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パリ・オリンピック考1)ニッポンは躍進したのか?

オリンピックが終わりました。楽しかったですねー!

今回、日本は、
金メダル数が、3位(20個)。
総メダル数でも、6位(45個)。と、大躍進の五輪でした。

元・ハードル選手の為末大さんが、躍進の理由を、この3つにまとめていました。
とても納得できたので、まとめておきます。

1)英語力が高まっている、活動拠点を海外へ
 英語を話せる選手が増え、活動の舞台をレベルの高い国へ置くようになった。

2)YouTubeの力
 最先端の技術を、映像で見ることができるようになった。

3)科学的なトレーニング
 根性論でなく、科学的な根拠に基づく指導をするコーチが増えた。

これに加えて、私は以下の理由を追加しておきたい。
4)すそ野人口
5)施設力・道具力においての優位性がとれる競技が増えた。
 クライミング、フェンシング、バイクBMX、スケートボード。。
 シンプルな肉体力(飛んだり、走ったり)だけでは、鍛えることのできない種目は先進国に有利である。

6)メダル上位の常連・ロシアが不参加であること。
 日本の4大得意種目は、体操・柔道・水泳・レスリング。
 ロシアの得意種目は、陸上・フェンシング・レスリング・体操。
 ある意味、日本の最大のライバルでもあった国が、欠場している。
 ↑
こうゆうことを言うと、嫌がられる。水を差す。だから、誰も言わない。
だが、これも真実である。

「メダルは獲るけど、金メダルは少ない」という、
いつものオリンピックの日本のメダル傾向が、
今回、「金メダルが多く、メダル数はややプラス」となっていることにも、影響がありそうです。

現実は「躍進」したわけではない、外的要因に恵まれた部分もあり、
一進一退で、少しだけ。。
半歩だけ、前に出たところである。

私、水泳の得意種目は「素潜り」です。


進化する玉ねぎPOP

勉強になるPOP(2024・夏)

まず、最安値ゾーンのPR。
物価上昇を逆手にとったフレーズ。


ワンランク上のゾーンのPR。
糖度の数値化。その糖度を生み出す理由の説明。
特大を「肉厚」と表現。変形デザインPOP。ギフトボックス化する。



玉ねぎの素材だけでなく、加工品化して売る=粗利が高くなる。
手書きのPOP追加。お客様の使用時の実感フレーズで。
商品の使用時の写真をいれる。=商品現物の展示と連動した内容


明確な商品説明=玉ねぎ1個分のフレーズ。
商品比較表。利用方法の説明。

これは、かなり、勉強して作ったPOPでしょうね。
裏に専門家の存在を感じるぞ。。

学ばせてもらえます。

俺なら、こうするなーー。
あと20%くらい、売上を上げるには、どうするか?
ってことも、考えながら、見ています。


お店、入ってすぐ。で決める売場づくり

何、食べたブログです・・・

クライアント先と、ご一緒させていただいたレストラン。

ハンバーグとステーキが、主力商品。

入口、入ってすぐの場所に、
高グレード肉の現物・冷蔵ケース。

そして、通行に迷惑なくらいにまで、せり出した場所に、焼き場。

入って、すぐのインパクト。
先制パンチ。
そこから始まるストーリー。
視覚・聴覚・嗅覚。5感のうち、3つに訴える。

「一宿一飯」の恩義に報いるためにも、業績アップ支援、頑張ります!


門田博光さん/もうひとりの「ヒロミツ」

門田博光
南海ホークス→オリックス→ダイエー。通算567本塁打。歴代3位。
3度のホームラン王。40才でも獲得し「不惑の大砲」と呼ばれる。

170cm。野球選手としては小柄でずんぐりむっくり。仏様、大黒様のような身体と風貌で、
重量1kgの長いバットを、パワーを貯めるような「クローズド・スタンス←※レアな構え」から、
足を高く上げて、身体全体でぶーーんと豪快に、鋭く振る。
アキレス腱断裂の危機からカムバック。
「本塁打の打ち損ないがヒットとなる」が持論。

落合博満さんよりも、5歳ほど年上。
昨年、74歳で、兵庫県の別荘地で、ひっそりと孤独死されました。
「ある野球人の死 “不惑”の大砲 門田博光」というドキュメンタリー番組で知りました。
先日、紹介した漫画「あぶさん」にも南海ホークス所属選手として、
度々、登場しています。

以前のブログでも取り上げた「村田兆治さん」と、共通する部分が、たくさんある。
大怪我から復活。自分に厳しく、他人にも厳しい。ザ・昭和。
輝かしい成績にもかかわらず、
プロ野球のコーチとして、招へいされることは、ほとんど、ありませんでした。

関西では、TVやラジオの解説者として、時々、出演していましたが、
声とコメント内容を聞いただけで「あ、今日は、門田の解説や!」とわかるくらい、辛口。
厳しくて、偏屈な人なのです。
だいたい、ずーっと、ぶつぶつぶつぶつ文句を言ってました。
きっと、本人は「当たり前のことを、何でやらんのや?」という感覚です。

軽く打てばいい。という他の解説者のことを「知らんヤツがいうこと」と一刀両断。
「確かに、全力で振っていては、30本を超えない。
でも、強く何万回も振りに振って、それを超越した結果、
軽く打っているように見えるだけ。やってないヤツにはわからんのや」と。

