2025年3月8日 20:00
「ドキュメント72時間」
ついに、心に残ったシーンのネタが尽きました。。
私は、今しばらく・・・
おそらく3月終盤まで、メール1日70~80本以上の状態が続きそうです。
ということで、
引き続き、ブログを書く時間を省略させていただき、
TV番組の画面をスクショしておいた名シーンを引っ張り出して、ご紹介します。
今年の大河ドラマ「べらぼう」より。
主人公の蔦谷重三郎が、
田沼意次(渡辺謙さん)に、直訴する場面。
「幕府公認の色里・吉原以外での無許可風俗を取り締まってほしい。
吉原に客が来ないのは、無許可営業の店が全国に乱立しているからだ」と、
直訴する。
しかし、
田沼(謙さん)は
「交易を盛んにし、宿場を栄えさせるものは、女と博打だ」
「吉原のためだけに国益を逃すわけにはいかぬのだ」
=取り締まれば、日本全体の経済が停滞する。と、断る。
そして、
「吉原の女郎たちが食えぬのは、
何も岡場所や宿場のせいばかりではなかろう」
「直訴を願う前に、正すべきは、女郎屋の親父たちの不当に高い取り分ではないのか」
「さらに言えば、
もはや、吉原が足を運ぶ値打ちもない場所に、成り下がっているのではないか?」
蔦重は「女郎たちは、頑張っています!」と反論する
すると、
「では、人を呼ぶ工夫が足りぬのではないか?」

「お前は何かしているのか、客を呼ぶ工夫を」

「お言葉、目が覚めるような思いがいたしやした!」
「ありがた山の寒がらすにございます!」
・・・・
お前は、何かしているのか?
正すべきは、
まず自分たちの身からではないのか?
誰かのせいにして、
何か、してほしい。などと訴える前に。
2025年2月22日 16:47
「本来違うけどね。
まあしゃあないっす」
石屋さんが、太陽光パネルの工事。
「仕事は仕事なんで、そんなもんですよ」

「べらぼうにうまいけどな」

・・・・
某クライアントさんの雰囲気に似ている・笑
コメントも、言いそうなこと。
・・・・
生き残るためには、本来じゃない仕事も、
前を向いてやらなきゃならないことがある。
前を向いて、うまいと感じ、飯を食う!
2025年2月16日 18:48
ドライブインに、
ペットショップに勤務しながら、
起業を目指している、という若者が来ていました。
「自分、独りぼっちになった経験があるんですけど
まあ、両親が離婚したんです」
「小学校から母親と一度も会ってないです。
そんなとき、当時飼っていた猫ちゃんが『にゃーん』と来てくれると
そんなときでも笑顔が生まれるんですね」

支えになったのが、動物だったから。
ペットショップに勤務しながら、トレーナーを目指している。
「お母さんに、最終的に会うために、起業したいなって思っています。
『大きくなったらまた会おうね』って、(母親に)言われて、別れたんで」
「いつか会えるかな。って。届くかなって。
自分が大きい存在になれば、気づいてくれるかな、とかって」

・・・・
今どき、こんな子もいるんだな。
昔話にあるような現実の話。
お母さんに見つけてもらうために、自分が大きな存在になりたい、起業したい。と。
「情熱」の源泉は、「受苦」である。
苦しみ、悲しみを跳ねのける力が、情熱のもとを生み出す。
(やめとけ、そんな母親と会っても、ロクなことにならんぞ)
(会うだけなら、お金貯めて、探偵に依頼して、調査をかけろ)
なんて、思いつつも。。
これは、なまじ知恵のついたジジイの最もダメなところです。
ピュアなハートを応援したくなる若者でした。
2025年2月2日 19:01
年末年始は、どこにも出かけず、
撮りためておいたテレビを観て、買い置きしていた本を読んで、
そして、
仕事をしています。
コンサルティングで関わる各業界、
今年は、どのように売上アップをしてゆこうか。と整理しています。
さて、仕事の話は、秘密にしておいて・・・
年末年始のテレビ鑑賞。
私の定番は、マグロ漁師、箱根駅伝、高校・大学ラグビー、
映画、プロ野球戦力外通告、警察24時・・・(最近は、格闘技がなくなって、寂しい・・)
そして、
NHK「ドキュメント72時間」というの番組の視聴者投票ランキング年間ベスト10。
1箇所にカメラを設置して、
そこに来るお客様を取材する番組です。
普通の人の、普通の日常のリアルをたくさん映し出していて、とても好きなのです。
さて、そのひとつ。
大分・別府温泉の「貸間旅館」
かけ流しの温泉、居間、炊事場が使える格安の旅館が舞台の放送回。
癌治療のために、湯治に来られるご夫婦。
「何度か手術をして、
手術をできない状態には、今なっててですね」
(今は、抗がん剤治療を続けているそう)

奥様は、こう言う
「周りの家族のほうが、精神的に大変かなとは思うので、申し訳ないなという・・」
「怖いんですけど、まあね、そう流れていくもんだみたいな」
「一緒にいれる限り、一緒にいれたらいいなと思ってますね」と旦那さん
「そんなん言ったら、私、死ぬみたいじゃん」
「死ぬんですけど」
「みんないつかは死にますから」

放送のあと、奥様は、お亡くなりになったそうで、
年末、旦那様が、この番組に手紙を出してくれました。
「願いかなわず、妻は永遠の眠りにつきました」
「この番組には、自分らしく朗らかに人生を楽しんでいた、彼女の笑顔があふれています。私にとって光のような存在でした」
「今は、ともに同じ時間を生きてくれた妻に感謝の思いしかありません」
どんなに脚色された映像よりも、
「等身大で生活する人間」のなかに、心にせまる背景、表情、言葉がある。
2025年2月1日 19:42
船井総研には、毎年、たくさんの社員が入ってきていました。
伸びる=コンサルタントとして大成する若手社員には、ある特徴があります。
圧倒的激務のなか、
入社1年目の様子を見ていれば、だいたいわかります。
それは、2つ。
1)クライアント先や、新規の問い合わせなどで、かかってくる電話。
先輩がしている電話の受け答えを、自分の仕事をしながら、じーっと聞き耳を立てている。
2)上司や先輩の言葉や動きを、そっくりモノマネして、遊ぶ。
これをしているスタッフは、コンサルタントとして成功しました。
1)電話の受け答え=コンサルタントの成功イメージを観察する。
2)モノマネ=上手い下手に関わらず「やってみる」という行動力。
一生懸命、言われた仕事をこなす社員、
社内表彰される社員が、伸びるわけではない。という事実を、私は知っている。
成功例の「観察」
やってみる「行動」
「生きる術」を手に入れる方法は、
前回ブログの「裏アイテム」を手に入れる方法と、要素は同じなのです。
他の人が持っているのを見て、=観察力
店員さんに尋ねてゲットする。=行動力
「あれ、僕も欲しい。どうすれば、もらえるんですか?」
「あれ」を探す=良いものを探そうとする意志と観察=「電話の観察」
「どうすれば、もらえますか?」=言ってみる、やってみる行動=「先輩・上司のモノマネ」

もうひとつ、つけくわえるならば・・・
土日も休みナシ。週に1~2日は会社に泊まり込み。帰るのは終電かその1本前。
今で言う「ブラック」な職場。
その極限のなかでも、
夜な夜な、先輩や上司の「モノマネ」で、笑える。笑わせる。
そうゆうところも、大事な要素だったのかもしれません。