2019年10月6日 20:04
白洲次郎さんは、
世俗に影響されることなく、世俗と関わり、
「プリンシプル」=原理原則に則り、生きたことが
「カッコいい!」のポイントだ。
「判断の正確さ」「先見性」「ものおじしない姿勢」
「爽快さ」が、かっこいいのである。
でも、唯一、共感できない部分があった。
それは、白洲さんが、大貿易商の次男坊に生まれ、
高校生でイギリスに遊学し、
親に買ってもらった車を乗り回していた。
実家は、昭和恐慌により倒産しても、
財産や豪邸等は残るほど富豪・・という点。
そもそも金持ちの家に生まれ、育ちが良い点に、共感できない・笑

つまり、結局、白洲次郎の生き方ができるのは、
「イギリス留学」で、英国紳士の流儀を体得しているからであり、
何をやっても、何を言っても、
「食べるに困らない」という生活面の余裕があるからである。
そうゆう「ゆとり」が背景にあるから、
正論や原理原則を通せるのだろ??という、私の見解。
完全に、貧乏人の「やっかみ」である。
しかし、
これは「真実」でもある。とも思っている。
世のため人のために、仕事しなければならない人間、
特に「誰かの人生の多くを背負うことになる」仕事を行う人間は、
自分たちが「食べること=収入」を気にしていては、優れた判断はできない。
自分が食うこと、自分の身内が食うことから、
物事を考えるようになってしまうと、
私情が身動きの邪魔をする。
※
ちょうど、関西電力の幹部が、
原発の町のエライ人から金品をもらっていた・・というニュースがありました。
白洲さんは、東北電力の会長も務めていたこともありました。
さて、もし生きていれば、どうゆう反応をされるのかな?
2019年9月1日 23:21
サルミアッキ・後日談・・・。
とある、クライアント様の幹部会議では、
毎回、参加メンバーが、飴やビスケットを持ち寄り、机の上に置いて、
つまみながら、会議をしています。
その中に、そ~~っと
「サルミアッキ」を、しのびこませておきました!

誰か、食べないかなーーーなんて、ドキドキしながら、見ていました。
でもそこは、警戒心の強い幹部たち。
誰も、引っかかることは、ありませんでした。
種明かしをして、食べてもらうと、
7人中6人が「おえーーー」「マズイ!」との感想。
しかし、この会社のナンバー2の部長さんだけは、
「ん?これ、うまいやん!」と、パクパク食べ始めたのです。
「俺には、バイキングの血が流れとるんちゃうか!」なーんて。
え?あれれ?
そんなに、美味しいのかい??
ということで、私も、もう一度、食べてみました。
すると、あら不思議!
「まあまあ、美味しい」と、感じるようになってきたのです。
ちょっと強がりが入っていたかもしれません・笑
でも本当に。。
事務所では、1個食べるのが、やっとだったサルミアッキを、
私も、パクパク、食べれるようになったのです。
これは、以前のブログでもご紹介した「プラシーボ効果」の一種かな?
プラシーボ効果とは、偽物の薬でも、
優秀な医師から処方されて、
「効果がある」と信じ込んで飲めば、実際に、病気が治る。という心理効果です。
部長の言動によって、
「肯定的・自己暗示」がかかり、不味いものも、
美味しいと感じるようになったのです。
組織には、
この部長さんのように
「肯定的・自己暗示」をかけてくれる「太陽」のような人が、
とても重要です。
その周りに、私のように「単純脳」で「肯定的・自己暗示」にかかりやすい人がいると、
全体が、前に進み始めるのです。
誰もが「これは無理だ・・」と感じる
困難な案件に、ぶつかったときでも、
「いや、いけるよ!大丈夫だわ」という「光」を発する人がいて、
「あら!そうかもしれないな・・・」「やってみよう」と、単純な脳で、続く人がいる。
経営者や、幹部は
できることなら、「肯定的・自己暗示」をかける人になって欲しい。
最低でも「肯定的・自己暗示」にかかりやすい人であって欲しい。
2019年8月2日 22:32
今週は、特に、たくさん頑張ったから・・・
恒例の「ご褒美」を・・笑
仕事帰り、新幹線車内で食べるためのお弁当を購入しました。
本日は、老舗すき焼き店のお弁当に、決定!

このお店のスタッフさん、お会計後、
「本日深夜1時まで、美味しくお召し上がりいただけます」
と、賞味期限を伝えていました。全てのお客様に。
一般的なお弁当屋さんでは、
「賞味期限は、本日深夜1時までとなっております」です。
さすが・・・老舗店でも、あぐらをかいていない。。
たった一言、添える言葉をアレンジするだけで、
お弁当の「価値」も、会社の「価値」も、グーーン!と上げることができる。
言葉は費用をかけずにできる、販促ツールです。
今は、少しの差かもしれないけど、
数年かけると、大きな差になる。
これを、私は「分度器の法則」と名付けています。
起点部分では、小さな角度の違いでも、
横軸にスライドすればするほど、縦軸の幅が広がってゆきます。
「ご褒美」を買ったつもりが、
もっと大きな「ご褒美」をもらうことになりました。
さて、
クリーニング店で、どう実行しましょうか?
お引取日の伝え方を、「プラス言葉」で!
2019年7月7日 22:03
始末(しまつ)という言葉には、色んな意味がある。
1)「始末をつける」物事の終わり、片付け。処理。
ワル者が「さっさと始末してしまえ!」って、使ったり、
「始末に負えない」や「始末が悪い」とも使う。
2)「始末を見守ろう」初めから最後までの顛末。事の成り行き。という意味もある。
3)「挙句に、この始末かよ」良くない結果。を示す場合も。
大阪では、このようにも使われる。
もしかしたら、全国的には、一般的ではないかもしれません。
4)「始末する人」倹約する人。無駄遣いせず、生き金を使う人。
当社のスタッフは、私が何も言わなくても、
社内用のメモ用紙を、雑紙をリサイクルして、こう使ってくれている。
「始末する人」「始末できる人」だ。

この一事は、万事を示す。
全てにおいて「費用対効果」を考え、動いてくれる。
とてもありがたい。
だから、会社に利益が残る。還元もできる。
社会情勢がどうなっても、
安定的に、お給料を払い続けることができる会社を作ってゆける。
自分が一人前以上の仕事ができていないうちから、
ラクして稼ぐこと、
権利の主張が多い人は、
うちの社風にあわないから、入社しないほうが良い。
2019年5月25日 21:20

当社・大阪北浜の事務所より・・・
中之島公園のバラが、見ごろ。
今が、一番、素敵な季節です。
今年のクリーニング業界は、
3~4月の出足が悪く、5月で挽回中。。という売上状況が多いのではないでしょうか?
毎年、お伝えしていますが、
繁忙期後半=5月~6月に、強いのは「地力の有るクリーニング店」
3月、4月のマイナス売上を、
5月の何日の時点で、カバーできたか?
6月の何日の時点で、カバーできそうな見込みか?
今年は、地域によって、大きく寒暖差がありますので、
それぞれの地域によって、この「合格ライン」は、異なります。
そして、
「とある」取り組みを実施しているかどうか?で、
売上に10%~20%の違いが、出てきています。