野村監督とはそりがあわない。野村さんを名前で呼ばず「19番」と呼ぶ。(※背番号)
南海の選手として同僚だった3番門田・4番野村の時代・・・『お前は本塁打を打つな、俺が打てるようにお膳立てしろ』と言われていた。
「本塁打を狙うな」←野村さんはID野球ですからね。

いつも場外ホームランを狙っていた。だから、40才を過ぎても成績を残せる。
球場サイズにあわせた打撃をしていては、長期的には、力が落ちる。と。

1kgの「重いバット」で打つだけでなく、
打撃練習では、自分専用・特注の「重いボール」を打つ。
↑ある種、異常者である。

高校時代に打った本塁打0本。
そこからプロで567本。その努力は、計り知れない。

才能があるのに、努力しない人のことが、不思議でならないのであろう。
「遊びに行くヒマがあるなら、バットを振れ」
それもしないのに、成績が出ない=給料が上がらない。と嘆くのは、筋が違う。
というのである。
「人間、馬鹿になって、一生懸命に努力すれば、きっと実る」
「ヒマでもあるならば、バットの一振りでも二振りでも行う」

遅ればせながら、
もう一人の「ヒロミツ」門田博光さんを、忘れないように・・
ご冥福をお祈りしたい。


落合講演会/備忘録(ノート内容、忘れちゃうんでね)

<近年のプロ野球「投高打低」傾向について>
・投手レベルが一気に上がるものではない。それにつれて打者のレベルも上がるはず。
・打者の質が落ちている。
・「基本」を知らないコーチが教えている。
 そうゆう「世渡り・コミュニケーション上手」に、コーチ依頼することが多い。
・「こうすれば良い」と、自信を持って言えるコーチがいない。
 自分のやってきたことに、自信を持っていた。昔の人は。
・守備の練習も、上記に同じ。
(走者のスライディングをかわすゲッツーの取り方。実は「塁の上で送球」が安全)
・西武、ロッテ、中日・・・強いチームには「マニュアル」があった。
 コピーは厳禁。門外不出。今の○○(←チーム名)には「ない」
・徹底練習させることもできない。今、それをやると「パワハラ」と言われる。
・研究不足・練習不足・振り込み不足。が、原因。

<今の打者が、即効的にとるべき対策>
・投手が、苦し紛れに投げてくるストライクを打つこと。それが打者の「生きる術」
・2ストライクまでは、打てる球を絞る。何でも振りすぎ。
 →自由にホームラン競争をさせる。そのとき、振ったゾーンが、自分の得意なゾーン。
 2ストライクまでは、そこだけを振れ。と指導する。
 ボールがそこに来なかったら仕方ない。という割り切りが必要。
・正しい素振り・振込みを重ねるしかない。打ち方が悪いから、飛ばないだけ。
・ファーム(2軍)に行っても、根本的には、変わらない。
・ひとつのことを完全にできるようにする。あれもこれも・・・とやりすぎ。
・やらされている練習は、いくら長い時間やっても、身につかない。
・本人がやる気になって、納得するまで練習したとき、上達する。
・荒木・井端・森野は「練習する。と自ら来た」。ほとんどの選手は「逃げた」
・荒木は、遠征先宿舎でも「監督、ご飯を一緒に」と、良く誘ってきた。
 打撃論を吸収しようとしていた。
 いつも「なるほど、つかみました!」と言うが、いつも次の日、全然、つかんでいなかった・笑

<荒木雅博さんのトーク>
・「徹底的」という言葉も出ないほど、「徹底的」にやられました。
・頭で理解して、そのうえで、身体に覚え込ませる。そのための猛練習。
・当時のノック練習、約1時間。40分ごろまでは覚えているが、
 そのあとは、記憶がない。本能でボールを追い、投げている。
・できない子は、今、教えていることの、その手前を教えてあげないとダメ。
 とコーチになって、別のコーチが教えているのを、隣で見ていると、わかる。
・実は、送球イップスだった。
 「お前は、イップスだ!」と直言される。それが、森繫和・投手コーチ。
 誰も言わなかったことを、他部署のリーダーが、飛び越えて、直言。
・「気持ちの問題」とか「本人の問題」というコーチはダメ。
 「気持ちの問題」でなく「技術の問題」である。
・軟式テニスボールを、仰向けになって、天井に向かって、
 まっすぐ投げる練習をすればよい。

●個人的に、参考になったこと
1)的確かつ具体的に、現場指導ができるように、なる。育てる。
2)それを、組織として「明文化」「マニュアル化」する。
3)頭→身体に覚え込ませる、猛練習。必要。「昭和」と言われても。
4)「気持ち、メンタル」に逃げない、それは「技術」の問題である。
5)所属する組織・リーダーに「まず、どっぷり浸る」ことが、成功の近道である。
6)他部署のリーダーから、別部署のスタッフに、飛び越えたアドバイス。
 =投手コーチは、打者のことを研究する。
だから、打撃コーチ以上に打者のことが良く見える。また、見なきゃならなない。
逆も、また、然り。

・・・・
特に、3)なんかは、今の時代に、そぐわないことかもしれない。
でもね、、、それは、どの時代でも、ずーっと言われてきたことである。
私の身近な人に限定しては、
「昭和風」で生きることを、自信を持って、推奨したい。





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