやりとりがあった。
結局、定数削減は、していない。それどころか、何と!増やしたのだ。
消費税だけ、予定通り上がる。これが、今の日本と政治の現実。

ちなみに、
参議院の定数の変遷を、簡単にまとめてみた。
昭和20年、250人(戦後スタート時)
昭和45年、252人(+2)=沖縄返還につき。
平成12年、242人(定数削減-10)=2大政党制を目指す自由党・小沢一郎の連立参加への見返り。
平成30年、248人(+6)=地方合区の自民党議員を救済するため。

もうひとつ、ちなみに、
日本の議員定数を、世界各国の平均と比較すれば、
人口に対する議員数の割合は、高くない。
頑張って、少数で運営できている部類。優秀だ。

ただ、
議員一人にかかる税金(議員報酬、政党交付金、役得経費の合計)は、
世界でもトップクラスに高い。
しかし、これも各国民の平均所得と比較すれば、どうかな?

つまり、
定数削減と、議員一人当たりにかける税金の削減をセットでやらないと、焼け石に水。
(彼らが、自分たちで身を切れるか?できるのか?)
そして、削減よりも大事なのは、
かかった税金の数倍の働きで、価値をもたらす「本気」の議員の輩出だ!



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