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「なんとか・ファースト」への違和感 ~その先へ

多くの場合、「身内」がファーストとなるわけです。
すると、長期的な戦略でなく、短期的な戦略をとる。

目の前の得をとる。ということになる。
長期的なメリットというのは、
次の世代、あるいは、それ以降に繰り越しとなる。
自分たちの知った話ではない、と。
他に危機があろうと、
自分たちが、安全で得して居心地よければ、それでよい。という考え方になる。

「ファースト」をかざす人、
「政治力」のある人、というのは、必ずしも、全体のことを考えているわけではない。

権力を維持、延命しようとする。
楽しく、誰も不幸にせず、無理もせず。
しかし、その先には、滅亡がある。

じゃあ、キミは、何ファーストだよ?
って、言われたら、ない。
それがないほうが良いと思っています。

敢えて言うなら、
「一人でも多くの人の幸福」である。

近江商人の「三方よし=売り手よし、買い手よし、世間よし」の精神である。
「政党よし、国民よし、国家よし」
「子供よし、大人よし、老人よし」
「今よし、5年後よし、50年後よし」
↑しかし、こうゆうのは選挙ではウケない。

「俗なもの」を理解しながら、
「知識や理想や能力や柔軟性」も持ちながら、
時代に合わせて、かつ先を読んで、
より多数者の幸福を実現していく。

やるんだよ!って言ったら
おお!やろうぜーー。って、なるようなリーダーが必要です。


ちなみに「ファースト」は、対象が明確でなければ、効力を発揮しない
「都民」「アメリカ」・・と。「日本人」は、まだマシ。
「生活者」は、不明確すぎる。
誰も(私は生活者だ)と思って生きてないでしょう。

あえて、
もし立民からコンサルを依頼されたら・・・
今回の選挙は、「株を持っていない国民ファースト」とでも、書き直してやるけどなー。
(株価は○倍になりました、カネを刷ったからそうなった、副作用が物価高です。
 株を持っている人は多少の物価高もいいでしょう。でも、株を持っていない人はどうですか!日経平均5万円が関係ありますか?)
対立構造を煽って、それに準じた公約を掲げて、議席を得る。
妄想コンサルでした。


扇動演出者か、価値創出者か。能力の違い

A:議席数を確保すること。=選挙に勝つこと。
B:日本が良い国になること。=問題を解決すること。未来をつくること。

この二つは、似ているようで、別物である。
本質的には「同じであるはず」なのですが、そうでない。
Aだけが異常に突出して上手な人がいる。
もっとも、極端な例が詐欺師である。


今回の衆議院選挙に打って出た判断は、
「A:議席数を確保する」という一点においては、戦略として正しいだろう。
しかし、
それは同時に、
「就任してすぐ、支持率が高いうちに解散すればよい」という安易な前例を残す、
危うさも孕んでいる。

余談・・・今回の選挙で勝つ、ということは、
相撲で言えば、立ち合いの変化(当たらずよける)で勝つようなもの。
バスケで言えば、インチキ速攻(守備に戻らずゴール前で待つ)でシュートを決めるようなもの。
勝てばよい、決めればよい、もちろんルール内だが・・・尊敬はされない。

 
これは商売でも同じである。
たとえばフランチャイズビジネス。

A:FCの入会者数を増やすこと。=集客すること。
B:FCに入会した人が儲かること。=継続的に利益を生み出せる、事業として成功させること。

これもまた、長年見ていると、
別物であることが多数である。

入会者が増えることと、
入会者が幸せになることは、必ずしも一致しない。

A:短期の数字を追う能力。人を信じさせる演出者。
B:長期の価値をつくる能力。人から信頼される実践者。

両方を兼ね備えなければならない。

私は、個人としては、圧倒的にBである。
が、仕事として、Aをしたい人のプロヂュースも行うし、
Bとなるための設計・サポートも行う。





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