2023年9月9日 20:56
応援してもらえるようになるには、
まずは、自分が、自分の所属している組織について
「このチームは、最高だ!」
少なくとも「かなり満足している」と、言えなければならない。
「このチームは最高だ!」という人が所属しているチームのことを、応援したくなる。
昔、幼少の我が子に、伝えたことがあります。
・・・・確か、小学校のクラス替え後、不満を漏らしていたんだと思います。
「ええか、自分の所属している団体のことを、悪く言うな。自分自身をダメ人間。と言ってるのと同じやぞ」
「ダメと思うなら、自分たちで良くする。ダメを良くする面白さもある。全ては自分の考え次第なんや」
「それができないなら、現状を楽しみ、自立する力量が不足している。と、認めろ」
「そのうえで、自分の力量、相応の環境に、所属を変われば良い」
「しかし、また、不満を漏らして、同じことを繰り返すだけになる可能性が高い。覚悟を持って別の場所に移れ。
でないと一生、そうやって生きてゆくことになる、キミはどっちの道に行く?」
校区内の地区。
クラブ、部活動。
学年内でのクラス。学年自体。
塾、習い事。
そして、小・中・高、学校自体。
大人になると、会社。社内の部署。。
人は、何らかの組織、団体に属して、生活してゆくことになる。
高校には、口コミ情報サイトがある。
在校生や近年の卒業生が、評価を書き込めるようになっているサイトである。
甲子園決勝の2校。
周囲から大きな応援を受けて優勝した慶應と、準優勝の仙台育英を調べてみた。
5点満点中
慶應 4.4(神奈川県3位)
仙台育英 2.8
(まあ普通の生徒は書き込みしないだろうが・・・、ただ母数が集まれば傾向はつかめる)
自分の学校に、1点とか2点とかをつける生徒がいる。のである。


やはり、
自分たちの所属組織への評価、満足度は、
周りから応援されるかどうか?と、比例する。相関性がある。
甲子園での応援が凄いものとなった根本は、ここにあるのではないか?
ただの野球の「応援」から、こんなところまで、調査されて、決めつける。笑
面倒なオッサンの横暴である。
が、真理である。
さて、
店舗は、どうですか?
会社は、どうですか?
そうゆう「教育」をしていますか?
そうゆう「環境」を与えていますか?
「応援される」とは、お客様が支持してくれる=お金を払ってくれる=売上が上がる。
ということです。
自分のチームが「良いものだ!」と満足して、
楽しそうにしているスタッフがいる会社を応援したくなる=お金を払いたくなるものです。
2023年9月3日 20:52
(前回からの続き)
そんなこんなで、、、
あの慶應高校の凄い応援には、そうゆう背景もある。
100年以上の歴史を持つ「愛校心とプライド」あふれるOBたちのパワーが爆発した。
それが、慶應の部外者にも「伝染」した。
アルプス席が、楽しそうに盛り上がっていると、
外野席、内野席の部外者も「自分たちも参加したいなあ~」って、なる。
「お祭り」は、見るだけよりも、参加したほうが、面白い。
世間で言われている、大きすぎる応援の「是非」の問題よりも、
私は「原因」が気になる。
原因がつかめれば、
別チーム、あるいは、自分や自分の関係者のところで
あのような応援を「再現させる」ことができる。
応援が「目的達成のために効果を発揮した」のだから、
今後、再現できれば物事を優位にすすめることができる。
自分が賢くなり、自分に関わる人のメリットになること。
それが、関心事である。
ここからは、想像と仮説
↓↓
「楽しそうだな、参加したいなー」と、大衆の気持ちが熟したタイミングで、
・外野席、内野席に、慶應のメガホンが配られたら・・・
・「暑いでしょう、慶應からです」と、差し入れのジュースやアイスでも配られたら・・・・
応援に参加したくなる。
慶應OBは、莫大な資金力があり、寄付してる。
・それとも意図的に、内外野席に、OBが散らばったのか??
仙台育英も、こうして対抗しようとしていた。
このプラカードは、試合前に準備して作っていたものか?
急遽、試合中に作ったものか?

須江監督は、この事態を事前に察知していたのか、
前日には「東北から応援をください」とのコメントを発していた。
ただ、、応援してもらいたいなら「お願いする」のではなく、
「参加したくなる雰囲気」を作ることのほうが大切である。
大衆心理を科学的に。
2023年9月2日 20:18
クライアント先の社員さん。前職・船井総合研究所の後輩たち。
クライアント先・社長のお父上。お取引先スタッフさん。。
「慶応大学」出身の方々と、関わることがあります。
慶応は、他の大学とは、ちょっと違うわけです。
まず「大学」ではない。
「塾」なのである。慶應義塾大学。創始者・福沢諭吉以来、
「学生」でなく「塾生」と呼ばれ、卒業生は「塾員」である。
そこにもプライドがある。みたいである。
塾員(OB)のネットワークは、広く深い。
塾員同士というだけで、信用されて、優遇されあう(三田会という組織です)。
医学部があるから、命まで助かる可能性が高い。
(と、勝手に想像している。早稲田との卒業生寿命比較のデータがあれば裏付けになるんだけどなー)
ちなみに、クライアント先社長のお父上は、
「義塾ではね・・・」「彼も、義塾の出身で・・・」と、仰る。
「慶應」とも「大学」とも、言わない。
【ギジュク】なのである。
「おぉー、めっちゃ、カッコイイなあー!」って、シンプルに感じる。
慶應出身の知り合いの共通点は、
一見、控えめで、優しいジェントルマンが多い。でも、芯が強い。
そして、私が、ズゲズケと絡んでゆくと、
私にあわせて「面白さ」を、無限の引き出しのように出してくれる。
人にあわせて、多様に対応してくれる。そうゆう人が多い。
「ライバル」と言われている早稲田出身の知り合いもいる。比較すると、
早稲田の方々は「太陽」的である。個性的で、自ら発するタイプが多い。
慶應の方々は「月」的である。他との調和を図り、照らされて才能と存在感を発揮し、他を活かす。
慶應では、スポーツだけできる。ということで、特別扱いはしない。
(してるかもしれないけど、他の大学内よりも、ずーっと厳しい)
この夏の甲子園では、
あの清原の息子君は「留年」していた。
3年生だけど、まだ2年生。高校球界では異例のことである。
数年前には、
プロ野球にドラフト1位指名され、WBCにも呼ばれるほどの逸材投手が、
慶應義塾大学をスポーツ推薦で受験したけど、落とされた。
一般的には、どの有名大学でも推薦入試なら、野球さえできれば「100%合格」である。
慶應は、やっぱり、違うのである。
清原君の登場シーン・・・・
<野球マニアのあるある>
甲子園で強打者が、チャンスで登場するときは、
必ず、このアングルからの撮影になる。

バックスクリーンは、、
違う!こうじゃなくて、

もっと、こう名前の部分を、ぐーーっとアップにするんだよ~!
アナウンスと大観衆の拍手にあわせてね。
私も、一度は、撮られてみたい、憧れのシーンです。
・・・アナウンスにあわせ、バックスクリーンを映す「溜め」を作り、
どうゆうタイミングで、どんな風にバッターボックスに入れば良いか。。ちゃんと研究&計算しております・笑
(続く)