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人間は「相対性」のなかに生きている

ご支援先は、
北海道から、九州まで。

前日は、雪の舞う北の大地。
今日は、半袖で過ごせる南国に。

北海道で、気温が「10℃」だと、暖かく感じる。
しかし、翌日、九州に降り立って「10℃」だと、寒い!と感じる。

絶対値としての気温は、同じなのに、
環境により、体感が、異なる。

人間は「絶対値」を、正確にとらえることができない。
「相対的」に感じて、生きているんだ。。ということを痛感する。

気温だけではない。
マーケティングに関わる「お金」についても、同じ。

1億円のクリーニング工場を作る時、
100万円の看板を設置するなら「OKです」と言う。
でも、既存店舗のリニューアルで「看板代が100万円になる」と聞けば
「高い!」と反応してしまう。

3000円のシャツを買う時、1000円値引きしてくれたら、
「おおーー、嬉しい!」と感じるけれども、
300万円の車を買う時、1000円の値引きでは、物足りない。

1000円の価値を、絶対的でなく相対的にとらえる。

このような人の特性を、把握していると、
マーケティングにも、マネジメントにも、たくさん活用することができます。


人生トータルでは、 プラス・マイナスゼロ。自分の実力通りになる。

船井総研で、サラリーマン・コンサルタントをしていたころ。
自分の成績と、収入の関係には、こだわっていた。
特に、生意気盛りの20代の後半。

これだけの成績を収めたら、
このくらいの給料はもらえるだろう。
あの先輩は、このくらいの成績で、こんな動きをしていて、このくらいの収入だ。
じゃあ、俺はどのくらいに評価してもらえるのか?

今よりも、もっと、とんがっていた。嫌な社員だっただろうな~~。

ただ、、、
お金そのものについては、実際に振り込まれているかどうかは、一度も確認したことがない。
現ナマは、見なくても、問題なかった。
評価のほうを気にしていた。そうゆう意味では「リアリスト」ではない。

自分の成績も、会社の売上も上がっているのに、
年収が減ったこともある。
所属チーム、部署が予算未達だったから。
それでも個人の労働分配率(粗利に占める給料の割合)は20%台前半の好成績。

「なんでやねーーん!」と怒る。

素行に問題あり社員や、成長の悪い社員を
「どこも引き取るところがないから、オマエのところで面倒見てやってくれ」
と言われ、自分も「それを乗り越えてこそ男だ」と思って、自分の部署のメンバーにした。

だから、
当然、チームとしてのパフォーマンスは下がる。
「1年間奮戦してきたのに、結局、内容じゃなく、数字しか見ないのかーーー!」

 
そんなとき、船井幸雄会長が、ボーナス支給日、
全体の会議の場で話していた言葉に、救われた。

「こんなに頑張っているのに、ボーナスはこれだけか・・・と思う人もいるでしょう。
俺は、実力に比べて、もらい過ぎているかな?と思う人もいるでしょう。
でも、長い人生をトータルで見れば、
プラス・マイナスゼロになるようにできています。
実力よりもボーナスのほうが低い人は、
後で必ず、たくさん戻ってきます。
今、実力よりも、もらい過ぎた人は、
後で、その分だけ損をするようになります。
早く、その金額に見合う力をつけるようにしてください。
世の中には、色んな会社や仕事があり、
もっと努力をしている人がたくさんいます。」

 
船井総研では、社内のデキる社員を集めて、チームを作り、
楽に稼げる業界をコンサルティングすれば、成績は上がり、収入も上がった。
それが最短距離で、多くの社員はそうしていた。

