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右脳でとらえて、左脳で考察。好き・売れている原因は?

ポテトチップスは、大きな1枚ものよりも、
粉々に割れて、底のほうにたまっているものが好き。

マロングラッセも、栗の形をしたものよりも、
砕けた小さなものが好き。

梅、ポテトフライ、鶏肉、マーボー豆腐の豆腐、、
これに同じ。
大きな立派なものが、最後に残ってしまう。

だから、最初から「壊れ」商品を、購入する。
(各種「つぶれ」「割れ」・・・を発明した人は、名人だと思います!!)

この好み・嗜好は、何故でしょう??
貧乏性?

それもあるけど、
根本原因は、
『1ピースの面積に対して、塩や砂糖、調味料の比率が大きくなる』いうこと。
つまり、濃い味付けが好きなのである。
それと、一度に、何層も噛めるミルフィーユ食感・笑

「これ、気に入っている」
「これが、好き」
「これが、売れている」という感性=右脳でとらえたことを、
科学的に理性=左脳で考える。

経営やマーケティングに通じる訓練を、日常生活でも。


追い詰めすぎず、やりたいことを通す。反作用のモンスター

家康は、戦国武将のなかでも「家庭環境の悪さ」トップクラスである。

祖父・父と、2代連続、家臣の裏切りで、殺されているだけではない。
三河一向一揆では、自分も家臣に裏切られている。
母は、別の男に嫁いでいる。
自分の妻も、息子・信康も殺す。。
普通の人が「社会性秩序」を優先したとき、大事なもの=「情」を差し出した。

それが、家康という「真っ当・反作用」モンスターを生んだ。

家康の平和実現のための根本は、
過去は問わない、信仰にも踏み込まない、行動だけで管理する。
他人の全部を侵害しない。
他人を逃げ道なく、追い込む。やりすぎて恨みを買うと「破綻する」と学んでいる。

信長に支配された側の経験が活きている。
祖父・清康も急拡大中、家臣を追い詰めすぎて、殺された。

勝ち過ぎないことが大事、平和のためには不断の努力を惜しまない。
落としどころが上手い。
自分のやりたいことは、通す。
が、相手にもやりたいこと、思うこともさせる、追い詰めすぎない。
権力を持っても、自分の勝手をしない。
が、相手にもやりたい放題させない。
線引きはどこにするか?
これを、丁寧に探すのが政治というものである。


出張先での晩御飯・・・
肉、食べたい!でも、健康も大事にしたい・・・
「落としどころ」は、豚汁@スペアリブ入り、で。


その無駄な経費は、20倍の売上効果に値する。慎重に使いましょう。

会社を1年間経営して、
利益を残せる「黒字会社」は、世の中の会社のうち、40%未満と言われている。
半数以上の会社が、赤字(マイナス)経営です。

その黒字企業のなかでも、
売上に対して5%の利益が出ていれば、まず合格点。
10%以上の利益なら「優秀な経営をしている」と褒められます。

無駄なお金を使うことは、利益がそのまま、無くなってしまうことを意味します。

たとえば、
・売れない商品を仕入れること、それに責任を持たないこと。
・自分の快適のために、電気・水道・通信費を、使い放題にすること。
・効果のない有料の募集広告を、出しっぱなしにしていること。
・ダメな人材を入社させてしまう、あるいは、
 ダメなスタッフに教育させることにより、数か月の短期間で辞める人物の人件費。
・効果のない販売促進。
・不採算の店舗を、損切りせず、ダラダラ続けること。
・無駄な人件費、残業、シフトに入り放題にされていること。
・不注意、怠慢による、弁償費・修繕費。
・銀行に払っている金利、手数料。。。

これらの「無駄金」がなくなれば、全て「利益」となります。
つまり、年間利益率が「5%」で、合格ラインということは、
逆算すれば、「撲滅できた無駄金」の20倍の売上を上げたこと。と、
同等の成果なのです。

不良在庫(商品)を10万円なくせば、(20倍の)200万円の売上を上げることと、同じ。
無駄な人件費を30万円減らせば、(20倍の)600万円の売上を上げることと、同じ。
無駄な水道光熱費、通信費を20万円削れば、(20倍の)400万円の売上を上げることと、同じ。

