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宇津木メモ

先日のブログの続き。

周年式典には、
女子ソフトボール日本代表の宇津木妙子・元監督が、
基調講演に来られていました。

その講演会を聞きながら、書き留めたメモを、転記しておきます。

・「負けず嫌い」が、自分を成長させてくれた。
 小学生のとき、先生との個人面談を終えた親から
「アンタが、恥ずかしい」と言われ、奮起した。皆さん自身はどうか?皆さんの子供は?

・「自分の得意分野で一番になる。」と決めてから、道が拓けた。
 足だけは速かったから、足を活かして、塁に出ること。
 声を出すことは、誰にでもできるから、大きな声をたくさん出すこと。

・企業チームは、強いだけでは成立しない。
 地域に「愛されるチーム」にならないと、生きてゆけない。
 挨拶をする、子供たちに教える、清掃活動をする・・・。

・毎日、選手と挨拶をすること。
 スタッフの感情が、わかるようになってくる。

・監督として赴任後、早く選手を把握するためには、個人カードを作る。
 家族構成や、中学・高校の球歴、得意・不得意、性格、技術。

・監督時代、シドニーオリンピックでの逆転負け。
「レフトのエラーで敗北した」という宇津木さんの発言に対して、
 選手たちが反論「あれは、みんなのエラーです!」→その瞬間が「チーム」となった瞬間。

・組織に属する者は、その「組織の目的=勝つこと」のために、
 どうすれば良いか考え続け、その方向に行動すること。
 仲間内の愚痴だけでは、何も生まない。意味がない。
 納得できないことは、先輩にも言うし、監督にも言うべきことは、言ってきた。
 組織のために、自分が果たすべきことをやっていれば、何でも言える。
 「やっていない」者ほど、愚痴になる、正面から言えない。

・意見が対立するときには、
 根気よく意見を言い合い、やることをひとつ決める。


周年式典に思うこと。

ご支援先クリーニング店様の
80周年式典にご招待いただきました。

知り合ってから、かれこれ20年近くのお付き合いになります。
年商規模は、あの当時から、飛躍的に伸び、
共に学んできた仲間のクリーニング店も、みんな成長した姿で、一堂に会しました。

やっぱり、
「拠るべきノウハウ・原理原則」と
「共に学ぶ仲間」の質によって、人生は決まるんだなあー。と実感。

「技術系」に行くのか、
「売上系」に行くのか「利益系」に行くのか、
はたまた「ゴルフ系?」「家庭サービス系?」「組合系?」

それを選択するのは、すべて自分自身です。

 
追記・・・
思えば、成長したクリーニング店の経営者様は、みんな
経営の実権を、親から譲ってもらうのが、早かった。20代・30代でした。

こちらのご支援先では、お母さまが、長く経営に携わっておられ、
時折、「〇〇(社長のお名前)!!」と、
ケンカ腰(に聞こえる口調)で、やり方に対して異論を唱えていたけれど、
その場の、それ以上は、何も言わなかった。

「そうかい!じゃ、好きにしな!」

で、あとは何事もなかったように、普通に戻る。

息子である社長も、激しく反論しながらも、
それを参考にして、さりげなく経営に反映させていた。

そばで見ていて(お母さまも、息子さんも、えらいなあ・・・)と、
ずーっと思っていました。


アイテム・パワーの威力

苦手・・・というわけじゃないけれども、
それほど好んで食べないもの。=トマト。

でも、こうして色んな種類を並べられると、食べてみたくなる。

どんなものでも、
同一カテゴリーのものが、多アイテム集まると、
いっぱしの「商品」に見える。

これが「アイテム・パワー」です。

たとえば、
ネクタイが1本だけ置いてあっても、なんてことないけれども、
ズラリとカラフルに展示されていると、買ってしまう。

ご支援先の例で言えば・・・
「ミニ畳=卓上サイズの小さな畳」も同じ。
色んなカラーや、縁(ヘリ)のデザインが並んでいてこそ、売れる。
1枚だけ「ミニ畳」を置いても、なんの変哲もない。

食事の際に出される「おしぼり」の使い終わった後の姿さえ、
すべて、写真に撮って、並べて展示してみれば、「アート」になるかもしれない。
折れたバットも、潰した空き缶も・・・。

「アイテム・パワー」によって、
つい、トマトを食べてしまったお話でした。


トマトの味は、好きなのです。トマトソース、最高です。
食感が・・・苦手でして。。

きっと「あるもの」を食べたときの食感と、まったく同じなのです。
その「あるもの」とは・・・!? 
ご興味のある方は、聞いてくださいませ。
以降、トマトを食べることができなくなっても、よろしいのならば!・笑


スプリットラン(マーケティング用語)

スプリットラン(Split Run) 別名:ABテスト
2つ以上の広告を同時に出して、どちらの広告が、効果が高いのか?ということを比較・検証すること。
日本語で言えば、「効果比較を前提として分割した広告」といったところでしょうか。マーケティング用語です。

「こんなチラシが良い!」とか「この特典が良い!」と発表しても、
実際、まったく同じ条件=同じ商圏、同じタイミング、同じターゲット等々・・・
に対して実行した結果とセットで、話している人は、ほぼ皆無。
ある一現象だけを、「それが、すべて」のように話す人が。大多数。
ビフォー・アフターの数字があれば、まだ良いほうでしょう。

実際「同一条件下での比較」を数字で示すことは、なかなか難しいものです。

大きな問題点が3つほどあります。
わざわざ2つの広告を作るという労力の問題。
それに、余分にかかるコストの問題。
広告効果が出なかった側の売上ダウンのリスクの問題。。。

つまりは「経済面での余裕」と「心の余裕と探求心」がないと、
クリーニング店で「スプリットラン」を実行することは、難しいのです。

WEBの世界ならば、
比較的「労力」だけでできるので、頻繁に実施可能です。
「見出しタイトルを変えてみる」とか「バナーを変更してみる」等の手法で、反応を数字で確かめます。
WEB業界では「スプリットラン」が実行しやすいのです。

しかしながら、
最近では、おかげさまで、少し余裕のあるクリーニング店のご支援先も増えてきました。
お互いの努力の成果です(笑)
「ハガキの色は、実際、何色が良いのか?」
「割引設定による効果の違いは、どれくらいあるのか?」
「メール配信の本当の成果はどうなるのか?」
「看板はほとんど変えず、店内のみリニューアルして、売上は上がるのか?」
こんな「スプリットラン」を、実行しています。

先日、開催しました「春の繁忙期対策セミナー」では、
ここ1~2年で取り組んできた、
スプリットラン的な実例も、たくさん紹介しました!

我々とお付き合いいただき、
売上が上がり、余裕のできた会社が、
皆さんの代わりに実施して、数字を検証した
本当に効果のある売上アップ法を入手できますので、とてもお得です!

まもなくDVDも完成します!


桜・・・・ありますか??


勉強会の昼食タイムでお世話になった和食屋さん。
2月中旬で、桜模様!

ステキです~。
心が躍る気持ちになります。

繁盛店は、季節の仕掛けが早め!

皆さんのお店は、どうなっていますか??

ご参考までに。





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