ダメの烙印を押された社員も、受け入れる、
色んな業界のコンサルティングを行うという、私のスタンス。
ここを評価してくれる先輩も、いてくれた。

「中西、今は、大変かも知らんけど、
世の中全般、人生トータルとしては、オマエのやり方のほうが、正統派やで。
会社の中の常識だけで生きるなよ」

こんなことを語ってくれる先輩方がいたことに、
当時も救われ、感謝した。

そして、今、その通りになりつつある。
良かったなあ~と思っています。


いつもの支援時間よりも、ちょっと早めに終わりましたので、
夕日が見える時間に、空港に着きました。

ふと、そんなことが頭をよぎり、書き留めておきました。


大谷翔平君の「曼荼羅シート」~核は何か?コンサルタントの役割


年始は、自分で、こんなものも、作ろうとしていました。

今年、メジャーリーグに挑戦する大谷翔平君の「目標達成シート」。
<その筋=経営マニア>の仲間内では、有名。
高校1年生のときに、これを作っていた・・というのだから、驚きです。


マーケティングの世界では
通称「曼荼羅(まんだら)シート」と、呼ばれているもの

 
昔、イケテル風の若手社員が、色鉛筆とかで作って、
持ってきた「マインドマップ」とよく似ていますが。。これはちょっと違う。
当時も、今も、あの「マインドマップ」には、どうしても馴染めない・・・

「お前の心のうちなんぞ、別に、みたくないねんけど!これは、外に見せるもんか?」
「で、結局、“核”は、何やねん?何をすればええねん?」
「要は“樹形図”やろ。いちいちカタカナにしやがって!」と、
なぜだか、否定的イメージしかない。オヤジ化してるからか??

オヤジには、「まんだら」のほうが、しっくりくる・(笑)
したがって、内容もさることながら、
大谷君にも、好感が持てる。

やっぱり、仏様の周りを固める「曼荼羅」が一番だろ!

 
作ってみて、わかったけれども、
「自分のこと」は、ビックリするほど、書けない。わからない。

ご支援先の会社や、部署、幹部のために、
これを作る過程でアドバイスしていると、
スラスラスラ~っ、バチーーーッと、出てくるのに・・・。

ご支援先の皆さんが、四苦八苦して作っていた気持ちが、よくわかりました。

自分のことは、見えていない。
他人のことは、見えている。

自分の立場や能力、性格、ハートを理解し、
親身になって考え、
やることに一定の面倒を見てくれて、
やるべきこと、できること、やりたいことのバランスをとって、
共に、ワクワク、無理なく、自然に、一定の距離感で共に歩める存在。
(たまに会うとカッコイイ親戚の兄ちゃん、みたいな)
そうゆう第三者がいるといいなあ~。

それが、コンサルタントなんだろうな。
バリバリの売上アップ技術と、同時に、必要な要素なんだろうな。
などと、思いました。


本気っぷりが違うから・・・

量販店大手のユニー&ファミリーマートのグループが、
ドンキホーテから40%の出資を受け入れることが発表されました。

アピタやピアゴ等のブランドを展開している伝統ある大企業が、
既存の流通業界の中では、ちょっとキワモノ扱いされていた「ドンキホーテ」と
手を組まざるを得ない状況になってきた・・・。
つまるところ、そう解釈されているようです。

ドンキホーテに買い物に行って、
この写真を撮ってきた、数日後のニュースでした。

店頭に、貼り出されているポスターです。
商品ごとに、近隣の競合するスーパーが、いくらで売っているのか?を調査し、
その結果を、リアルタイムで貼りだしているのです。

「やりすぎだ」「お下品だ」と思われる方も多いでしょう。
しかし、ここまでやる「本気で戦う姿勢」は、見習うべき点も多いのでは??

大手企業に、ここまでのスピリットが、あるのかないのか?
それは「安売りが良い」という意味ではありません。

「自社の一番の強み」では、
絶対に負けない!という、徹底した他社との相対比較のうえ、実践できているのか、どうなのか??

その点に対して、本気の企業しか生き残れない。

そうゆうことを、コンサルティング先の社長から身近で学ばせていただいている、
ライバル会社からも学んでいるし、
こうした買い物の日常や、ニュースからも学ばせていただく。


異業種は進化している。


車検を出しに行く途中、寄ったカフェにて・・・
食事に添えて、そっと置いてありました。

ほほーう。。。

なるほど!
これは、クリーニング店でも使えそうですねー。

この秋、ご支援先で、チャレンジしてもらおうかな。
してくれるかな??





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