数百万円の売上を上げることが、どれだけ大変か。。
経費は、20倍してみてください。そうゆう視点で現在の出費・無駄を考えてください。

そらそうよ、おーん、普通にやるだけよ、
負けるときは、普通のことができてない。そうゆうことやんか。

岡田監督も、きっと、そう言います。

先日の「達人同士のライン」ブログの丁寧な解説をしました。


スーパーカスタマーたれ。消費者でありながら、販売者の感性を磨く

前回ブログの根底にある原則。

自分が「消費者」となって商品を買うとき、
絶好の勉強の機会である。

消費者の立場になれる。
カスタマーの立場から発想できるようになるチャンスです。

まわりを見て、誰が、何を買っているか?
それは、何故なのか?
スタッフさんは、どんな接客をするのか?
凄いな!と思う点、不満に思う点。
この店が、支持されているポイント。。

「買い」ながら、
自分の仕事で扱う商品を「売る」ときのことを考える。
買い手と売り手、両方の立場になってみる。

ここが、たいてい「分離」する人が多い。
単なる「消費者」で終わる。
「消費だけ」に楽しみを見出していては、資本主義の奴隷になるだけである。

消費者として買いながら、
立場を置き換えて、
自分の仕事で扱っている「商品」を売ること=生産・販売することも考える。

買い手になれば、売り手にして欲しいことが、わかる。

こうゆう消費できる人のことを「スーパー・カスタマー」と呼ぶ。

 
前回ブログの場合、
「接客レベルの3段階」を知ったうえで、
自分がコンサルティングの依頼を受けるとき、こんな接客ができているかな?
と、考える。
「希望の鞄を、全種類、集めて並べてあげる」って、
「他のコンサル会社のことも比較して、教えてあげる」ってことだよなー。とか。

クライアント先のスタッフさんは、こんな接客ができているかな??
どこを、どう変えれば、できるかな??とか、考える。

たとえば、
ホテルでのお食事。この雰囲気の良さの理由は、何か??

天井が高いって、いいよなー。
店内に緑があるって、いいよなー。
外の景色とつながってるように感じるのは、いいよなー。
円形のレイアウトや、適度な段差も、理由かな?

こんな感じで、十分なので、初めてみては?


接客3グレード「なぜ?何に使うの?お困りごとは?」

仕事用の鞄を求めて、
百貨店のビジネスバッグコーナーに行ったとき、
接客を受けてみて、勉強になったこと。

<私の要望>
・出張にも使える大容量「3WAY=手提げ、肩掛け、リュック」が欲しい。
・毎回「肩掛けベルトと本体をつなぐ器具が壊れてしまうこと」が、問題点。
・ブランドはどこでも良い。どのメーカーでも良い。
・軽くて丈夫。見た目も、かっこいいものが欲しい。

接客スタッフ・一人目
【言葉遣いだけで、逃げだしたくなるスタッフ】
「気になるもんがあったら、ゆうてねー」と、声をかけてきた。
「あ、はい~」と言って、逃げるように、この店員のもとを去る。
本当は、売場自体から去ってしまいたかった。
・・・
ここ一応、百貨店でしょ。百貨店も人手不足か??
しかし、採用してしまってはいけない人もいる。基礎教育も必要だ。
言葉遣い・態度だけで、売上を下げてしまうスタッフがいる。

接客スタッフ・二人目
【自分の売りたいものを、売るスタッフ】
自分で鞄を手に取って調べていると、別のスタッフが近づいてきた。
その商品とブランドの説明を、一生懸命してくれる。
他の気になる商品のひとまわり大きなサイズがないか、聞くと調べてくれた。
が、「つい先週、全店舗から在庫が切れてしまった、取り寄せもできない」
・・・
自分が売りたい商品、客が手にした商品の説明を完璧に行うスタッフ。
標準的な販売レベルは、こんなところであろう。

接客スタッフ・三人目
【相手の要望を聞き、課題を解決するスタッフ】
(帰りに別の店に寄ってみて、それでもなければネットで買おう!
そのときの材料を調べておくために、少しだけ、さっき見た商品を確認しておこう)と見ていると、
別のスタッフが、説明をはじめた。
「誰が、どんな目的で使うバッグですか?どうゆうことで、お困りですか?」と聞いてきた。
そして、各ブランドの売場の中から、3WAYの大容量バッグを、すべて集めてきてくれた。
手元で、金具部分の強度を中心に、軽さ・素材感・収納力。。比較して、調べることができた。
・・・
結局、このスタッフさんから、買うことになった。
相手の今、解決したいこと。背景を知ること。そのうえで、選択肢を提示してくれること。
平均よりも少しだけ高い収入を得たいなら、(会社的に、ネット通販に負けなくないなら)
これくらいの接客はしければならない。


新しい相棒と、本日も仕事です。





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