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無人販売の行方。勝手に妄想、未来予想

餃子の無人販売店は、これから、どうなってゆくのか?
本当に、空き店舗となり、我がクライアント先の出店場所となりえるのか?

先読みすれば、こんな仮説となる。
1)最終的には、本当に旨い店舗。単品での商品力に優れた店舗しか、残らない。
2)出店第一主義。で店を出したものの、立地選定が甘かった店舗から、潰れる。
3)価格破壊が起こる。現在、横並びの36個1000円が、42個1000円!が出現する。
4)単品で勝負できなくなり、複数商品を扱うようになる。
5)リピーターの重要性に気づき、顧客リストを集めるようになる。

スーパーの冷凍餃子に、勝てているのか?
一番、旨い無人販売餃子は、どれだ?
どの店から、潰れてゆくか??

全種類を、買ってきて、食べ比べをしてみる。
結果、一番おいしかったのは、この餃子である。(私的見解)

この餃子の地元・宮崎県(昨年、餃子消費量・日本一)のクライアント様に聞いてみると、
「ああ、ありますねー」「そんなに美味しいですか?」という、意外な反応。

なーーにーー!?
これが「普通」なのか?? 
ならば、もっと凄い奴らが、この地に存在するのか??
聞けば、この地では、あの「餃子の王将」が、数年で撤退したとのこと。

餃子無人販売店・・・
私が、これからやるなら、宮崎8大餃子・無人販売店だな。(浜松、宇都宮版も作る!)
宮崎の穴場人気店のラインナップ。半年単位で売上下位店舗は、入れ替わり。
そして、通販も絡める。

曲がり角、リスクがあるとすれば、インバウンドの回復だ。
海外から来日する、あの方々を相手に、万引き防止策が、どこまで通用する??
経営者としては不安である。

鳥居&お賽銭箱に1000円を入れる。
なんて、意味が伝わらない。
防犯カメラも、店内メッセージも、通用しない。


無人販売店舗。~万引きロスと泥棒人件費

最近、巷に増えている、冷凍餃子の24時間・無人販売店。
約2年前に、関東エリアで初めて遭遇しました。
その「増殖力=店舗開発力」たるや、感心するばかり、、
ご支援先の出店候補エリアを、先制して押さえられ、何度も苦い経験をしました。

「悔しい・・・」この商売、廃れて、空き店舗にならないか??
(タピオカ屋、高級食パン屋と、同じ運命にならないかな・・・)
他人の不幸を待つ、性悪な根性丸出しで、餃子無人販売店舗を見ている。
そのときは、必ず入居してやる!!
いつか、そのときのために、各種情報を得ながら、ねちねちと観察を続けている。

今や、全国に多種多様な「餃子」ブランドが乱立するようになりました。

どのくらい儲かるのか?
FC募集に関心を持てば、数字も公表されている。
当然、募集が目的なので、良いことしか書かれていないが、
プロが見れば、実際、どんな数字になるのか?
裏付けをとれば、だいたいわかる。

気になるロス率(=万引き、泥棒)も、あるにはあるが、
FC加盟した経営者に言わせると、
「飲食店の人件費を考えれば、その程度のロスは、大した問題ではない」
「稼がないスタッフに、払っている給料。こっちのほうが、よほど泥棒的ですよ!」とのこと。
なるほど、そうゆう感覚か・・・納得である。

ダメ・スタッフと、ダメ・経営者にとっては、
これから、本当に、つらい時代が来るだろうなあ。。
そんな予感の漂う「アナログ・無人販売」の隆盛です。


ちなみに、カラオケ店は、コロナ禍で、ほぼ無人スタイルを作り上げた。
莫大な利益が出る可能性のあるチャレンジだ。
コロナ前は、一生懸命、『飲食の充実で、付加価値売上を!』とか
『ご年配層・主婦層をターゲットに平日昼間の利用の促進を』なんて、やってたけど、完全に方向転換。

受付は無人。飲食メニューは絞り込み。
食事はフロアの置き場に置いておくから、お客様が勝手に取りに行く。
お客様からすれば、これで十分である。
絶好調で歌っているとき、
コン・コン・コンって、業務的なスタッフが入ってこないのは、何より良い!

現在のスタイルは、アルバイト2名(もしかしたら1名?)で、運営できる。
本社一括管理とかしてるんだろうなあー。
コロナによって「強い仕組み」を作り上げて、
客足が戻り、固定費削減の効果が出るのを、虎視眈々と、待っている。


穴熊社長が、会社を潰す。

先日、チンパンジーのブログを書いて、
「動物」つながりで、想起したことがあったので、書き留めておきたい。

会社に出勤しても、ほとんどの時間を会社で過ごす社長のことを、
「穴熊社長」と呼ぶ。
穴熊のように、会社に引っ込んで、出てこない。
穴の中でスタッフが働きさえすれば、業績が回復すると思っている。
穴の中から外をみて、「業績が悪い」と嘆いている。

世間=お客様を知らずに、経営ができるわけがない。
会社の中にいて、「市場」を知ることはできない。

自社をご利用いただけるかどうか、それは、お客様が決めることなのであり、
その結果が、売上となる。

つまり、事業とは、市場活動なのである。
現場で、お客様がお金を払ってくれるに見合う
商品・接客・サービス・空間が提供されているかどうか?
お客様が満足してくれているか、不満はないか?
競合店よりも勝っているかどうか?を、確認すること。

社長は、お客様のもとを、定期訪問しなければならない。
小売店の場合は、店舗に相当する。

社長の真の定位置は、社内でなく、お客様のもと。である。
多くの社長は、このことを知らない。

・定期的に行く。
・前もって知らせずに行く。
・一人で行く。
・お客様の声を聴く、売り込みしなくて良い。
・お叱り、ご要望をお聞きする。

 
私には、大学卒業後、入社した船井総研・船井幸雄会長をはじめ、
若いころに影響を受けたコンサルタントや経営者が、何人もいる。
今は「彼は、ヤバイ・・・もし敵に回すと、俺と同じくらい、手ごわい存在だ」と、
認めるコンサルタントや経営者が、何人かいる。

上記、「穴熊社長になるな!会社を出て、お客様の近くに身を置き、市場活動を行いなさい」は、そのうちの一人・一倉定さんが提唱している有名な原則です。

これだけ書いても、ピンと来ない。つまりは、それを実行しないなら、
本家・本元の書籍をご紹介するので、是非、読んでみて欲しい。

ちなみに、それらの書籍の1冊単価は、1万円である。。
20代の頃、その本を、少しずつ買い漁って読んでいた。
この無料ブログで、素直に感じて、ササッと行動を変えるほうが、お得である・笑





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