top > 会社と愉快な仲間たち > 続・高校に入学して驚いたこと。「補習」と「才能」


New!!続・高校に入学して驚いたこと。「補習」と「才能」

高校1年生の1学期終了時、
夏休み期間中、学校で開催される「補習」のプリントが、全員に配られました。

希望者は、1回1000円を払って、
先生の授業を受ける。というものでした。

私は、参加しませんでした。
「補習??
 やっと高校に入学できたものの、勉強についてゆけなかった、
 可哀想な子ら=つまり、落ちこぼれが行くんやろ?
 オレ、そこそこええ成績やから関係ないし~。
 夏休みまで、学校に行って勉強するのは嫌やー」
と、このような理由でした。(まあ、普通の感覚だと思っていましたが・・)

高校2~3年生にかけて、成績が順調に下がり、
「500人中400番台の常連」となってから、はじめて知ったことですが・・・・
この高校における「補習」とは、
成績の悪い子が行くのではありませんでした。
普通~優秀な子が「より良くなるため」行くものでした。

だから、落ちこぼれてから、堂々と「補習」に行っても、まったくついてゆけません。

成績優秀な子こそ「補習」に行く。
正規授業では足りない部分があると、自ら認識し、補うための別の授業を受ける。

この常識には、じんわり驚きました。
(いや、やっぱり、違うわ~~)
(それ、早く教えといてよ~~)

つまり、高校を一定の「達成点・滞留場」としていた私と
高校を大学・社会人への「通過点・錬成場」としていた子たちと。その違いです。

・・・・
1年生のあのとき、夏休み前のプリントを無視したこと。
このレベルの「常識」を知ろうとせず、目をそむけたことは、
結構、人生の岐路だったかもしれません・笑

・・・・
だいたいね、
この「補習」という呼び名が悪い!!
もっとポジティブなネーミングにしておいてくれたら、
参加したかもしれないのに。。
と、すぐ他人のせいにする。


二度と同じ過ちを繰り返さないよう、同級生たちと大人の授業を受けました。

あと、もうひとつ・・・
あまり勉強しなくても、授業を聞いただけで、
理解できる成績の良い子が、いっぱいいることにも、驚きました。

同じように部活をしていて、同じかそれ以上に遊んでいるのに、
何で、お前たち、そんなに成績がええねん!って、友達がいました。
頭脳の「性能」が違うのです。

自分は、そうじゃない。だから、
ちゃんと地道にやらなきゃダメだな・・・と。

「補習」に「才能」に・・・
レベル高い系の集まりの中、自分の位置を理解して、再出発。

自分はどんくさいから、一生懸命、努力しなきゃだめだ。と。



コメントは受け付けていません。



TOPへ戻る